JPH0336373Y2 - - Google Patents

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JPH0336373Y2
JPH0336373Y2 JP4471986U JP4471986U JPH0336373Y2 JP H0336373 Y2 JPH0336373 Y2 JP H0336373Y2 JP 4471986 U JP4471986 U JP 4471986U JP 4471986 U JP4471986 U JP 4471986U JP H0336373 Y2 JPH0336373 Y2 JP H0336373Y2
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pressure
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複数の防護区画を放出対象とする粉
末消火設備に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の粉末消火設備を第3図について
説明すると、1はたとえば窒素ガスを圧縮充填し
た各防護区画A〜Dと同数の加圧用ガス容器で、
その容器弁2に接続された導管3が圧力調整弁4
を介して切替弁5に接続されている。6は安全弁
7を備えた粉末消火剤の貯蔵容器で、導管8を通
じて上記切替弁5と接続されている。またこの消
火剤貯蔵容器6には他の導管9が接続され、放出
弁10と分岐する導管11を通じて上記切替弁5
に接続されるとともに、各防護区画A〜Dへ通じ
る導管12と接続され、各導管12は、供給弁1
3を介して各防護区画A〜Dに設置された消火剤
放出用のノズル14へ通じている。15は炭酸ガ
スなどを圧縮充填した起動用ガス容器で、それら
は容器弁16を備え、各容器弁16が各別に導管
17を通じて上記各加圧用ガス容器1の容器弁2
と接続されている。そして上記導管3は、圧力調
整弁4、逆止弁18および蓄圧室19を介して上
記切替弁5、放出弁10、供給弁13を制御する
電磁弁20,21,22にそれぞれ接続されてい
る。なお23は上記加圧用ガス容器1と同様に窒
素ガスなどを圧縮充填したクリーニング用ガス容
器で、その容器弁24は上記導管3に接続され、
また電磁弁25を介して上記導管11に接続され
ている。そして26,27は圧力スイツチでそれ
ぞれ上記導管3、貯蔵容器6に接続されており、
また28はこの粉末消火設備を制御するための制
御盤で、電磁弁20,21,22,25および圧
力スイツチ26,27と電路で結ばれている。
そして火災が発生すると、制御盤28が火災信
号を受信して火災発生区画を判別し、または手動
操作により最初の起動用ガス容器15の容器弁1
6を開き、起動用ガス容器15は起動用ガスを導
管17へ送出しその起動用ガスによつて容器弁2
が開かれて加圧用ガス容器1の加圧用ガスが導管
3へ送出される。このガスは圧力調整弁4で設定
圧力に減圧されたのち、切替弁5から導管8を通
じて貯蔵容器6へ流入して内部の粉末消火剤を攪
拌しながら加圧する。そのため貯蔵容器6内の圧
力が上昇し、その圧力が設定値に達すると圧力ス
イツチ27が作動し、その作動信号によつて電磁
弁21,22が放出弁10、供給弁13をそれぞ
れ制御し、導管3から逆止弁18、蓄圧室19を
通じて導かれる上記加圧用ガスによつて開放され
る。したがつて貯蔵容器6内の粉末消火剤が導管
9,12を通つてノズル14から火災発生区画へ
放出される。また上記の動作から、各防護区画A
〜Dの広さによつて異なる当該火災発生区画に対
応する規定量の粉末消火剤を放出するに必要な所
定の時間が経過すると、電磁弁21によつて放出
弁10が閉鎖され、ノズル14からの放出を停止
するとともに、電磁弁20によつて切替弁5を切
り替え、また電磁弁25が開かれてクリーニング
用ガス容器23の容器弁24を開いてクリーニン
グ用ガスを導管3に送出する。するとこのクリー
ニング用ガスは、上記のようにすでに切り替わつ
ている切替弁5と導管11を通つて導管9に送出
され、さらに導管12を通つてノズル14から放
出され、したがつて導管9,12内に残留してい
る粉末消火剤が除去される。なおこのクリーニン
グの完了は導管3内の圧力低下を圧力スイツチ2
6によつて検出し、その完了信号によつて電磁弁
20で切替弁5が復帰され導管3と8とがふたた
び連通されるが、このとき電磁弁20には蓄圧室
19の圧力が作用する。そしてまた電磁弁22で
供給弁13が閉鎖される。
(考案が解決しようとする問題点) このように従来のこの種の粉末消火設備は、複
数区画分の粉末消火剤を一括して貯蔵容器に充填
し火災発生のつどその消火剤を放出してその放出
量が火災発生区画に対応する規定量に達したとき
放出弁を閉鎖してその放出を強制的に停止させる
ようになつている。したがつて消火剤放出中にそ
の放出量が規定量に達したことを検出する装置が
必要であり、またその検出手段が、加圧用ガスの
圧力および系統各部の処理能力などから、各防護
区画に対応する規定量の消火剤を放出するに必要
な所定の時間を算出し、消火剤の放出開始と同時
に起動されるタイマーなどの計時装置が、上記所
定時間経過後に作動するようにしたものであるた
め、加圧用ガスの圧力変動などによつて消火剤の
放出量に誤差を生じることがある。さらに放出を
停止したとき、そのままでは導管内に消火剤が残
留したままとなるので、消火剤の放出後導管内の
消火剤を除去するためのクリーニングを行わなけ
ればならず、さらにその装置が必要となり、構成
が複雑でまた消火剤放出後の処置に手間がかかる
などの欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は、上記粉末消火剤の貯蔵容器内
を各防護区画に対応する消火に必要な量の消火剤
が充填される容積の小室に区分するとともに、各
小室に対しそこに充填された消火剤を全部放出さ
せることのできる加圧用ガスを選択的に送入し、
また各防護区画ごとに分離され且つ各小室に連接
された上記消火剤の放出路を選択的に開閉するこ
とにより上記のような問題点を解決したものであ
る。
(作 用) 火災が発生すると、当該火災発生区画に属する
供給弁13を開放するとともに、加圧用ガスが粉
末消火剤の貯蔵容器6の対応する小室62へ流入
してその圧力が設定値に達すると、圧力スイツチ
27が作動して対応する放出弁10が開放されて
ノズル14から当該火災発生区画へ消火剤が放出
される。なお上記各小室62には対応する防護区
画の消火に必要な量の粉末消火剤が充填されてお
り、規定量の消火剤が放出されたのちは、加圧用
ガスのみが放出を続け、導管内には消火剤が残留
することがない。
(実施例) 次に本考案の一実施例を示す第1図を第3図と
対応して説明すると、粉末消火剤の貯蔵容器6
は、仕切板61によつて各防護区画A〜Dを消火
するに必要な消火剤を充填するに必要な容積の小
室62にそれぞれ区分され、各小室ごとに安全弁
7および圧力スイツチ27を備えている。そして
各小室62は、その流入側に導管12が接続さ
れ、その導管12には供給弁13、圧力調整弁4
を介して一端に圧力スイツチ26を備えた導管3
と接続されており、また貯蔵容器6の流出側に導
管9が接続され、その導管9は放出弁10を介し
て各防護区画A〜Dに設置されたノズル14と接
続されている。また上記導管3には各防護区画A
〜Dと同数の加圧用ガス容器1の容器弁2がそれ
ぞれ接続され、この容器弁2に導管17を通じて
起動用ガス容器15の容器弁16が接続されてい
る。そしてさらに導管3は、圧力調整弁4、逆止
弁18および蓄圧室19を介して上記放出弁1
0、供給弁13を制御する電磁弁21,22にそ
れぞれ接続され、また制御盤28が電磁弁21,
22および圧力スイツチ26,27と電路で結ば
れている。
本考案はこのように構成され、常時各小室62
には各防護区画A〜Dに対応する規定量の粉末消
火剤が充填されており、火災が発生すると、当該
火災発生区画の信号を対応する電磁弁22へ送
り、また第3図の場合と同様に、その信号で容器
弁16を開き、最初の起動用ガス容器15から起
動用ガスが導管17へ送出され、容器弁2が開か
れて加圧用ガス容器1の加圧用ガスが導管3へ送
出され、その圧力が圧力調整弁4で設定圧力に減
圧されたのち、逆止弁18、蓄圧室19を通つて
上記電磁弁22に加わり供給弁13が開放され
る。したがつて上記加圧用ガスはその供給弁13
を通つて貯蔵容器6の小室62へ流入して内部の
粉末消火剤を攪拌しながら加圧する。そして小室
62内の圧力が上昇して設定値に達すると、圧力
スイツチ27が作動して電磁弁21が放出弁10
を制御し、上記電磁弁22と同様に逆止弁18、
蓄圧室19を通つて加えられる加圧用ガスの圧力
によつてこの放出弁10が開放され、小室62内
の粉末消火剤が導管9を通つてノズル14から火
災発生区画へ放出される。そしてその放出は、小
室62内の消火剤が全部放出されるまで続けら
れ、その後は上記加圧用ガスのみがその圧力がな
くなるまで放出を続ける。そしてこの加圧用ガス
の放出が完了すると、導管3内の圧力低下を圧力
スイツチ26が検出し、その完了信号で電磁弁2
1,22を作動させて放出弁10および供給弁1
3をそれぞれ復帰させる。
なお第1図においては、いつたん復帰したのち
に再度消火剤を放出する場合、すでに放出された
同一の防護区画への放出は不可能であるが、これ
を行う場合、第2図のようにノズル14の前段に
おいて、各導管9に開閉弁91をそれぞれ接続す
るとともに、さらにその前段において、各導管9
を連絡弁92を通じて相互に接続させ、それら各
弁91,92を適宜に選択制御して各導管9相互
の連通をはかればよい。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、粉末消火剤の貯
蔵容器内を各防護区画に対応する消火に必要な量
の消火剤が充填される容積の小室に区分するとと
もに、各小室に対しそこに充填された消火剤を全
部放出させることのできる加圧用ガスを選択的に
送入し、また各防護区画ごとに分離され且つ各小
室に連接された上記消火剤の放出路を選択的に開
閉することにより所望の防護区画に対して消火剤
を放出するようにしたので、従来のこの種の粉末
消火設備のように、放出中の消火剤が規定量に達
したことを検出するための装置や、またいつたん
消火剤が放出されたあとに導管にはその消火剤が
残留することがないので、それを除去するための
装置が必要なく、その構成が簡単になり、また加
圧用ガスの圧力が変動しても消火剤の放出量に誤
差を生じることがなく、消火剤放出後の処置も不
要となるため、経済性、信頼性および操作性にお
いてすぐれた粉末消火設備を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す系統図、第
2図は、第1図における各導管9を相互に連通さ
せたものを示す部分系統図、第3図は、従来の複
数の防護区画を放出対象とする粉末消火設備を示
す系統図である。 1……加圧用ガス容器、6……粉末消火剤の貯
蔵容器、62……貯蔵容器6の小室、3,9,1
2……導管、10……放出弁、13……供給弁、
14……ノズル、28……制御盤、A〜D……防
護区画。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の防護区画を放出対象とする粉末消火設備
    において、粉末消火剤の貯蔵容器内を各防護区画
    に対応する消火に必要な量の消火剤が充填される
    容積の小室に区分するとともに、各小室に対しそ
    こに充填された消火剤を全部放出させることので
    きる加圧用ガスを選択的に送入する手段と、各防
    護区画ごとに分離され且つ各小室に連接された上
    記消火剤の放出路を選択的に開閉する手段を備え
    たことを特徴とする粉末消火設備。
JP4471986U 1986-03-28 1986-03-28 Expired JPH0336373Y2 (ja)

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JP4471986U JPH0336373Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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JP4471986U JPH0336373Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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JPS62157563U JPS62157563U (ja) 1987-10-06
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JP4471986U Expired JPH0336373Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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JP4542670B2 (ja) * 2000-05-19 2010-09-15 ヤマトプロテック株式会社 消火設備の放射ホースのクリーニング装置およびクリーニング方法
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