JPH0336365A - 建築物の外装施工方法 - Google Patents

建築物の外装施工方法

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JPH0336365A
JPH0336365A JP16712889A JP16712889A JPH0336365A JP H0336365 A JPH0336365 A JP H0336365A JP 16712889 A JP16712889 A JP 16712889A JP 16712889 A JP16712889 A JP 16712889A JP H0336365 A JPH0336365 A JP H0336365A
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修一 山口
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Koichi Matsumoto
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Toshihisa Naruse
成瀬 俊久
Kazuhiko Otsubo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビルディング等の建築物の外壁面に塗装、モ
ルタル塗り付け、タイル貼り付け等の外装を施工するた
めの建築物の外装施工方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ビルディング等の躯体表面の外装施工、例えば、
塗装、モルタル塗り付け、タイル貼り付けの各作業は全
て手作業で実施されており、機械化されているものはな
かった。
例えば躯体表面にタイルを貼り付けるには、まず躯体表
面に下地モルタルを塗り付け、その後その表面を平らに
均して下地面を造成する。
そして下地面が乾燥した後、タイルの貼り付け位置をマ
ーキングしたり、基準となる水系を縦、横方向に張りめ
ぐらす。さらにその後、下地の表面にタイルを貼り付け
のための貼り付けモルタルを塗り付け、その直後に水系
に合わせながら一枚一枚タイルをプイブラートと呼ばれ
る加振圧着装置などを併用しながら貼り付けていくとい
った方法がとられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来は上記したように手作業で行なっていたため、作業
効率が悪い。また熟練した作業者や若年齢作業者の不足
も社会的問題となっている。
さらに本作業は不自然な姿勢での作業が伴う缶じゅう作
業の一種であり、これらにより、仕上り精度についても
作業者の熟練度に左右されることが多かった。
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、作業効
率及び仕上り精度の向上を図ることができ、さらに作業
者不足をも解消できる建築物の外装施工方法を提供する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る建築物の外装
施工方法は、躯体表面に上下に離間して腹数個設けられ
たレールの上下一対の1ノールに移動可能にして外装作
業装置を支持し、この外装作業装置に左右方向及び。上
下方向に移動可能に装備した塗装、モルタル塗り付け、
タイル貼り付け等の外装作業手段にて外装作業を行ない
、また上記外装作業装置の上記1/−ルへの設置は、こ
の外装作業装置の上部に、上記レールに接続可能にした
上部レールを転動把F!jさせて吊り上げ機にて吊り上
げ、この上部レールを上下一対のレールの上側のレール
の延長上に接続する位置の躯体に固着すると共に、下側
のレールの延長上に接続する位置の躯体に下部レールを
固着し、この下部レールに外装作業装置の下部を転動係
合することにより行ない、また上下段のレールへの移動
は、上下一対のレールの延長上に固着してある上部レー
ル及び下部レールへ外装作業装置を移動し、その後、上
部レール及び下部レールを取りはずし、吊り上げ機にて
上部レールごと上下に移動し、この上部レールを所定の
位置の上側のレールの延長上に固着し、ついで下部レー
ルを下側のレールの延長上に固着し、これに外装作業装
置の下部を転動係合することにより行なう。
〔作 用〕
外装作業手段は、レールに設置された外装作業装置に対
して左右方向及び上下方向に移動し、これにより、これ
に対向する躯体の表面に対して塗装、モルタル塗り付け
、タイル貼り付け等の外装作業を行なう。また上記外装
作業装置のレールへの設置及び上下のレールへの移動は
、外装作業装置を上部レール及び下部レールへ移動して
、この上部レール及び下部レールごと行なう。
〔実 施 例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
なおこの実施例では、躯体表面にタイルを貼り付けるタ
イル貼り付け作業の例を示す。
図中1はビルディング外壁等の躯体、2はこの躯体1の
外壁表面付近に設けた多数の金属バイブなどからなる足
場であり、この躯体1と足場2の間にタイル貼り付け装
置が配置される。
すなわち、4.4は上下方向に等間隔をあけてそれぞれ
水平に配置されたレールであり、この各レール4は躯体
1に所定間隔をあけて植設した棒状の支持部材5にて支
持されている。
6は上記上下一対のレール4.4に摺動自在に支持され
る本体フレームであり、この本体フレーム6は左右の縦
フ1ノーム7a、7bε、この左右の縦フレーム7a、
7bを結合する上下のガイドフレーム8a、8b及び補
強フレーム9とからなっており、上記両縦フレーム7a
7bの上端部に、上側のレール4に吊り下がり支持され
る吊り下がり支持機構10.10が設けである。
この吊り下げ支持機構10は第5図、第6図に示すよう
になっていて、縦フレーム7a、7bの上端部に車輪ブ
ラケット11が上下動自在に係合してあると共に、この
車輪ブラケット11は縦フレーム7a、7b側に設けた
つ孝−ムギヤ装置12と車輪ブラケット11側に設けら
れ、かつ上記ウオームギヤ装置12のウオームホイール
12aの軸心に螺合するねじ軸13とにより連結されて
おり、ハンドル12bを回転してウオームホイール12
aを回転することによりねじ輔13が軸方向に移動し、
車輪ブラケット11に対して縦フレーム7a、フbが長
さ方向に変位されるようになっている。なお上記吊り下
げ支持機構10.10の一方の車輪ブラケット11を一
方の縦フレームに固着し、他方の縦フレームだけをこれ
の長手方向に変位するようにしてもよい。
車輪ブラケット11には、レール4の上下に転接する上
下の車輪14a、14bがそれぞれ回転自在に支承され
ている。各車輪14a。
14bは軸方向両端にフランジを有していてレール4に
対してはずれることなく係合されるようになっている。
また上側の車輪14aはこれの支軸15に対して軸方向
に係合されている。
そしてこの支軸15は車輪ブラケット11に対して螺合
されており、この支軸15をハンドル16にて回転する
ことにより上記上側の車輪14aが軸方向に移動調整で
きるようになっている。
またこの本体フレーム6の両縦フレーム7a7bのそれ
ぞれの下端部には折り曲げ脚17a。
17bがそれぞれ対向内側方向に折り曲げ可能に、かつ
直立状態で固定可能に取付けられている。この各折り曲
げ脚17a、17bは伸縮自在に、かつ伸長方向にばね
付勢される構成となっており、かつその先端に、下側の
レール4の上面に転接する車輪18が支承されている。
この車輪18は上記上側のレール4に転接する上側の車
輪14aと同一の構成となっていて、ハンドル1つを回
転することにより軸方向の位置が調整できるようになっ
ている。
20は左右方向スライドフレームであり、この左右方向
スライドフレーム20は本体フレーム6の上下のガイド
フレーム8a、8bに摺動自在に支持されている。そし
てこの左右方向スライドフレーム20の中間部にはナツ
ト部材21が・:れの軸心を左右方向に向けて設置りで
あり、このナツト部材21に、本体フレーム6側に回転
支持された送りねじ22が螺合されている。
送りねじ22の一端には送すモータ23が連結してあり
、このモータ23を駆動することにより送りねじ22が
回転されて左右方向スライドフレーム20が左右方向に
移動されるようになっている。
24は上下方向スライドフレームで、この上下方向スラ
イドフレーム24は上記左右方向スライドフレーム20
の前側(躯体側)に上下方向に摺動可能に取付けられて
おり、かつこの上下方向スライドフレーム24の背面側
にはモータ25にて回転駆動するねじ軸26が設けてあ
り、このねじ軸26に上記左右方向スライドフレーム2
0の前面に設けたナツト部材20aが螺合してあり、上
記モータ25を駆動することにより、ねじ軸26、ナツ
ト部材20aを介して上下方向スライドフレーム24が
左右方向スライドフレーム20に対して上下動するよう
になっている。
上記上下方向スライドフレーム24の前面側には、タイ
ル収納枠27が前側へ離間させて取り付けである。この
タイル収納枠27の前面には上下方向に多数のタイル収
納窓28を有しており、また両側面にはこの各タイル収
納窓28ヘタイル29を挿入するタイル挿入窓30が設
けである。タイル収納窓28はタイル29が前方へ平行
移動により突出可能な大きさになっている。また上記各
タイル収納窓28の背後にも開口部31が設けである。
また上記各タイル収納窓28にはここに#IR人された
タイル29を垂直に仮保持する弾性体にて構成した支持
部材32が設けである。
上記上下方向スライドフレーム24とタイル収納枠27
との間に、タイル押し付けけ装置33が上下方向スライ
ドフレーム24に沿って上下動可能に、かつ前後動可能
に取付けである。
すなわち、上下方向スライドフレーム24の前面には上
下動テーブル34が上下動可能に設けてあり、この上下
動テーブル34上に上記タイル押し付け装置33が前後
方向に移動可能に搭載されている。そして上記上下動テ
ーブル34は上下方向スライドフレーム24の上下に設
けたプーリ35.36に巻き掛けられたタイミングベル
ト37に連結してあり、一方のプーリ3Bに連結したモ
ータ38を駆動することによりタイミングベルト37に
て上下動されるようになっている。
またタイル押し付け装置33は上記上下動テーブル34
に対して前後動のシリンダ39にて前後動されるように
なっている。
タイル押し付け装置33は第8図に示すよううに先端に
吸引器40aを取り付けた作動軸40cと、この作動軸
40cを軸方向に振動する加振器40bとからなってい
る。上記吸引器40aには図示しないパイプを介して吸
引器が接続してある。
また上記上下方向スライドフレーム24の前面には、上
記タイル収納枠27の前面に対向するモルタル塗り付け
器41が上下動可能に取付けである。このモルタル塗り
付け器41はタイル収納枠27の各窓28の前側に対向
するモルタル吐出器42と、これに接続管43を介して
接続された基台44とからなり、このU器44が上下方
向スライドフレーム24に上下方向に移動自在に係合さ
れており、かつベルト44a、プーリ44b、44c及
びモータ44d等からなる昇降装置のベルト44aに連
結されている。
そして上記モルタル吐出器42は接続管43、基台44
を介してモルタル圧送管45に接続されている。
本体フレーム6の左右の縦フレーム7a、7bには、上
記タイル収納枠27の両側面に対向するタイル供給器4
6a、46bが固着してある。
この各タイル供給器46a、46bは第9図、第10図
に示すようになっていて、上端が、タイル2つが水平状
態で入る形状に、また下端部が、タイル29が垂直にな
る形状になっており、かつこの上下部は湾外状に連続し
ていて、水平状態で投入されたタイル29は落下する間
に垂直姿勢となるようになっている。そしてこれの下側
面に上記タイル収納枠27側に向けたタイル押出筒47
が、また反対側にタイル押出器48が設けである。
上記各タイル供給器46a、46bの上側ににタイルカ
セット49.49が設けである。そして上記各タイル供
給W46a、46bの上端部のそれぞれの両側縁にタイ
ル支持部材50a。
50bがタイル支持アクチュエータ51a。
51bにて出没可能に設けである。
本体フレーム6の一側部に上記モルタル塗り付け器41
のモルタル圧送管45に接続したモルタル貯蔵タンク5
2が設けである。
また53は各アクチュエータを操作する操作盤であり、
54は制御装置である。
上記モルタル貯蔵タンク52にはスクリュウ等のモルタ
ル圧送機構が内装してあり、55はその駆動モータであ
る。
次に上記構成のタイル貼り付け装置の作用を説明する。
まずタイルカセット49.49にタイル29を装填する
と共に、モルタル貯蔵タンク52にモルタルを投入する
次に左右方向スライドフレーム20を一側端に移動し、
タイル収納枠27の一側面をタイル供給器46a (4
6b)に沿わせる。その後上記タイル収納枠27の各タ
イル収納窓28ヘタイル供給器46a、46bから1枚
ずつタイル29を供給する。
以下に上記タイル29の供給作用を第11図、第12図
を用いて説明する。
タイル供給器46a、46bの上端部に設けた上側のタ
イル支持部材50aをはずして1枚のタイル2つをタイ
ル供給器46a、46b側に設けた下側のタイル支持部
材50b上に落下させる(第11図)。
次に上側のタイル支持部材50aを突出してから下側の
タイル支持部材50bをはずしてこの上のタイル29を
落下させる(第12図)。
この状態でこのタイル29は第9図、第12図に示すよ
うに垂直に姿勢を変えられながら下端部へ落下する。ま
たこの状態で上側のタイル支持部材50aがはずれて下
側のタイル支持部材50b上にタイル2つが供給される
(第11図)その後、タイル供給器46a、46bのタ
イル押込器48にてこの中のタイル29を押してタイル
押出筒47より、これに対向しているタイル収納枠27
のタイル収納窓28にタイル押入窓30を介して収納す
る。
上記動作をタイル収納枠27の1つのタイル収納窓28
ずつ順次下降(あるいは上昇)させながら行なうことに
より、タイル収納枠27の各タイル収納窓28内にタイ
ル2つが収納される。
その後、左右方向スライドフレーム20及び上下方向ス
ライドフレーム24を移動してタイル収納枠27をタイ
ル貼り付け基点に対向させると共に、これの背面側にタ
イル押し付け装置33を位置させる。
上記動作により準備が完了したことになり、以下にタイ
ル貼り動作を説明する。
モルタル塗り付け器41のモルタル吐出器42を貼り付
け位置に対向するタイル収納窓28に順次対向させてこ
の各窓内のタイル29の貼り付け面にモルタル貯蔵タン
ク52からのモルタルを塗り付ける。
その後、タイル押し付け装置33を貼り付け指定された
タイル29の背面に対向させて前進し、これの吸引器4
0aにて吸着し、そのまま前進する。これにより、この
タイル29はタイル収納窓28より前方へ押し出されて
躯体1にモルタルを介して貼り付けられる。このとき、
タイル押し付け装置33の加振器40bが作動してタイ
ル29は振動されながら押さえ付けられ、躯体1に強固
に貼り付けられる。
ついでタイル押し付け装置33は吸引u40aの吸着を
解除した後、後退して次に貼り付け指示されたタイル2
つの背面位置に移動して上記動作を繰り返す。
上記により、タイル収納枠27内のタイル29は順次躯
体1に貼り付けられていき、タイル収納枠27内のタイ
ル2つが全部貼り終ると、その都度このタイル収納枠2
7内へタイル供給器46a、46bから供給する。
次に上記タイル貼り付け装置3の設置及び作業方法を1
13図から第21図を用いて説明する。
まず第13図に示すように、躯体の全面に架設した足場
2の左下端部にタイル貼り装置3を足場2の内側へ搬入
する作業機搬入口60を設けると共に、これの上方端部
である屋上に吊り用はり61を上記足場2の架設時に設
ける。足場2の架設後にレール4を躯体1の表面に取り
付ける。このとき、このレール4はタイル貼り付け装置
3の取り付け間隔をあけて施工面全体に取り付けるが、
上記作業機搬入口60に対応する部分には全高さ方向に
わたって、このレール4を取り付けないでおき、タイル
貼り付け装置3が上下移動できるスペースがとられてい
る。
次に71414図に示すように、作業機搬入口GOで、
タイル貼り付け装置3を、足場2に吊り下げた吊り上げ
機62を用いて上部レール63に吊り下がる状態にして
組立てる。上記上部レール63の長さはタイル貼り付け
装置3よりわずかに長い程度の長さになっている。組立
て後、第15図に示すように躯体1の壁面近くまで移動
させ、屋上に設けた吊り用はり61より吊り下げたロー
プ64に上部レール63を吊りかえる。その後この吊り
ローブ64を簡易ウィンチやチェーンブロック等で巻き
上げる。
タイル貼り付け装置3をタイル貼り付け泣置高さまで吊
り上げた後、上部レール63を、躯体1に既設されたこ
の部分の上側のレール4の延長上になるようにして躯体
1に固着する(第16図)。またこの状態で、この部分
の下側のレール4の延長状になるようにして下部レール
65を固着し、これにタイル貼り付け装置3の折り曲げ
脚17a、17bの車輪18を係合する(第17図)・
上記作業の完了後、吊りロープ64を外し、この位置か
らタイル貼り付け作業に入る。
このとき、貼り付けのための本体フレーム6のセツティ
ングは吊り下げ支持機構10.10にて左右の縦フレー
ム7a、7bの長さを変えて左右方向の姿勢を調整し、
また吊り下げ支持機構10.10車輪14a及び下側の
車輪18を軸方向に移動することにより躯体1に対する
平面度が調整される。このとき、縦、横に張りわたした
水系に沿うようにする。
その後、貼り付けピッチ、貼り付け方法、貼り付け範囲
等の貼り付け条件をコンピュータに教示して貼り付けを
開始する。このとき、横水系と縦水系の交点を貼り付け
の基準等にする。
所定範囲の貼り付けが終了したら、タイル貼り付け装置
3をレール4,4に沿って横移動し、同じ方法で順次貼
り付け作業を行なう(第18図)。
上記横移動のときに、足場2を躯体1に固定しているア
ンカボルト5aがある場合には本体フレーム6の下側の
折り曲げ脚17a、17bを折り曲げて上記アンカボル
ト5aをクリアする(第17図、第18図)。
下段へタイル貼り付け装置3を移動する場合には、当初
吊り上げた位置まで装置3を移動し、上部及び下部レー
ル63.65に乗り移らせる(第19図)。
その後上部レール63を吊りロープ64で支持しながら
下部レール65、上部レール63の順でこれらを躯体1
から取りはずしく第20図)、そのまま下段の既設レー
ル4,4の位置まで下降する(第21図)。
その後は上記上段の場合と同様の手順にて作業を行なう
なお上記実施例では本体フレーム6の左右方向スライド
フレーム20に上下動可能に取り付けた上下方向スライ
ドフレーム24に、タイル収納枠27やタイル押し付け
装置33を取り付けたタイル貼り付け装置3について説
明したが、これはこれに限るものではなく、上記上下方
向スライドフレームにモルタル塗り付け手段あるいは塗
装手段を上下方向に移動可能に取付けたモルタル塗り付
け装置や塗装装置であってもよく、要するに本発明方法
は上下に離間して躯体1に取り付けたレール4.4に係
合して躯体表面に沿って移動し、この躯体表面に外装を
施すようにした外装作業装置に適用される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、躯体外壁に対する塗装、モルタル塗り
付け、タイル貼り付け等の外装玉串を広い範囲にわたっ
て機械にて行なわれ、しかもこの外装作業装置の躯体に
対する移動据え付けが容易に行なえることにより作業効
率を向上させることができると共に作業者不足も解消す
ることができる。また上記外装作業装置は躯体に取り付
けたレールに沿って移動するのでこの点においても作業
効率が向上すると共に、仕上り精度も高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は全体背面
図、第2図は前側から見た斜視図、第3図はタイル押し
付け装置の上下動部を示す一部破断斜視図、第4図は概
略的な縦断側面図、第5図、第6図は吊り下がり支持機
構を示すもので、第5図は断面図、第6図は背面図、第
7図はタイル収納窓部の断面図、第8図はタイル貼り付
け装置の側面図、第9図、第10図はタイル供給器を示
すもので、第9図は一部破断側面図、第10図は正面図
、第11図、第12図はタイル供給器の作用説明図、第
13図から第21図はタイル貼り付け装置の設置方法を
示す作業説明図である。 1は躯体、2は足場、3はタイル貼り付け装置、4はレ
ール、5aはアンカボルト、6は本体フレーム、62は
吊り上げ機、63は上部レール、64は吊りロープ、6
5は下部レール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 躯体表面に上下に離間して複数個設けられたレールの上
    下一対のレールに移動可能にして外装作業装置を支持し
    、この外装作業装置に左右方向及び上下方向に移動可能
    に装備した塗装、モルタル塗り付け、タイル貼り付け等
    の外装作業手段にて外装作業を行ない、また上記外装作
    業装置の上記レールへの設置は、この外装作業装置の上
    部に、上記レールに接続可能にした上部レールを転動把
    持させて吊り上げ機にて吊り上げ、この上部レールを上
    下一対のレールの上側のレールの延長上に接続する位置
    の躯体に固着すると共に、下側のレールの延長上に接続
    する位置の躯体に下部レールを固着し、この下部レール
    に外装作業装置の下部を転動係合することにより行ない
    、また上下段のレールへの移動は、上下一対のレールの
    延長上に固着してある上部レール及び下部レールへ外装
    作業装置を移動し、その後、上部レール及び下部レール
    を取りはずし、吊り上げ機にて上部レールごと上下に移
    動し、この上部レールを所定の位置の上側のレールの延
    長上に固着し、ついで下部レールを下側のレールの延長
    上に固着し、これに外装作業装置の下部を転動係合する
    ことにより行なうことを特徴とする建築物の外装施工方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5283415A (en) * 1991-09-25 1994-02-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Manufacturing method of a vehicle panel
JPWO2009150728A1 (ja) * 2008-06-11 2011-11-04 三菱重工業株式会社 構造部材用のフランジ継手
JP2020002762A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 株式会社竹中工務店 装飾構造、及び装飾方法
CN115233941A (zh) * 2021-04-23 2022-10-25 广东博智林机器人有限公司 抹灰设备

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