JPH0336241A - モノリス用耐熱鋼 - Google Patents
モノリス用耐熱鋼Info
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- JPH0336241A JPH0336241A JP17069189A JP17069189A JPH0336241A JP H0336241 A JPH0336241 A JP H0336241A JP 17069189 A JP17069189 A JP 17069189A JP 17069189 A JP17069189 A JP 17069189A JP H0336241 A JPH0336241 A JP H0336241A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、耐熱耐酸化性等を維持しつつ加工性を向上さ
せたモノリス用耐熱鋼に関する。本発明は、排気ガス浄
化装置として用いられるモノリス型触媒装置のハニカム
構造体に利用される。
せたモノリス用耐熱鋼に関する。本発明は、排気ガス浄
化装置として用いられるモノリス型触媒装置のハニカム
構造体に利用される。
従来の自動車排ガス用モノリス触媒にはセラミックス製
のものと金属製のものがある。セラミックス製のものは
セラミックスをハニカム状に焼成したものを担体とし、
この担体にr−Al2O2、Pt等の触媒金属を保持さ
せたものである。しかし、このセラミックス製モノリス
は機械的な衝撃に弱く、排気抵抗が大きい等の欠点があ
るので、近時は金属製モノリスが注目されている。
のものと金属製のものがある。セラミックス製のものは
セラミックスをハニカム状に焼成したものを担体とし、
この担体にr−Al2O2、Pt等の触媒金属を保持さ
せたものである。しかし、このセラミックス製モノリス
は機械的な衝撃に弱く、排気抵抗が大きい等の欠点があ
るので、近時は金属製モノリスが注目されている。
モノリス用耐熱鋼としては、Fe−Cr−Al系電熱材
(20Cr−6A I)が知られており、これを用いた
モノリス触媒コンバータは、通常、この耐熱鋼を数十μ
mの厚さの箔に圧延し、この箔を波板状に加工したもの
と平板とを交互に積層するか、ロール状に巻く等して、
ハニカム構造体としてこれを金属筒に収めたものを基体
とj2、高温酸化によってAl□03皮膜を生ぜしめた
bのに、Pt等の触媒全屈を担持させたr A l
2 C:)3をコーティング゛によりイ;1着させるも
のである。
(20Cr−6A I)が知られており、これを用いた
モノリス触媒コンバータは、通常、この耐熱鋼を数十μ
mの厚さの箔に圧延し、この箔を波板状に加工したもの
と平板とを交互に積層するか、ロール状に巻く等して、
ハニカム構造体としてこれを金属筒に収めたものを基体
とj2、高温酸化によってAl□03皮膜を生ぜしめた
bのに、Pt等の触媒全屈を担持させたr A l
2 C:)3をコーティング゛によりイ;1着させるも
のである。
前記モノリス用耐熱鋼jは、未だ高温耐食性が十分でな
い。即ち、触媒コンバータは1o00を前後の排ガスに
より加熱と冷却が繰り返されるので、箔全体が酸化され
ハニカム構造体がセル方向に5〜10%も膨れてハニカ
ム構造体が金属筒から前後にはみ出ず。そのため、ハニ
カム構造体し、触媒金属を担持したコーティングが剥離
し、触媒コノバークの寿命が短くなる。
い。即ち、触媒コンバータは1o00を前後の排ガスに
より加熱と冷却が繰り返されるので、箔全体が酸化され
ハニカム構造体がセル方向に5〜10%も膨れてハニカ
ム構造体が金属筒から前後にはみ出ず。そのため、ハニ
カム構造体し、触媒金属を担持したコーティングが剥離
し、触媒コノバークの寿命が短くなる。
また、耐ガス腐食性(950℃排気ガス中)、耐冷熱耐
久性(1000℃と常温の加熱冷却の繰り返し)、面4
高温酸化性(1100t:、」ミj、下、耐酸化性とい
う)も十分でなく、嗣ガス腐食性では3()時間で、耐
冷熱耐久性は200回で、耐酸化性は150時間でそれ
ぞれ累常酸化により、ハニカム構造体を構成する箔の表
面にこぶ状の酸化スケールを生じ、コーティングの剥離
と通気性の阻害を起こすという不都合がある。
久性(1000℃と常温の加熱冷却の繰り返し)、面4
高温酸化性(1100t:、」ミj、下、耐酸化性とい
う)も十分でなく、嗣ガス腐食性では3()時間で、耐
冷熱耐久性は200回で、耐酸化性は150時間でそれ
ぞれ累常酸化により、ハニカム構造体を構成する箔の表
面にこぶ状の酸化スケールを生じ、コーティングの剥離
と通気性の阻害を起こすという不都合がある。
本発明は、従来のモノリス用耐熱鋼の前記のごとき問題
点を解消するとともに、この従来の問題点を解消するた
めになされた、本発明者等による未公開先願(特願昭6
3−331915号)の欠点である加工性をも解消する
ものであり、耐熱耐酸化性とともに加工性にも優れるモ
ノリス用耐熱鋼を提供することを目的とする。本発明は
、具体的には耐ふくれ性(1100℃、l000時間)
が1%以下、耐ガス腐食性が1000時間以上、耐冷熱
耐久性が1000回以上、耐酸化性が1000時間以上
、良好な熱間冷間加工性の要求特性をすべて満足するも
のである。
点を解消するとともに、この従来の問題点を解消するた
めになされた、本発明者等による未公開先願(特願昭6
3−331915号)の欠点である加工性をも解消する
ものであり、耐熱耐酸化性とともに加工性にも優れるモ
ノリス用耐熱鋼を提供することを目的とする。本発明は
、具体的には耐ふくれ性(1100℃、l000時間)
が1%以下、耐ガス腐食性が1000時間以上、耐冷熱
耐久性が1000回以上、耐酸化性が1000時間以上
、良好な熱間冷間加工性の要求特性をすべて満足するも
のである。
本発明者等は、前記の課題を解決するため鋭意研究を重
ねた結果、以下の新たな知見を得て本発明は完膚したも
のである。即ち、L aとCeを複合添加すると、耐ふ
くれ性が著しく改善され、耐ガス耐食性はCr添加量の
増加と希土類の添加により改善され、耐酸化性について
はCrとAl14加量の増加と前記希土類の添加及びT
i;の低減により改善され、耐冷熱耐久性は前記希土類
、髄にCeの添加により向上し、更に加工性はHfの添
加により改善されることが見出された。
ねた結果、以下の新たな知見を得て本発明は完膚したも
のである。即ち、L aとCeを複合添加すると、耐ふ
くれ性が著しく改善され、耐ガス耐食性はCr添加量の
増加と希土類の添加により改善され、耐酸化性について
はCrとAl14加量の増加と前記希土類の添加及びT
i;の低減により改善され、耐冷熱耐久性は前記希土類
、髄にCeの添加により向上し、更に加工性はHfの添
加により改善されることが見出された。
本第1発明のモノリス用心4熱鋼(第1発++++ 1
ili11)は、重量比でC;0.30%(以下、単に
%という)以下、Si;1.5%以下、Mn;1.5%
以下、Cr ; 19.0〜25.0%、へ150〜8
.0%、Ce ; ;O]〜0.50%、I−。
ili11)は、重量比でC;0.30%(以下、単に
%という)以下、Si;1.5%以下、Mn;1.5%
以下、Cr ; 19.0〜25.0%、へ150〜8
.0%、Ce ; ;O]〜0.50%、I−。
a;0.01〜0.50%、Ce+La:0.02〜0
.80%、1−If : []、 005〜0.1%
を含有し、残部Feと不純物元素からなることを特徴と
する。
.80%、1−If : []、 005〜0.1%
を含有し、残部Feと不純物元素からなることを特徴と
する。
本第2発明のモノリス用耐熱鋼(第2発明鋼)は、前記
第1発明鋼の組成に加えて、更に、TIを0.04%以
下に限定したことを特徴とする。
第1発明鋼の組成に加えて、更に、TIを0.04%以
下に限定したことを特徴とする。
本第3発1男鋼(ま、第2発明鋼の冷間加二[性を改善
するため、更にCo ; 0. 05〜2. (]%
、N;0.10〜2.0%、V:0.05〜()、20
%を含有することを特徴とする。
するため、更にCo ; 0. 05〜2. (]%
、N;0.10〜2.0%、V:0.05〜()、20
%を含有することを特徴とする。
本第4発明鋼は、第2発明鋼の熱間冷間加工性を一層改
善するため、更にZr;0.005〜01%を含有する
ことを特徴とする。
善するため、更にZr;0.005〜01%を含有する
ことを特徴とする。
本発明のモノリス周面4熱鋼はCe及びLaを複合添加
することにより、耐ふくれ性が著しく改善され、110
0℃で1000時間のふくれが1%未満になる。また、
Cr含有量を高め、Ce及びLaを添加したことにより
、耐ガス腐食性が改善され、950℃のul、ガス中■
000時間以」二になるまで異常酸化が起こらない。
することにより、耐ふくれ性が著しく改善され、110
0℃で1000時間のふくれが1%未満になる。また、
Cr含有量を高め、Ce及びLaを添加したことにより
、耐ガス腐食性が改善され、950℃のul、ガス中■
000時間以」二になるまで異常酸化が起こらない。
また、AI及びC「の含有量を増加したことにより、十
分な耐酸化性を与える厚さのA I 203が生成する
。更に、添加されたCe及びLaはAl2O3皮膜を安
定化する。そのため、1100℃で1000時間以上保
持しても異常酸化が起こらない。耐冷熱耐久性は前記希
土類特にCeの添加により、著しく改善され、1000
℃と常温の加熱冷却の繰り返し数が1000回以上にな
るまで、異常酸化による膨れが生じない。
分な耐酸化性を与える厚さのA I 203が生成する
。更に、添加されたCe及びLaはAl2O3皮膜を安
定化する。そのため、1100℃で1000時間以上保
持しても異常酸化が起こらない。耐冷熱耐久性は前記希
土類特にCeの添加により、著しく改善され、1000
℃と常温の加熱冷却の繰り返し数が1000回以上にな
るまで、異常酸化による膨れが生じない。
また、Hfの添加により、こば割れがしにくくなり、ま
た冷間曲げ回数も20回以上で、らぎれの発生も少なく
冷間加工性が改羨される。更に、Zrの添加も同様の効
果がある。
た冷間曲げ回数も20回以上で、らぎれの発生も少なく
冷間加工性が改羨される。更に、Zrの添加も同様の効
果がある。
本発明の化学成分の組成範囲の限定理由について、以下
に説明する。
に説明する。
Cは鋼中に不可避的に含有される元素であり、高すぎる
と組成がマルテンサイト化してしまう。
と組成がマルテンサイト化してしまう。
また、含有されるCrと炭化物が形成されると面4腐食
性を低下させるので、低ければ低いほど良く、その上限
を0.30%とした。
性を低下させるので、低ければ低いほど良く、その上限
を0.30%とした。
Siは一般的に面4酸化性を向」ニさせる効果を有し、
フェライトを安定化させる。しかし15%を超えて含有
されると靭性を低下させ冷間加工性を阻害するので、そ
の」−眼を15%とした。
フェライトを安定化させる。しかし15%を超えて含有
されると靭性を低下させ冷間加工性を阻害するので、そ
の」−眼を15%とした。
M nは製鋼時の脱酸剤として添加されSを固定するが
、1.5%を超えて含有されると靭性を低下させるので
、上限を1,5%とした。
、1.5%を超えて含有されると靭性を低下させるので
、上限を1,5%とした。
Crは鋼に耐酸化性と面4ガス腐食性をイ」与する元素
であり、19.0%以上含有されないと十分な耐ガス腐
食性が得られないので、下限を19゜0%とした。しか
し25.0%を超えて含有されると、冷間加工性を明害
しδ相等脆化相が析出するので、」二限を25.0%と
した。
であり、19.0%以上含有されないと十分な耐ガス腐
食性が得られないので、下限を19゜0%とした。しか
し25.0%を超えて含有されると、冷間加工性を明害
しδ相等脆化相が析出するので、」二限を25.0%と
した。
Alは鋼の表面にAl゜03皮膜を懲戒させる重要な元
素である。A I 203皮膜を形成させて十分な耐酸
化性を得るためには5.0%以上の添加が必要であるの
で、下限を5.0%とした。しかし8.0%を超えて含
有されると、熱聞圧延性が困難となるので、上限を8.
0%とした。
素である。A I 203皮膜を形成させて十分な耐酸
化性を得るためには5.0%以上の添加が必要であるの
で、下限を5.0%とした。しかし8.0%を超えて含
有されると、熱聞圧延性が困難となるので、上限を8.
0%とした。
Ceは耐ふくれ性を改善する元素であり、この効果を得
るためには少なくとも0201%以上の添加が必要のた
め、下限を0101%とした。しかし0.50%を超え
て添加されると冷間熱間加工性が劣化するので、上限を
0.50%とした。
るためには少なくとも0201%以上の添加が必要のた
め、下限を0101%とした。しかし0.50%を超え
て添加されると冷間熱間加工性が劣化するので、上限を
0.50%とした。
Laは耐酸化性を向上させる元素であり、この効果を得
るために少なくとも0.01%以上の添加が必要のため
、下限をo、oi%とした。しかし0.50%を超えて
添加すると熱間冷間加工性が劣化するので、上限を0.
50%とした。
るために少なくとも0.01%以上の添加が必要のため
、下限をo、oi%とした。しかし0.50%を超えて
添加すると熱間冷間加工性が劣化するので、上限を0.
50%とした。
L aとCeを複合添加するとl’、 l 203保護
皮膜が安定化されるが、この効果を得るためには少なく
とも合計で0.02%以上添加する必要があるので下限
を0.02%とした。しかし、その合計添加量が0.8
0%を超えると熱間圧延で割れが生ずるので、その上限
を合計で0.80%とした。
皮膜が安定化されるが、この効果を得るためには少なく
とも合計で0.02%以上添加する必要があるので下限
を0.02%とした。しかし、その合計添加量が0.8
0%を超えると熱間圧延で割れが生ずるので、その上限
を合計で0.80%とした。
Hfを添加すると加工性が向上する。この効果を得るた
めには0.005%以」二の添加が必要であるので、下
限を0.005%とした。しかL 01%を超えて添加
されても、その効果が飽和するので」二限を0.1%と
した。
めには0.005%以」二の添加が必要であるので、下
限を0.005%とした。しかL 01%を超えて添加
されても、その効果が飽和するので」二限を0.1%と
した。
Ti;はA I 203保護皮膜を不安定化し耐酸化性
を劣化させるので、できるだけ少ないほうが望ましく、
そのため上限を0.04%以下とした。
を劣化させるので、できるだけ少ないほうが望ましく、
そのため上限を0.04%以下とした。
Coを添加すると再結晶を防止し、結晶粒が微細化し冷
間加工性が向上する。この効果を得るためには005%
以上の添加が必要であるので、下限を0.05%とした
。しかし20%を超えて添加されても、その効果が飽和
するとともに、高価となるので上限を2.0%とした。
間加工性が向上する。この効果を得るためには005%
以上の添加が必要であるので、下限を0.05%とした
。しかし20%を超えて添加されても、その効果が飽和
するとともに、高価となるので上限を2.0%とした。
N〕を添加すると再結晶を防止し、結晶粒が微細化し冷
間加工性が向上する。この効果を得るためには0.10
%以上の添加が必要であるので、下限を010%とした
。しかし2.0%を超えて添加されても、その効果が飽
和するとともに、高価となるので上限を2.0%と1.
た。
間加工性が向上する。この効果を得るためには0.10
%以上の添加が必要であるので、下限を010%とした
。しかし2.0%を超えて添加されても、その効果が飽
和するとともに、高価となるので上限を2.0%と1.
た。
■は結晶粒を微細化し、冷間加工性を向上する元素であ
り、その効果を得るのに0.05%以上の添加が必要の
ため、下限を0.05%とした。
り、その効果を得るのに0.05%以上の添加が必要の
ため、下限を0.05%とした。
しかし0.20%を超えで添加されると熱間で割れ易い
ので、」二限を0.20%とした。
ので、」二限を0.20%とした。
Zrを添加すると加工性が向上する。この効果を得るた
めには0005%以上の添加が必要であるので、下限を
0.005%とした。しかし01%を超えて添加されて
も、その効果が飽和するので上限を0.1%とした。
めには0005%以上の添加が必要であるので、下限を
0.005%とした。しかし01%を超えて添加されて
も、その効果が飽和するので上限を0.1%とした。
以下、従来例及び比較例と比較して、−実h@例により
本発明を具体的に説明する。
本発明を具体的に説明する。
これら供試鋼の化学成分を第1表に示す。第1表におい
て、A−に鋼は不発[II]鋼、A〜B鋼は第1発明鋼
、C−F鋼は第2発明鋼、G〜、J鋼は第3発Iす1鋼
、K鋼は第4発明鋼、L−K鋼は比較鋼である。L鋼は
Ce及びLaを含有せず、M鋼(よLa、及びCe−1
−Laの含有量が高く、N鋼は1゛1の含有量が高く、
OaはAI鋼の含有量が低く1”lflはCr含有量が
低く、Q鋼はHfの含有量が低く、K鋼はl(fの含有
量が高い−0のである。。
て、A−に鋼は不発[II]鋼、A〜B鋼は第1発明鋼
、C−F鋼は第2発明鋼、G〜、J鋼は第3発Iす1鋼
、K鋼は第4発明鋼、L−K鋼は比較鋼である。L鋼は
Ce及びLaを含有せず、M鋼(よLa、及びCe−1
−Laの含有量が高く、N鋼は1゛1の含有量が高く、
OaはAI鋼の含有量が低く1”lflはCr含有量が
低く、Q鋼はHfの含有量が低く、K鋼はl(fの含有
量が高い−0のである。。
また、S鋼は従来鋼である。
S1表に示した供試鋼を50μmの箔に加工した後、耐
ふくれ性、耐ガス腐食性、耐冷熱耐久・1!1、耐酸化
性、熱間冷間加工性について試験I、た1、耐ふくれ性
は箔をハニカム構造体に形成した後、1000℃のnE
ガスを1000時間通過させて、セル方向の伸びをd1
11定した13耐ガス腐食性につし)では、950℃の
排ガス中に保持j2、異常酸化が発生する時間を測定し
た。耐冷熱耐久性につい−Cは、]、 OO0℃と常温
との間の加熱冷却を繰り返17、異常酸化の発生ずる回
数を測定した。耐酸化性について(よ、1100℃酸化
性雰囲気中に保持し、異常酸化の発生ずる時間を測定し
た。冷間加工性は、常I490℃[]i1げ試験におけ
る割れ発生時の曲げ回数、熱間加工性はクリ−プル試験
時の800℃絞り値(%)で評価を行った。
ふくれ性、耐ガス腐食性、耐冷熱耐久・1!1、耐酸化
性、熱間冷間加工性について試験I、た1、耐ふくれ性
は箔をハニカム構造体に形成した後、1000℃のnE
ガスを1000時間通過させて、セル方向の伸びをd1
11定した13耐ガス腐食性につし)では、950℃の
排ガス中に保持j2、異常酸化が発生する時間を測定し
た。耐冷熱耐久性につい−Cは、]、 OO0℃と常温
との間の加熱冷却を繰り返17、異常酸化の発生ずる回
数を測定した。耐酸化性について(よ、1100℃酸化
性雰囲気中に保持し、異常酸化の発生ずる時間を測定し
た。冷間加工性は、常I490℃[]i1げ試験におけ
る割れ発生時の曲げ回数、熱間加工性はクリ−プル試験
時の800℃絞り値(%)で評価を行った。
得られた結果は第2表に示した。
第2表から明らかなように、Ce及びLaを含有しない
比較鋼り鋼は、耐ふくれ性が20%になったほか耐ガス
腐食性等の特性についても極端に劣る。比較鋼M鋼はL
a、及びCe + L a含有量が高過ぎて冷間加工の
段階で割れを生じ、箔に加工することが不可能であった
。比較鋼N鋼は、′Fl含有量が多いため耐酸化性に劣
るほか他の特性についてし劣る。比較鋼○鋼は、Al含
有量が低いので耐ふくれ性では優れているものの、削ガ
ス腐食性及び耐酸化性に劣る。比較IP鋼は、Cr含有
量が低いので同様に耐ガス腐食性及び耐酸化性に劣る。
比較鋼り鋼は、耐ふくれ性が20%になったほか耐ガス
腐食性等の特性についても極端に劣る。比較鋼M鋼はL
a、及びCe + L a含有量が高過ぎて冷間加工の
段階で割れを生じ、箔に加工することが不可能であった
。比較鋼N鋼は、′Fl含有量が多いため耐酸化性に劣
るほか他の特性についてし劣る。比較鋼○鋼は、Al含
有量が低いので耐ふくれ性では優れているものの、削ガ
ス腐食性及び耐酸化性に劣る。比較IP鋼は、Cr含有
量が低いので同様に耐ガス腐食性及び耐酸化性に劣る。
比較鋼Q鋼はHf含有量が少ないので加工性向上の効果
が十分でない。
が十分でない。
第
表
比較鋼R鋼はl−1F含有量が多くその効果が飽和して
しまう。また、従来鋼S鋼は耐ふくれ性が20%と高く
しかも30時間で1%も膨れてしまい、前記のように他
の耐熱特性においても劣る。
しまう。また、従来鋼S鋼は耐ふくれ性が20%と高く
しかも30時間で1%も膨れてしまい、前記のように他
の耐熱特性においても劣る。
これに対して本発明鋼であるA〜に鋼は、耐ふくれ性が
いずれも1%以下に抑えられたほか、耐ガス腐食性が1
128〜1420時間、耐冷熱耐久性が1025〜13
40回、高温酸化性が1027〜1350時間、更に良
好な熱間冷間加工性といずれの特性についても優れた結
果が得られ、本発明の効果が確認された。
いずれも1%以下に抑えられたほか、耐ガス腐食性が1
128〜1420時間、耐冷熱耐久性が1025〜13
40回、高温酸化性が1027〜1350時間、更に良
好な熱間冷間加工性といずれの特性についても優れた結
果が得られ、本発明の効果が確認された。
本第1及び第2発明鋼は、以上説明したように、耐ふく
れ性を改善するためCe及びLaを添加し、Al及びC
rの添加量を増加することにより面4ガス腐食性と耐酸
化性を向上させ、Ceの添加により耐冷熱耐久性を改善
し、更にHfの添加により、Ce及びLaの添加による
熱間冷間加工性の低下を防止したものであって、モノリ
ス用耐熱鋼としての前記各要求特性をすべて十分に満足
するものである。
れ性を改善するためCe及びLaを添加し、Al及びC
rの添加量を増加することにより面4ガス腐食性と耐酸
化性を向上させ、Ceの添加により耐冷熱耐久性を改善
し、更にHfの添加により、Ce及びLaの添加による
熱間冷間加工性の低下を防止したものであって、モノリ
ス用耐熱鋼としての前記各要求特性をすべて十分に満足
するものである。
また、本第3発明鋼(注Co等が添加されるので冷間加
工性が更に改善され、本第4発り1鋼は更にZrが含ま
れるので一層加工性が改善される。
工性が更に改善され、本第4発り1鋼は更にZrが含ま
れるので一層加工性が改善される。
Claims (4)
- (1)重量比でC;0.30%以下、Si;1.5%以
下、Mn;1.5%以下、Cr;19.0〜25、0%
、Al;5.0〜8.0%、Ce;0.01〜0.50
%、La;0.01〜0.50%、Ce+La;0.0
2〜0.80%、Hf;0.005〜0.1%を含有し
、残部Feと不純物元素からなることを特徴とするモノ
リス用耐熱鋼。 - (2)重量比でC;0.30%以下、Si;1.5%以
下、Mn;1.5%以下、Cr;19.0〜25、0%
、Al;5.0〜8.0%、Ce;0.01〜0.50
%、La;0.01〜0.50%、Ce+La;0.0
2〜0.80%、Ti;0.04%以下、Hf;0.0
05〜0.1%を含有し、残部Feと不純物元素からな
ることを特徴とするモノリス用耐熱鋼。 - (3)重量比でC;0.30%以下、Si;1.5%以
下、Mn;1.5%以下、Cr;19.0〜25.0%
、Al;5.0〜8.0%、Ce;0.01〜0.50
%、La;0.01〜0.50%、Ce+La;0.0
2〜0.80%、Ti;0.04%以下、Hf;0.0
05〜0.1%を含有し、更にCo;0.05〜2.0
%、Ni;0.10〜2.0%、V;0.05〜0.2
0%を含有し、残部Feと不純物元素からなることを特
徴とするモノリス用耐熱鋼。 - (4)重量比でC;0.30%以下、Si;1.5%以
下、Mn;1.5%以下、Cr;19.0〜25、0%
、Al;5.0〜8.0%、Ce;0.01〜0.50
%、La;0.01〜0.50%、Ce+La;0.0
2〜0.08%、Ti;0.04%以下、Hf;0.0
05〜0.1%、Zr;0.005〜0.1%を含有し
、残部Feと不純物元素からなることを特徴とするモノ
リス用耐熱鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17069189A JPH0336241A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | モノリス用耐熱鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17069189A JPH0336241A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | モノリス用耐熱鋼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0336241A true JPH0336241A (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=15909610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17069189A Pending JPH0336241A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | モノリス用耐熱鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0336241A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0625585A1 (en) * | 1993-05-20 | 1994-11-23 | Kawasaki Steel Corporation | Fe-Cr-Al alloy foil having high oxidation resistance for a substrate of a catalytic converter and method of manufacturing same |
WO1999018251A1 (de) * | 1997-10-02 | 1999-04-15 | Krupp Vdm Gmbh | Oxidationsbeständige metallfolie und deren verwendung sowie verfahren zur herstellung derselben |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP17069189A patent/JPH0336241A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0625585A1 (en) * | 1993-05-20 | 1994-11-23 | Kawasaki Steel Corporation | Fe-Cr-Al alloy foil having high oxidation resistance for a substrate of a catalytic converter and method of manufacturing same |
WO1999018251A1 (de) * | 1997-10-02 | 1999-04-15 | Krupp Vdm Gmbh | Oxidationsbeständige metallfolie und deren verwendung sowie verfahren zur herstellung derselben |
US6203632B1 (en) | 1997-10-02 | 2001-03-20 | Krupp Vdm Gmbh | Oxidation-resistant metal foil, its use and method for its production |
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