JPH0336217A - 金属ストリップの熱処理方法 - Google Patents
金属ストリップの熱処理方法Info
- Publication number
- JPH0336217A JPH0336217A JP16880689A JP16880689A JPH0336217A JP H0336217 A JPH0336217 A JP H0336217A JP 16880689 A JP16880689 A JP 16880689A JP 16880689 A JP16880689 A JP 16880689A JP H0336217 A JPH0336217 A JP H0336217A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat treatment
- furnace
- metal strip
- temp
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 33
- 239000002184 metal Substances 0.000 title claims abstract description 26
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 12
- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 35
- 230000008859 change Effects 0.000 abstract description 20
- 239000000446 fuel Substances 0.000 abstract description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 abstract 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 9
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 4
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 3
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 3
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 235000017166 Bambusa arundinacea Nutrition 0.000 description 1
- 235000017491 Bambusa tulda Nutrition 0.000 description 1
- 241001330002 Bambuseae Species 0.000 description 1
- 235000015334 Phyllostachys viridis Nutrition 0.000 description 1
- 239000011425 bamboo Substances 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000005457 optimization Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
この発明は、金属ストリツプを連続熱処理ラインで熱処
理する金属スl−1,トノブの熱処理方法の改良に関す
る。
理する金属スl−1,トノブの熱処理方法の改良に関す
る。
一般に、金属ストリップ同士を溶接して熱処理炉で連続
的に熱処理する場合における金属ス1〜リップの板温制
御は、上位のプロセス計算機などにより、金属ストリッ
プの板厚、目標板温等の′コイル条件、ライン速度に基
づいて所定の炉温設定演算式に従って演算することによ
り、現炉況に応した炉温設定値を算出し、この炉温設定
値を一ト位のダイレクトディジタルコントロ Cと称す)にブリセットシ、このDDCによって炉温設
定値に基づいて板温制御(1を行・うようにしている。
的に熱処理する場合における金属ス1〜リップの板温制
御は、上位のプロセス計算機などにより、金属ストリッ
プの板厚、目標板温等の′コイル条件、ライン速度に基
づいて所定の炉温設定演算式に従って演算することによ
り、現炉況に応した炉温設定値を算出し、この炉温設定
値を一ト位のダイレクトディジタルコントロ Cと称す)にブリセットシ、このDDCによって炉温設
定値に基づいて板温制御(1を行・うようにしている。
このとき、7J[1熱処理過程では、一般に炉温の応答
が非常に遅いため、コイル条件の異なる次コイルが熱処
理炉に入った時点で、そのコイル条件に併せた炉温設定
を行ったのでは応答遅れのため、目標牟反温を達成する
ことができない。このため、従来、熱処理炉の応答性を
考慮し、事前に次コイルのコイル条件に合わせたが温設
定を行・うようにしており、このときの次コイル設定タ
イミングは予め採取した応答データに基づいて決定する
かオペレータの操業上の経験的知識により決定するよう
にしていた。
が非常に遅いため、コイル条件の異なる次コイルが熱処
理炉に入った時点で、そのコイル条件に併せた炉温設定
を行ったのでは応答遅れのため、目標牟反温を達成する
ことができない。このため、従来、熱処理炉の応答性を
考慮し、事前に次コイルのコイル条件に合わせたが温設
定を行・うようにしており、このときの次コイル設定タ
イミングは予め採取した応答データに基づいて決定する
かオペレータの操業上の経験的知識により決定するよう
にしていた。
〔発明が解決しようとする課題]
しかしながら、−に記従来の金属スI・リップの熱処理
方法にあっては、次コイルのコイル条件に合わせた炉温
設定を過去に採取した応答データ又はオペレータの感に
頼っていたので、明確な判断基準がなく、板温精度のR
適化を行うことは困難であると共に、熱処理炉の経時変
化に適応して逐次炉温設定タイミングを変更することも
困難であるという課題があった。
方法にあっては、次コイルのコイル条件に合わせた炉温
設定を過去に採取した応答データ又はオペレータの感に
頼っていたので、明確な判断基準がなく、板温精度のR
適化を行うことは困難であると共に、熱処理炉の経時変
化に適応して逐次炉温設定タイミングを変更することも
困難であるという課題があった。
そごで、この発明は上記従来例の課題に着目してなされ
たものであり、操業状態での熱処理炉の応答データを逐
次採取1−1これに基づいて次コイルのか温設定タイ稟
ングを決定することにより、熱処理炉の経時変化に適応
すると共に、板温制御精度を向上させることができる金
属ストリップの熱処理方法を提供することを目的として
いる。
たものであり、操業状態での熱処理炉の応答データを逐
次採取1−1これに基づいて次コイルのか温設定タイ稟
ングを決定することにより、熱処理炉の経時変化に適応
すると共に、板温制御精度を向上させることができる金
属ストリップの熱処理方法を提供することを目的として
いる。
「課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、この発明に係る金属ストリ
ップの熱処理方法は、金属ストリップを連続熱処理ライ
ンで熱処理する金属スl−リップの熱処理方法において
、通常操業時において炉温設定値、ライン速度等の操業
条件を変更したときの応答データを収集し、該応答デー
タに基づいて次に熱処理する金属ストリップに対する炉
温設定のタイ果ングを決定するようにしたことを特徴と
している。
ップの熱処理方法は、金属ストリップを連続熱処理ライ
ンで熱処理する金属スl−リップの熱処理方法において
、通常操業時において炉温設定値、ライン速度等の操業
条件を変更したときの応答データを収集し、該応答デー
タに基づいて次に熱処理する金属ストリップに対する炉
温設定のタイ果ングを決定するようにしたことを特徴と
している。
この発明においては、連続熱処理ラインの熱処理炉の操
業状態で、炉温設定値の変更或いはライン速度×板厚で
表されるL S Dの変更を逐次監視し、このときの熱
処理炉におLJる例えば炉温設定値の変更に対する板温
応答時間、L S D変更に対する板温応答時間、炉温
設定値変更に対する板温応答むだ時間等の応答データを
収集し、これら応答データに基づいて次に熱処理する金
属ストリップに対する炉温設定のタイミングを決定する
。これによって、次に熱処理する金属スI・リップが熱
処理内に入ったどきに当該金属ストリップに最適の板温
制御を行うことができる。
業状態で、炉温設定値の変更或いはライン速度×板厚で
表されるL S Dの変更を逐次監視し、このときの熱
処理炉におLJる例えば炉温設定値の変更に対する板温
応答時間、L S D変更に対する板温応答時間、炉温
設定値変更に対する板温応答むだ時間等の応答データを
収集し、これら応答データに基づいて次に熱処理する金
属ストリップに対する炉温設定のタイミングを決定する
。これによって、次に熱処理する金属スI・リップが熱
処理内に入ったどきに当該金属ストリップに最適の板温
制御を行うことができる。
(実力恒例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図6′J、、この発明の一実施例の概略構成を示す
ブし1ツク図である。
ブし1ツク図である。
図中、1は上位ビジネス計算機、2は板温制御演算装置
、;3は一ド(Q I) D C14は連続熱処理ライ
ンにおける炉温の実測値を検出する炉温センサ、5は金
属ストリップの移送速度を検出するライン速度センリ°
、6は連続熱処理ラインにおυる熱処理炉の温度を制御
するアクチ:Lエータである。
、;3は一ド(Q I) D C14は連続熱処理ライ
ンにおける炉温の実測値を検出する炉温センサ、5は金
属ストリップの移送速度を検出するライン速度センリ°
、6は連続熱処理ラインにおυる熱処理炉の温度を制御
するアクチ:Lエータである。
板温制御演算装置2は、I・ランキング手段2a、安定
化判定手段2b、炉)温設定値演算手段2C1炉応答性
監視手段2d、次コイル設定タイミング決定手段2e及
び定数テーブル2fを少なくとも備えている。
化判定手段2b、炉)温設定値演算手段2C1炉応答性
監視手段2d、次コイル設定タイミング決定手段2e及
び定数テーブル2fを少なくとも備えている。
安定化判定手段2bは、下位DDC3から炉温と板温の
各設定値及び実測値並びにライン速度、板厚を一定周期
で読込み、これらの値が一定時間の間に変化したか否か
を判定し、一定時間内に変化があったときには、炉温設
定値演算手段2Cにその旨を通知する。
各設定値及び実測値並びにライン速度、板厚を一定周期
で読込み、これらの値が一定時間の間に変化したか否か
を判定し、一定時間内に変化があったときには、炉温設
定値演算手段2Cにその旨を通知する。
炉温設定値演算手段2(、は、−に位ビジネス計算機l
から板厚、目標板温等の二!イル条件が入力されると、
トラッキング手段2aで検出したコイルの移送状況に応
じて該当するコイル条件を読込むと追番に、下位DDC
3からライン速度の夫測埴■を読込んで所定の炉温設定
計算式に従って炉温設定値を算出し、この炉温設定値を
後述する定数テーブル2fに格納されている次コイル設
定タイミング1..,12に従って下位DDC3にプリ
セットすると共に、前記安定化判定手段2bからの不安
定通知が人力されたときに、これに対処するために炉温
設定値又はライン速度と板厚とを乗算した値で表される
LSDを変更し、これを下位DDC3にプリセントし、
且つ炉温設定値又はLSDを変更する際に、炉応答性監
視手段2dに対して炉温設定変更起動要求又はLSD変
更起動要求を送出する。
から板厚、目標板温等の二!イル条件が入力されると、
トラッキング手段2aで検出したコイルの移送状況に応
じて該当するコイル条件を読込むと追番に、下位DDC
3からライン速度の夫測埴■を読込んで所定の炉温設定
計算式に従って炉温設定値を算出し、この炉温設定値を
後述する定数テーブル2fに格納されている次コイル設
定タイミング1..,12に従って下位DDC3にプリ
セットすると共に、前記安定化判定手段2bからの不安
定通知が人力されたときに、これに対処するために炉温
設定値又はライン速度と板厚とを乗算した値で表される
LSDを変更し、これを下位DDC3にプリセントし、
且つ炉温設定値又はLSDを変更する際に、炉応答性監
視手段2dに対して炉温設定変更起動要求又はLSD変
更起動要求を送出する。
炉応答性監視手段2dは、炉温設定値演算手段2cから
が温設定値変更起動要求があったときに、下位DDC3
を介して板温実測値を読込んで監視し、板温実測値が変
更すべき板温偏差の90%となるまでの時間で表される
板温9o%応答時間T旧及び炉温設定値を変更しても板
温実測値に変化が現れない時間を表ず板温応答むだ時間
Toを測定し、またL S D変更起動要求があったと
きには、同様に板温実測値を読込んで監視し、L S
D変更時におj・フる板温実測値変化量の最大値の90
%となるまでの時間で表される板温9o%応答時間T□
2を測定し、これらの何れかが測定を完了する毎に、次
コイル設定タイミング決定手段2eに対して起動要求を
送出する。
が温設定値変更起動要求があったときに、下位DDC3
を介して板温実測値を読込んで監視し、板温実測値が変
更すべき板温偏差の90%となるまでの時間で表される
板温9o%応答時間T旧及び炉温設定値を変更しても板
温実測値に変化が現れない時間を表ず板温応答むだ時間
Toを測定し、またL S D変更起動要求があったと
きには、同様に板温実測値を読込んで監視し、L S
D変更時におj・フる板温実測値変化量の最大値の90
%となるまでの時間で表される板温9o%応答時間T□
2を測定し、これらの何れかが測定を完了する毎に、次
コイル設定タイミング決定手段2eに対して起動要求を
送出する。
次コイル設定タイξング決定手段2eは、炉応答性監視
手段2dから起動要求があったときに、炉温設定値増力
丁1であるか減少であるかを判定し、炉温設定値が増大
するときには、炉応答性監視手段2dで測定した応答時
間t□及び1.R□をもとに下記(1)式の演碧を行っ
て次コイル設定タイミング1、を決定し、炉温設定値が
減少するときには、炉応答性監視手段2dで測定したむ
だ時間tDをもとに下記(2)式の演算を行って次コイ
ル設定タイミングtBを決定し、これら決定した設定タ
イ果ングt、及びt ++を定数テーブルに更新記憶す
る。
手段2dから起動要求があったときに、炉温設定値増力
丁1であるか減少であるかを判定し、炉温設定値が増大
するときには、炉応答性監視手段2dで測定した応答時
間t□及び1.R□をもとに下記(1)式の演碧を行っ
て次コイル設定タイミング1、を決定し、炉温設定値が
減少するときには、炉応答性監視手段2dで測定したむ
だ時間tDをもとに下記(2)式の演算を行って次コイ
ル設定タイミングtBを決定し、これら決定した設定タ
イ果ングt、及びt ++を定数テーブルに更新記憶す
る。
IB+=tR+ f−nz+α1 ・・・・・・・
・・・・・(1)ja=jn−α2 ・・・・
・・・・・・・・(2)ここで、α1及びα2ば、調整
用パラメータであって固定値である。
・・・・・(1)ja=jn−α2 ・・・・
・・・・・・・・(2)ここで、α1及びα2ば、調整
用パラメータであって固定値である。
なお、炉温設定値が増力11ずろときと減少するときで
設定タイミングt。及び14を異なら−Uる理由は、金
属ストリップの利質上問題となる焼不足の発生を防止す
るためである。
設定タイミングt。及び14を異なら−Uる理由は、金
属ストリップの利質上問題となる焼不足の発生を防止す
るためである。
次に、上記実施例の動作を説明する。
今、連続熱処理ラインで金属ストリップを熱処理してお
り、時点t0〜t、の間で第2図に示すように炉温設定
値′P、に変化がな(、炉温実測値T14が略炉温設定
値T、に制91(1されているものとすると、ttJi
温実測値TCMも第2図に示すように、板温設定値Tt
に略追従した値に制御されている。
り、時点t0〜t、の間で第2図に示すように炉温設定
値′P、に変化がな(、炉温実測値T14が略炉温設定
値T、に制91(1されているものとすると、ttJi
温実測値TCMも第2図に示すように、板温設定値Tt
に略追従した値に制御されている。
この状態で、例えば次に熱処理する金属ストリップのコ
イル条件が異なることにより、板温目標値T’rを変更
するために、時点tlで炉温設定値演算手段2cによっ
て炉温設定値′f゛、を減少させる補正を行う場合には
、定数記憶テーブルを参照して次コイル設定タイ旦ング
1Bを読出し、この次コイル設定タイミング1.8とな
る時点1.1 で炉温設定値Toを変更し、これを下位
DDC3にプリセットして炉温制御用アクチュエータ6
を制御することにより、炉温実測値′「、が第2図に示
すように減少し、板温実測値TC,lも減少する。
イル条件が異なることにより、板温目標値T’rを変更
するために、時点tlで炉温設定値演算手段2cによっ
て炉温設定値′f゛、を減少させる補正を行う場合には
、定数記憶テーブルを参照して次コイル設定タイ旦ング
1Bを読出し、この次コイル設定タイミング1.8とな
る時点1.1 で炉温設定値Toを変更し、これを下位
DDC3にプリセットして炉温制御用アクチュエータ6
を制御することにより、炉温実測値′「、が第2図に示
すように減少し、板温実測値TC,lも減少する。
このとき、炉温設定値演算手段2cから炉温設定値変更
起動要求が炉t5答性監視手段2dに送出されることに
より、この炉応答性監視手段2dで板温応答むだ時間T
o及び板温90%応答時間T口の測定を開始し、先ず板
温応答むだ時間Toの測定が完了する時点1,2で、次
コイル設定タイミング決定手段2eを起動して前記(2
)弐の演算を行って炉温設定タイミング1.Bを決定し
、これを定数テーブル2fに更新記憶し、次いで板温9
0%応答11.Y fil ”r 、 、の測、Iどが
完了づる時点り、で同様に次コイル設定タイミング設定
手段2eを起動して前記(1)弐の演算を行って炉温設
定タイくングL /1を決定し、これを定数テーブル2
fに更新記憶する。このとき、(1)弐の演算に当たっ
て、板温90%応答時間”l”R2は測定されないので
、前回値を使用して演算を行う。
起動要求が炉t5答性監視手段2dに送出されることに
より、この炉応答性監視手段2dで板温応答むだ時間T
o及び板温90%応答時間T口の測定を開始し、先ず板
温応答むだ時間Toの測定が完了する時点1,2で、次
コイル設定タイミング決定手段2eを起動して前記(2
)弐の演算を行って炉温設定タイミング1.Bを決定し
、これを定数テーブル2fに更新記憶し、次いで板温9
0%応答11.Y fil ”r 、 、の測、Iどが
完了づる時点り、で同様に次コイル設定タイミング設定
手段2eを起動して前記(1)弐の演算を行って炉温設
定タイくングL /1を決定し、これを定数テーブル2
fに更新記憶する。このとき、(1)弐の演算に当たっ
て、板温90%応答時間”l”R2は測定されないので
、前回値を使用して演算を行う。
また、第3図に示すように、炉温設定値演算子段2Cで
板温目標値を変更することなく L、 S Dが減少す
る方向に変更された場合には、L S Dが変更された
時点1 、で炉温設定値′r゛、が減少され、これと同
時に1.、 S D変更起動要求が炉応答性監視手段2
dに送出されることにより、この炉応答竹監視手段2d
で板温90%応答時間1゛R2の計測が開始され、これ
が完了する時点り、で次コイル設定クイごング決定手段
2eが起動されて、前記(1)式による演算を実行し、
次コイル設定タイミングt、を決定し、これを定数テー
ブルに更新記憶する。
板温目標値を変更することなく L、 S Dが減少す
る方向に変更された場合には、L S Dが変更された
時点1 、で炉温設定値′r゛、が減少され、これと同
時に1.、 S D変更起動要求が炉応答性監視手段2
dに送出されることにより、この炉応答竹監視手段2d
で板温90%応答時間1゛R2の計測が開始され、これ
が完了する時点り、で次コイル設定クイごング決定手段
2eが起動されて、前記(1)式による演算を実行し、
次コイル設定タイミングt、を決定し、これを定数テー
ブルに更新記憶する。
なお、上記実施例では、炉温設定値変更時の板温90%
応答時間TR+が16分、板温応答むだ時間Tnが6分
であり、L S D変更時の板温9o%応答時間TRz
が6分であることから、焼不足防止と燃料原単位のバラ
ンスで調整用パラメータα1を1分、α2を3分に設定
すると、次コイル設定タイミング1...及び1Bは、
それぞれt A −166+1 = ]、 ] 1tl+−6−3= 3なる。
応答時間TR+が16分、板温応答むだ時間Tnが6分
であり、L S D変更時の板温9o%応答時間TRz
が6分であることから、焼不足防止と燃料原単位のバラ
ンスで調整用パラメータα1を1分、α2を3分に設定
すると、次コイル設定タイミング1...及び1Bは、
それぞれt A −166+1 = ]、 ] 1tl+−6−3= 3なる。
「発明の効果]
以上説明したように、この発明によれば、炉温設定値変
更又はL S Dの変更等の操業条件の変更がある毎に
、次コイル設定タイ旦ングを実際の応答データに基づい
て逐次更新するようにし”ζいるので、次コイル設定タ
イミングを兄、答時間に応じて定量的に決定することが
てき、熱処理炉の経時変化等を考慮して板温制御精度を
常に良好に維持することができ、歩止まりの向上及び燃
料原単位の削減を図ることかできる効果が得られる。
更又はL S Dの変更等の操業条件の変更がある毎に
、次コイル設定タイ旦ングを実際の応答データに基づい
て逐次更新するようにし”ζいるので、次コイル設定タ
イミングを兄、答時間に応じて定量的に決定することが
てき、熱処理炉の経時変化等を考慮して板温制御精度を
常に良好に維持することができ、歩止まりの向上及び燃
料原単位の削減を図ることかできる効果が得られる。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
及び第3図は炉温設定値変更時のタイムチャート及びL
SD変更時のタイムチャー1・である。 図中、1は上位ビジネス計算機、2は板温制御演算装置
、3はT位ダイレクトディジタノ膠lントロール(DD
C)、4は炉温センサ、5はライン速度センサ、6は炉
温制御111用アクチユエータである。
及び第3図は炉温設定値変更時のタイムチャート及びL
SD変更時のタイムチャー1・である。 図中、1は上位ビジネス計算機、2は板温制御演算装置
、3はT位ダイレクトディジタノ膠lントロール(DD
C)、4は炉温センサ、5はライン速度センサ、6は炉
温制御111用アクチユエータである。
Claims (1)
- 金属ストリップを連続熱処理ラインで熱処理する金属ス
トリップの熱処理方法において、通常操業時において炉
温設定値、ライン速度等の操業条件を変更したときの応
答データを収集し、該応答データに基づいて次に熱処理
する金属ストリップに対する炉温設定のタイミングを決
定するようにしたことを特徴とする金属ストリップの熱
処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16880689A JPH0336217A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 金属ストリップの熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16880689A JPH0336217A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 金属ストリップの熱処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0336217A true JPH0336217A (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=15874839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16880689A Pending JPH0336217A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 金属ストリップの熱処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0336217A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05156372A (ja) * | 1991-12-09 | 1993-06-22 | Chugai Ro Co Ltd | 連続焼鈍ラインの運転方法 |
CN102548695A (zh) * | 2009-10-09 | 2012-07-04 | 株式会社天田 | 带锯床的主体虎钳装置 |
CN103146904A (zh) * | 2013-04-01 | 2013-06-12 | 张家港市胜达钢绳有限公司 | 一种胎圈钢丝热处理收线装置及收线方法 |
WO2019180961A1 (ja) * | 2018-03-23 | 2019-09-26 | Primetals Technologies Japan株式会社 | 熱処理炉の運転支援装置及び運転支援方法並びに熱処理設備及びその運転方法 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP16880689A patent/JPH0336217A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05156372A (ja) * | 1991-12-09 | 1993-06-22 | Chugai Ro Co Ltd | 連続焼鈍ラインの運転方法 |
CN102548695A (zh) * | 2009-10-09 | 2012-07-04 | 株式会社天田 | 带锯床的主体虎钳装置 |
CN103146904A (zh) * | 2013-04-01 | 2013-06-12 | 张家港市胜达钢绳有限公司 | 一种胎圈钢丝热处理收线装置及收线方法 |
WO2019180961A1 (ja) * | 2018-03-23 | 2019-09-26 | Primetals Technologies Japan株式会社 | 熱処理炉の運転支援装置及び運転支援方法並びに熱処理設備及びその運転方法 |
JPWO2019180961A1 (ja) * | 2018-03-23 | 2021-03-11 | Primetals Technologies Japan株式会社 | 熱処理炉の運転支援装置及び運転支援方法並びに熱処理設備及びその運転方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0549453B2 (ja) | ||
JPH0336217A (ja) | 金属ストリップの熱処理方法 | |
CN111156817B (zh) | 辊道窑烧结温度控制方法及其系统 | |
CN112464390B (zh) | 热轧轧机工作辊残留热凸度的确定方法及确定装置 | |
JPH02166235A (ja) | 金属板加熱炉における板温制御方法 | |
CN112461010B (zh) | 加热炉待轧能耗降低方法、装置及介质 | |
RU2251721C2 (ru) | Интеллектуальная система регулирования | |
JPH10206038A (ja) | ファジーロジックを用いた炉加熱制御方法 | |
JPH09192716A (ja) | ルーパ多変数制御装置 | |
JP2724365B2 (ja) | 高炉の操業方法 | |
JP2847313B2 (ja) | プログラム調節計 | |
JPH0285722A (ja) | プロセスデータのモニタ方式 | |
CN113591276A (zh) | 一种获取退火炉的带钢辐射系数的方法及系统 | |
JPH0517830A (ja) | ストリツプ連続熱処理ラインの制御方法並びにその装置 | |
JPH0374942B2 (ja) | ||
JPH07138658A (ja) | 連続熱処理炉の露点制御装置 | |
JPH05131208A (ja) | ルーパ多変数制御装置 | |
JPH05156327A (ja) | 高炉炉熱制御装置 | |
JPH075980B2 (ja) | 加熱炉の温度制御方法 | |
JP2737136B2 (ja) | 高炉炉熱制御装置 | |
JPH0641650A (ja) | 加熱炉におけるスケールロスの低減方法 | |
JP3017632B2 (ja) | 連続鋳造方法 | |
JPH0160529B2 (ja) | ||
JPH09264524A (ja) | 溶融炉制御装置 | |
JPH09316545A (ja) | 連続焼鈍炉の板温制御方法 |