JPH0336169Y2 - - Google Patents

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JPH0336169Y2
JPH0336169Y2 JP12322285U JP12322285U JPH0336169Y2 JP H0336169 Y2 JPH0336169 Y2 JP H0336169Y2 JP 12322285 U JP12322285 U JP 12322285U JP 12322285 U JP12322285 U JP 12322285U JP H0336169 Y2 JPH0336169 Y2 JP H0336169Y2
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insulator
yoke
fitting
fittings
insulators
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JP12322285U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複数連碍子装置の碍子交換に使用する
碍子交換装置に関する。
〔従来の技術〕
懸垂碍子を使用した碍子装置の中間碍子の交換
は、第4図に示すように交換する碍子の前後の碍
子のキヤツプ金具にそれぞれ碍子把持金具41を
取付け、両碍子把持金具41,41の両端を連結
するターンバツクル42,42の如き長さ調整金
具を短縮操作して、交換する碍子の荷重を長さ調
整金具に移して行つていた。又、碍子連のライン
側端とかアース側端の碍子の交換には、例えば第
5図に示す如き碍子交換器用金具(実公昭57−
4734号)が使用されている。このものは頂部をボ
ルトで連結された2枚の山形状金具45,45の
間でヨーク44に挿入して凹部47,47をボー
ルクレビス46に嵌着跨座せしめた碍子交換器用
金具43の両端と、中間の碍子48に取付けた碍
子把持金具41の両端とをそれぞれターンバツク
ル42,42、リング49,49を介して連結
し、ターンバツクル42を短縮操作して碍子5
0,51,52,53の荷重をターンバツクル4
2側に移してから碍子50を交換していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、碍子を交換する碍子連のうち、2個
のキヤツプ把持具41,41間又は碍子交換器用
金具43と碍子把持具41との間以外の碍子は、
ターンバツクル42の短縮操作によつて碍子荷重
が増大し、この増大する荷重に耐えられない碍子
は破断するので、その際のシヨツクで複数連碍子
装置上の作業者がはじき飛ばされて死亡するとい
う事故があつた。
本考案は前記の点に鑑みてなされたもので、碍
子交換作業における碍子破断事故から作業者を保
護できるようにした碍子交換装置の提供を目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するた本考案の碍子交換装置に
おいては、本体部の碍子側端縁中間に複数碍子連
を連結するヨークの一つの碍子連連結金具に嵌め
る凹部を形成しこの凹部を通る碍子連軸線を境に
一方の短片側ヨーク部分にヨーク固定用のボルト
孔を、他方の長片側ヨーク部分に連結孔を設けた
二つの取付本体と、両端を両取付本体の前記連結
孔に連結する長さ調整金具付連結材と、交換すべ
き碍子の前後に連結する碍子等に取付ける取付具
を一対の長さ調整金具で連結してなる碍子交換金
具を備え、前記長さ調整金具付連結材で連結した
両取付本体を短片側ヨーク部分で複数碍子連を連
結する両ヨークの碍子交換側に取付けるようにし
たことを特徴とするものである。
〔作用〕
長さ調整金具18付きの連結材19で連結され
た両取付本体16,16は、複数の碍子連3,3
の両端を連結する両ヨーク2,8の碍子交換を行
う側に、凹部21で碍子連連結金具5に嵌め、か
つ短片側ヨーク部分23を連結することによつ
て、両ヨーク2,8及び碍子交換を行わない碍子
連3とで枠体を構成するので、この枠体内に碍子
を交換する碍子連3が位置する。次に、交換すべ
き碍子の前後に連結する碍子等に碍子交換金具を
取付け、その長さ調整金具25,25を短縮操作
して弛緩した不良碍子を新たな碍子と交換する
が、長さ調整金具25,25の短縮操作では碍子
交換金具で把持された碍子及びこれにつながる外
側の碍子に作用する引張荷重が増大し、この増大
する引張荷重に耐えられない碍子は破断すること
になる。しかし、破断する碍子は前記枠体内にあ
るため、碍子が破断しても枠体の状態は変わら
ず、破断の際の碍子引張荷重は枠体の両側部で分
担して破断の際のシヨツクを大幅に和らげ、複数
連碍子装置の動きを抑制する。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図において、1は2連耐張装置取付金具、2は
2連耐張装置取付金具1に連結されたアース側の
ヨーク、3は一端をボールクレビス4、直角クレ
ビスリンク5を介してヨーク2に連結され、他端
を平行ソケツトリンク6、直角クレビス7を介し
てライン側のヨーク8に連結された2連の碍子
連、9は直角クレビス10を介してヨーク8に連
結された垂直ヨーク、11は直角クレビス12を
介して垂直ヨーク9の上端部に連結された上部水
平ヨーク、13は長尺の直角クレビス14を介し
て直角ヨーク9の下端部に連結された下部水平ヨ
ークで、上下両水平ヨークの両端には耐張クラン
プ15が取付けられている。
前記するような4導体耐張碍子装置において、
本実施例の碍子交換装置は、ヨーク2,8に取付
ける2枚の取付本体16,16と、両取付本体1
6,16の長片側端部17,17を連結するター
ンバツクル18付き安全ロープ19と、交換すべ
き碍子の前後に連結する碍子に取付ける両碍子把
持金具33,33を一対のターンバツクル25,
25で連結してなる碍子交換金具で構成してい
る。尚、碍子交換金具は、交換すべき碍子が碍子
連3のライン側端或いはアース側端にある場合は
一方の金具は取付本体16のうち長方側端部17
を除く取付本体部分であり、取付本体16は碍子
交換金具の一方の金具を兼ねる。
取付本体16は第2図及び第3図に示すよう
に、山形状の本体部20の碍子側端縁35の山形
頂部に碍子連連結金具たる直角クレビスリンク5
(ヨーク8では直角クレビス7)に嵌める凹部2
1を形成し、本体部20はこの凹部21を通る碍
子連軸線22に対して非対称で一方の短片側ヨー
ク部分23の中間にヨーク2,8を連結するため
の複数のボルト孔24と碍子側端部にターンバツ
クル25を連結するための孔26を設け、他方の
長片側ヨーク部分27の碍子側端部内側にターン
バツクル25を連結するための孔28を外側にタ
ーンバツクル18付き安全ロープ19を取付ける
ための連結孔29を設けており、さらに、孔2
6,28,29がある本体部分30は第3図に示
す如くヨーク2,8取付面と平行に折曲げられて
いてその厚みの中心が二つの碍子連軸線22,2
2を含む平面32上にあるようにしている。
本実施例は前記するような構成であるから、碍
子交換を行うには、まず2枚の取付本体16,1
6はヨーク2,8の碍子交換を行う側の碍子連連
結金具たる直角クレビス5,7に凹部21,21
で嵌め、短片側ヨーク部分23のボルト孔24と
ヨーク2,8のボルト孔に挿通したボルト34、
ナツト(図示せず)でヨーク2,8に一体的に連
結する。そして対向する両取付本体16,16の
長片側ヨーク部分27,27の端部をターンバツ
クル18付き安全ロープ19で連結し、ターンバ
ツクル18を操作して碍子連3に張力変動を生ぜ
しめない程度に安全ロープ19を張設しておく。
これにより碍子を交換する碍子連3は、碍子交換
をしない碍子連3と両ヨーク2,8とターンバツ
クル18付安全ロープ19と両取付本体16,1
6とで構成された枠体の中に位置する。
交換する碍子が碍子連3の中間にあるときは、
仮想線で示す如くその前後の碍子を碍子交換金具
の両碍子把持金具33,33で把持する。又、碍
子連3のライン側端或いはアース側端の碍子の交
換では、取付本体16に設けた孔26,28に一
端を取付けた一対のターンバツクル25,25の
他端を、交換する碍子に連結した碍子を把持する
碍子把持金具33に連結する。
いま、不良碍子を交換すべくターンバツクル2
5,25を短縮操作すると、不良碍子は弛緩する
が、碍子交換金具で把持され碍子及びこれにつな
がる外側の碍子に作用する引張荷重が増大し、こ
の引張荷重に耐えられない碍子は破断することと
なる。
しかし、破断する碍子は前記枠体の中にあるた
め、破断の際の引張荷重はターンバツクル18付
き安全ロープ19と碍子交換を行わない碍子連3
とで分担して破断時のシヨツクを大幅に和らげら
れるので、複数連碍子装置の動揺は小さい。
尚、本実施例では取付本体16はヨーク2,8
の片面に取付ける構成であるが、ヨークの表裏に
跨るような構成にしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の碍子交換装置は、
長さ調整金具付連結材で連結した両取付本体を、
その短片側ヨーク部分で複数碍子連を連結する両
ヨークの碍子交換側に取付けるようにしているの
で、碍子交換金具の短縮操作で碍子が破断しても
そのシヨツクを大幅に和らげ、複数連碍子装置の
動きを抑制することができる。従つて、碍子交換
作業における作業者の安全を確保できる優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の平面図、第2図は取
付本体の拡大平面図、第3図は同側面図、第4図
及び第5図はそれぞれ従来の碍子交換装置の平面
図である。 2,8……ヨーク、5……碍子連連結金具(直
角クレビス)、16……取付本体、18,25…
…長さ調整金具(ターンバツクル)、19……連
結材(安全ロープ)、20……本体部、21……
凹部、22……碍子連軸線、23……短片側ヨー
ク部分、24……ボルト孔、27……長片側ヨー
ク部分、29……連結孔、33……金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体部の碍子側端縁中間に複数碍子連を連結す
    るヨークの一つの碍子連連結金具に嵌める凹部を
    形成しこの凹部を通る碍子連軸線を境に一方の短
    片側ヨーク部分にヨーク固定用のボルト孔を、他
    方の長片側ヨーク部分に連結孔を設けた二つの取
    付本体と、両端を両取付本体の前記連結孔に連結
    する長さ調整金具付連結材と、交換すべき碍子の
    前後に連結する碍子等に取付ける取付具を一対の
    長さ調整金具で連結してなる碍子交換金具を備
    え、前記長さ調整金具付連結材で連結した両取付
    本体を短片側ヨーク部分で複数碍子連を連結する
    両ヨークの碍子交換側に取付けるようにしたこと
    を特徴とする碍子交換装置。
JP12322285U 1985-08-09 1985-08-09 Expired JPH0336169Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12322285U JPH0336169Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12322285U JPH0336169Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6233616U JPS6233616U (ja) 1987-02-27
JPH0336169Y2 true JPH0336169Y2 (ja) 1991-07-31

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JP12322285U Expired JPH0336169Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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JPS6233616U (ja) 1987-02-27

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