JPH0336029A - 粘着製品の貼付方法 - Google Patents

粘着製品の貼付方法

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JPH0336029A
JPH0336029A JP16980789A JP16980789A JPH0336029A JP H0336029 A JPH0336029 A JP H0336029A JP 16980789 A JP16980789 A JP 16980789A JP 16980789 A JP16980789 A JP 16980789A JP H0336029 A JPH0336029 A JP H0336029A
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JP
Japan
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group
glass surface
adhesive
adhesive product
self
Prior art date
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Pending
Application number
JP16980789A
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English (en)
Inventor
Yuichi Kogo
勇一 向後
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、広告ステッカ−類、表示用ステッカ−類、装
飾用ステッカ−類等に用いられる粘着製品をガラス表面
に貼付する際、粘着製品とガラス表面との接着力、特に
耐水・耐湿接着力を向上させる方法に関する。
(従来の技術) 広告ステッカ−類、表示用ステッカ−類、装飾用ステッ
カ−類等に用いる粘着製品は、基材として合成樹脂フィ
ルムシート又は発泡体を用い、その片面に粘着層を設け
、さらに粘着剤層上に離型紙を付設して構成されている
。該粘着製品は、金属板、塗装板、あるいは合成樹脂板
等には非常に良く接着し、耐水・耐湿接着力も良好であ
る。
しかしながら、該粘着製品をガラス表面に貼付し、これ
を水に浸漬すると著しい接着力の低下あるいは粘着製品
の自然剥離現象が生じる。この現象は、特に屋外の表示
に用いられ、風雨に晒されるマーキングフィルムの貼付
の際には、重大な問題点となる。
この問題点を解決するために、特公昭6247631号
公報、特開昭62−282924号公報には、粘着製品
をガラス表面に貼付する際に、前処理としてガラス表面
にシランカップリング剤を塗布する方法が記載されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、シランカップリング剤を用いる方法には
、シランカップリング剤溶液中でシランカンブリング剤
同志が反応し、効果が減少するというシランカップリン
グ剤の安定性に問題点があり、そのために適当な濃度の
シランカップリング剤溶液を用意しなければならないと
いう問題点があった。
本発明が解決しようとする課題は、ガラス表面に対する
耐水・耐湿接着力に優れ、安定かつ簡易な粘着製品の貼
付方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために、粘着製品をガラス
表面に貼付する際に、前処理として、ガラス表面に官能
性ポリシロキサン溶液を塗布することを特徴とする粘着
製品の貼付方法を提供する。
本発明において使用する粘着製品は、ポリ塩化ビニル、
ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリカーボネート、ポリアセテート、ポリスチレン、ポ
リアミド、ポリイミド、シリコーン、フッ素含有ポリマ
ー、天然ゴム、合成ゴム等柔軟性を有する合成樹脂及び
それらの複合体から成るフィルム、シートまたは発泡体
を基材として使用し、粘着剤からなる粘着層を′基材の
片面に設けたものである。尚、アルミニウム箔の如き金
属箔を基材として用いた粘着製品も使用することができ
る。
基材の厚みとしては、用途により異なるが、l。
μmm−1oの範囲が適当である。
粘着剤としては、例えばアクリル樹脂系、ゴム系の粘着
剤等を用いることができる。しかしながら、耐久性の点
からアクリル樹脂を主体とした粘着剤を用いることが望
ましい。アクリル樹脂系粘着剤は、通常1種又は2種以
上のモノマーを溶液中でラジカル重合して製造すること
ができる。モノマー成分としては、例えば、(メタ)ア
クリル酸の炭素原子数1〜8のアルキル又はシクロアル
キルエステル;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グリ
シジル(メタ)アクリレートの如き官能基含有アクリル
酸エステル; (メタ)アクリル酸、マレイン酸の如き
不飽和カルボン酸; (メタ)アクリルアごド、N−ブ
トキシメチル(メタ)アクリルアミドの如き(メタ)ア
クリルアミド;スチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル
、(メタ)アクリルニトリルの如きビニル単量体が挙げ
られる。また、E記したアクリル樹脂系粘着剤と組み合
わせて、エステルガム、ロジン系樹脂、クマロン樹脂、
フェノール樹脂、ポリテルペン樹脂等の粘着付与剤を併
用してもよい。
アクリル樹脂系粘着剤は、必要に応して架橋しで用いら
れる。架橋システムとしては、イソシアネート、キレー
ト、エポキシ、メラミン架橋方法等が有効である。
粘着剤層の厚みとしては、用途により異なるが、10〜
60μmの範囲が適当である。
粘着製品は、一般に粘着剤を離型紙上に適当な乾燥厚み
になるように塗工し、加熱乾燥させた後、基材に転写す
ることにより製造される。
本発明において使用する官能性ポリシロキサンは、下記
の一般式 で表される。式中、R9−R1は、各々独立的に、水酸
基;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロ
ポキシ基、ブトキシ基、i−ブ]・キシ基、t−ブトキ
シ基、イソブトキシ基、ペンチルオキシ基、イソペンチ
ルオキシ基、=1−ペンチルオキシ基、ネオペンチルオ
キシ基、ヘキシルオキシ基、イソへキシルオキシ基、シ
クロへキシルオキシ基、フェノキシ基、ヘプタオキシ基
、ベンジルオキシ基、オクチルオキシ基、2−エチルへ
キシルオキシ基の如き炭素原子数1〜8のアルコキシル
基から成る群選ばれる置換基である。
上記官能性ポリシロキサンは、四塩化ケイ素を一価アル
コール、エステル類の所定量中で計算量の水と反応させ
、系中で安定な部分加水分解のコロイド分散液を得る方
法により1N製される。
官能性ポリシロキサンの塗布方法は、通常の塗布方法、
例えば、刷毛塗り、スプレー塗りはもちろん有用である
が、ガラス表面の洗浄を兼ねて上記官能性ポリシロキサ
ン溶液を綿布に浸み込ませガラス表面を拭くだけでも十
分な効果が得られる。
乾燥皮膜の厚さは、0.1us以上有れば十分な効果が
得られる。また、貼付施工の際に貼付する粘着製品の位
置合わせが容易となる点及び被着体であるガラス表面と
粘着製品間への空気の巻き込みが減少する点から、ウェ
ソトの状態で粘着製品を加圧貼付する二とが望ましい。
(実施例) 以下に本発明の実施例を述べ、本発明を具体的に説明す
る。
実施例1 厚さ50μmの塩化ビニルフィルムにアクリル系粘着剤
を厚さ301!mに塗布した塩化ビニル粘着フィルム(
マーキングフィルム)ヲ作製シた。
次に、平滑なガラス表面にエトキシポリシロキサンのエ
タノール溶液を塗布し、直ちにマーキングフィルムを加
圧して貼付した。
このようにして得たマーキングフィルム貼付ガラスを室
温にて1時間放置後、40°C1及び70°Cの温水に
各々2日間浸漬した後、あるいは70’CX 95%R
Hに2日間放置した後、取り出した。
水分を除去した後、直ちにインストロン型引張試験機を
用いて300mm/分のスピードで接着力を測定した。
その結果を第1表に示した。
実施例2 平滑なガラス表面にエトキシポリシロキサンのエタノー
ル溶液を塗布し、直ちに実施例1で用いたマーキングフ
ィルムを加圧して貼付した。その後、60°Cで15分
間加熱乾燥した後、室温にて1時間放置した。このよう
にして得たマーキングフィルム貼付ガラスを実施例1と
同様の試験に供した。その結果を第1表に示した。
実施例3 平滑なガラス表面にイソプロポキシポリシロキサンのイ
ソプロピルアルコール溶液を塗布し、直ちに実施例1で
用いたマーキングフィルムを加圧して貼付した。その後
、60℃で工5分間加熱乾燥した後、室温にて1時間放
置した。このようにして得たマーキングフィルム貼付ガ
ラスを実施例1と同様の試験に供した。その結果を第1
表に示した。
比較例1 平滑なガラス表面に、官能性ポリシロキサン溶液を塗布
せずに、実施例1で用いたマーキングフィルムを加圧し
て貼付した。室温にて1時間放置した後、実施例1と同
様の試験に供した。その結果を第1表に示した。
第1表に示した結果から明らかなように、本発明の方法
に用いた官能性ポリシロキサン塗布によって、粘着製品
のガラス表面への耐水・耐湿接着力の向上に著しい効果
を示すことが理解できる。
また、使用する官能性ポリシロキサンは、溶液中で安定
であり、使用方法も簡便であるので、実用上有用である
(発明の効果) 本発明の貼付方法は、耐水・耐湿接着力に優れているの
で、水中、多湿下あるいは風雨に晒される屋外で使用さ
れるガラス製品又は結露の生じ易い窓ガラスに粘着製品
を貼付する方法として極めて有用である。
また、本発明の貼付方法は、溶液中で安定な官能性ポリ
シロキサンを使用するので、従来法に比べ、極めて簡便
に粘着製品を貼付することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、粘着製品をガラス表面に貼付する際に、前処理とし
    てガラス表面に官能性ポリシロキサン溶液を塗布するこ
    とを特徴とする粘着製品の貼付方法。
JP16980789A 1989-07-03 1989-07-03 粘着製品の貼付方法 Pending JPH0336029A (ja)

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JP16980789A JPH0336029A (ja) 1989-07-03 1989-07-03 粘着製品の貼付方法

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JPH0336029A true JPH0336029A (ja) 1991-02-15

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ID=15893262

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JP16980789A Pending JPH0336029A (ja) 1989-07-03 1989-07-03 粘着製品の貼付方法

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