JPH0335990A - 真空吸着装置 - Google Patents

真空吸着装置

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JPH0335990A
JPH0335990A JP16842489A JP16842489A JPH0335990A JP H0335990 A JPH0335990 A JP H0335990A JP 16842489 A JP16842489 A JP 16842489A JP 16842489 A JP16842489 A JP 16842489A JP H0335990 A JPH0335990 A JP H0335990A
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JP
Japan
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suction
vacuum chamber
vacuum
suction cup
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP16842489A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Kishi
岸 修二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amano Corp
Original Assignee
Amano Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は物流の搬送とか、自動機器のパーツやプリント
基板、或は、梱包材等の搬送に用いて好適な真空吸着装
置に関する。
〔従来の技術〕
上述した各種物品(以下被搬送物と云う)の搬送に当っ
ては、従来より第4図に示した如き真空吸着装置を用い
た搬送装置が幅広く利用されている。
図示した真空吸着装置は、ブロアーの真空作用を吸着盤
に及ぼし、この吸着盤に被搬送物を吸着させて搬送する
ものであって1図中、Aはユニットホルダで、B、Bは
ユニットホルダAに対して角度調整自在に取付けた左右
のバキュームホルダを示し、更にCは吸引ボックス、D
・・・はエアホース、E、Eは左右の吸着!!(バキュ
ームカップ)Fはフィードバーを示すものであって、各
エアホースD・・・を通して吸引作用が及ぶ左右の吸着
盤E。
Eに被搬送物Tを吸着させて搬送する仕組に戊っている
所が、以上の如く構成した従来の真空吸着装置の場合は
1両方の吸着盤E、Eが被搬送物Tのフラットな面に接
している時は、遺憾無く吸着力を発揮することができる
が、第4図の如くいずれか一方の吸着盤Eが被搬送物T
の穴とか切欠部Taに掛ったり、被搬送物Tから外れて
いるような場合には、この吸着IREから外気が吸引さ
れて真空力(吸着力)の低下を招き、被搬送物Tを吸着
できずに搬送に支障を来す問題があった。
そこで従来は、上記バキュームホルダB、Bの角度とか
長さを調節することにより、左右の吸着盤E、Eを被搬
送物Tのフラットな面に位置合せしたり、吸着盤E、E
の設定位置が異なる複数台の真空吸着装置を予め用意し
て、これ等の中から搬送する被搬送物Tの形態に合った
真空吸着装置を選んで使用することによって、上述した
問題の解決を図っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、搬送の都度バキュームホルダB、Bの角度等を
調節して吸着盤E、Eの位置合せを行うのでは、調節操
作が面倒に戊って操作性に問題が生じ、また、複数台の
真空吸着装置を予め用意する場合は、経済的な問題に加
えて、フィードバーF等にその都度真空吸着装置を装着
し直す必要があるため、作業が著しく煩雑化する問題が
あった。
更に1図示した様な2組の吸着盤E、Eを用いて被搬送
物Tを吸着する吸着装置の場合は、被殻送物Tが多数の
穴とか切欠部ta・・・を備えるフラット面の少ないパ
ーツとかプリント基板の様なものである場合には、吸着
!E、Eの位置合せが難しく成って容易に吸着、搬送で
きなくなる問題もあった。
従って本発明の技術的課題は、吸着盤を位は合せしたり
、吸着盤の位置が異なる複数台の吸着装置を予め用意す
る必要がなく、また、多数の穴とか切欠部を備えていて
フラット面の少ない被搬送物の場合であっても、簡単に
且つ確実に吸着して搬送できるようにした真空吸着装置
を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために、本発明で講じた手
段は以下の如くである。
(1)内部をブロアーの吸引作用が及ぶ真空室としたユ
ニットホルダの底面に、夫々通気穴を通して上記の真空
室に通じる多数の弁室を穿設し、これ等各弁室の底面口
には吸盤を取付け、上面口には各弁室内に収容した球弁
体によって開閉自在な球面弁座を設けること。
(2)これ等各球面弁座の縁には、吸着に支障が生じな
い程度の若干の通気を許す隙間を設けること。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
■上記(1)で述べた要素は、真空室にブロアーの吸引
作用を及ぼした状態で吸盤を被搬送物のフラット面に押
接した場合、吸盤に真空力が及んで吸着力が発揮される
から、この吸着力を利用して被搬送物を吸着することが
できると共に、被搬送物の穴とか切欠部に掛ったり、被
搬送物から外れた吸盤に付いては、真空力が及んで球弁
体を球面弁座に吸着させてこれを塞ぐため、他の吸盤に
及んでいる吸着力の低下を防止することができるもので
あって、従って、多数設けたいずれかの吸盤が被搬送物
のフラット面に接していれば、被搬送物を吸着すること
ができるから、1台にて各種形態の被搬送物を簡単に、
且つ、確実に吸着することを可能とする。
■上記(2)で述べた要素は、吸盤が被搬送物のフラッ
ト面に吸着した場合、吸盤内の空気が球面弁座の隙間か
ら真空室側に吸引され、吸盤内の圧力と真空室内の圧力
を等しくして球面弁座を塞ぐ球弁体を落下させることが
できるため、この開かれた弁口から真空力が吸盤に及ん
で、吸盤を真空吸着状態に維持し続けて吸着搬送を可能
にすると共に、被搬送物のフラット面に接していない吸
盤の球弁体は、球面弁座の隙間が小さく造られている関
係で1球面弁座への吸着(閉塞)が維持されて、圧力低
下を防止可能とする。
以上の如くであるから、上記の手段によって上述した技
術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解消す
ることができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本発明に係る真空吸着装置の好適な実
施例を添付した図面と共に詳細に説明する。
本発明の外観斜視図と側断面図、並びに、要部の拡大断
面図を示した第1図、第2図、第3図に於いて、1は吸
着装置の本体であって、内部はホースHを通してブロア
ー(図示せず)の吸引作用が及ぶ真空室2に戊っている
。3は厚内に形成した上記本体1の底抜で、この底板3
の面には夫々通気穴5・・・を通して真空室2に通じる
多数の弁室4・・・が並べて穿設(凹設)されている。
6・・・は上記各弁室4・・・の底面口に取付けたゴム
製の吸盤で、7・・・は各弁室4・・・内に作動自在に
収容されたプラスチック製の球弁体を示す、更に、5a
・・・は上記各弁室4・・・の上面口、即ち、各通気穴
5・・・の下端口に形成した球面弁座であって、これ等
多弁fi5aは上記の球弁体7によって開閉される仕組
に成っている。
また、8・・・は上記各球面弁座5a・・・の口縁部に
切欠形成した隙間であって、これ等各隙間8・・・から
は、球弁体7が球面弁座5aを塞いだ場合でも、吸着(
Ill送)に支障が生じない程度の量の空気が真空室2
側に吸引される様に構成されている。
尚、図示はしていないが本体1には搬送作動用のフィー
ドバー等が接続されていて、吸盤6・・・に被搬送物T
を吸着させた状態で任意の方向に搬送できる仕組に戒っ
ている。
本発明に係る真空吸着装置は以上述べた如き構成である
から、真空室2に吸引作用を及ぼした状態で本体1を第
1図並びに第2図の如く被搬送物Tの面に押接すると、
被搬送物Tのフラット面に吸盤6が接している弁室4の
球弁体7は、吸盤6内の空気が隙間8を通して真空室2
側に吸引されて、吸盤6内の圧力が真空室2内の圧力と
等しくなる関係で、第2図の如く下に落ちて球面弁座5
aを開放する。従って、吸@6には真空吸着作用が働い
て被搬送物Tを吸着し続けることが可能になる。
一方、吸盤6が被搬送物Tの穴とか切欠部Ta・・・に
掛ったり、被搬送物Tから外れた弁室4の球弁体7は、
真空室2からの吸引作用を受けて球面弁座5aに吸着し
てこれを塞ぐから、真空室2の圧力低下を防止して、他
の吸盤6の吸着力の低下を防止可能とする。
尚、上記の如く球弁体7が球面弁座5aに吸着して塞い
でいる時にも、隙間8から外気が真空室2内に吸引され
て圧力の低下を招くが、この隙間8は搬送に支障が生じ
ない程度に小さく造られている関係上、上記真空室2内
の圧力低下は極少量であって、搬送中に吸着が外れる心
配はない。
〔効果〕
本発明に係る真空吸着装置は以上述べた如くであって、
多数形成した吸盤のいずれかが被搬送物のフラット面に
接していれば、他の吸盤が穴とか切欠部に掛ったり、被
搬送物から外れていたとしても、優れた吸着力を発揮し
て吸着状態を維持することができるものであるから、吸
盤の位置を被搬送物の形態に合わせて移動1節したり、
被搬送物の形態に合わせて吸盤の位置を変えた複数台の
吸着装置を用意したりする必要が全く無く、1台にて各
種形態の被搬送物を簡単に、且つ、確実に吸着して搬送
することができるものであって、特に、穴とか切欠部の
多いパーツ類とか基板等の搬送に用いて淘に好適なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第11!lは本発明に係る真空吸着装置の使用時の状態
を示した斜視図で、第2図はその断面図、第3図は要部
を拡大して示した断面図、第4図は従来装置の平面図で
ある。 lは本体、2は真空室、3は底板、4は弁室、5は通気
穴、5aは球面弁座、6は吸盤、7は球弁体、8は隙間
。 特 許 出 願 人 ア マ ノ 株 式 r 第 図 T。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  内部をブロアーの吸引作用が及ぶ真空室としたユニッ
    トホルダの底面に、夫々通気穴を通して上記の真空室に
    通じる多数の弁室を穿設し、これ等各弁室の底面口には
    吸盤を取付け、上面口には各弁室内に収容した球弁体に
    よって開閉自在な球面弁座を設けると共に、これ等各球
    面弁座の縁には、吸着に支障が生じない程度の若干の通
    気を許す隙間を設けたことを特徴とする真空吸着装置。
JP16842489A 1989-06-30 1989-06-30 真空吸着装置 Pending JPH0335990A (ja)

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Cited By (6)

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