JPH0335969Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0335969Y2
JPH0335969Y2 JP1988055864U JP5586488U JPH0335969Y2 JP H0335969 Y2 JPH0335969 Y2 JP H0335969Y2 JP 1988055864 U JP1988055864 U JP 1988055864U JP 5586488 U JP5586488 U JP 5586488U JP H0335969 Y2 JPH0335969 Y2 JP H0335969Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
nozzle
valve
fitting recess
annular spacer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1988055864U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01169954U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988055864U priority Critical patent/JPH0335969Y2/ja
Priority to EP89107391A priority patent/EP0339547B1/en
Priority to DE8989107391T priority patent/DE68900406D1/de
Priority to US07/342,209 priority patent/US4929176A/en
Priority to CA000597903A priority patent/CA1301628C/en
Publication of JPH01169954U publication Critical patent/JPH01169954U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0335969Y2 publication Critical patent/JPH0335969Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23QIGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
    • F23Q2/00Lighters containing fuel, e.g. for cigarettes
    • F23Q2/16Lighters with gaseous fuel, e.g. the gas being stored in liquid phase
    • F23Q2/162Lighters with gaseous fuel, e.g. the gas being stored in liquid phase with non-adjustable gas flame
    • F23Q2/163Burners (gas valves)
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/794With means for separating solid material from the fluid
    • Y10T137/8122Planar strainer normal to flow path

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ガスライター、コンロ、その他の燃
焼機器等に使用され、開弁時に、無調整で一定量
のガスを噴出させる無調整バルブの改良に関す
る。
(従来の技術) 従来、開弁時に、無調整で一定量のガスを噴出
させる無調整バルブは、ガスタンク本体の上方開
口部へタンク上蓋を気密に一体化させ、該タンク
上蓋内に上方開口の嵌合凹部を一体成形してバル
ブを圧入し、また、前記嵌合凹部の底面に透孔を
穿設して前記ガスタンク本体と連通させると共
に、該透孔と前記バルブとの間に多孔性フイルム
からなる透過フイルターを不接触状態に配設させ
ることにより、開弁時に一定量のガスを透過させ
ていた。
一方、ガスタンク本体の上方開口部へ気密に一
体化させたタンク上蓋と、該タンク上蓋内に一体
成形された上方開口の嵌合凹部と、該嵌合凹部の
底面中央に開口され前記ガスタンク本体内に通じ
る透孔と、前記嵌合凹部に圧入され頂部端面に透
孔を有する筒蓋状のノズル螺旋と、該ノズル螺旋
に嵌合されて内部に弁室を形成し底面に弁口を有
する有底筒状のノズル底栓体と、前記弁室内にス
プリング等を介して組み込まれ上端を前記ノズル
螺旋の透孔より外方へ突出せしめたガス噴出ノズ
ルと、該ガス噴出ノズルの下端に突設された弁ゴ
ムと、前記ノズル底栓体の下方に配置されて開弁
時に一定量のガスを透過させるフイルターと、該
フイルターの下面に当てがわれた環状スペーサー
及び固定子とを備え、前記ノズル底栓体の底面と
斯かる環状スペーサー及び固定子の上面とで前記
透過フイルターを挟持固定して前記透過フイルタ
ーの上面にバルブ底を接触状態に配置させると共
に、バルブの下端外周に嵌挿されたOリングが前
記環状スペーサーの上端縁及び嵌合凹部の内壁面
に接合して脇方向からのガスの流出を封止せしめ
てなるガスライターがあつた(特開昭60−11020
号公報参照)。
他方、バルブの構成を著しく簡単にすることに
より生産コストを低廉化させたガスライターとし
て、ガス化できる液体燃料のためのガスタンクを
直接形成するライター本体を有し、該ライター本
体の中に配置されるバルブが、炎を形成するため
に点火すべき燃料ガスを送出するガス噴出ノズル
を有し、前記バルブに連通しこれによつて制御さ
れる通路及び環状の肩がライター本体に形成さ
れ、該肩は前記通路を包囲する環状の受け面を有
し該受け面に直接座着する圧力低域部材が、前記
液体の上方の前記ガスタンク内のガス空間に直接
さらされ、前記圧力低域部材が、前記通路を通る
前記液体のガス化によつて形成されるガスの流量
を制御することによつて、前記炎の高さをライタ
ーの製造の際の前記圧力低域部材の多孔特性によ
つて制御される程度に限定してなる使い捨てライ
ターがあつた(特開昭61−119917号公報参照)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記した前記透孔と前記バルブ
との間に透過フイルターを不接触状態で配設せし
めた無調整バルブの構造にあつては、透過フイル
ターの上下両面がバルブ底及び嵌合凹部の底面よ
りそれぞれ遊離されていることから、開弁時、ガ
ス圧により前記透過フイルターが上方へ押圧され
て変位、変形をなすため、該フイルターのガス透
過面積が変動してしまい、ガス流量が不安定にな
つてしまうと共に、ガスタンク本体内のガス圧が
温度上昇に比例して高くなると、該ガス圧の増加
に伴い炎長が延びてしまい、安定した炎長が得ら
れないといつた問題があつた。
また、前記嵌合凹部の底面に穿設した透孔内
に、液化ガスが表面張力により溜つてしまい、透
過フイルターの下面(上流側)に立ち塞がるとい
つた欠点を有していた。そのため、前記ガス溜り
を気化させるための熱量(気化熱)が多く必要と
なり、また、不足すると液化ガスが気化せず炎の
不安定を招来していた。
また、ガスライターを揺動或いは倒立させた場
合にあつては、透過フイルターが液化ガスによつ
て過剰に濡れてしまい透過フイルターの臨界表面
張力に影響を与えガス透過率に誤差が生じるなど
の膜特性への悪影響が危惧されていた。
一方、透過フイルターの上面にバルブ底を接触
状態に配置させてなる特開昭60−11020号公報の
ガスライターにあつては、透過フイルターの下面
に環状スペーサーの他、別体の固定子までも当て
がわなければならず、しかも斯かる固定子に接触
させる吸上芯をも必要となることから、部品点数
が増加すると共に組み付けに手間がかかるといつ
た問題があり、また、前記透過フイルターにモレ
キユラーシーブ(合成フツ石からなる特殊吸着
剤)を使用することも相俟つて、生産コストが少
なからず高くなるものであつた。
他方、バルブの構成を著しく簡単にすることに
より生産コストを低廉化させた特開昭61−119917
号公報の使い捨てガスライターにあつては、前記
圧力低域部材を前記液体の上方の前記ガスタンク
内のガス空間に直接さらされるように装着しなけ
ればならないため、圧力低域部材の取り付けに手
間を要してしまうといつた欠点を有するものであ
つた。
すなわち、ガスタンクには、圧力低域部材並び
に環状スペーサーをガスタンク内に挿入するため
の挿入口(開口)を必ず設けなければならない
他、その挿入口を気密に閉塞させる密閉手段(シ
ールド蓋等)をも別途に必要となり、しかも、環
状スペーサーをガスタンクの内方に突出せしめた
内向き延長の環状ボスの底部に熱融着若しくは超
音波溶着をして取り付けなければならないことか
ら、また、これがガスタンク内での組付作業であ
ることも相俟つて、手間暇が必要以上にかかつて
しまい取り付けに余儀なくされるものであつた。
更に、ライター本体に設けた円筒形の開口にガ
ス噴出ノズルを単に遊挿しただけの簡素なバルブ
構造では、バルブの気密性が損なわれることは云
うまでもなく、ガス洩れ及び火傷等の事故が危惧
されるものであり、延いては圧力低域部材若しく
は環状スペーサーが前記ガスタンク内のガス空間
に直接さらされるように装着されることから、外
部衝撃や溶着不良によるスペーサー等の抜け落ち
も危惧されるものであつた。
しかも、圧力低域部材を構成する多孔金属箔等
の上面には、変位阻止手段が施されていないこと
から殊にガス圧変動や開弁時における負圧によつ
て弛緩変位し、ガス透過面積が変動してしまうと
いつた問題をも有していた。
本考案は斯かる問題点に鑑みてなされたもの
で、環状スペーサーの取り付けが簡単で、しか
も、固定子や網状体等の別部材を使用することな
くガス圧変動等による透過フイルターの上方への
変位を防止して一定のガス透過面積を確保し、か
つ、透過フイルターの過剰な濡れ及び透孔内若し
くはフイルター下面のガス溜りを抑制して、より
安心した炎長が得られる無調整バルブを提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上述の如き問題点を解決し所期の目的を達成す
るため本考案の要旨とする構成は、ガスタンク本
体の上方開口部へ気密に一体化させたタンク上蓋
と、該タンク上蓋内に一体成形された上方開口の
嵌合凹部と、該嵌合凹部の底面中央に開口され前
記ガスタンク本体内に通じる透孔と、前記嵌合凹
部に圧入され頂部端面に透孔を有する筒蓋状のノ
ズル螺旋と、該ノズル螺旋に嵌合されて内部に弁
室を形成し底面に弁口を有する有底筒状のノズル
底栓体と、前記弁室内にスプリング等を介して組
み込まれ上端を前記ノズル螺旋の透孔より外方へ
突出せしめたガス噴出ノズルと、該ガス噴出ノズ
ルの下端に突設された弁ゴムと、前記ノズル底栓
体の下方に配置されて開弁時に一定量のガスを透
過させるフイルターと、該透過フイルターを熱圧
着、超音波溶着若しくはインパルス溶着により固
着させて前記嵌合凹部内に配設された環状スペー
サーと、該環状スペーサーの上端縁と前記嵌合凹
部の内壁面とに接合して脇方向からのガスの流出
を封止するように前記ノズル底栓体の外周に嵌挿
されたOリングとを備えてなる無調整バルブにお
いて、前記環状スペーサーは、下端縁に前記透過
フイルターを固着させて下方開口を閉塞させると
共に、上方開口から嵌入せしめた前記ノズル底栓
体の底面が前記スペーサーの下端面よりも更に下
方へ突出するように、前記ノズル底栓体の外周に
組み付けされ、かつ、前記ガスタンクと連通し前
記透過フイルターの下面に開放される前記嵌合凹
部の透孔を微孔径にしてなる無調整バルブに存
し、延いては前記微孔径を直径略0.5mmにしてな
る無調整バルブに存する。
(作用) このように構成される無調整バルブでは、ガス
タンク内のLPG液面にて気化されたガスが、開
弁時、嵌合凹部の底面中央に開口された透孔から
流入して透過フイルターを透過し、所定流量に制
御される。そして、ガスはノズル底栓体の底面に
開口された弁口に入り弁ゴムと嵌合凹部底面との
間隙を通過して弁室内に入り、ガス噴出ノズルの
開口穿孔を経てノズル内のガス噴出路を通過し外
気に流出されることとなる。
また、前記環状スペーサーは、下端縁に前記透
過フイルターを固着させて下方開口を閉塞させる
と共に、上方開口から嵌入せしめた前記ノズル底
栓体の底面が前記スペーサーの下端面よりも更に
下方へ突出するように前記ノズル底栓体の外周に
組み付けされたことによつて、前記透過フイルタ
ーが前記ノズル底栓体の突出で、より一層緊張せ
られることとなり、固定子や網状体等の別部材を
付加させることなく、ガス圧が必要以上に高くな
つた場合の透過フイルターの撓みを抑えられるこ
ととなる。
また、前記ガスタンクと連通し前記透過フイル
ターの下面に開放される前記嵌合凹部の透孔を微
孔径(好ましくは直径0.5mmの微孔径)としたこ
とによつて、ガスタンク内のLPG液面にて気化
されたガスの流出量が予め制御されると共に、ガ
スライターを揺動或は倒立させた場合等に生じ
る、液化ガスによる透過フイルターの過剰な濡れ
による膜特性への悪影響を阻止し得ることとな
る。
しかも、ガスタンク内の液化ガスが表面張力で
前記透孔内並びにフイルター下面に溜つてしま
う、所謂、ガス溜りの量が最小限に抑制されると
共に、気化熱も不足することなく充分かつスムー
スに供給されることとなる。
(実施例) 次に、本考案の実施の一例を図面を参照しなが
ら説明する。
図中Aは、ガスライター、コンロ、その他の燃
焼機器等に使用される本考案の無調整バルブであ
り、この無調整バルブAは、ガスタンク本体(図
示せず)の上方開口部へ気密に一体化させたタン
ク上蓋1に組付けされている。
すなわち、液化ガス(LPG)が充填されるガ
スタンク本体(図示せず)内の上方開口部には、
タンク上蓋1が超音波溶着によつて一体化されて
おり、両者間の耐圧性及び気密性を維持させてい
る。
また、タンク上蓋1には上方が開口された有底
筒状の嵌合凹部1aが一体成形され、該嵌合凹部
1aの底面中央に前記ガスタンク本体内と通じる
透孔1bが開口されている。そして、この嵌合凹
部1a内にバルブ2が気密に圧入されている。
このバルブ2は、頂部端面に開口2aを有する
筒蓋状のノズル螺旋2bと、該ノズル螺旋2bの
下方開口部に嵌合される有底筒状のノズル底栓体
2cとで内部に弁室2dを形成しているもので、
この弁室2d内には、螺旋Oリング2e、スプリ
ング2fを介してガス噴出ノズル2gが上端を前
記ノズル螺旋2bの開口2aより外方へ突出させ
て装着されている。このガス噴出ノズル2gは、
外周面の半径方向にガス噴出路2hと連通する穿
孔2iが開口され、下端分にガス噴出路2hの下
方開口を封栓状態に嵌合した弁ゴム2jが突設さ
れており、前記ガス噴出ノズル2gの先端頸部を
引出方向に動作させることにより前記弁ゴム2j
の下端面でノズル底栓体2cの底面に穿設した弁
口21の開閉動作がなされるように組付けられて
いる。
また、前記ノズル底栓体2cの下端外周面に
は、環状溝を介してOリング2kが嵌合され、後
述する環状スペーサー4の上端縁に座している。
一方、ガスタンク本体2に連通した透孔1bの
上面には、開弁時に一定量のガスを透過させるメ
ンブレムフイルター3を配設させている。このメ
ンブレムフイルター3は、合成樹脂材からなる環
状のスペーサ4の端面に予め熱圧着、超音波溶着
若しくはインパルス溶着により固着されているも
ので、該環状スペーサー4を前記嵌合凹部1a内
に圧入することにより固定されている。
また、メンブレムフイルター3の上面には、厚
み75ミクロンのポリプロピレン不織布5がラミネ
ートされており(第2図参照)、一定のガス流量
を確保すると共に、ガス圧変動に影響されること
なく安定した炎長が得られるようにしている。
その際、上記メンブレムフイルター3の素材と
しては、例えば、最大孔径0.4×0.04ミクロン、
空孔率45%、厚み25ミクロンのポリプロピレン製
のマイクロポーラスフイルムを使用するのが好ま
しい。
また、前記環状スペーサー4内には、前述した
ノズル底栓体2cの下端部が嵌入されて前記透過
フイルター3(詳しくは不織布5)の上面にバル
ブ底2mを接触状態に配置させており、かつ、前
記Oリング2kが環状スペーサー4の上端縁及び
前記嵌合凹部1aの内壁面に接合して脇方向から
のガスの流出を封止している。
尚、斯かる第1図乃至第2図に示された組付構
造すなわち前記バルブ2のノズル底栓体2cの下
端部が前記環状スペーサー4内に嵌入されて前記
透過フイルター3の上面に接触状態に配置させて
いるので、ガスタンク本体1内のガス圧が温度上
昇に比例して高くなつても、斯かるガス圧変動に
起因する透過フイルター3の上方への変位、撓み
を防止することができるものであるが、ガスタン
クと連通した透孔1bが前記透過フイルター3の
直下に大きく開放されているため、ガスタンク内
の液化ガスが表面張力で前記透孔1b内並びにフ
イルター下面に溜つてしまうことが危惧される。
従つて、本考案は、第3図に示すように、前記
環状スペーサー4の下端縁に前記透過フイルター
3を固着させて下方開口を閉塞させると共に、上
方開口から嵌入せしめた前記ノズル底栓体2cの
底面が前記スペーサー4の下端面よりも更に下方
へ突出するように前記ノズル底栓体2cの外周に
前記環状スペーサー4を組み付け、かつ、前記ガ
スタンクと連通し前記透過フイルター3の下面に
開放される前記嵌合凹部1aの透孔を直径0.3〜
2.1mmの微孔径、好ましくは直径0.5mmの微孔径に
することで所期の目的を達成するものである。
他方、ノズル螺旋2bの開口2aより外方へ突
出させたガス噴出ノズル2gの頸部には、上下に
揺動自在に支持された操作レバー(図示せず)の
開放端が係合されるもので、該操作レバーの持ち
上げ操作により前記ガス噴出ノズル2gの頸部が
引出方向に動作され、前記弁ゴム2jの下端面が
前記弁口2lの上面より離れて弁が開き、ガスの
噴出が始まるように組付けられている。
このように構成される本考案の無調整バルブA
のガス流路としては、ガスタンク内のLPG液面
にて気化されたガスが、開弁時、嵌合凹部1aの
底面中央に開口された透孔1bから流入してメン
ブレムフイルター3を透過し、その流量が常温時
25mm炎長位に制御される。そして、不織布5を通
過したガスはノズル底栓体2cの底面に開口され
た弁口2lに入り弁ゴム2jと嵌合凹部1aの底
面との〓間を通過して弁室2d内に入り、ガス噴
出ノズル2gの開口穿孔2iを経てノズル内のガ
ス噴出路2hを通過し外気に流出される。
(考案の効果) 本考案は上述の如く構成され、環状スペーサー
は、下端縁に前記透過フイルターを固着させて下
方開口を閉塞させると共に、上方開口から嵌入せ
しめた前記ノズル底栓体の底面が前記スペーサー
の下端面よりも更に下方へ突出するように前記ノ
ズル底栓体の外周に組み付けされたことによつ
て、前記透過フイルターが前記ノズル底栓体の突
出で、より一層緊張せられるため、固定子や網状
体等の別部材を付加させることなく、ガス圧が必
要以上に高くなつた場合の透過フイルターの撓み
を抑えることができ、また、前記ガスタンクと連
通し前記透過フイルターの下面に開放される前記
嵌合凹部の透孔を微孔径(好ましくは直径0.5mm
の微孔径)としたことによつて、ガスタンク内の
LPG液面にて気化されたガスの流出量が予め制
御されると共に、ガスライターを揺動或は倒立さ
せた場合等に生じる、液化ガスによる透過フイル
ターの過剰な濡れによる膜特性への悪影響を阻止
し、しかも、ガスタンク内の液化ガスが表面張力
で前記透孔内並びにフイルター下面に溜つてしま
い、また、溜つた液化ガスを気化させるための熱
量が多く必要になることも相俟つて、僅かな熱量
不足でガスが気化せず、炎の不安定を招来してし
まうといつた従来の欠点を解消することができ、
ガス溜りの量を最小限に抑制し気化熱も不足する
ことなく供給できるといつた効果を奏するもので
ある。
まして、従来の如きガスタンク内に環状スペー
サーを取り付ける必要性もなく、上側から嵌合凹
部内に簡単に装着できるものであるから、スペー
サーの取り付けが簡単にできることは云うまでも
なく、バルブの気密性が損なわれることもない。
このように本考案に係る無調整バルブは、簡単
な手段でもつて透過フイルターの取付を簡素化さ
せると共に、一定のガス流量を確保させ、かつ、
ガス圧の変動に影響されることなく安定した炎長
が得られる有用な無調整バルブを提供できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1
図は本考案に係る無調整バルブを示す要部縦断面
図、第2図は同要部拡大縦断面図、第3図は他の
実施例を示す無調整バルブの要部縦断面図であ
る。 1…タンク上蓋、1a…嵌合凹部、1b…透
孔、2…バルブ、2a…開口、2b…ノズル螺
旋、2c…ノズル底栓体、2d…弁室、2e…螺
旋Oリング、2f…ノズルスプリング、2g…ガ
ス噴出ノズル、2h…ガス噴出路、2i…穿孔、
2j…弁ゴム、2k…Oリング、2l…弁口、2
m…バルブ底、3…フイルター、4…スペーサ、
5…不織布。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ガスタンク本体の上方開口部へ気密に一体化
    させたタンク上蓋と、該タンク上蓋内に一体成
    形された上方開口の嵌合凹部と、該嵌合凹部の
    底面中央に開口され前記ガスタンク本体内に通
    じる透孔と、前記嵌合凹部に圧入され頂部端面
    に透孔を有する筒蓋状のノズル螺旋と、該ノズ
    ル螺旋に嵌合されて内部に弁室を形成し底面に
    弁口を有する有底筒状のノズル底栓体と、前記
    弁室内にスプリング等を介して組み込まれ上端
    を前記ノズル螺旋の透孔より外方へ突出せしめ
    たガス噴出ノズルと、該ガス噴出ノズルの下端
    に突設された弁ゴムと、前記ノズル底栓体の下
    方に配置されて開弁時に一定量のガスを透過さ
    せるフイルターと、該透過フイルターを熱圧
    着、超音波溶着若しくはインパルス溶着により
    固着させて前記嵌合凹部内に配設された環状ス
    ペーサーと、該環状スペーサーの上端縁と前記
    嵌合凹部の内壁面とに接合して脇方向からのガ
    スの流出を封止するように前記ノズル底栓体の
    外周に嵌挿されたOリングとを備えてなる無調
    整バルブにおいて、 前記環状スペーサーは、下端縁に前記透過フ
    イルターを固着させて下方開口を閉塞させると
    共に、上方開口から嵌入せしめた前記ノズル底
    栓体の底面が前記スペーサーの下端面よりも更
    に下方へ突出するように、前記ノズル底栓体の
    外周に組み付けされ、かつ、前記ガスタンクと
    連通し前記透過フイルターの下面に開放される
    前記嵌合凹部の透過を微孔径としたことを特徴
    とする無調整バルブ。 2 前記微孔径は、直径略0.5mmであることを特
    徴とする請求項1記載の無調整バルブ。
JP1988055864U 1988-04-27 1988-04-27 Expired JPH0335969Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988055864U JPH0335969Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27
EP89107391A EP0339547B1 (en) 1988-04-27 1989-04-24 A noncontrolling type valve
DE8989107391T DE68900406D1 (de) 1988-04-27 1989-04-24 Nichtverstellbares ventil.
US07/342,209 US4929176A (en) 1988-04-27 1989-04-24 Noncontrolling type valve
CA000597903A CA1301628C (en) 1988-04-27 1989-04-26 Noncontrolling type valve

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988055864U JPH0335969Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01169954U JPH01169954U (ja) 1989-11-30
JPH0335969Y2 true JPH0335969Y2 (ja) 1991-07-30

Family

ID=13010933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988055864U Expired JPH0335969Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4929176A (ja)
EP (1) EP0339547B1 (ja)
JP (1) JPH0335969Y2 (ja)
CA (1) CA1301628C (ja)
DE (1) DE68900406D1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5215458A (en) 1988-03-04 1993-06-01 Bic Corporation Child-resistant lighter with spring-biased, rotatable safety release
US5002482B1 (en) 1988-09-02 2000-02-29 Bic Corp Selectively actuatable lighter
US5584682A (en) 1988-09-02 1996-12-17 Bic Corporation Selectively actuatable lighter with anti-defeat latch
US5456598A (en) 1988-09-02 1995-10-10 Bic Corporation Selectively actuatable lighter
FR2652148B1 (fr) * 1989-09-21 1991-10-31 Feudor Sa Moyens d'alimentation en combustible gazeux d'un appareil utilisant la combustion de ce gaz stocke en phase liquide.
MX9200520A (es) * 1992-02-06 1993-09-01 Mexicano Investigacion Valvula de gas para montarse transversalmente en el ducto suministrador de gas, para aplicaciones domesticas principalmente
US5255390A (en) * 1992-12-03 1993-10-26 Chem-Tex Corporation Gas ventilated garment having a low gas consumption valving configuration
US5457359A (en) * 1993-08-06 1995-10-10 Olin Corporation Control for electroluminescent loads
JP3867851B2 (ja) * 2002-05-21 2007-01-17 株式会社東海 着火器のフィルター構造
CA2888167C (en) * 2012-10-12 2020-01-07 Societe Bic Valve assembly for a gas lighter
DE102019200188A1 (de) * 2019-01-09 2020-07-09 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Verfahren zum Verbinden eines Filtermaterials mit einem fluidtechnischen Bauteil und System aus einem fluidtechnischen Bauteil und einem damit verbindbaren Filtermaterial

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6011020A (ja) * 1983-07-01 1985-01-21 Fukuo Iwabori ガスライタ用フイルタ
JPS61119917A (ja) * 1984-11-09 1986-06-07 インターマツチ・エス.エイ 使い棄て巻きたばこライター

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3218831A (en) * 1962-04-18 1965-11-23 Stanley H Newman Burner jet and valve for cigarette lighter of the gas type
FR1400403A (fr) * 1964-02-19 1965-05-28 Dispositif de réglage de la flamme d'un briquet à gaz
FR86170E (fr) * 1964-07-21 1965-12-24 Dupont S T Dispositif de réglage du débit de gaz sur les briquets à gaz
CA964880A (en) * 1971-12-29 1975-03-25 Yoshitaka Nakanishi Cigarette lighter
US3854862A (en) * 1973-08-30 1974-12-17 Gillette Co Disposable lighter
US3961876A (en) * 1974-06-06 1976-06-08 Chernock Stephen P Valve assembly
FR2313638A1 (fr) * 1975-06-05 1976-12-31 Genoud & Cie Ets Detendeur pour briquet a gaz
FR2397599A2 (fr) * 1977-07-12 1979-02-09 Genoud & Cie Ets Detendeur pour briquet a gaz
FR2489934B1 (fr) * 1980-09-05 1985-06-07 Feudor Sa Briquet a gaz jetable
AT371583B (de) * 1980-11-24 1983-07-11 Schaechter Friedrich Einrichtung zur konstanthaltung der flammengroesse eines mit fluessiggas betriebenen kleinbrenners, vorzugsweise eines feuerzeugbrenners
US4680007A (en) * 1985-04-29 1987-07-14 Schaechter Friedrich Lighter with adjustable flame

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6011020A (ja) * 1983-07-01 1985-01-21 Fukuo Iwabori ガスライタ用フイルタ
JPS61119917A (ja) * 1984-11-09 1986-06-07 インターマツチ・エス.エイ 使い棄て巻きたばこライター

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01169954U (ja) 1989-11-30
DE68900406D1 (de) 1991-12-12
EP0339547A2 (en) 1989-11-02
EP0339547A3 (en) 1990-02-14
EP0339547B1 (en) 1991-11-06
CA1301628C (en) 1992-05-26
US4929176A (en) 1990-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0335969Y2 (ja)
US6540909B2 (en) Fluid filter with pressure relief valve
JPS6350613B2 (ja)
USRE33282E (en) Liquid gas-operated lighter
JP3973205B2 (ja) 燃料遮断弁装置
US6475380B1 (en) Hydraulic oil reservoir
US20160245246A1 (en) Fuel supply device
JP3946099B2 (ja) 燃料タンクの圧力調整バルブ
EP0339548B1 (en) A noncontrolling type valve
JPH0318852Y2 (ja)
JPH058336B2 (ja)
JP3867851B2 (ja) 着火器のフィルター構造
JP3966781B2 (ja) 燃料タンクの圧力調整バルブ
KR100712819B1 (ko) 연료탱크용 밸브
JP2012071639A (ja) 燃料遮断弁
JPH0412356Y2 (ja)
JPH05340246A (ja) 流体相が変化する冷却回路のための拡張室
JP2000240833A (ja) 燃料遮断弁
JP5380177B2 (ja) 燃料流量調整装置
JPH09329271A (ja) ポンプ装置のフロート弁
JPH05180359A (ja) 液化石油ガス等の流量制限装置
JP3858636B2 (ja) 液体燃料燃焼装置の給油装置
JPH0534445U (ja) 液化石油ガスの流量制限装置
JP2022111436A (ja) 弁装置
JP2521112Y2 (ja) キャニスタ