JPH0335951B2 - - Google Patents

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JPH0335951B2
JPH0335951B2 JP12400387A JP12400387A JPH0335951B2 JP H0335951 B2 JPH0335951 B2 JP H0335951B2 JP 12400387 A JP12400387 A JP 12400387A JP 12400387 A JP12400387 A JP 12400387A JP H0335951 B2 JPH0335951 B2 JP H0335951B2
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JP
Japan
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movable members
mounting plate
electromagnetic solenoid
rack
movable member
Prior art date
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Expired
Application number
JP12400387A
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English (en)
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JPH0191880A (ja
Inventor
Kichihei Niiyama
Koji Ito
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、電磁ソレノイドの駆動により可動
部材を回動して打球の受け入れ状態を変化させる
パチンコ機の変動入賞装置に関するものである。
<従来の技術> パチンコ機において、電気的駆動源の作動によ
り可動部材が打球の受け入れ状態を変化する変動
入賞装置は数多く知られている。特に、電磁機構
などの電気的駆動源とラツク及びピニオンギヤと
を組み合せて可動部材を回動させるようにしたも
のが、例えば実開昭55−56483号公報により知ら
れている。このものは可動部材の回動ピンをピニ
オンギヤの軸に直結して、電磁機構の作動を直接
回動ピンに伝達している。
<発明が解決しようとする問題点> しかし、従来の電気的駆動源とラツク及びピニ
オンギヤとを組み合せた可動部材の回動構造を有
する変動入賞装置は、可動部材の回動ピンをピニ
オンギヤの軸に直結した支点と作用点の一致した
ものであるため、可動部材が回動動作を繰り返し
ているうちに可動部材の基部と回動ピンとの連結
部に比較的大きな負荷が連続して掛り、長期に亘
つて使用しているとその連結部に亀裂が生じて破
損してしまつたりする。また俊敏な繰り返し回動
動作を必要とする可動部材の回動初期において
は、電気的駆動源側に大きなトルクが必要となり
且つ可動部材の回動停止時においては、可動部材
の先端に遠心力が働き上記した連結部にねじれの
応力集中が発生する。この為、電気的駆動源が大
型になつて変動入賞装置全体が大型構造になつて
しまつたり、可動部材の基部と回動ピンとの連結
部に強固にする為の特殊な構造を施してコストア
ツプになる欠点があつた。
<問題点を解決するための手段> 本発明は上記に鑑み提案されたもので、遊技盤
に取り付けられる取付板に導入穴を開設し、上記
取付板の表面には、一対の対向した可動部材を回
動可能に軸支すると共に、両可動部材の軸支部を
覆い上記導入穴と連通するように前方から箱状の
ポケツト枠を設け、上記取付板の裏面には、昇降
自在なラツクの両側部にピニオンギヤが各々回動
可能に噛合する駆動機構を配設し、上記両可動部
材と両ピニオンギヤとを、取付板を貫通して延在
する駆動部材により各々連動可能に接続すると共
に、上記ラツクと電磁ソレノイドとを作動部材に
より接続して、電磁ソレノイドの往復動作を駆動
機構に伝達し、駆動機構がこの往復動作を回動動
作に変換して両可動部材に伝達せしめて、両可動
部材を回動することにより打球の受け入れ状態を
変化させるようにしたものである。
<作用> 電磁ソレノイドの往復動作をラツクに噛合する
ピニオンギヤを有する駆動機構により回動動作に
変換し、このピニオンギヤによる回動動作を取付
板を貫通して延在した駆動部材が取付板の表面に
回動可能に軸支した可動部材に伝達せしめて、可
動部材の打球の受け入れ状態を変化させることが
できる。
<実施例> 以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説
明する。
本発明に係る変動入賞装置1は、遊技盤表面に
取り付けられる取付板2を有し、該取付板2の下
部には導入穴3を開設する。この導入穴3の左右
上部には固定軸4R,4Lを植立し、該固定軸4
R,4Lの先端には一対の対向した可動部材5
R,5Lを回動自在に軸支する。また、可動部材
5R,5Lの軸支部6を前面から覆うように箱状
のポケツト枠7を設け、該ポケツト枠7を上記導
入穴3に連通させる。かくして可動部材5R,5
L間に飛入した打球は可動部材5R,5Lに案内
されて導入穴3を通つて取付板2の裏面側に導出
される。
取付板2の裏面には駆動機構8を設ける。この
駆動機構8は、可動部材5R,5Lの背面に植立
した駆動部材9R,9Lを上記取付板2に開設さ
れた長孔10R,10Lを夫々貫通させて取付板
2の裏面側に延在させ、上記駆動部材9R,9L
を前記固定軸4R,4Lの後端部11に回動自在
に装着したピニオンギヤ12R,12Lの係合孔
13R,13Lに夫々遊合させ、該ピニオンギヤ
12R,12Lを昇降自在なラツク14の両側部
に噛合させてなる。即ち、ピニオンギヤ12R,
12Lがラツク14の右及び左側部に係合し、ラ
ツク14の上端部に後方に延在するように設けた
作動部材15を、押え板16の案内溝17に案内
させて上下動できるようになし、このとき右及び
左側ピニオンギヤ12R,12Lを互いに対線的
に回動させることにより、駆動機構9R,9Lを
介して可動部材5R,5Lを互いに対線的に回動
動作させる。
また、上記作動部材15の後端部には割溝18
を設け、この割溝18に電磁ソレノイド19の作
動杆20の先端に取り付けた円盤21を摺動自在
に係合させる。従つて、電磁ソレノイド19が励
磁されたとき、作動杆20が上方に突出すること
により、ラツク14が上昇してピニオンギヤ12
R,12Lを回動させ、駆動部材9R,9Lが弧
状運動をなし、可動部材5R,5Lを第2図に鎖
線で示す開状態に開かせる(X2の状態)。これ
に対して電磁ソレノイド19が消磁すると作動杆
20がスプリング22によつて後退し、可動部材
5R,5Lが第2図に実線で示す閉状態に閉じる
(X1の状態)。
しかるにこの閉状態において可動部材5R,5
Lの間には遊技球の直径より僅かに広い間隔が維
持され、これにより低い入賞率で打球が入賞でき
得る状態になる。これに対して開状態において可
動部材5R,5Lが左右に充分開くことにより入
賞率が格段に高い状態になる。
上記のような構成の変調入賞装置1によれば、
電磁ソレノイド19の往復動作を駆動機構8によ
つて回動動作に変換して可動部材5R,5Lに伝
達し、これにより可動部材5R,5Lの打球の受
け入れ状態を変化させるので、可動部材5R,5
Lを小さな回動力で確実に変換できると共に、電
磁ソレノイド19の励磁または消磁により可動部
材5R,5Lの変換状態を俊敏に制御できる。従
つて、本発明は、電磁ソレノイド19の制御によ
り可動部材5R,5Lの入賞状態を効率よく円滑
に変換することが可能となる。
第4図は、本発明による変動入賞装置1を複数
配設したパチンコ機23の正面図であつて、この
パチンコ機23のガイドレール24で囲まれた遊
技部25の中央には特別入賞装置26を設け、該
特別入賞装置26の周囲に放射状に変動入賞装置
1A〜1Hを配設すると共に、遊技部25の上部
左右に特定入賞口27R,27Lを設ける。
そして、各変動入賞装置1A〜1Hの電磁ソレ
ノイド19を電気的制御装置28により制御し、
例えば、特定入賞口27R,27Lに打球が入賞
した場合には、その検出信号にもとづいて各変動
入賞装置1A〜1Hを右回りに順次開かせたり、
特別入賞装置26の特別入賞口26′に打球が入
賞した場合には、その検出信号にもとづいて各変
動入賞装置1A〜1Hを同時に開かせたり、或い
は遊技部25の上部に配設した変動入賞装置1
A,1B,1Hの第1群と下部に配設した変動入
賞装置1C,1D,1E,1F,1Gの第2群と
を交互に同時に開かせたり、変動入賞装置1A〜
1Hの変換態様を適宜に設定することができる。
上記のような変動入賞装置1A〜1Hをパチン
コ機23に複数配設して、打球の入賞態様により
遊技部25内に設けた変動入賞装置1A〜1Hの
変換態様が異なるように設定すれば、変化に富ん
だ興趣の高いパチンコ遊技となる。尚、実施例に
おける可動部材5R,5Lの閉状態は、遊技球の
直径より僅かに広い間隔を維持する状態としてい
るが、これ以外に可動部材5R,5Lが全く閉じ
た状態としてもよい。
<発明の効果> 以上要するに本発明によれば、電磁ソレノイド
の往復動作をラツクに噛合するピニオンギヤを有
する駆動機構によつて回動動作に変換し、このピ
ニオンギヤによる回動動作を取付板を貫通して延
在した駆動部材が可動部材に伝達せしめて、この
駆動部材により可動部材を回動して打球の受け入
れ状態を変化させるようにしたものである。従つ
て、可動部材の回動動作を従来のものより小さな
力で行なうことが可能となり、小型の電磁ソレノ
イドを利用することにより変動入賞装置全体がコ
ンパクトな単一部品に形成できる。また、可動部
材の固定軸は電磁ソレノイドの作動を伝達しない
構造なので、その軸支部を簡素化できると共に、
可動部材を俊敏な動作をもつて長期に亘り使用し
てもその固定軸がねじれてしまつたり破損するこ
とがない。更に、可動部材が回動した際に可動部
材の先端に大きな遠心力が作用しないので、可動
部材の回動動作を高速化及び安定化することで
き、打球の受け入れ状態の多様な変化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は変動入
賞装置の分解斜視図、第2図は正面図、第3図は
背面図、第4図は本発明の変動入賞装置を配設し
たパチンコ機の一例を示す正面図である。 1……変動入賞装置、2……取付板、3……導
入穴、5……可動部材、6……軸支部、7……ポ
ケツト枠、8……駆動機構、9……駆動部材、1
2……ピニオンギヤ、14……ラツク、15……
作動部材、19……電磁ソレノイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 遊技盤に取り付けられる取付板に導入穴を開
    設し、上記取付板の表面には、一対の対向した可
    動部材を回動可能に軸支すると共に、両可動部材
    の軸支部を覆い上記導入穴と連通するように前方
    から箱状のポケツト枠を設け、上記取付板の裏面
    には、昇降自在なラツクの両側部にピニオンギヤ
    が各々回動可能に噛合する駆動機構を配設し、上
    記両可動部材と両ピニオンギヤとを、取付板を貫
    通して延在する駆動部材により各々連動可能に接
    続すると共に、上記ラツクと電磁ソレノイドとを
    作動部材により接続して、電磁ソレノイドの往復
    動作を駆動機構に伝達し、駆動機構がこの往復動
    作を回動動作に変換して両可動部材に伝達せしめ
    て、両可動部材を回動することにより打球の受け
    入れ状態を変化させるようにしたことを特徴とす
    るパチンコ機の変動入賞装置。
JP12400387A 1987-05-22 1987-05-22 パチンコ機の変動入賞装置 Granted JPH0191880A (ja)

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JP2582866Y2 (ja) * 1992-08-21 1998-10-15 株式会社大一商会 パチンコ機の入賞装置
JP4805890B2 (ja) * 2007-09-28 2011-11-02 株式会社大都技研 遊技台及び演出装置
JP5917960B2 (ja) * 2012-03-14 2016-05-18 株式会社平和 パチンコ機

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