JPH0335844B2 - - Google Patents

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JPH0335844B2
JPH0335844B2 JP60131651A JP13165185A JPH0335844B2 JP H0335844 B2 JPH0335844 B2 JP H0335844B2 JP 60131651 A JP60131651 A JP 60131651A JP 13165185 A JP13165185 A JP 13165185A JP H0335844 B2 JPH0335844 B2 JP H0335844B2
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JP
Japan
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magnetron
voltage
output
anode current
circuit
Prior art date
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JP60131651A
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English (en)
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JPS61290804A (ja
Inventor
Noboru Kuryama
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Tokuda Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Tokuda Seisakusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokuda Seisakusho Co Ltd filed Critical Tokuda Seisakusho Co Ltd
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、マイクロ波出力の高精度制御を可
能にしたマイクロ波発生装置に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 従来よりマグネトロンを用いた各種のマイクロ
波発生装置が知られている。マグネトロンを用い
た装置では、上記マグネトロンが定電圧特性を示
すことから、電源に比較的電流容量の大きいもの
を用いれば、少ない電圧でも極めて高出力のマイ
クロ波出力パルスが得られるという利点がある。 第2図は、このようなマグネトロンを用いたマ
イクロ波発生装置の一構成例を示す図である。す
なわち、逆並列接続されたサイリスタ1,2は、
制御回路3からの制御信号に基づいて、AC入力
電圧の位相制御を行い、トランス4の一次側に可
変交流電圧を生じさせる。トランス4の二次側に
現れる交流電圧は、ダイオードブリツジ5による
整流回路によつて全波整流され、電流検出抵抗6
およびバイパスコンデンサ7の並列回路を介して
マグネトロン8の陽極および陰極間に与えられ
る。一方、陰極側に配置されたヒータには、トラ
ンス9を介してAC電圧が印加されている。そし
て、トランス9とマグネトロン8のヒータとの間
にはマグネトロン8からの高周波ノイズを遮断す
るフイルタ10が介装されている。 このように構成されたマイクロ波発生装置で
は、マグネトロン8の発振特性が、前述したよう
に定電圧特性を示すので、第3図にも示すように
AC入力電圧の僅かな変動が出力に大きな電圧変
動として現れてしまう。 そこで、これを防止するため、上記装置ではア
ノード電流が一定となるようにフイードバツグ制
御を行なつている。具体的には、アノード電流を
電流検出抵抗6によつて検出し、その検出値を制
御回路3に与え、サイリスタ1,2のゲートパル
スのタイミングを制御して入力電圧を制御するも
のである。 ところで、一般に、上記のようなマイクロ波発
生装置では、マグネトロン8に間欠的な電圧が与
えられ、マイクロ波も間欠的に出力される。もち
ろんアノード電流も脈動となるので、通常、アノ
ード電流は平均値として検出され、この平均値が
一定となるような制御が行なわれる。 しかし、アノード電流の平均値が一定でも、例
えば第3図中実線と破線とで示すように、波高値
が大幅に異なる場合には、電力の実効値(アノー
ド電流の二乗に比例)は異なつたものとなる。し
かるにマイクロ波電力のモニタ装置であるCMカ
ツプラもやはりアノード電流の平均値に比例した
値を示すので、真の実効値を知ることができない
という問題があつた。したがつて、例えば半導体
のエツチング装置等、高精度のプロセスコントロ
ールを必要とする用途では、制御精度の低下が問
題となつた。 〔発明の目的〕 本発明は、かかる問題に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、高精度のプロセス
コントロールを可能にするマイクロ波発生装置を
提供することにある。 〔発明の概要〕 本発明は、従来の間欠式の発振に代えてマグネ
トロンを連続発振させるようにしたことを特徴と
している。 すなわち、本発明のマグネトロン波発生装置
は、交流入力電圧を整流する整流回路と、この整
流回路の出力を平滑化する平滑化回路と、この平
滑化回路の出力が印加されることによつて発振動
作を行うマグネトロンと、このマグネトロンのア
ノード電流を平均値を検出する電流検出手段と、
この電流検出手段の出力に基づいて前記アノード
電流の平均値が一定となるように前記交流入力電
圧を制御する制御手段とを具備してなることを特
徴とする。 〔発明の効果〕 本発明によれば、アノード電流が間欠的ではな
く連続的に流れることになるので、これを一定に
制御すれば、結局、マイクロ波電力の実効値も一
定に制御されることになる。従つて、この発明に
よれば、特にモニタ系に格別の工夫こらすことな
しにマイクロ波電力計の読みと実際の実効電力と
を一致させることができ、高精度のプロセスコン
トロールが可能になるという効果を奏することに
なる。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の詳細を図示の実施例に基づいて
説明する。 第1図において、第1の整流回路21は、ダイ
オード22,23,24および25をブリツジ状
に接続して構成されたものであり、入力端子に印
加されたAC入力電圧を全波整流するものである。
この第1の整流回路21の出力端には平滑コンデ
ンサ26が接続されている。この平滑コンデンサ
26で平滑化された電圧は、トランス27の一次
側巻線の中間タツプと、該トランス27の一次側
巻線の両端との間に、それぞれトランジスタ2
8,29を介して与えられている。上記トランジ
スタ28,29は、制御回路30からの制御信号
によつて作動し、可変交流電圧を出力するインバ
ータを構成する。 トランス27の二次側には、第2の整流回路
1が接続されている。第2の整流回路31も4つ
のダイオード31,32,33および35をブリ
ツジ接続して構成されたもので、トランス27の
二次側に現れる可変交流電圧を整流する。整流回
31の出力端には平滑コンデンサ36が接続さ
れている。 この平滑コンデンサ36の高電位側は、接地さ
れるとともに電流検出抵抗37およびバイパスコ
ンデンサ38の並列回路を介してマグネトロン3
9の陽極に接続されている。上記電流検出抵抗3
7の両端は前記制御回路30の制御入力として与
えられている。また、平滑コンデンサ36の低電
位側はチヨークコイル40および後述するフイル
41を介して上記マグネトロンのヒータ側に接
続されている。。つまり、上記平滑コンデンサ3
6と上記チヨークコイル40とで平滑化回路を構
成する。 上記マグネトロン39の陰極側に配置されたヒ
ータには、トランス42を介して図示しない電源
系統からのAC電圧が与えられている。ヒータと
トランス42の二次側巻線とヒータとの間には、
マグネトロン39からの高周波ノイズを遮断する
フイルタ41が介装されている。このフイルタ
1は、トランス42の二次側巻線の両端部とヒー
タとの間にそれぞれ介装されたコイル43,44
と、これらコイル43,44の各一方の端部間に
接続されたコンデンサ45と、同他方の端部間に
直列接続されて結合点を接地電位とするコンデン
サ46,47とで構成されている。 このように構成された本実施例に係るマイクロ
波発生装置においては、インバータを構成するト
ランジスタ28,29の制御により発生した可変
交流電圧を、トランス27を介して整流回路31
に与え、全波整流するとともに、平滑コンデンサ
36とチヨークコイル40とで平滑化するように
している。したがつて、マグネトロン39の入力
電圧は直流電圧となる。LCを適当な値に設定す
れば、マグネトロン39の入力電圧のリツプルを
容易に5%以下に抑えることができる。 ところでマグネトロン39の定電圧特性によ
り、入力側の電圧変動が出力側に増幅される可能
性がある。しかし、この実施例では、電流検出抵
抗37によりアノード電流を検出し、これを制御
回路30を介してインバータにフイードバツクし
ている。このようなフイードバツク系統であれば
変動に対する追従性は高いので、アノード電流を
略一定の直流電流に安定化させることができる。 このように、アノード電流が直流電流であれ
ば、これを一定に制御することはマイクロ波電力
も一定値に保たれることを意味する。したがつ
て、この実施例の装置によれば、例えばマグネト
ロン39に接続された図示しない導波管に設置さ
れ、マイクロ波電力をモニタするMCカツプラの
指示値とアノード電流の値との間の整合が図れ、
プロセスコントロールの精度向上に寄与すること
は明らかである。 なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はない。上記実施例では、入力側の可変交流電圧
を得るのにトランジスタインバータを用いたが、
例えばSCR位相制御方式、SCRインバータ方式
を用いたものにも適用可能であることは言うまで
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るマイクロ波発
生装置を示す回路図、第2図は比較例のマイクロ
波発生装置の構成を示す回路図、第3図は同装置
の動作を説明するための波形図である。 1,2……サイリスタ、3,30……制御回
路、4,9,27,42……トランス、5……整
流回路、6,37……電流制限抵抗、7,38…
…バイパスコンデンサ、8,39……マグネトロ
ン、10,41……フイルタ、21……第1の整
流回路、22〜25,32〜35……ダイオー
ド、26,36……平滑コンデンサ、28,29
……トランジスタ、40……チヨークコイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 交流入力電圧を整流する整流回路と、 この整流回路の出力を平滑化する平滑化回路
    と、 この平滑化回路の出力が印加されることによつ
    て発振動作を行なうマグネトロンと、 このマグネトロンのアノード電流の平均値を検
    出する電流検出手段と、 この電流検出手段の出力に基づいて前記アノー
    ド電流の平均値が一定となるように前記交流入力
    電圧を制御する制御手段と を具備してなることを特徴とするマイクロ波発生
    装置。
JP13165185A 1985-06-19 1985-06-19 マイクロ波発生装置 Granted JPS61290804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13165185A JPS61290804A (ja) 1985-06-19 1985-06-19 マイクロ波発生装置

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JP13165185A JPS61290804A (ja) 1985-06-19 1985-06-19 マイクロ波発生装置

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Publication Number Publication Date
JPS61290804A JPS61290804A (ja) 1986-12-20
JPH0335844B2 true JPH0335844B2 (ja) 1991-05-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62248743A (ja) * 1987-04-15 1987-10-29 林 平八 波形鋼板合成柱
JPS63199495U (ja) * 1987-06-15 1988-12-22
CN110025311B (zh) * 2019-02-22 2022-10-04 四川华微康医疗科技有限公司 一种用于微波热声成像的小型化便携式微波源

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JPS5469002A (en) * 1977-11-11 1979-06-02 Sanyo Electric Co Ltd Power supply unit for magnetron
JPS54128039A (en) * 1978-03-27 1979-10-04 Sharp Corp High frequency heating device

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JPS61290804A (ja) 1986-12-20

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