JPH0335828A - 多重巻締め機および多重巻締め方法 - Google Patents

多重巻締め機および多重巻締め方法

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JPH0335828A
JPH0335828A JP17098189A JP17098189A JPH0335828A JP H0335828 A JPH0335828 A JP H0335828A JP 17098189 A JP17098189 A JP 17098189A JP 17098189 A JP17098189 A JP 17098189A JP H0335828 A JPH0335828 A JP H0335828A
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JP
Japan
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seaming
flange
plate
support member
top plate
Prior art date
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Application number
JP17098189A
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English (en)
Inventor
Kiyotake Okamoto
岡元 清毅
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Maeda Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Maeda Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 一般に、缶の強度や密閉性能を高めるために、天板・地
板の縁と胴板の縁とを巻締めることがおこなわれ、巻締
めの手法としては二重巻締め、多重巻締め等がある。
本発明は、缶の天板・地板の縁と缶の胴板の縁とを多重
に巻締める多重巻締め機及び多重巻締め方法に関する。
[従来の技術] 従来の多重巻締めは、第5図に示すようになっていた。
すなわち、天板・地板1の縁にあらかじめ設けた第2の
フランジ2は、その先端に、内方に曲がった湾曲部3を
持ち、また胴板4の縁には第1のフランジ5を設け、そ
の幅は、胴板4に天板・地板1を組合わせた状態で該フ
ランジ5の先端が湾藺部3の入口付近となるようにあら
かじめ形成する。
そして、胴板4に天板・地板1を取り付けたものを第1
の支持部材9と第2の支持部材10との間に挾持し、次
に胴板4へA方向の一定の力を加えて第1のフランジ5
の先端を湾曲部3に入れ、この状態で、巻締め用曲面部
8を持つシーミングロール6をB方向に移動させる。
このように、シーミングロール6がB方向に移動するこ
と、また同時にシーミングロール6と天板・地板1、胴
板4とが湾曲部3に沿って相対的に移動することにより
、巻締め用曲面部8の巻締め作用で第1のフランジ5と
第2のフランジ2とが全周にわたって多重巻締めされる
[発明が解決しようとする課題] 従来の多重巻締めでは、胴板の縁に、あらかじめフラン
ジを多重巻締めされる幅にわたって形成しておくことが
必要である。そして、この幅は二重巻締めの場合に比べ
て長いものとなり、前記フランジの加工が困難、特に径
の小さい缶の場合にはフランジ加工前の工程における切
断、溶接等の際に精度の高い作業が必要となり該加工が
困難であり、また胴板の材質も制約されるという問題点
があった。
そこで、本発明は、本来多重巻きのために必要な胴板の
フランジ幅の一部(例えば、二重巻き締めの場合に必要
な程度)のみをあらかじめ形成しておき、残りの部分は
巻締め工程の初期の段階で形成することにより、前記問
題点を解消することを目的としている。
【課題を解決するための手段] 第1図は本発明の基本的構成の説明図であり、第2図は
多重巻締め状態の変化の説明図である。
第1図、第2図において、 1は、天板・地板である。
2は、天板・地板1の縁に設けられ、その端部には内方
に曲がった湾曲部3を持つ第2のフランジである。
4は、胴板である。
5は、胴板4の他方の縁に設けられた第1のフランジで
ある。
6は、平面部7とこれに続く巻締め用曲面部8とを持ち
、天板・地板1と略平行な方向に移動するシーミングロ
ールである。
9は、胴板4の一方の縁を支持(載aりすると共に天板
・地板1と略直交する方向に、シーミングロールと一定
の関連性を保持して、移動する第1の支持部材(リフタ
プレート)である。
10は、天板・地板1を支持するための第2の支持部材
(シーリングチャック)である。
21は、気密性を高めるためのシーリングコンパウンド
である。
また、シーミングロール6と天板・地板1、胴板4とは
湾曲部3に沿って相対的に移動するように構成されてい
る。
そして、 ■ 天板・地板1の縁に、内方に曲がった湾曲部3を有
する第2のフランジ2をあらかじめ加工・成型し、また
、胴板4の他方の縁に、第1のフランジ5を本来必要な
幅よりよりも短い範囲であらかじめ加工・成型し、 ■ 天板・地板1を取りつけた胴板4を第1の支持部材
9に載直し、 ■ 第1の支持部材9が第2の支持部材10の方向に移
動して、天板・地板1および胴板4を両支持部材の間に
挾持しくこのとき、シーミングロル6の平面部7は第2
のフランジ2を支持し、また第1のフランジ5の先端部
は第2のフランジ2に当接し、第2図(a)の状態にな
っている)■ 第1の支持部材9が同方向に更に移動し
て、第1のフランジ5の先端は第2のフランジ2にガイ
ドされて湾曲部3まで進み、該フランジ5の幅は本来必
要な程度となり(このとき、巻締め用油面部8も第1の
フランジ2の湾曲部3に向かって移動し、第2図(b)
の状態になっている)、 ■ 第1の支持部材9およびシーミングロール6が前記
■と同じ方向へ更に移動して、巻締め用l1l1面部8
により、第2図(c) 〜(c)のように、第1のフラ
ンジ5と第2のフランジ2との多重巻締めを行い(なお
、前記■の段階から継続して、シーミングロール6と天
板・地板1、胴板4とは湾曲部3に沿って相対的に移動
しており、平面部7の支持機能および巻締め用曲面部8
の多重巻締め作用で第1のフランジ2と第2のフランジ
5とが全周にわたって多重巻締めされる)■ 多重巻締
め動作が終了すると、第1の支持部材9およびシーミン
グロール6はこれまでとは逆の方向に移動する。
[作用] 前記の構成において、胴板4の他方の縁にあらかじめ加
工・成型する第1のフランジ5の幅を、多重巻き締めの
為に本来必要な幅よりよりも短くしている。そして、第
1の支持部材9が第2の支持部材10の方向に移動し、
第1のフランジ5の先端が、第2のフランジ2にガイド
されて湾曲一部3まで進むことにより、該フランジ5の
幅を本来必要な程度まで広げている。すなわち、第1の
支持部材9が第2の支持部材10の方向に移動して胴板
4に圧力が集中し、この圧力によって天板・地板1の縁
に設けた第2のフランジ2を押し上げようとするが、該
フランジは、シーミングロール6の平面部7で押さえら
れているので、押し上げられることもない。このことに
より、第1のフランジ5の幅を本来必要な程度まで容易
に広げることができる。
次に、第1の支持部材9を第2の支持部材lOの方向に
、シーミングロール6を胴板4の方向に更に移動させる
ことにより、該シーミングロール6の巻締め用曲面部8
の多重巻締め作用で第1のフランジ5と第2のフランジ
2との多重巻き締めを行っている。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
第3図において、胴板4を載置するリフタプレート9の
支持軸15をカムレバー13の一端14に連結し、径の
長さが異なるリフタ用偏心カム11をカムレt<−13
の他端I2に取り付けたカムホロワI9に当接させ、リ
フタプレート9には胴板4の下部フランジを支持するた
めのサポート溝17を設けている。
また、天板・地板1を支持するシーミングチャック10
を取り付け、その上部には巻き締め機の中心軸を中心と
して回転し、シーミングロール6を径方向に移動可能な
状態で支持するシーミングロール支持板24を設け、更
に該シーミングロール支持板24に対して回転するシー
ミング用偏心カム22を設け、このカム22の周面には
シーミングロール6の上部に一体的に設けたシーミング
ロールレバー23が当接し、該シーミングロールレバー
23はカム22に倣って動作するように付勢されている
。そして、シーミングロール6は天板・地板1と平行な
平面部7と、これに続く巻締め用曲面部8を持っている
ここで、まずリフタプレート9が下降した状態で、天板
・地板1を取り付けた胴板4を載1dする。
また、シーミングロール6とリフタプレート9とは第4
図の関係を保って移動するように、シーミング用偏心カ
ム22及びリフタ用偏心カム11の形状を設定している
。なお、第4図において、(a)はりフタプレート9の
移動状態、(b)はシーミングロール6の移動状態を示
しており、横軸はそれぞれリフタ用偏心カム11、シー
ミング用偏心カム22の回転角であり、縦軸はそれぞれ
9フタプレート9、シーミングロール6のスタート位置
(シーミングチャック10から最も離れる位置)からの
移動距離である。
したがって、リフタプレート9が上昇するにつれてシー
ミングロール6は右方向に移動するが、このとき、天板
・地板1の縁に設けられた第2のフランジ2はその上面
をシーミングロール6の平面部7で押さえられており、
また該フランジ2の下面に当接している第1のフランジ
5は前記リフタプレート9の上昇による力を連続してう
けているので、該フランジ5の幅は多重巻き締めに本来
必要な程度まで徐々に広がり、フランジ5の先端はシー
リングコンパウンド21の位置まで移動する(第2図(
a)、 (b))。
続いて、シーミングロール6の巻締め用tlt+面部8
の右方向への連続した移動により、第1のフランジ5と
第2のフランジ2との巻き締め作業へと移行していくが
、この作業中にちりフタプレート9は上昇し、第1のフ
ランジ5の先端は第2のフランジ2の湾曲部3に向かっ
て移動するので、両フランジは、ずれることなく螺旋状
に多重巻締めされる。
以上の実施例では胴板4を縦にして支持する場合につい
て述べたが、本発明の多重巻締めは胴板4を横にして支
持する場合にも有効であり、またリフタプレート16、
シーミングロール6の移動制御のための手段は、偏心カ
ムに代えて空気圧や油圧を用いる機構でもよい。また、
シーミングロール6は巻締め用曲面部8の形状が同一の
ものを複数個用いてもよい。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、次
のような効果を奏する。
■ 胴板の縁に、あらかじめ形成するフランジの幅が多
重巻締めの際に本来必要な長さよりも短いので、該フラ
ンジの加工、特に径の小さい缶の場合の加工が容易であ
る。また、このフランジの幅は従来の二重巻締めの際に
必要な長さでよいので、フランジ加工のための特別な金
型、機械等を作る必要がない。
■ 缶の直径や缶の形状に制約されることなく多重巻締
めが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成の説明図、第2図は多重巻
締め状態の変化の説明図、第3図は多重巻締め機の実施
例の縦断面図、第4図はシーミングロール6とリフタプ
レート9との位置関係についての説明図、第5図は従来
の多重巻締め機を示す図である。 1・・・天板・地板 2・・・天板・地板1の縁に設けられ、その端部には内
方に11hがったfi藺部3を持つ第2のフランジ 3・・・湾曲部 4・・・胴板 5・・・胴板4の縁に設けられた第1のフランジ 6・・・平面部7とこれに続く巻締め用曲面部8とを持
ち、天板・地板1と略平行な 方向に移動するシーミングロール 7・・・平面部 8・・・巻締め用曲面部 10・ 21 ・ ・胴板4を支持(載置)し、天板・地板1と略直交する
方向に移動する第1の 支持部材(リフタプレート) ・天板・地板1を支持する第2の支持部材(シーミング
チャック) ・シーリングコンパウンド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)缶の胴板の一方の縁を第1の支持部材で、また缶
    の天板・地板を第2の支持部材で挾持して、該胴板の他
    方の縁に設けられた第1のフランジと、該天板・地板の
    縁に設けられ、端部には内方に曲がった湾曲部を持つ第
    2のフランジとを多重巻締めする多重巻締め機において
    、 前記第2のフランジを支持し天板・地板に略平行な平面
    部、およびこれに続く巻締め用曲面部を持つシーミング
    ロールと、 前記第1の支持部材を天板・地板と略直交する方向に移
    動させる第1の移動手段、および前記シーミングロール
    を天板・地板と略平行な方向に移動させる第2の移動手
    段を制御する移動制御手段とを設け、 該移動制御手段の制御態様を、少なくとも、前記第1の
    支持部材および前記シーミングロールが前記第2の支持
    部材に接近する方向に移動する際に、前記第1のフラン
    ジが前記第2のフランジにガイドされて徐々に広がり該
    第1のフランジの幅が多重巻締めに必要な幅となってか
    ら、前記シーミングロールによる多重巻締めが始まるよ
    うにしたものであることを特徴とする多重巻締め機。
  2. (2)移動制御手段が偏心カムである請求項1記載の多
    重巻締め機。
  3. (3)第1の支持部材が胴板を載置するプレートである
    請求項1又は2記載の多重巻締め機。
  4. (4)第1の支持部材が、缶の胴板の一方の縁に設けた
    フランジの端部を支持するための溝を持つものである請
    求項1、2又は3記載の多重巻締め機。
  5. (5)缶の胴板の一方の縁を第1の支持部材で、また缶
    の天板・地板を第2の支持部材で挾持して、該胴板の他
    方の縁に設けられた第1のフランジと、該天板・地板の
    縁に設けられ、端部には内方に曲がった湾曲部を持つ第
    2のフランジとを多重巻締めする多重巻締め方法におい
    て、 前記第2のフランジを支持し天板・地板に略平行な平面
    部、およびこれに続く巻締め用曲面部を持つシーミング
    ロールを用い、 天板・地板と略直交する方向への前記第1の支持部材の
    移動と、天板・地板と略平行な方向への前記シーミング
    ロールの移動との制御態様を、少なくとも、前記第1の
    支持部材および前記シーミングロールが前記第2の支持
    部材に接近する方向に移動する際に、前記第1のフラン
    ジが前記第2のフランジにガイドされて徐々に広がり該
    第1のフランジの幅が多重巻締めに必要な幅となってか
    ら、前記シーミングロールによる多重巻締めが始まるよ
    うにしたことを特徴とする多重巻締め方法。
JP17098189A 1989-07-01 1989-07-01 多重巻締め機および多重巻締め方法 Pending JPH0335828A (ja)

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JPS6123533A (ja) * 1984-07-11 1986-02-01 Hokkai Can Co Ltd ネックイン加工缶の製造法

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