JPH0335543B2 - - Google Patents

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JPH0335543B2
JPH0335543B2 JP61116478A JP11647886A JPH0335543B2 JP H0335543 B2 JPH0335543 B2 JP H0335543B2 JP 61116478 A JP61116478 A JP 61116478A JP 11647886 A JP11647886 A JP 11647886A JP H0335543 B2 JPH0335543 B2 JP H0335543B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
spool
sleeve
spacer ring
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61116478A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62274174A (ja
Inventor
Mikio Suzuki
Osamu Watanabe
Ikuo Okuda
Susumu Ookawa
Masami Sugaya
Yoshinobu Soga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Koki KK filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP11647886A priority Critical patent/JPS62274174A/ja
Publication of JPS62274174A publication Critical patent/JPS62274174A/ja
Publication of JPH0335543B2 publication Critical patent/JPH0335543B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、圧力流体の流量制御あるいは圧力制
御に好適なリニアソレノイドバルブに関するもの
である。
<従来の技術> 一般にリニアソレノイドバルブにおいては、ス
プールに対する吸引力は第2図の破線で示すよう
に、スプールの先端がヨーク内に侵入するに従つ
て、すなわちスプールとヨークとのラツプ量が増
大するにつれて急激に減少し、印加電流に対して
吸引力を一定に維持できなくなり、印加電流に応
じてスプールを正確にリニア制御できない問題が
ある。このために従来、ヨークの先端外周に先端
に向かつて先細りとなるテーパ面を形成し、磁気
飽和現象を利用してスプールのリニア性を高めた
ものとして、例えば実開昭57−155371号公報に記
載されているようなものがある。
ところでこの種のリニアソレノイドバルブにお
いては、バルブスリーブとヨークとの間に非磁性
体からスペーサリングが介在され、このスペーサ
リングによりバルブスリーブとヨークとを磁気的
に分離するとともに、スプールを摺動可能に嵌合
するようになつている。しかしてこれらバルブス
リーブ、スペーサリングおよびヨークはロー付等
により一体的に接合される。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、ロー付等によつて一体的に接合
したバルブスリーブ、スペーサリングおよびヨー
クの同心度を得るのが難しいことから、スペーサ
リングに嵌合されたスプールとヨークとの同心度
に狂いを生じ、特性のバラツキ、ヒステリシスの
増大を招く問題がある。
しかもこの問題を解決するために、バルブスリ
ーブ、スペーサリングおよびヨークを一体接合し
た後、それらの内周を共加工すると今度はヨーク
に形成したテーパ部が偏心してしまい、これによ
る特性のバラツキおよびヒステリシスの増加を招
き、根本的な解決策にはなり得ないことが確認さ
れた。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、共加工しても特性のバラツキおよび
ヒステリシスの増大を生じないようにしたもの
で、その構成はハルブスリーブとスペーサリング
とヨークとを一体的に接合し、かつそれら三者の
内周を面一に形成し、前記ヨークに対向するスプ
ールの外周面にスペーサリングからヨークに向か
つて小径となるテーパ面を形成したものである。
<作用> 上記した構成により、ソレノイドに電流が印加
されると、スプールに吸引力が作用してスプリン
グに抗して変位される。この場合、作動開始点に
おいてはスプールに形成したテーパ面により、ス
プールヨークとのエアギヤツプが大きく、スプー
ルの変位につれてエアギヤツプが小さくなるの
で、吸引力の低下度合は減少し、これによつてフ
ラツトな吸引特性に補正される。
<実施例> 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において、10はバルブ本体を示し、
このバルブ本体10は、取付フランジ部11aを
備えた磁性体からなるバルブスリーブ11と、バ
ルブスリーブ11のスリーブ部11bの外周にロ
ー付によつて固着した非磁性体からなる支持スリ
ーブ12と、支持スリーブ12内に嵌合固定され
てバルブスリーブ11のスリーブ部11b外端に
当接する非磁性体からなるスペーサリング13
と、バルブスリーブ11の下端中央に穿設された
段付内孔に嵌合固定されて突出する非磁性体から
なるエンドスリーブ14とによつて構成されてい
る。このバルブ本体10は、取付ベース20に設
けた内孔20a内にエンドスリーブ14を液密的
に嵌合させ、ねじ込み固定される。
取付ベース20には一対の流体通路21,22
が穿設され、一方の流体通路21は前記内孔20
aの側部に開口し、他方の流体通路22は内孔2
0aの底部に開口している。そして、エンドスリ
ーブ14には、流体通路21をエンドスリーブ1
4の内壁に形成された環状凹溝14bへ連通させ
る径方向の流体通路14aが穿設され、内孔20
aの底部はエンドスリーブ14の下端に固設され
たストツパ23の中心に穿設された貫通穴23aを
介してエンドスリーブ14の内部に連通されてい
る。
前記バルブ本体10の支持スリーブ12内に
は、磁性体からなるスリーブ状のヨーク25がス
ペーサリング13を挟んでバルブスリーブ11の
スリーブ11bと直列に整列する如く嵌合され、
かつロー付にて一体的に接合されている。このヨ
ーク25の内周には磁性体からなるヨークプラグ
26が一体的に取付けられ、このヨークプラグ2
6にねじ軸27が位置調整可能に螺合されてい
る。
一方バルブスリーブ11、スペーサリング13
およびエンドスリーブ14の各内孔にて形成され
たバルブ本体10の内孔10aには、スプール3
0が嵌押され、スペーサリング13とエンドスリ
ーブ14とに摺動可能に嵌合している。このスプ
ール30と前記ねじ軸27との間には、スプリン
ク18が介挿され、常時はスプール30の下端が
ストツパ23に当接する下降端にスプール30が
位置されている。そして、前記支持スリーブ12
およびヨーク25の外周にはソレノイド17が取
付けられ、スプール30をスプリング18と揆力
に抗して、上昇させるようになつている。
前記スプール30の下端には所定深さの大径穴
30aが下端面より穿設させるとともに、スプー
ル30の下端にはスプール30の外周面と大径穴
30aとを連通する複数の切欠き30bが径方向
に刻設されており、スプール30が上方に移動す
ると、環状凹溝14bが切欠き30bを介して大
径穴30aに連通し、これによつて流体通路22
に供給された圧力流体が貫通穴23a、切欠き3
0b、環状凹溝14b、流体通路14aを介して
流体通路21に供給され、その流量は切欠き30
bと環状凹溝14bとによつて形成されるオリフ
イスの開度によつて変化されることになる。
上記したバルブスリーブ11、支持スリーブ1
2、スペーサリング13、エンドスリーブ14お
よびヨーク25は、それぞれ単体で所定形状に加
工された後、ロー付によつて一体的に接合され、
その嵌挿状態でスプール30が嵌合されるバルブ
本体10の内孔10aを共加工によつて面一に加
工し、その後に取付ベース20に固定するように
なつている。
前記スプール30のヨーク25に対向する側の
一端外周には、先端に向かつて、すなわち、スペ
ーサリング13からヨーク25に向かつて先細り
となるテーパ面35が形成され、これによつてス
プール30の変位につれてヨーク25先端でのス
プール30とのエアギヤツプを変化させるように
している。
上記した構成において、ソレノイド17に電流
が印加されると、バルブスリーブ11、スプール
30、ヨーク25を通る磁束が形成され、スプー
ル30に上向きの吸引力が作用する。スプール3
0の作動開始点においては、ヨーク25とスプー
ル30とのエアギヤツプが大きく、これによりス
プール30に作用する吸引力が低下する。しかし
てエアギヤツプは、ソレノイド17に印加する電
流値の増大によるスリーブ30の変位につれて減
少し、吸引力の低下度合が小さくなり、その結果
スプール30に作用する吸引力は第2図の実線で
示すようにスプール30の軸方向位置に拘らずほ
ぼ一定となり、フラツトな吸引力特性を得ること
ができるようになる。
<発明の効果> 以上述べたように本発明は、スプールの外周面
にスペーサリングからヨークに向かつて小径とな
るテーパ面を形成し、このテーパ面により作動開
始点でのヨークとのエアギヤツプを大きくして吸
引力を低下させるようにしたので、吸引力特性を
フラツトにでき、しかもスプール側にテーパを形
成したことにより、バルブスリーブとスペーサリ
ングとヨークとを共加工等により内周を面一に形
成した場合でも、従来のようなヨーク側の先端外
周にテーパ面を形成したことによつて生ずるテー
パの同心性の問題がなくなり、特性のバラツキ、
ヒステリシスの増大も防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
リニアソレノイドバルブの断面図、第2図は吸引
特性を示す線図である。 11……バルブスリーブ、13……スペーサリ
ング、17……ソレノイド、25……ヨーク、3
0……スプール、35……テーパ面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 バルブスリーブと、制御電流が印加されるソ
    レノイドと、このソレノイドの内周に設けられた
    ヨークと、このヨークと前記バルブスリーブとの
    間に介在された非磁性体からなるスペーサリング
    と、前記ヨークの内周面に対向して前記スペーサ
    リングに摺動可能に嵌合され前記ソレノイドに印
    加した電流に応じて吸引されるスプールと、この
    スプールを一方向に付勢するスプリングを備えた
    リニアソレノイドバルブにおいて、前記バルブス
    リーブとスペーサリングとヨークとを一体的に接
    合し、かつそれら三者の内周を面一に形成し、前
    記ヨークに対向するスプールの外周面に前記スペ
    ーサリングからヨークに向かつて小径となるテー
    パ面を形成してなるリニアソレノイドバルブ。
JP11647886A 1986-05-21 1986-05-21 リニアソレノイドバルブ Granted JPS62274174A (ja)

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JP11647886A JPS62274174A (ja) 1986-05-21 1986-05-21 リニアソレノイドバルブ

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JP11647886A JPS62274174A (ja) 1986-05-21 1986-05-21 リニアソレノイドバルブ

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Publication Number Publication Date
JPS62274174A JPS62274174A (ja) 1987-11-28
JPH0335543B2 true JPH0335543B2 (ja) 1991-05-28

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ID=14688099

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JP11647886A Granted JPS62274174A (ja) 1986-05-21 1986-05-21 リニアソレノイドバルブ

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01174683U (ja) * 1988-05-31 1989-12-12
WO1991005195A1 (en) * 1989-10-03 1991-04-18 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Proportional pressure control solenoid valve
JPH0360663U (ja) * 1989-10-17 1991-06-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6062676U (ja) * 1983-10-06 1985-05-01 豊田工機株式会社 電磁制御弁

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JPS62274174A (ja) 1987-11-28

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