JPH0335517B2 - - Google Patents

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JPH0335517B2
JPH0335517B2 JP57094395A JP9439582A JPH0335517B2 JP H0335517 B2 JPH0335517 B2 JP H0335517B2 JP 57094395 A JP57094395 A JP 57094395A JP 9439582 A JP9439582 A JP 9439582A JP H0335517 B2 JPH0335517 B2 JP H0335517B2
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operating
pressure
spool
control
plunger
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JP57094395A
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Fusao Higashida
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0335517B2 publication Critical patent/JPH0335517B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B1/00Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B1/12Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B1/26Control
    • F04B1/30Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks
    • F04B1/32Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block
    • F04B1/324Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block by changing the inclination of the swash plate

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Servomotors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可変容量形液圧ポンプ、詳しくは斜板
などの可変制御要素を備え、該可変制御要素をバ
イアス手段により最大変位方向に付勢すると共に
前記可変制御要素の変位量を調整するコントロー
ルプランジヤを設け、このプランジヤの変位量の
調整により、所望の吐出量を制御するごとくした
可変容量形液圧ポンプに関する。
此種ポンプにおける前記コントロールプランジ
ヤの調整は、その一つのタイプとして特開昭51−
78503号公報のごとくポンプとは別に補助回路用
ポンプを設けると共に、補助回路に遠隔制御弁を
設け、この遠隔制御弁の操作により、前記補助回
路用ポンプの一次圧を二次圧に制御し、この二次
圧を前記コントロールプランジヤに作用させて行
なわれている。
所が、前記遠隔制御弁の操作により前記二次圧
を調整することにより、吐出圧力にとらわれるこ
となく所望の吐出量が得られるのであるが、反
面、前記コントロールプランジヤには、前記二次
圧を作用させるので、一定の吐出量を安定よく供
給できない問題がある。
そこで、本発明者は、前記した問題点に鑑み可
変制御要素の変位量を調整するコントロールプラ
ンジヤを設けた可変容量形液圧ポンプにおいて、
外部操作圧により動作する操作スプールをもつた
操作弁装置を設け、前記操作スプールの動作によ
り、自己吐出流体の制御圧を前記コントロールプ
ランジヤに作用させ、前記外部操作圧により任意
なポンプ吐出量が得られながら、この吐出量をポ
ンプの吐出圧力の変化に拘らず一定に制御する如
くしたものを発明し、出願(特願昭56−26620号)
した。
所が、この先発願のものは、前記外部操作圧の
圧力調整でポンプ吐出量を低吐出量に任意に制御
できるのであるが、前記スプール及び該スプール
に作用する外部操作圧の操作回路はそれぞれ単一
構成としているため外部操作圧に対する吐出量制
御な1種類に限られ、この低吐出制御の最大流量
値も、外部吐出圧の最大値と前記スプールの作用
面とにより設定され、任意に変更できないのであ
る。
所で、一つの液圧ポンプに複数のアクチユエー
タを接続し、これら複数のアクチユエータのう
ち、一つ又はそれ以上のアクチユエータを動作さ
せる場合、外部操作圧の圧力変化に対する吐出量
の変化割合を変更し、アクチユエータごとに、ま
た、作業条件に応じてアクチユエータのスピード
変化を大にしたり、小さくしたりするなどの使い
分けができることが要求されており、また、アク
チユエータ又は作業条件によつては、最大スピー
ドを設定した方が故障発生防止及び作業性向上の
面から好ましく、そのため、最大スピード即ち、
外部操作圧の圧力調整による流量制御における最
大流量を任意に変更できることも要求されてい
る。
従つて本発明の目的は、外部操作圧により任意
のポンプ吐出量が得られ、しかもこの吐出量をポ
ンプの吐出圧力の変化にかゝわらず、一定に制御
できながら、前記外部操作圧による吐出量の制御
を複数種類の制御特性で行なえ、かつ、最大流量
値も複数段階で変更できるようにする点にある。
即ち、本発明は、可変容量液圧ポンプにおい
て、外部操作圧を作用させる面積の異なる少なく
とも2つの作用面をもつた操作スプールと、外部
操作圧に対抗する押圧手段と前記可変制御要素の
変位に応動して動作するガイドスリーブとを備え
た操作弁装置を設け、可変減圧機構を備えた操作
通路を切換機構を介して、前記スプールにおける
各作用面が臨む各作用室に選択的に接続し、前記
外部操作圧の制御により、複数種の吐出量制御を
行なうごとくしたことを特徴とするものである。
即ち、本発明は面積の異なる少なくとも2つの
作用面をもつ操作スプールのこれら各作用面に可
変絞り機構により圧力調節する外部操作流体を導
入して圧力調整に対する吐出量制御の制御特性を
複数種に変更可能とし、前記した要求に対応でき
るようにしたことを基本思想とするものである。
次に本発明ポンプ装置の実施例を図面に基づい
て説明する。
第1図において液圧ポンプは、斜板式アキシア
ルピストンポンプであつて、斜板が可変制御要素
となつているものである。
第1図において、1はフロントカバー1a及び
エンドキヤツプ1bを備えたハウジングで、前記
フロントカバー1aとエンドキヤツプ1bとの間
に、1対の軸受2,3を介して一本の駆動軸4を
支持し、この駆動軸4にシリンダブロツク5をス
プライン結合すると共に、前記ハウジング1内
に、前記斜板6を支持している。
前記シリンダブロツク5は、多数のピストン7
を往復動自由に支持しており、これら各ピストン
7の頭部には、リテイナ8により支持されたシユ
ー9がそれぞれ取付けられ、これら各シユー9が
前記斜板6に接触している。
又、前記斜板6は、トラニオン軸10を介して
一定の傾斜角の範囲内で、傾動自由に支持されて
おり、この斜板6における所定位置即ち、前記ト
ラニオン軸10に対し90度偏位した上部位置と、
該位置に対し180度偏位した下部位置とに、連結
ロツド11,12をピン結合し、前記ロツド1
1,12を介して前記斜板6を最大傾斜となる方
向に押圧するバイアスプランジヤ13と、前記斜
板6の傾斜角を調整するコントロールプランジヤ
14とを連結している。
前記バイアスプランジヤ13は、前記コントロ
ールプランジヤ14より径が小さくなつていて、
前記ハウジング1に固定したシリンダ15に移動
自在に支持すると共に、前記シリンダ15の凹入
部端面と、前記バイアスプランジヤ13のヘツド
部との間にスプリング16を介装しており、前記
プランジヤ13の背面室13aは、前記ポンプの
吐出通路17に連絡通路18を介して連通してい
て、前記ポンプの自己吐出圧が前記バイアスプラ
ンジヤ13の背面に作用するごとく成つている。
又、前記コントロールプランジヤ14は、前記
ハウジング1に固定のシリンダ19に移動自由に
支持され、その背面室14aには、後記する操作
弁装置20から延びる制御通路28が連通してい
て、前記ポンプの自己吐出流体の制御圧が、前記
コントロールプランジヤ14の背面に作用するご
とく成つている。
しかして、前記コントロールプランジヤ14に
制御圧が作用しない場合には、ポンプ吐出圧が零
でも前記斜板6は、第1図のごとくその傾斜角が
最大となり、最大吐出量が得られるようになつて
おり、また、前記コントロールプランジヤ14に
制御圧が作用すると、前記斜板6の傾斜角が中立
方向に調整され、傾斜角に見合つた吐出量が得ら
れるようになつている。
前記操作弁装置20は、第3,4図のごとく弁
本体21と、該本体21の内部に移動自由に支持
され、外部操作圧が作用する作用面積の異なる作
用面をもつた1対の第1及び第2外部操作スプー
ル22,31と、前記斜板6の傾動に応動して動
作するガイドスリーブ23及び前記スプール22
の動作に対抗する押圧体25とから構成するので
ある。
前記弁本体21は弁本体内腔21aを設けると
共に、ポンプの吐出路17と連通する圧力通路2
6と、コントロールプランジヤ14の背面室14
aと連通する制御通路28及び外部操作圧を導く
後記する第1および第2切換通路34a,34b
ならびにタンク通路35をそれぞれ接続するので
ある。
前記ガイドスリーブ23は、前記弁本体内腔2
1aに摺動自由に内装され、そして、ガイドスリ
ーブ23にはピストン孔23aを設けると共に、
連絡ポート23bを開口させ、さらにガイドスリ
ーブ23にはスプール孔23dを設けると共に、
前記圧力通路26に連通する第1ポート27と、
前記制御通路28に連通する第2ポート29と、
前記タンク通路35に連通する第3ポート30を
開口させている。
前記第1操作スプール22は前記ガイドスリー
ブ23のスプール孔23dに摺動自由に内装し、
前面を押圧体25に当接させると共に後方を、第
2操作スプール31に当接させる。該スプール2
2は2ランド形式とし、後方のランドと制御通路
28と連通する前記第2ポート29とをゼロラツ
プとし、前記スプール22の動作により二つの可
変オリフイスo1,o2即ち、前記制御通路28を前
記圧力通路26に連通させる第1オリフイスo1
前記制御通路28を前記タンク通路35に連通さ
せる第2オリフイスo2を選択的に形成するごとく
成している。
又、前記スプール22の背面を作用面22aと
し、該作用面22aに外部操作圧を作用させるこ
とによつて前記押圧体25に抗して動作させるご
とくするのである。
前記第2操作スプール31は、前記ガイドスリ
ーブ23に摺動自由に内装すると共に、該第2操
作スプール31の先端を前記第1操作スプール2
2の背面に接当させる。さらに前記第2操作スプ
ール31の背面を作用面31aとし、該作用面3
1aに前記外部操作圧を作用させることにより生
じる押力で移動し、この移動を前記第1操作スプ
ール22に伝達する如く成している。第3,4図
に示した実施例では、前記第2操作スプール31
の作用面31a(以下説明の都合上第1作用面と
いう)の面積は、前記第1操作スプール22の作
用面22a(以下説明の都合上第2作用面という)
の面積よりも小さくしており、これら各作用面3
1a,22aは、前記切換通路34a,34bが
接続される作用室31b,22bに臨ませてい
る。
又、前記押圧体25はばね箱32に内装され、
一側部をばね受けを介して前記第1操作スプール
22に当接し、該スプール22及び第2操作スプ
ール31を第3図における左方に押す如くし成し
ている。又、33は前記ガイドスリーブ23を後
記するフイードバツクリンク機構40に追随させ
るために設けられたばねであつて、一側部をばね
箱32に支持され、他側部でガイドスリーブ23
を第3図の左方に押す如く成している。
尚、前記第1及び第2操作スプール22,31
は、外部操作圧により前記押圧体25に抗して動
作するのであつて、前記各スプール22,31の
一方に作用する外部操作圧が、前記押圧体25に
よる押圧力より低い場合、前記スプール22,3
1は、何れも前記押圧体25の押圧力により第
3,4図において左方に移動しており、前記第1
可変オリフイスo1が開き、第2可変オリフイスo2
が閉じている。
また、前記各スプール22,31の一方に作用
する外部操作圧が前記押圧体25の押圧力より高
くなると、前記第1操作スプール22又は、第1
及び第2操作スプール22,31が第3,4図に
おいて右方に移動し、前記第1可変オリフイスo1
が閉じ、第2可変オリフイスo2が開くことにな
る。
又、前記外部操作圧は、例えば前記ポンプの駆
動軸4を駆動するモータやエンジンなどの駆動源
により駆動するごとくした補助回路用油圧ポンプ
60を用い、該油圧ポンプ60に吐出流体を、手
動又は電動的に動作する一つの減圧機構としての
減圧弁61(以下減圧弁という)に通し、前記油
圧ポンプの一次側圧力を、前記減圧弁の操作に応
じた所望の二次圧力に制御したもので、この二次
圧力を操作圧力とする。そして、前記減圧弁61
に前記二次圧力を導く操作通路34に接続する一
方、前記第2操作スプール31の第1作用面31
aが臨む作用室31bに連通する第1切換通路3
4aと第1操作スプール22の第2作用22aが
臨む作用室22bに連通する第2切換通路34b
とを設け、さらに、前記操作通路34が切換弁6
3を介して第1および第2切換通路34a,34
bと選択的に連通する如く成している。
しかして前記油圧ポンプ60からの吐出流体
は、前記減圧弁61により、該減圧弁61の操作
に応じた所望の二次側圧力に制御され、この二次
側圧力を、外部操作圧として前記第1作用面31
aもしくは第2作用面22aが臨む作用室31
b,22bの一方に、前記対応する各通路34a
もしくは34bを介して導入し、前記各スプール
22,31に個別に作用させるのである。
又、前記ガイドスリーブ23は、前記斜板6の
傾動に応動させるのであつて、この応動方法は、
主としてフイードバツクリンク機構40を用い
る。
このリンク機構40は、前記弁本体21にピン
41を介してピボツタブルに枢着するリンク42
と、前記斜板6にピン43を介して結合するリン
ク44とを用い、これらリンク42,44の各遊
端部をピン45によりピボツタブルに連結すると
共に、前記リンク42に、ピン46を介してロー
ラ47を回転自由に支持し、このローラ47を前
記ガイドスリーブ23の頭部23cに接触させる
のである。
以上の構成において、前記リンク42の動作
は、前記斜板6が最大傾斜角から中立方向に傾動
するとき前記ローラ47が前記ガイドスリーブ2
3から離れる方向に移動し、中立位置から最大傾
斜方向に傾動するとき、前記ローラ47が前記ガ
イドスリーブ23を、前記スプリング33に抗し
押圧体25の方向即ち、前記第1可変オリフイス
o1を開き、第2可変オリフイスo2を閉じる方向に
動作するごとく成している。
次に以上の如く構成する操作弁装置20を組込
んだ液圧ポンプの作動を説明する。
前記駆動軸4を停止している状態では、前記バ
イアスプランジヤ13及びコントロールプランジ
ヤ14の何れにも圧力が作用しないし、斜板6に
作用する傾動モーメントもないので、前記斜板6
は、前記スプリング16により最大傾斜角となつ
ている。そして、前記操作弁装置20は、前記押
圧体25の押圧力で、前記第2可変オリフイスo2
が全閉し、前記第1可変オリフイスo1が開いてい
る。
しかして、この状態で前記駆動軸4を駆動する
と、ポンプは最大吐出量で吐出することになり、
吐出流体の1部は、前記吐出通路17から圧力通
路26を通り、前記第1ポート27及び第1可変
オリフイスo1を経て、第2ポート29から前記制
御通路28を経て、前記コントロールプランジヤ
14の背面室14aに導入されることになり、そ
の制御圧が前記プランジヤ14に作用し、該プラ
ンジヤ14を往動させ、前記斜板6を中立方向に
傾動させるのである。
このとき、前記斜板6の傾動により前記フイー
ドバツク機構の各リンク42,44も動作し、前
記リンク42のローラ47が前記ガイドスリーブ
23から離反する方向に移動することになるの
で、前記ガイドスリーブ23は、前記スプリング
33の作用で前記押圧体25に対し離れる方向に
移動するのであり、この結果前記第1可変オリフ
イスo1の開口面積が減少し、前記斜板6が中立位
置に至ると、前記第2可変オリフイスo2も閉じた
状態で、前記第1可変オリフイスo1は全閉するの
であつて、斜板6は中立位置に保持される。
以上の状態は、外部操作圧を作用させず、また
負荷は無負荷の状態であつて、ポンプ吐出量が最
低となる。即ち、無負荷時には、外部操作圧を作
用させなければ、フエザーリング運転が行なえる
のである。
尚、以上の構成において、前記バイアスプラン
ジヤ13は支持する前記シリンダ15で、前記プ
ランジヤ13の背面室13aに前記プランジヤ1
3の移動を規制するストツパー手段(図示せず)
を設けることにより、前記斜板6を中立位置即ち
傾斜角零位置に対し所定角度だけ最大傾斜角位置
の方向に傾動させた状態に保持させ得る。即ち、
この傾動位置が最少傾斜角位置となり、その傾斜
角に応じた最少吐出量が補償できる。
又、以上説明した状態から所望の外部操作圧を
前記操作弁装置20の第2操作スプール31の第
1作用面31aに作用させ、第1作用面31aに
面積に相応して生じる流体の押力によつて前記第
2操作スプール31を移動させ、この移動で、第
1操作スプール22を動作させると、前記第1可
変オリフイスo1が閉じた状態で、前記第2可変オ
リフイスo2が開き、前記第2ポート29即ち制御
通路28が前記タンク通路35に連通することに
なり、前記制御通路28を介して前記コントロー
ルプランジヤ14の背面室14aが前記タンク通
路35に連通することになる。
従つて、前記コントロールプランジヤ14の押
圧力がなくなつて、斜板6は、再び中立位置から
最大傾斜角の方向に傾動する。そして、この傾動
により前記フイードバツク機構も動作するのであ
つて、前記ガイドスリーブ23が前記スプリング
33に抗し、第3図において右方に移動し、前記
第2可変オリフイスo2の開口面積を減少するので
あり、前記斜板6の傾斜角が必要以上に大きくな
ろうとする作用を抑制し、前記外部操作圧の作用
で生じる押力による前記第2操作スプール31及
び第1操作スプール22の移動量に見合つた傾斜
角に保持するのである。即ち、前記斜板6の傾斜
角が必要以上に大きくなると、前記第1可変オリ
フイスo1が開き、前記圧力通路26から自己吐出
流体の制御圧が前記した経路を経て前記コントロ
ールプランジヤ14に作用し、斜板6の傾動を抑
制するのである。
しかして、以上の如く所望の外部操作圧を第1
作用面31aに作用させることにより、前記斜板
6を所定の傾斜角に制御できるのであつて、この
制御により斜板6の傾斜角に見合つた任意のポン
プ吐出量が得られるのであり、しかも、前記外部
操作構の単位変化によつて生ずる前記第1操作ス
プール31引いては、前記第1操作スプール22
を押す押力変化、即ちポンプ吐出量の変化量は第
1作用面31aの面積に比例するのであるから、
第1作用面31aの面積を任意に決定することに
より、所望の外部操作圧−ポンプ吐出量の制御特
性が得られるのである。
さらに、前記外部操作圧を、前記切換弁63の
操作で第2作用面22aに作用させることにより
前記同様の動作で、任意のポンプ吐出量がポンプ
の最大吐出量の範囲内で安定して得られるのであ
り、しかも、この場合、第2作用面22aは第1
作用面31aよりも面積を大きくしているのであ
るから、前記外部操作圧の単位変化によつて生じ
る第1操作スプール22を押す押力変化も第1作
用面31aに作用して行なわれる押力変化より大
きく、従つてポンプ吐出量の変化量も大きくでき
るのである。即ち、第2作用面22aに外部操作
圧を作用させることにより、前記第1作用面31
aに外部操作圧を作用させた場合とは異なる前記
操作圧の単位変化に対して、より大きなポンプ吐
出量変化を示す別の外部操作圧−吐出量の制御特
性が得られるのである。
以上の如く、制御特性の選択が、前記切換弁6
3の切換操作で行なえるのであつて、この選択に
より、第5図から明らかな通り、前記減圧弁61
の操作による外部操作圧の圧力変化に対する吐出
量の変化割合が変更できるのである。
従つて、複数のアクチユエータのうち、1つ又
はそれ以上のアクチユエータを動作させる場合、
前記減圧弁61の操作量に対するアクチユエータ
のスピードの変化率を変えられ、アクチユエータ
の種類及び作業条件に対応した使い分けが可能と
なるのである。
また、前記減圧弁61により、外部操作圧を最
大に操作する場合でも、この外部操作圧に対応す
るポンプ吐出量の最大値を変更できるのであり、
従つて、操作位置をコントロールするストツパー
手段を設けなくとも前記アクチユエータのスピー
ドの最大値を2第階に制御できるのである。更
に、前記斜板6の制御は、外部操作圧を、前記コ
ントロールプランジヤ14に作用させて行なうの
ではなく、ポンプの自己吐出流体の制御圧を作用
させて行うのであるから、負荷が変動してポンプ
の吐出圧が変化しても、前記斜板6の傾斜角を一
定に、換言すると前記吐出量を一定に保持できる
ことは言うまでもない。
尚、以上説明した実施例は操作弁装置20にお
いて、二つの第1及び第2操作スプール22,3
1を設けて、これら各スプール22,31にそれ
ぞれ作用面22a,31aを形成したが、換言す
ると前記作用面22a,31aを操作スプール2
2,31に別々に設けたが、前記第1及び第2操
作スプール22,31を一体と成し、一つの操作
スプールに2つの作用面を形成することももちろ
ん可能である。
前記実施例では、前記ガイドスリーブ23を一
体に形成しているが、第3ポート30の部分で分
離して2つのガイドスリーブに成してもよい。
又操作スプールに外部操作圧の作用する作用面
を3つ以上設け、制御特性を3つ以上に変えるこ
とも同様に可能である。
又、ガイドスリーブ23を斜板6の傾動に応動
させるフイードバツク機構として、リンク形式
の、換言すると機械形式のものを用いたが、その
他電気的にフイードバツクさせて前記ガイドスリ
ーブ23を応動させてもよい。
又、前記斜板6を最大傾斜角に付勢するバイア
ス手段として、バイアスプランジヤ13を用い、
ポンプ吐出圧を利用したが、他のバイアスプラン
ジヤを用いてもよい。
又、ポンプ形式としては、斜板式アキシアルピ
ストンポンプに限定させることなく、その他例え
ば可変容量形ベーンポンプにも適用できる。
この場合カムリングが可変制御要素となる。
以上の如く本発明によれば、外部操作圧の選択
により、所望のポンプ吐出量が得られるのであ
り、従つて無負荷時、フエザーリング制御が行な
え、無駄な動力損失をなくし、省エネルギーのポ
ンプ運転が可能となるし、また、アクチユエータ
を動作させる場合、その動作条件に応じたスピー
ドに調整が可能となるのであり、とりわけ、外部
操作圧による吐出量の制御を、操作スプールに前
記外部操作圧を伝達する面積の異なる作用面を少
なくとも2つ設けることによつて、複数種類の制
御特性に、換言すると、外部操作圧の圧力変化に
対する吐出量の変化割合の異なる制御特性に変更
できるのである。
従つて、一つ又は複数のアクチユエータを動作
させる場合、外部操作圧の圧力調整を行なう減圧
弁61の操作量が同じでも、その操作量に対する
アクチユエータの速度を変化させられ、アクチユ
エータの種類や作業条件に応じた制御が使い分け
られるのである。
また、前記減圧弁61により外部操作圧を最大
にした場合でも、外部操作圧に対応するポンプ吐
出量の最大値を変更できるのであり、この結果、
一つの減圧弁を用いながら、その操作位置をコン
トロールするストツパー手段がなくとも、前記ア
クチユエータの動作速度の最大値を複数段階に制
御できるのである。
更に、本発明は、外部操作圧をコントロールプ
ランジヤ14に作用させて、可変制御要素の変位
量を調整するのではなく、操作弁装置20を設
け、前記外部操作圧により応動する操作スプール
22の動作により、自己吐出流体の制御圧を、前
記コントロールプランジヤ14に作用させて前記
可変制御要素の変位量を調整するごとくしたか
ら、所望の吐出量に制御するポンプ吐出量は、吐
出圧の変化に左右されることなく、一定の吐出量
に制御できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の実施例を示す縦断面図、
第2図はその要部の概略説明図、第3図は制御弁
装置及び操作弁装置の拡大断面側面図、第4図は
同じく拡大断面平面図、第5図は外部操作圧−吐
出量の特性図である。 6…斜板、13…バイアスプランジヤ、14…
コントロールプランジヤ、14a…背面室、17
…吐出通路、20…操作弁装置、22…第1操作
スプール、22a…第2作用面、25…押圧体、
26…圧力通路、28…制御通路、30…タンク
通路、31…第2操作スプール、31a…第1作
用面、34…操作通路、34a…第1切換通路、
34b…第2切換通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可変制御要素6の変位量を調整するコントロ
    ールプランジヤ14と、該プランジヤ14に対抗
    して前記可変制御要素6を最大変位方向に付勢す
    るバイアス手段とを備え、前記プランジヤ14に
    制御圧を作用させてポンプ吐出量を制御する如く
    した可変容量形液圧ポンプにおいて、外部操作圧
    を作用させる面積の異なる少なくとも2つの作用
    面をもつた操作スプールと、外部操作圧に対抗す
    る押圧手段25と前記可変制御要素6の変位に応
    動して動作するガイドスリーブとを備えた操作弁
    装置を設け、可変減圧機構61を備えた操作通路
    62を切換機構63を介して、前記スプールにお
    ける作用面が臨む各作用室に選択的に接続し、前
    記外部操作圧の制御により、複数種の吐出量制御
    を行なうごとくしたことを特徴とする可変容量形
    液圧ポンプ。
JP57094395A 1982-06-01 1982-06-01 可変容量形液圧ポンプ Granted JPS58210384A (ja)

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