JPH0335372A - 画像判別装置 - Google Patents

画像判別装置

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JPH0335372A
JPH0335372A JP17050389A JP17050389A JPH0335372A JP H0335372 A JPH0335372 A JP H0335372A JP 17050389 A JP17050389 A JP 17050389A JP 17050389 A JP17050389 A JP 17050389A JP H0335372 A JPH0335372 A JP H0335372A
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JP
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dimensional
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Pending
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JP17050389A
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English (en)
Inventor
Masaya Fujimoto
昌也 藤本
Haruo Yamamoto
治男 山本
Tsukasa Matsushita
司 松下
Hidechika Kumamoto
秀近 熊本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原稿画像の中間調領域のマーカ線(例えば中
間色調のマーカペンで画かれる)で囲まれた領域を判別
する画像判別装置に関し、例えばデジタル複写機やファ
クシミリ等において原稿の画像処理を行う場合に好適で
ある。
〔発明の背景〕
従来、原稿画像上の特定部分に対して例えばトリえング
やマスキングの処理を行う場合、原1t&画像において
上記のような処理を行う領域を座標上で[ikしてその
座標データにより指定しなければならず、オペレータに
とっては煩わしい作業である。
そこで、本発明者等は上記のような特定部分を簡便な作
業のみにて確実に認識し簿る装置の創案を目的として研
究を重ねた結果、ここに、原稿画像上でトリミングやマ
スキング等の処理を実施しようとする部分を例えばマー
カペン等により画かれる中間色調のマーカ線で囲むだけ
で極めて簡便に認識することのできる機能を備えた装置
を創刊し得た。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、原稿画像の中間1[領
域のマーカ線で囲まれた領域を判別する画像判別装置で
あって、上記原稿画像の読取データを互いに興なる2つ
の閾値で2値化する2値化処理手段と、上記2値化処理
手段により得られたデータを記憶する第1の記憶手段と
、上記第1の記憶手段により記憶されたデータから各走
査ライン毎のマーカ線の始点及び終点を検出し、各ライ
ンに関する1次元的なマーカ線を検出する第1の検出手
段と、上記第1の検出手段により検出されたマーカ線の
データを記憶する第2の記憶手段と、上記第2の記憶手
段により記憶された各ライン毎の1次元的なマーカ線の
相互関係から上記原稿の平面に関するマーカ線の先頭性
及び連続性を判別し、不連続部分に対しては仮想マーカ
線を算出して上記不連続部分を連続させ、2次元的なマ
ーカ線で囲まれる領域を検出する第2の検出手段とを具
備してなる点に係る画像判別装置である。
〔作用〕
本発明に係る画像判別装置においては、原稿画像の読取
データが2値化処理手段により互いに異なる2つの閾値
で2値化処理(例えば白黒領域に対応するビットをO1
中間m領域に対応するビットを1として分別)され、こ
のデータが第1の記憶手段により記憶される。
そして、上記第1の記憶手段により記憶されたデータか
ら、第1の検出手段により各走査ライン毎のマーカ線の
始点及び終点が検出され、各ラインに関する1次元的な
マーカ線が検出される。
上記のようにして検出された1次元的なマーカ線は、第
2の記憶手段より記憶され、原稿画像に対するマーカ線
のマツプが形成される。
引続き、第2の検出手段により、上記第2の記憶手段に
より記憶された各ライン毎の1次元的なマーカ線の相互
関係から上記原稿の平面に関するマーカ線の先頭性及び
連続性が判別され、不連続部分に対しては仮想マーカ線
を算出して上記不連続部分が連続され、2次元的なマー
カ線で囲まれる領域が検出される。
〔実施例〕
以下添付図面を参照して、本発明を具体化した実施例に
つき説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施例
は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的
範囲を限定する性格のものではない。
ここに、第1図は本発明の一実施例に係る画像判別装置
のブロック図、第2図(al、 (bl、 (cl、 
ldlは上記画像判別装置によりマーカ線で囲まれた領
域を判別する場合の手順を示すフローチャート、第3図
は原稿画像上での2次元的なマーカ線で囲まれた領域を
検出する場合の説明図、第4図Tag、 (bl。
telはそれぞれ1次元的な中間調領域の相互関係から
原稿の平面に関する上記中間調領域の連続性を判別する
場合の説明図、第4図(dlは1次元的な中間調領域の
マーカ線の相互関係から原稿の平面に関する上記マーカ
線の先頭性を判別する場合の説明図、第5図Ta)乃至
fflはそれぞれ原稿画像上でのマーカ線の種々のパタ
ーン及びそのデータの一具体例を示す説明図である。
この実施例に係る画像判別装置は、第1図に示すごとく
、原稿画像の読取データを互いに異なる2つの閾値T+
 、T2 (第3図参照)で2値化する2値化処理手段
1と、上記2値化処理手段lにより得られたデータを記
憶する第1の記憶手段2と、上記第1の記憶手IBt2
により記憶されたデータから各走査ライン毎のマーカ線
(中間調領域)の始点及び終点を検出し、各ラインに関
する1次元的なマーカ線を検出する第1の検出手段と、
上記第1の検出手段により検出されたマーカ線のデータ
を記憶し、原稿画像に対するマーカ線のマ・ノブを作成
する第2の記憶手段(本実施例装置では後述するプログ
ラムメモリ12内の所定のSJI域に割り当てているが
、上記第1の記憶手段2内に設けても良い)と、上記第
2の記憶手段により記憶された各ライン毎の1次元的な
マーカ線の相互関係から上記原稿の平面に関するマーカ
線の先頭性及び連続性を判別し、不連続部分に対しては
仮想マーカ線を算出して上記不連続部分を連続させ、2
次元的なマーカ線で囲まれる領域を検出する第2の検出
手段とを具備して構成されている。
尚、本実施例装置では、上記it威に加え、更に上記第
2の検出手段により検出された2次元的なマーカ線で囲
まれる領域のデータに応し、画像処理を行わせる切替手
段3をも具備している。
上記2値化処理手段l・では、原稿画像の読取データが
第1データ比較部4において第1の閾値T。
と比較され、更に、第2データ比較部5において第2の
一閾値T2と比較される。そして、各データがアンドゲ
ート6に印加され、第1の閾値T、より小さな値の読取
データは白ビツト0、第2の閾値T2よりも大きな値の
読取データは黒ビツト0とされる。また、上記第1の閾
値T1よりも太きく且つ第2の閾値T2よりも小さな値
の読取データは、中間Ij!i+:フト1として抽出さ
れる。
上記のようにして2値化処理手段1により2値化処理さ
れたデータは、情報記憶量の削減を図るために、例えば
178の周波数にてサンプリングされ、上記第1の記憶
手&2に入力される。
尚、原稿画像の前記読取データは、CCDラインセンサ
7からの出力信号がA/D変換器8によってデジタルデ
ータに変換され、1ドツトについて例えば256階調に
区分された濃度データとして1ライン分がラインメモリ
9内に記憶される。
そして、水平同期信号(図外)によりラインメモリ9か
ら1ライン分のデータが出力される。
上記ラインメモリ9から出力されるデータは、ダミー走
査時にスイッチswtを介して上記2値化処理手段lに
出力される。尚、上記スイソチSW1は、画像処理時に
は切り替えられ、再度CCDラインセンサ7により画像
情報が読み取られ、1ライン分毎に画像データが疑似中
間調処理部14(階調に応じたデータを決定する階調処
理)及びデータバッファ15を通して前記切替手段3に
出力される。すると、中央制御部IOからのデータ(原
稿の位置情報やサイズ情報等も含まれている〉に基づい
て上記切替手段3が動作する。
面この場合、上記データバッファ15として、前記第1
の記憶手段2の8倍の記憶容量を有するメモリと同等の
ものを使用することにより、画像処理時における副走査
動作を省略することができる。
上記第1の検出手段及び第2の検出手段は、上記中央制
御部IO内のメモリに予め記憶された処理プログラムに
より具現化される。
上記切替手段3は、複数のゲートを具備してなる論理回
路により構成されており、上記のように178の周波数
にてサンプリングされて第1の記憶手段2に記憶された
データが、それぞれ8倍されて該切替手¥&3のゲート
に入力される。この場合、例えば上記第1の記憶手段2
により記憶されたデータは、予め中央制御部10により
2次元的なマーカ線で囲まれる領域を特定するデータと
して処理されている。
そこで、上記第1の記憶手段2からの信号に基づいて上
記切替手段3が動作することにより、上記第2の検出手
段により検出された2次元的なマーカ線で囲まれる領域
のデータに応し、画像処理が逐次選択的に高速で行われ
る。この場合、例えばデイザマトリクスのパターンを変
化させてこのパターンに応じてレーザ発光部11をオン
・オフ制御することにより画像処理が実施される。
上記したようにして本実施例に係る画像判別装置は構成
されている。
引続き、第1図、第2図(Ml乃至(dl及び第3図に
基づいて、本実施例装置の処理順について説明する。
尚、第2図中SL、S2.・・・は、各動作ステップを
示す。
先ず、Slにおいて、上記第1の記憶手段2内のデータ
に対し、中央制御部10により走査される領域の原点に
ラインナンバーとアドレスがセントされる。尚、各ライ
ン毎のデータは、上記2値化処理手段1により白黒ビッ
トをO1中間調ビットを1として2値化処理され、1/
8の周波数にてサンプリングされて上記第1の記憶手段
2に入力されている。
引続き、S2において、lライフ分のデータに関して中
間調領域で表されるマーカ線の始点及び終点が検出され
、中央制御部10内のプログラムメモリ12内に記憶さ
れる。
上記ステップS2における処理手順の詳細を第2図Q)
lに基づいて説明する。
まず、走査するラインの先頭にアドレスがセットされる
と、S2aにおいて、中間調領域の始点の検索が行われ
る。
そして、S2I、において、中間調領域の始点の条件を
満足しているか否かの判断が行われるが、この場合、例
えば予め設定された所定数のNビットに対して例えばn
ピント以上が中間調ビット1により占められている場合
にそのnビットの先頭部分が中間調領域の始点として判
断される。
このようにして検出された中間調領域の始点(アドレス
)は、前記プログラムメモリ12内に記憶される(S2
c)− 引続き、S2jにおいて、前記白!領域の始点の検索が
行われる。そして、S2.において、前記白黒領域の始
点の条件を満足するか否かの判断が行われるが、この場
合、予め設定された所定数の例えばTビットに対して、
例えばSビット以上が白黒ビット0で占められている場
合にこのSピントの先頭部分が白WA領域の始点である
との判断が行われる。
そして、上記のようにして検出された白黒領域の始点(
アドレス)の座標値から1を減じたアドレスが中間調領
域の終点として前記プログラムメモリ12内に記憶され
る(S2+)。
引続き、52gにおいて、中間調領域の始点と終点から
この領域の幅寸法が演算され、この値が所定寸法以上(
例えば5I1以上〉ある場合には、上記中間調領域がマ
ーカ線の一部として認識される(S2h)。
上記S2h及びS2eにおける処理は、その走査ライン
におけるマーカ線の有無に係わらず、S2、及びS2.
にて走査が終了したと判断されるまで、それぞれS2.
及びS2−においてアドレスがインクリメントされて継
続される。
尚、上記S2+において走査が終了したと判断された場
合、中間調領域が原稿の:Is部に存在することになる
ことから、原稿端部にマーカ線が形成されていることを
表すことを目的として、32゜においてフラグがセット
される。
この場合、上記S2により、前記第1の記憶手段2によ
り記憶されたデータから各走査ライン毎のマーカ線の始
点及び終点を検出し、各ラインに関する1次元的なマー
カ線を検出する第1の検出手段が構成されている。
そして、上記始点及び終点は、前記したように複数ビッ
ト内における中間調ピント若しくは白黒ビットの占める
割合から判断されるため、原稿画像における傷や汚れを
原因とした誤判断が回避される。
上記したようにしてマーカ線の始点及び終点が°検出さ
れると、それらの座標(アドレス)データは、上記プロ
グラムメモリ12内に予め割り付けられた各ラインナン
バーのマーカ線情報記憶領域(第5図+al乃至(fl
における各(ロ)参照)に記憶される。
そして、S4において現ラインのマー力線カウント数が
インクリメントされて、1ラインに関する走査が終了し
たと判断されると(S5)、現ラインのマー力線カウン
ト数がマーカ線情報記憶領域に記憶される(S6)。
上記S2乃至S6に関する処理は、S7において走査頭
載が終了したと判断されるまで、S8においてラインナ
ンバー、アドレスが次のラインに変更されてマー力線カ
ウント数がリセットされ、順次継続される。
そして、S9において、各ライン毎の1次元的なマーカ
線の相互関係から前記原稿の平面に関するマーカ線の連
続性及び先頭性が判断され、その各データが各ラインの
マーカエリア情報記憶領域(第5図fat乃至Tflに
おける各(ハ)参照、同図中、始線、絡線はマーカ線の
データを処理する場合の走査方向を考慮した概念的区分
であって、第3図参照)に記憶される。
尚ここで、第4図ta+に示すように、例えば前ライン
における1次元的なマーカ線の始点をXAビピン、現ラ
インにおける同始点をXOビピンとした場合、上記XA
ビピンとXOビットとの行方向に関するビット数の差Δ
Xが予め設定された所定ビット数以下の場合に上記前ラ
インと現ラインにおけるマーカ線には2次元的に連続性
があると判断される。
尚、このような処理は各ラインの終点に対してもなされ
、始点若しくは終点において連続性があると判断された
場合には、マーカ線のエリアとして連続性があると判断
される。
この時点で連続性が否定された場合、第4図(b)にお
いて、例えばラインナンバー4.5に関しては、ライン
ナンバー6の上記ラインナンバー5のX5ビソトに対応
する位置が中間調ピント1であるか否かの判断が行われ
、中間調ビフ)1である場合には、ラインナンバー5の
エリアの始点としてX5が登録される。
また、上記ラインナンバー4.5及び6が第4図tel
に示すような関係にある場合には、ラインナンバー6の
上記ラインナンバー4のX4ビソトに対応する位置が中
間調ピッ)1であるか否かの判断が行われ、中間調ピン
ト1である場合には、ラインナンバー5のエリアの始点
としてX4が登録される(X5はイレギュラーポイント
として除去される)。
このような処理は各ラインの終点に対してもなされ、上
記各条件が満足されなかった場合には、最終的にマーカ
線のエリアでないと判断される。
また、第4図id+に示すように、例えば現ラインから
Bラインまでの間において、XOピントとX1ビソトに
関してBビット(列方向へのビット数)中、予め設定さ
れた所定数以上が中間調ピント1により占められている
場合に、上記現ラインが2次元的なマーカ線の先頭部分
であると判断される。
引続き、上記ステップS9における処理手順の詳細を、
第2図(e)に基づいて説明する。
先ず、S9.において、マーカ線情報及びマーカエリア
情報(前記第2の記憶手段に記憶されるマーカ線のデー
タの内容で第5図(al乃至ffl参照〉の先頭に走査
するアドレスがセントされる。
引続き、S9.において、現ラインナンバーのマーカ線
情報が前ラインのマーカエリア情報の始線情報と連続性
が判断され、連続性があると判断された場合は、S9c
において、現ラインナンバーのマーカ線情報が現ライン
のマーカエリア情報の連続性のあるマーカエリアナンバ
ーの始線情報として登録される。その後、現ラインナン
バーのマーカ線情報が次のマーカ線情報にセットされる
(S9J)− また、S9eにおいて、現ラインナンバーのマーカ線情
報が前ラインのマーカエリア情報の絡線情報と連続性が
判断され、連続性があると判断された場合には、S9I
において、現ラインナンバーのマーカ線情報が現ライン
のマーカエリア情報の連続性のあるマーカエリアナンバ
ーの絡線情報として登録される。そして、現ラインナン
バーのマーカ線情報が次のマーカ線情報にセントされる
(39g)− 尚、上記S9.において連続性がないと判断された場合
には、S9I、において現ラインナンバーのマーカ線情
報について先頭性の有無について判断され、先頭性があ
ると判断された場合には、S91において、現ラインナ
ンバーのマーカ線情報が現ラインのマーカエリア情報の
新しいマーカエリアナンバーに始線及び絡線情報として
登録される。
上記S9.乃至S9.及びS9e乃至S9.における各
処理は、現ラインのマーカ線情報に対する処理が終了す
る毎にラインナンバーがインクリメント(S9r)され
て順次繰り返される。
上記のようにして各ラインのマーカ線情報について連続
性及び先頭性が判断され、各ラインのマーカエリア情報
記憶領域にデータが記憶されると、SIOにおいて、各
マーカエリア情報について先頭情報及び後端情報が比較
判断されて、マーカエリア情報が補正変更される。
上記ステップSIOにおける処理手順の詳細を、第2図
+d+及び第5図(5)乃至(flにおける各(イ)。
(ハ)、(ニ)に基づいて説明する。
先ず、S10.において、各マーカエリア情報が比較さ
れてt&端情報の同しマーカエリアの検索が行われる。
そして、後端情報の同じマーカエリアが発見されると、
510i、において、t&端情報の同じマーカエリア情
報が後方から走査されてマーカ線の途切れている部分(
不連続部分)の座標1、Jが求められる(第5図(bl
、 tel、 (@11参照)。
面この場合、マーカ線の途切れている部分が発見されな
い場合(第5図+a)参照)には、510bにおける処
理はなされない。
引続き、510cにおいて、この不連続部分の座標1.
Jを結ぶ直線が仮想マーカ線として算出されて、上記不
連続部分が連続される。
そして、510Jにおいて、後端情報が同じマーカエリ
アについての不連続部分の座標値が書き加えられ、一つ
のマーカエリアとして再登録され上記のような処理が全
マーカエリアに対して終了したと判断されると(S 1
0゜)、今度は3101において、各マーカエリア情報
から後端情報でマーカエリアが閉していないマーカエリ
アの検索が行われる。
このようなマーカエリアが発見されると、510cにお
いて、後端情報でマーカエリアが閉していないマーカエ
リアについてマーカ線の不連続部分の座111’、J’
が求められる(第5図fd1. (fl参照)。
そして、510hにおいて、途切れている部分の座標1
’、J’間を結ぶ直線が仮想マーカ線として算出され、
5104において、後端情報でマーカエリアが閉してい
ないマーカエリアについて、不連続部分の座標値が書き
加えられ、一つのマーカエリアとして再登録される。
上記S10+乃至SIO,における処理は、S10」に
おいて全マーカエリアに対する処理が終了したと判断さ
れるまでm続される。
上記したようにしてマーカエリア情報が補正された後、
311において、例えばトリミング処理を行うと判断さ
れた場合は、S12において、各ラインのメモリ上にマ
ーカ領域0が、またそれ以外には1が書き込まれる。
他方、上記311においてトリミング処理を行わないと
判断された場合には、各ラインのメモリ上にマーカ領域
は1が、それ以外は0が書き込まれてマスキング処理が
行われる(S 13) 。
面この場合、上記マーカ領域とは、2次元的なマーカ線
で囲まれる領域を示すものであって、始線の始点から終
縁の終点までの範囲内に相当する。
そして、上記S9乃至S13により、前記第2の検出手
段が構成されている。
その後、上記のようにして検出された2次元的なマーカ
線で囲まれる領域のデータに応じ、前記切替手段3が切
替制御され、マスキング若しくはトリミングに対応した
画像処理が逐次選択的に高速で実施される。
従って、本実施例装置によれば、原稿画像上でトリミン
グやマスキング等の処理を実施しようとする部分を中間
色調のマーカ線で囲むだけで極めて簡便に認識すること
ができる。
また、上記マーカ線が途中でかすれたり途切れたりした
場合でも、その部分の連続性を判断して自動的に処理対
象となる領域であることを認識し、その部分に対する処
理を確実に実施することができる。
〔発明の効果〕
本発明は、上記したように、原稿画像の中間調領域のマ
ーカ線で囲まれた領域を判別する画像判別装置であって
、上記原稿画像の読取データを互いに異なる2つの閾値
で2値化する2値化処理手段と、上記2値化処理手段に
より得られたデータを記憶する第1の記憶手段と、上記
第1の記憶手段により記憶されたデータから各走査ライ
ン毎のマーカ線の始点及び終点を検出し、各ラインに関
する1次元的なマーカ線を検出する第1の検出手段と、
上記第1の検出手段により検出されたマーカ線のデータ
を記憶する第2の記憶手段と、上記第2の記憶手段によ
り記憶された各ライン毎の1次元的なマーカ線の相互関
係がら上記原稿の平面に関するマーカ線の先頭性及び連
続性を判別し、不連続部分に対しては仮想マーカ線を算
出して上記不連続部分を連続させ、2次元的なマーカ線
で囲まれる領域を検出する第2の検出手段とを具備して
なることを特徴とする画像判別装置であるから、原稿画
像上で例えばトリえングやマスキング等の処理を実施し
ようとする部分を、例えばマーカペン等の中間色調のマ
ーカ線で囲むだけで極めて簡便に認識することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る画像判別装置のブロッ
ク図、第2図te1. (b)、 (cl、 (d)は
上記画像判別装置によりマーカ線で囲まれた領域を判別
する場合の手順を示すフローチャート、第3図は原稿画
像上での2次元的なマーカ線で囲まれた領域を検出する
場合の説明図、第4図fat、 (bl、 FC+はそ
れぞれ1次元的な中間調領域の相互関係から原稿の平面
に関する上記中間調領域の連続性を判別する場合の説明
図、第4図+dlは1次元的な中間調領域のマーカ線の
相互関係から原稿の平面に関する上記マーカ線の先頭性
を判別する場合の説明図、第5図[al乃至C0はそれ
ぞれ原稿画像上でのマーカ線の種々のパターン及びその
データの一具体例を示す説明図である。 〔符号の説明〕 1・・・2値化処理手段 2・・・第1の記憶手段 4・・・第1データ比較部 5・・・第2データ比較部 6・・・アンドゲート 10・・・中央制御部 12・・・プログラムメモリ 81〜S13・・・動作ステップ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原稿画像の中間調領域のマーカ線で囲まれた領域を
    判別する画像判別装置であって、 上記原稿画像の読取データを互いに異なる 2つの閾値で2値化する2値化処理手段と、上記2値化
    処理手段により得られたデータ を記憶する第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段により記憶されたデー タから各走査ライン毎のマーカ線の始点及び終点を検出
    し、各ラインに関する1次元的なマーカ線を検出する第
    1の検出手段と、 上記第1の検出手段により検出されたマー カ線のデータを記憶する第2の記憶手段と、上記第2の
    記憶手段により記憶された各ラ イン毎の1次元的なマーカ線の相互関係から上記原稿の
    平面に関するマーカ線の先頭性及び連続性を判別し、不
    連続部分に対しては仮想マーカ線を算出して上記不連続
    部分を連続させ、2次元的なマーカ線で囲まれる領域を
    検出する第2の検出手段とを具備してなることを特徴と
    する画像判別装置。
JP17050389A 1989-06-30 1989-06-30 画像判別装置 Pending JPH0335372A (ja)

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