JPH0335373A - 画像判別装置 - Google Patents

画像判別装置

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JPH0335373A
JPH0335373A JP17050489A JP17050489A JPH0335373A JP H0335373 A JPH0335373 A JP H0335373A JP 17050489 A JP17050489 A JP 17050489A JP 17050489 A JP17050489 A JP 17050489A JP H0335373 A JPH0335373 A JP H0335373A
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JP17050489A
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English (en)
Inventor
Masaya Fujimoto
昌也 藤本
Haruo Yamamoto
治男 山本
Tsukasa Matsushita
司 松下
Hidechika Kumamoto
秀近 熊本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原稿画像の中間調領域のマーカ線(例えば中
間色調のマーカペンで画かれる)で囲まれた領域を判別
する画像判別装置に関し、例えばデジタル複写機やファ
クシミリ等において原稿の画像処理を行う場合に好適で
ある。
〔発明の背景〕
従来、原稿画像上の特定部分に対して例えばトリ宝ング
やマスキングの処理を行う場合、原稿画像において上記
のような処理を行う領域を座標上で認識してその座標デ
ータにより指定しなければならず、オペレータにとって
は煩わしい作業であそこで、本発明者等は上記のような
特定部分を簡便な作業のみにて確実に認識し得る装置の
創案を目的として研究を重ねた結果、ここに、原稿画像
上でトリミングやマスキング等の処理を実施しようとす
る部分を例えばマーカペン等により画かれる中間色調の
マーカ線で囲むだけで極めて簡便に認識することのでき
る機能を備えた装置を創刊し得た。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、原稿画像の中間国領域
のマーカ線で囲まれた領域を判別する画像判別装置であ
って、上記原稿画像の読取データを互いに異なる2つの
閾値で2値化する2値化処理手段と、上記2値化処理手
段により得られたデータを記憶する第1の記憶手段と、
上記第1の記憶手段により記憶されたデータから各走査
ライン毎のマーカ線の始点及び終点を検出し、各ライン
に関する1次元的なマーカ線を検出する第1の検出手段
と、上記第1の検出手段により検出されたマーカ線のデ
ータを記憶する第2の記憶手段と、上記第2の記憶手段
により記憶された各ライン毎の1次元的なマーカ線の相
互関係から上記原稿の平面に関するマーカ線の先頭性及
び連続性を判別し、不連続部分に対してはこの不連続部
分の端部の距離を演算する距離演算手段と、上記不連続
部分の距離が所定距離以下である場合に仮想マーカ線を
算出して上記不連続部分を連続させ、2次元的なマーカ
線で囲まれる領域を検出する第2の検出手段とを具備し
てなる点に係る画像判別装置である。
〔作用〕
本発明に係る画像判別装置においては、原稿画像の読取
データが2値化処理手段により互いに異なる2つの閾値
で2値化処理(例えば白黒領域に対応するビットをO8
中間調領域に対応するビットを1として分別)され、こ
のデータが第1の記憶手段により記憶される。
そして、上記第1の記憶手段により記憶されたデータか
ら、第1の検出手段により各走査ライン毎のマーカ線の
始点及び終点が検出され、各ラインに関する1次元的な
マーカ線が検出される。
上記のようにして検出された1次元的なマーカ線は、第
2の記憶手段より記憶され、原稿画像に対するマーカ線
のマツプが形成される。
引続き、第2の検出手段により、上記第2の記憶手段に
より記憶された各ライン毎の1次元的なマーカ線の相互
関係から上記原稿の平面に関するマーカ線の先頭性及び
連続性が判別され、不連続部分に対してはこの不連続部
分が所定距離以下である場合に仮想マーカ線を算出して
上記不連続部分が連続され、2次元的なマーカ線で囲ま
れる領域が検出される。
〔実施例〕
以下添付図面を参照して、本発明を具体化した実施例に
つき説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施例
は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的
範囲を限定する性格のものではない。
ここに、第1図は本発明の一実施例に係る画像判別装置
のブロック図、第2図(at、 (bl、 (cl、 
fdlは上記画像判別装置によりマーカ線で囲まれた領
域を判別する場合の手順を示すフローチャート、第3図
は原稿画像上での2次元的なマーカ線で囲まれた領域を
検出する場合の説明図、第4図18+、 (bl。
FC+はそれぞれ1次元的な中間調領域の相互関係から
原稿の平面に関する上記中間国領域の連続性を判別する
場合の説明図9.第4図18+は1次元的な中間調領域
のマーカ線の相互関係から原稿の平面に関する上記マー
カ線の先頭性を判別する場合の説明図、第5図(al乃
至(flはそれぞれ原稿画像上でのマーカ線の種々のパ
ターン及びそのデータの一興体例を示す説明図である。
この実施例に係る画像判別装置は、第1図に示すごとく
、原稿画像の読取データを互いに異なる2つの閾値’r
+ 、T2  (第3図参照)で2値化する2値化処理
手段1と、上記2値化処理手段1により得られたデータ
を記憶する第1の記憶手段2と、上記第1の記憶手段2
により記憶されたデ−夕から各走査ライン毎のマーカ線
(中間調領域)の始点及び終点を検出し、各ラインに関
する1次元的なマーカ線を検出する第1の検出手段と、
上記第1の検出手段により検出されたマーカ線のデータ
を記憶し、原稿画像に対するマーカ線のマツプを作成す
る第2の記憶手段(本実施例装置では!&述するプログ
ラムメモリ12内の所定の領域に割り当てているが、上
記第1の記憶手段2内に設けても良い)と、上記第2の
記憶手段により記憶された各ライン毎の1次元的なマー
カ線の相互関係から上記原稿の平面に関するマーカ線の
先頭性及び連続性を判別し、不連続部分に対してはこの
不連続部分の端部の距離を演算する距離演算手段と、上
記不連続分の距離が所定距離以下である場合に仮想マー
カ線を算出して上記不連続部分を連続させ、2次元的な
マーカ線で囲まれる領域を検出する第2の検出手段とを
具備して構成されている。
尚、本実施例装置では、上記構成に加え、更に上記第2
の検出手段により検出された2次元的なマーカ線で囲ま
れる領域のデータに応し、画像処理を行わせる切替手段
3をも具備している。
上記2値化処理手段1では、原稿画像の読取データが第
1データ比較部4において第1の閾値T。
と比較され、更に、第2データ比較部5において第2の
閾値T2と比較される。そして、各データがアンドゲー
ト6に印加され、第1の閾値T1より小さな値の読取デ
ータは白ビツト0、第2の閾値T2よりも大きな値の読
取データは黒ピット0とされる。また、上記第1の閾値
T、よりも大きく且つ第2の閾値下2よりも小さな値の
読取データは、中間調ビット1として抽出される。
上記のようにして2値化処理手Vjt1により2値化処
理されたデータは、情報記憶量の削減を図るために、例
えば1/8の周波数にてサンプリングされ、上記第1の
記憶手段2に入力される。
尚、原稿画像の前記読取データは、CCDラインセンサ
7からの出力信号がA/D変換器8によってデジタルデ
ータに変換され、1ドツトについて例えば256階調に
区分された濃度データとして1947分がラインメモリ
9内に記憶される。
そして、水平同期信号(図外)によりラインメモリ9か
ら1ライン分のデータが出力される。
上記ラインメモリ9から出力されるデータは、ダさ一走
査時にスイッチSWIを介して上記2値化処理手段1に
出力される。尚、上記スイッチSWtは、画像処理時に
は切り替えられ、再度CCDラインセンサ7により画像
情報が読み取られ、1947分毎に画像データが疑似中
間調処理部14 (階調に応したデータを決定する階調
処理)及びデータバッファ15を通して前記切替手V&
3に出力される。すると、中央制御部10からのデータ
(原稿の位置情報やサイズ情報等も含まれている)に基
づいて上記切替手段3が動作する。
面この場合、上記データバッファ15として、前記第1
の記憶手段2の8倍の記憶容量を有するメモリと同等の
ものを使用することにより、画像処理時における副走査
動作を省略することができる。
上記第1の検出手段、距離演算手段及び第2の検出手段
は、上記中央制御部10内のメモリに予め記憶された処
理プログラムにより具現化される。
上記切替手段3は、複数のゲートを具備してなる論理回
路により構成されており、上記のように1/8の周波数
にてサンプリングされて第1の記憶手段2に記憶された
データが、それぞれ8倍されて該切替手段3のゲートに
入力される。この場合、例えば上記第1の記憶手段2に
より記憶されたデータは、予め中央制御部10により2
次元的なマーカ線で囲まれる領域を特定するデータとし
て処理されている。
そこで、上記第1の記憶手段2からの信号に基づいて上
記切替手段3が動作することにより、上記第2の検出手
段により検出された2次元的なマーカ線で囲まれる領域
のデータに応し、画像処理が逐次選択的に高速で行われ
る。この場合、例えばデイザマトリクスのパターンを変
化させてこのパターンに応じてレーザ発光部11をオン
・オフ制御することにより画像処理が実施される。
上記したようにして本実施例に係る画像判別装置は構成
されている。
引続き、第1図、第2図fat乃至(dl及び第3図に
基づいて、本実施例装置の処理順について説明する。
尚、第2図中SL、 S2.・・・は、各動作ステップ
を示す。
先ず、Slにおいて、上記許1の記憶手段2内のデータ
に対し、中央制御部10により走査される領域の原点に
ラインナンバーとアドレスがセットされる。尚、各ライ
ン毎のデータは、上記2値化処理手段lにより白黒ピン
トを0.中間調ピントを1として2値化処理され、1/
8の周波数にてサンプリングされて上記第1の記憶手段
2に入力されている。
引続き、S2において、1ライン分のデータに関して中
間調領域で表されるマーカ線の始点及び終点が検出され
、中央制御部10内のプログラムメモリ12内に記憶さ
れる。
上記ステップS2における処理手順の詳細を第2図〜)
に基づいて説明する。
まず、走査するラインの先頭にアドレスがセットされる
と、S2.において、中間調領域の始点の検索が行われ
る。
そして、S2hにおいて、中間調領域の始点の条件を満
足しているか否かの判断が行われるが、この場合、例え
ば予め設定された所定数のNビットに対して例えばnビ
ット以上が中間調ビット1により占められている場合に
そのnビットの先頭部分が中間国領域の始点として判断
される。
このようにして検出された゛中間調領域の始点(アドレ
ス)は、前記プログラムメモリ12内に記憶される(S
2c)− 引続き、S2Jにおいて、前記白黒領域の始点の検索が
行われる。そして、S2eにおいて、前記白黒領域の始
点の条件を満足するか否かの判断が行われるが、この場
合、予め設定された所定数の例えばTビットに対して、
例えばSビット以上が白黒ピント0で占められている場
合にこのSビットの失明部分が白黒領域の始点であると
の判断が行われる。
そして、上記のようにして検出された白黒領域の始点(
アドレス)の座標値から1を減じたアドレスが中間調領
域の終点として前記プログラムメモリ12内に記憶され
る(S24)− 引続き、32gにおいて、中間調領域の始点と終点から
この領域の幅寸法が演算され、この値が所定寸法以上(
例えば5fi以上)ある場合には、上記中間調領域がマ
ーカ線の一部として認識される(s2h)− 上記S2s、及びS2eにおける処理は、その走査ライ
ンにおけるマーカ線の有無に係わらず、S2工及びS2
Jにて走査が終了したと判断されるまで、それぞれS2
h及びS2jにおいてアドレスがインクリメントされて
継続される。
尚、上記S2Jにおいて走査が終了したと判断された場
合、中間調領域が原稿の端部に存在することになること
から、原′t&端部にマーカ線が形成されていることを
表すことを目的として、S2゜においてフラグがセット
される。
この場合、上記S2により、前記第1の記憶手段2によ
り記憶されたデータから各走査ライン毎のマーカ線の始
点及び終点を検出し、各ラインに関する1次元的なマー
カ線を検出する第1の検出手段が構成されている。
そして、上記始点及び終点は、前記したように複数ビッ
ト内における中間調ビット若しくは白黒ピントの占める
割合から判断されるため、原稿画像における傷や汚れを
原因とした誤判断が回避される。
上記したようにしてマーカ線の始点及び終点が検出され
ると、それらの座標(アドレス)データは、上記プログ
ラムメモリ12内に予め割り付けられた各ラインナンバ
ーのマーカ線情報記憶領域(第5図(Ml乃至(flに
おける各(ロ)参照)に記憶される。
そして、S4において現ラインのマー力線カウント数が
インクリメントされて、1ラインに関する走査が終了し
たと判断されると(S5)、現ラインのマー力線カウン
ト数がマーカ線情報記憶領域に記憶される(S6)。
上記S2乃至S6に関する処理は、S7において走査領
域が終了したと判断されるまで、S8においてラインナ
ンバー、アドレスが次のラインに変更されてマー力線カ
ウント数がリセットされ、順次継続される。
そして、S9において、各ライン毎の1次元的なマーカ
線の相互関係から前記原稿の平面に関するマーカ線の連
続性及び先頭性が判断され、その各データが各ラインの
マーカエリア情報記憶領域(第5図(al乃至(f)に
おける各(ハ)参照、同図中、始線、緯線はマーカ線の
データを処理する場合の走査方向を考慮した11A念的
区分であって、第3図参照)に記憶される。
尚ここで、第4図101に示すように、例えば前ライン
における1次元的なマーカ線の始点をXAビット、現ラ
インにおける同始点をXOビピンとした場合、上記XA
ビピンとXOビピンとの行方向に関するピント数の差Δ
Xが予め設定された所定ビット数以下の場合に上記前ラ
インと現ラインにおけるマーカ線には2次元的に連続性
があると判断される。
尚、このような処理は各ラインの終点に対してもなされ
、始点若しくは終点において連続性があると判断された
場合には、マーカ線のエリアとして連続性があると判断
される。
この時点で連続性が否定された場合、第4図(blにお
いて、例えばラインナンバー4,5に関しては、ライン
ナンバー6の上記ラインナンバー5のX5ビツトに対応
する位置が中間調ビットlであるか否かの判断が行われ
、中間調ビット1である場合には、ラインナンバー5の
エリアの始点としてx5が登録される。
また、上記ラインナンバー4.5及び6が第4図101
に示すような関係にある場合には、ラインナンバー6の
上記ラインナンバー4のX4ビツトに対応する位置が中
間調ピント1であるか否かの判断が行われ、中間調ビッ
ト1である場合には、ラインナンバー5のエリアの始点
としてX4が登録される(X5はイレギュラーポイント
として除去される)。
このような処理は各ラインの終点に対してもなされ、上
記各条件が満足されなかった場合には、最終的にマーカ
線のエリアでないと判断される。
また、第4図101に示すように、例えば現ラインから
Bラインまでの間において、xOビットとXlピントに
関してBビット(列方向へのピント数)中、予め設定さ
れた所定数以上が中間調ピント1により占められている
場合に、上記現ラインが2次元的なマーカ線の先願部分
であると判断される。
引続き、上記ステップS9における処理手順の詳細を、
第2図1cIに基づいて説明する。
先ず、39.において、マーカ線情報及びマーカエリア
情報(前記第2の記憶手段に記憶されるマーカ線のデー
タの内容で第5図(a)乃至(fl参照)の先頭に走査
するアドレスがセットされる。
引続き、S9bにおいて、現ラインナンバーのマーカ線
情報が前ラインのマーカエリア情報の始線情報と連続性
が判断され、連続性があると判断された場合は、S9c
において、現ラインナンバーのマーカ線情報が現ライン
のマーカエリア情報の連続性のあるマーカエリアナンバ
ーの始線情報として登録される。その後、現ラインナン
バーのマーカ線情報が次のマーカ線情報にセントされる
(S9a)− また、S9゜において、現ラインナンバーのマーカ線情
報が前ラインのマーカエリア情報の緯線情報と連続性が
判断され、連続性があると判断された場合には、39.
において、現ラインナンバーのマーカ線情報が現ライン
のマーカエリア情報の連続性のあるマーカエリアナンバ
ーの緯線情報として登録される。そして、現ラインナン
バーのマーカ線情報が次のマーカ線情報にセットされる
(39B)。
尚、上記S9.において連続性がないと判断された場合
には、39.において現ラインナンバーのマーカ線情報
について先頭性の有無について判断され、先頭性がある
と判断された場合には、S9Lにおいて、現ラインナン
バーのマーカ線情報が現ラインのマーカエリア情報の新
しいマーカエリアナンバーに始線及び緯線情報として登
録され上記39に乃至S9−及びS9a乃至S9iにお
ける各処理は、現ラインのマーカ線情報に対する処理が
終了する毎にラインナンバーがインクリメント(S91
)されてWt次繰り返される。
上記のようにして各ラインのマーカ線情報について連続
性及び先頭性が判断され、各ラインのマーカエリア情報
記憶領域にデータが記憶されると、SIOにおいて、各
マーカエリア情報について先頭情報及び後端情報が比較
判断されて、マーカエリア情報が補正変更される。
上記ステップS10における処理手順の詳細を、第2図
fdl及び第5図Tal乃至(flにおける各(イ)。
(ハ)、(ニ)に基づいて説明する。
先ず、SIO&において、各マーカエリア情報が比較さ
れて後端情報の同じマーカエリアの検索が行われる。そ
して、後端情報の同じマーカエリアが発見されると、5
10bにおいて、後端情報の同じマーカエリア情報が後
方から走査されてマーカ線の途切れている部分(不連続
部分)の座標1、Jが求められる(第5図中1. te
l、 fel参照)。
尚この場合、マーカ線の途切れている部分が発見されな
い場合(第5図(al参照)には、51oI、における
処理はなされない。
引続き、510cにおいて、途切れている2点1、J間
の距離が求められ、この距離が予め定められた設定値以
下である場合(S 10a )には、この不連続部分の
座+111.Jを結ぶ直線が仮想マーカ線として算出さ
れて、上記不連続部分が連続される(510.)。
そして、5LOfにおいて、後端情報が同じマーカエリ
アについての不連続部分の座標値が書き加えられ、一つ
のマーカエリアとして再登録される。
面、上記510jにおいて、上記不連続部分が所定距離
以上であると判断された場合には、途切れているマーカ
エリアのマーカエリアナンバー及び途切れている位置情
報が操作部に転送され(SlOτ)、例えば当該マーカ
線はマスキング等の処理を行うための領域を指定するも
のではないと認識される。
上記のような処理が全マーカエリアに対して終了したと
判断されると(310k)、今度は5IOLにおいて、
各マーカエリア情報から後端情報でマーカエリアが閉じ
ていないマーカエリアの検索が行われる。
このようなマーカエリアが発見されると、5IOJにお
いて、l&端情報でマーカエリアが閉じていないマーカ
エリアについてマーカ線の不連続部分の座標1’、J’
が求められる(第5図Tdl、 (fl参照)。
そして、上記座標1’、J’間の距離が算出されて(S
lOk)、この距離が予め設定された所定値以下である
と判断された場合(S L On )には、310 m
において、途切れている部分の座標1’、J’間を結ぶ
直線が仮想マーカ線として算出される。そして、5IO
nにおいて、後端情報でマーカエリアが閉じていないマ
ーカエリアについて、不連続部分の座標値が書き加えら
れ、一つのマーカエリアとして再登録される。
尚、上記Slowにおいて不連続部分か所定距離以上で
あると判断された場合には、S10゜において前記31
0gと同様の処理がなされる。
上記510L乃至5LQOにおける処理は、5LOFに
おいて全マーカエリアに対する処理が終了したと判断さ
れるまで継続される。
上記したようにしてマーカエリア情報が補正された後、
311において、例えばトリ主ング処理を行うと判断さ
れた場合は、S12において、各ラインのメモリ上にマ
ーカ領域0が、またそれ以外にはlが書き込まれる。
他方、上記311においてトリ主ング処理を行わないと
判断された場合には、各ラインのメモリ上にマーカ領域
はlが、それ以外は0が書き込まれてマスキング処理が
行われる(S13〉、。
尚この場合、上記マーカ領域とは、2次元的なマーカ線
で囲まれる領域を示すものであって、始線の始点から絡
線の終点までの範囲内に相当する。
そして、上記S9乃至313により、前記距離演算手段
及び第2の検出手段が構成されている。
その後、上記のようにして検出された2次元的なマーカ
線で囲まれる領域のデータに応じ、前記切替手段3が切
替制御され、マスキング若しくはトリミングに対応した
画像処理が逐次選択的に高速で実施される。
従って、本実施例装置によれば、原稿画像上でトリミン
グやマスキング等の処理を実施しようとする部分を中間
色調のマーカ線で囲むだけで極めて簡便に認識すること
ができる。
また、上記マーカ線が途中でかすれたり途切れたりした
場合でも、その部分の連続性を判断して自動的に処理対
象となる領域であることを認識し、その部分に対する処
理を確実に実施することができる。
〔発明の効果〕
本発明は、上記したように、原稿画像の中間調領域のマ
ーカ線で囲まれた領域を判別する画像判別装置であって
、上記原稿画像の読取データを互いに異なる2つの閾値
で2値化する2値化処理手段と、上記2値化処理手段に
より得られたデータを記憶する第1の記憶手段と、上記
第1の記憶手段により記憶されたデータから各走査ライ
ン毎のマーカ線の始点及び終点を検出し、各ラインに関
する1次元的なマーカ線を検出する第1の検出手段と、
上記第1の検出手段により検出されたマーカ線のデータ
を記憶する第2の記憶手段と、上記第2の記憶手段によ
り記憶された各ライン毎の1次元的なマーカ線の相互関
係から上記原稿の平面に関するマーカ線の先頭性及び連
続性を判別し、不連続部分に対してはこの不連続部分の
端部の距離を演算する距離演算手段と、上記不連続部分
の距離が所定距離以下である場合に仮想マーカ線を算出
して上記不連続部分を連続させ、2次元的なマーカ線で
囲まれる領域を検出する第2の検出手段とを具備してな
ることを特徴とする画像判別装置であるから、原稿画像
上で例えばトリミングやマスキング等の処理を実施しよ
うとする部分を、例えばマーカペン等の中間色調のマー
カ線で囲むだけで極めて簡便に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る画像判別装置のブ07
り図、第2図+a+、 (bl、 (C1,(d+は上
記画像判別装置によりマーカ線で囲まれた領域を判別す
る場合の手順を示すフローチャート、第3図は原稿画像
上での2次元的なマーカ線で囲まれた領域を検出する場
合の説明図、第4図+a)、 (bl、 (C1はそれ
ぞれ1次元的な中間調領域の相互関係から原稿の平面に
関する上記中間調領域の連続性を判別する場合の説明図
、第4図+d+は1次元的な中間調領域のマーカ線の相
互関係から原稿の平面に関する上記マーカ線の先頭性を
判別する場合の説明図、第5図(al乃至(flはそれ
ぞれ原稿画像上でのマーカ線の種々のパターン及びその
データの一具体例を示す説明図である。 〔符号の説明〕 1・・・2値化処理手段 2・・・第1の記憶手段 4・・・第1データ比較部 5・・・第2データ比較部 6・・・アンドゲート 0・・・中央制御部 2・・・プログラムメモリ 1〜513・・・動作ステソプ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原稿画像の中間調領域のマーカ線で囲まれた領域を
    判別する画像判別装置であって、 上記原稿画像の読取データを互いに異なる 2つの閾値で2値化する2値化処理手段と、上記2値化
    処理手段により得られたデータ を記憶する第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段により記憶されたデー タから各走査ライン毎のマーカ線の始点及び終点を検出
    し、各ラインに関する1次元的なマーカ線を検出する第
    1の検出手段と、 上記第1の検出手段により検出されたマー カ線のデータを記憶する第2の記憶手段と、上記第2の
    記憶手段により記憶された各ラ イン毎の1次元的なマーカ線の相互関係から上記原稿の
    平面に関するマーカ線の先頭性及び連続性を判別し、不
    連続部分に対してはこの不連続部分の端部の距離を演算
    する距離演算手段と、 上記不連続部分の距離が所定距離以下であ る場合に仮想マーカ線を算出して上記不連続部分を連続
    させ、2次元的なマーカ線で囲まれる領域を検出する第
    2の検出手段とを具備してなることを特徴とする画像判
    別装置。
JP17050489A 1989-06-30 1989-06-30 画像判別装置 Pending JPH0335373A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007122338A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Namco Bandai Games Inc プログラム、情報記憶媒体及び輪郭内領域認識装置
JP2008029900A (ja) * 2007-11-03 2008-02-14 Takuji Azuma 洗浄具

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