JPH0335366Y2 - - Google Patents

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JPH0335366Y2
JPH0335366Y2 JP1985115150U JP11515085U JPH0335366Y2 JP H0335366 Y2 JPH0335366 Y2 JP H0335366Y2 JP 1985115150 U JP1985115150 U JP 1985115150U JP 11515085 U JP11515085 U JP 11515085U JP H0335366 Y2 JPH0335366 Y2 JP H0335366Y2
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JP
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hole
core plate
membrane
diaphragm
seal
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JP1985115150U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフイルタープレスによる過操作にお
いて布上に形成されたケーキを圧搾するための
ダイアフラム膜を具備せしめたいわゆる膜式フイ
ルタープレートに関するものである。
〔従来の技術〕
ダイアフラム膜を備えた膜式のフイルタープレ
ートにおいては、両者を周縁部で互いに係着させ
るための手段として、従来次のような方法が採用
されている。
(イ) 例えば第6図に要部断面を示すように芯板
1′の周囲の平坦状シール部1′bの全周に蟻溝
3′を設け、ダイアフラム膜2′のこれに対応す
る位置の裏面に設けた突出部4′を嵌合させて
両者を係着させる方法。
(ロ) シール部1′bに、芯板1′とダイアフラム膜
2′を貫通する孔をあけボルトナツトで結合さ
せるか、芯板シール部1′bにネジ孔を切りダ
イアフラム膜側からネジ止めする方法。
(ハ) 芯板1′とダイアフラム膜2′を熱可塑性樹脂
製とし両者をシール部で互いに熱融着するか、
或は接着剤で接着する方法などである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の蟻溝により嵌着するもの、
又はボルトナツトもしくはネジ止めによるもの
は、取付け及び取り外しに手間がかゝり、作業が
著しく非能率的となる。
また熱融着、又は接着剤により接着したもの
は、ダイアフラム膜が破損したりして交換する場
合一体的に結合しているため、剥して取替える作
業が容易でなく、特に前者は殆んど分離できない
ため、取替え不可能であり、芯板ごと取換えねば
ならないことになる。
本考案はこのような従来の問題点を解決したも
ので、ダイアフラム膜の取付け、取外しが容易に
出来、しかも芯板に対する係着が極めて確実にな
し得られる膜式フイルタープレートを提供するも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本考案は芯板とダイアフラム膜とを
フイルタープレート本体周縁部のシール部におい
て係着するに当つて、該部分において複数個所に
特定の固定具による係着構造を形成させることに
より従来の問題点を解決したものであつて、以下
図面に具体的に実施例を示して説明する。
第1図は本考案のフイルタープレートの係着部
の構造の一例を示すもので、下半分の反対面は省
略して示す断面図である。第2図は固定具の正面
図で、第3図はフイルタープレートの全体形状を
示す平面図、第4図は芯板とダイアフラム膜との
配置関係を示す全体の側面図(係着部の構造は図
示せず)、第5図は本考案のフイルタープレート
の係着部の構造の他の例を示すもので、下半分の
反対面は省略して示す断面図である。第6図は従
来の係着構造の一例を示す要部断面図である。芯
板1は第1図及び第4図に示すようにその中央に
窪状の過部1aを設けると共に周縁には周縁シ
ール部1bが形成されている。2はダイアフラム
膜でゴム或は軟質合成樹脂のような可撓性弾性材
料よりなり、第1図に示すように表面に多数の凸
条又は突起2aにより液の通路を形成すると共
に周縁にはシール当接部2bが形成されている。
6は芯板1の周縁シール部16の内方部に全周に
亘つて無端状に凹設されたシール溝7に嵌合して
当接部全周を封止するようにダイアフラム膜の2
b部裏面に形成された凸条部である。また芯板1
の周縁シール部1bには前記溝7の外方部の所定
個所(少くとも四隅)に蟻穴3が設けられ、ダイ
アフラム膜のこれに符合する位置には貫通孔4が
設けられており、その開口部4aは後述する固定
具5の係止頭部5aが没入して係止されるように
径が大きく形成されている。固定具5は可撓性弾
性材料よりなり、第2図に例示するように下方は
膨出脚部5bが形成され、上部には係止頭部5a
が形成されている。膨出脚部5bはほぼ中央が蟻
穴3の上端開口部より太めに膨出しており、上方
より弾性に抗して押圧して挿し込むと蟻穴3内で
拡開して蟻穴に係止し、一方係止頭部5aは貫通
孔4の上部開口部4a内で係止されて固定され、
ダイアフラム膜と芯板は強固に係着する。なお貫
通孔4の上部開口部4aの深さは係止頭部5aが
ダイアフラム膜面より上に出ることがないよう
に、かつシール圧によつても突出することがない
よう、ダイアフラム膜の圧縮変形量以上の余裕b
(第1図)をもたせることが肝要である。
本考案のフイルタープレートの係着部の構造
は、上記第1図に限らず、第5図に示すように、
芯板1の周縁シール1bの端面に蟻穴3を設け、
一方ダイアフラム膜2のシール当接部2bの上端
を折返して、折返し片を形成し、上記芯板1の蟻
穴3に符合する位置のダイアフラム膜2の折返し
片に貫通孔4を形成し、該貫通孔4から蟻穴3に
亘り、固定具5を押圧挿通して芯板1とダイアフ
ラム膜2とを係着せしめてもよい。
なお、固定具5の形状は第2図の例に限らず、
各種の形状のものが使用できることは勿論であ
る。要は押圧挿し込みにより蟻穴内で蟻内開口部
より大きく拡開され、アンカー効果を奏する膨出
脚部を有し、上連すなわち頭部は、鋲頭形状又は
座板形その他の形状等ダイアフラム膜に対するの
係止構造を有するものであればよい。
本考案における上記係着部は、第3図に示すよ
うに芯板に対して最少限四隅に形成する必要があ
るが、芯板の大きさに応じ更に各辺に1〜数個所
所定間隔に設けてもよい。
〔考案の効果〕
本考案の膜式フイルタープレートは、上記のよ
うに構成されているので、固定具を所定位置に設
けた貫通孔を通して蟻穴内に挿し込むだけで、確
実、強固にダイアフラム膜を芯板に係着せしめる
ことができ、膜式フイルタープレートの機能が発
揮されるものである。また取り外す時は簡単な器
具で容易に固定具を取外すことができ、その後は
ダイアフラム膜を引きはがせばよいので、ダイア
フラムの破損、損傷に伴う取換え作業も容易とな
り効果は極めて大きい。また、第5図に示すよう
な係着構造のものは上記に加えて芯板とダイアフ
ラム膜の間に異物が侵入する虞れがなく、従つて
膜の破損、捲れ等がなく、長期に亘り実用上安定
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の係着構造を示す要
部断面図、第2図は固定具の正面図、第3図はフ
イルタープレート本体の全体の平面図、第4図は
本体全体の側面図、第5図は本考案の他の実施例
の係着構造を示す要部断面図、第6図は従来の係
着構造を示す要部断面図である。 1……芯板、1a……窪状過部、1b……周
縁シール部、2……ダイアフラム膜、2a……突
起、2b……シール当接部、3……蟻穴、4……
貫通孔、5……固定具、5a……係止頭部、5b
……膨出脚部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央に窪状の過部1aを設け、周縁に周縁シ
    ール部1bを形成してなる芯板1に、中央過部
    表面に過床突起群2aを設け、周縁にシール当
    接部2bを形成した弾性材よりなるダイアフラム
    膜2を重ね合わせ取付けてなる膜式フイルタープ
    レートにおいて、上記芯板1の周縁シール部1b
    の内方部にシール溝7を形成すると共に、該シー
    ル溝7の外方部に蟻穴3を設け、該蟻穴3に符合
    する位置のダイアフラム膜2に貫通孔4を形成
    し、該貫通孔4から蟻穴3に亘り、少くとも係止
    頭部5aと膨出脚部5bを有する固定具5の該膨
    出脚部5bを押圧挿通して芯板1とダイアフラム
    膜2とを係着せしめてなることを特徴とする膜式
    フイルタープレート。
JP1985115150U 1985-07-29 1985-07-29 Expired JPH0335366Y2 (ja)

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JPS6224907U JPS6224907U (ja) 1987-02-16
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5752088A (en) * 1980-09-12 1982-03-27 Tokyo Shibaura Electric Co Display unit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58156510U (ja) * 1982-04-12 1983-10-19 石垣機工株式会社 高圧搾用ダイアフラム

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JPS5752088A (en) * 1980-09-12 1982-03-27 Tokyo Shibaura Electric Co Display unit

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JPS6224907U (ja) 1987-02-16

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