JPH0335229Y2 - - Google Patents

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JPH0335229Y2
JPH0335229Y2 JP1987190307U JP19030787U JPH0335229Y2 JP H0335229 Y2 JPH0335229 Y2 JP H0335229Y2 JP 1987190307 U JP1987190307 U JP 1987190307U JP 19030787 U JP19030787 U JP 19030787U JP H0335229 Y2 JPH0335229 Y2 JP H0335229Y2
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glass block
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opening
lid
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JP1987190307U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、圧力鍋、圧力釜などの加圧加熱調理
容器の蓋に関する。
(従来の技術) 従来、圧力鍋の鍋蓋としては、例えば実公昭61
−30574号公報に記載されているように、蓋本体
の開口部に臨ませたガラス板の外周縁をパツキン
グを介してリング状金具で挾着し、このリング状
金具の上側挾着縁の上端を蓋本体の開口縁に巻締
めた構造が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の蓋の構造ではガラス板をリング状金
具で巻締めて蓋本体に取付ける場合、ガラス板の
強度の問題があるため、ガラス板が強化ガラスで
あつても金属製の蓋本体への巻締めのように強く
締付けることができず、パツキングを介在させた
としても、圧力鍋の高い内圧によりガラス板とリ
ング状金具の間の気密性を保つことが困難である
問題を有している。
本考案の目的は上述の問題点に鑑みなされたも
ので、蓋本体の開口部を閉塞したガラスブロツク
体に加圧加熱調理時に調理容器から高い内圧が加
わつた場合や調理容器の内部が減圧になつた場合
にも、取付金具とガラスブロツク体間の気密性を
充分に保持し得る加圧加熱調理容器の蓋を提供す
るものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の加圧加熱調理容器の蓋は、一部に透視
用開口部が形成された加圧加熱調理容器の蓋本体
と、前記開口部を閉塞する透明ガラスブロツク体
と、前記開口部の開口縁に前記ガラスブロツク体
の外周縁部を気密に圧着する環状取付金具とより
なり、この取付金具は、前記ガラスブロツク体の
外周に嵌着される円筒部とこの円筒部の上下部に
形成した挾着縁にて前記ガラスブロツク体の上下
面縁部を挾着するとともに、この上側挾着縁より
延在した締付縁にて前記蓋本体の開口縁に締付け
固着し、また前記取付金具の下側挾着縁の下部を
前記ガラスブロツク体の下面に沿つて内方に弧状
に彎曲して弾性部を形成し、この弾性部にて前記
ガラスブロツク体の下面外周縁部に下側挾着縁を
弾性的に圧着される巻込縁を形成してなるもので
ある。
(作用) 本考案の加圧加熱調理容器は、加圧加熱調理容
器を蓋本体で密封して加圧加熱する際、容器内の
内圧が高くなると、ガラスブロツク体が上方に押
し上げられるが、このときガラスブロツク体の下
面に圧着された環状金具の下側挾着縁の弾性部の
ばね力が作用し、弾性部はガラスブロツク体の下
面に強く圧着され、気密性を保つ。また容器内が
減圧になつたときにガラスブロツク体に下方に向
つて押される力が作用すると下面を支持した下側
挾着縁の弾性部がガラスブロツク体の下面を弾性
的に支持し密封性が保たれる。
(実施例) 本考案の加圧加熱調理容器の蓋の一実施例の構
成を第1図に基づいて説明する。
1は蓋本体で、この蓋本体1は、加圧加熱調理
容器本体(図示せず)の上面開口部を開閉自在に
かつ気密性および耐圧性をもつて閉塞する。そし
て、前記蓋本体1は、たとえば厚さ3mm程度のア
ルミニウムなどの金属板をプレス加工することに
より成形されており、蓋本体1の一部には開口部
2が形成されている。
また、3は前記開口部2を気密に閉塞する耐
熱、耐圧性を有する透明なガラスブロツク体で1
枚の比較的厚い耐熱ガラス板にて形成されるガラ
スブロツク体または上下に積層した複数枚の例え
ば、2枚の耐熱ガラス板3a,3bを上下に接着
して接着剤または透明な接着フイルムで接着した
ブロツク体、複数枚の強化ガラス板を接着剤また
は透明な接着フイルムで接着したブロツク体、複
数枚のガラス板のうち一部を耐熱ガラス板、他部
を強化ガラス板として積層接着したブロツク体等
が用いられている。
また4はステンレス板をプレス加工した環状取
付金具であり、ガラスブロツク体3の外周に嵌着
される円筒部5と、この円筒部5の上部を前記ガ
ラスブロツク体3の上面周縁に沿つて屈曲させた
外側となる上側挾着縁6を形成し、さらにこの上
側挾着縁6の先端を上方に延出して立ち上らせて
立ち上り部7を形成し、さらに立ち上り部7の上
端を外方に屈曲して上端屈曲縁8を形成し、前記
上側挾着縁6、立ち上り部7、上端屈曲縁8によ
つて前記蓋本体1の開口部2の周囲の開口縁9が
嵌着される断面コ字形の上部環状凹所10が形成
され、さらに前記上端屈曲縁8の端縁を下方に弧
状に屈曲させて前記蓋本体1の上面に圧着される
締付縁11が形成されている。さらに、前記円筒
部5の下部は前記ガラスブロツク体3の下面に沿
つて内方に屈曲した下側挾着縁12が形成され、
前記円筒部5と上下挾着縁6,12とによつて前
記ガラスブロツク体3の外周縁部13が嵌着され
る下部環状凹所14が形成されるとともに、さら
に前記下側挾着縁12の端縁を内面側に弧状に彎
曲巻回して前記ガラスブロツク体3の下面に圧着
される弾性部15が形成されている。
さらに16,17は環状のシリコーンパツキン
グで、一方のパツキング16は断面L形に形成さ
れ、前記蓋本体1の開口部2の内周面と下面に当
着され取付金具4の上部環状凹所10との間に介
在されている。また前記他方のパツキング17は
断面コ形で前記ガラスブロツク体3の外周縁部1
3に周囲から上下面にかけて嵌着され、前記取付
金具4の下部環状凹所14との間に介在されてい
る。
そして、上部、下部環状凹所10,14にパツ
キング16,17を介して蓋本体1の開口縁9、
ガラスブロツク体3の外周縁部13を嵌着して巻
締めることにより蓋本体1の下面にガラスブロツ
ク体3が突出した状態で取付けられガラスブロツ
ク体3が開口部2を密封している。
次に使用に際しては加圧加熱調理容器に被嵌し
てこれを密閉し、透明ガラスブロツク体3を介し
て内部を透視しながら調理することができる。そ
して密封容器内の圧力が高まると、ガラスブロツ
ク体3が内圧により上方に押し上げられるが、こ
のとき、ガラスブロツク体3に圧着されていた環
状取付金具4の下側挾着縁12の弾性部15がそ
の復元力によつてガラスブロツク体3に伴つて上
方に弾撥しガラスブロツク体3の下面周縁に密着
したままで密封性を保つている。また加圧加熱容
器内が冷却により減圧したときは大気圧によつて
ガラスブロツク体3が押下げられるが、この場合
も下側挾着縁12の弾性部15の弾性変形によつ
て弾性部15がガラスブロツク体3の下面周縁か
ら離間することなく気密性が保持される。
次に他の実施例を第2図について説明する。
蓋本体1の開口縁9がガラスブロツク体3の厚
さの略1/2程度上方に立ち上つて形成され、この
ガラスブロツク体1の厚さの略1/2が蓋本体1の
内面に突出した状態となつている。
また第3図に示すように蓋本体1の開口部2が
ガラスブロツク体3の略厚さ分だけ上方に立ち上
つて形成され、ガラスブロツク体3が蓋本体1の
上面に突出した状態となつている。
さらに環状取付金具4の上端締付縁11を、第
3図に示すように内面側に巻込み形成することに
より密封性を高めることもできる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、蓋本体の透視用開口部を閉塞
するガラスブロツク体を支持した取付金具の下側
挾着縁に内側に弧状に彎曲した弾性部とし、この
弾性部をガラスブロツク体の下面周縁に圧接する
ことにより、使用時の調理容器内の内圧の変化に
応じて弾性部が弾性変形し、ガラスブロツク体に
加わる圧力変化に応じて追従するから常に高い気
密性を保ち圧力損失を少くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す加圧加熱容器
の蓋の縦断正面図、第2図、第3図はそれぞれ他
の実施例を示す一部の縦断正面図である。 1……蓋本体、2……開口部、3……ガラスブ
ロツク体、4……取付金具、5……円筒部、6…
…上側挾着縁、7……立ち上り部、8……上端屈
曲縁、9……開口縁、11……締付縁、12……
下側挾着縁、15……弾性部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一部に透視用開口部が形成された加圧加熱調理
    容器の蓋本体と、前記開口部を閉塞する透明ガラ
    スブロツク体と、前記開口部の開口縁と前記ガラ
    スブロツク体の外周縁部を気密に結合する環状取
    付金具とよりなり、 前記取付金具は、前記ガラスブロツク体の外周
    に嵌着される円筒部とこの円筒部の上下部に形成
    した挾着縁にてガラスブロツク体の上下面の外周
    縁部を挾着するとともにこの上側挾着縁より延在
    した締付縁を前記蓋本体の開口縁に締付け固着
    し、 前記取付金具の下側挾着縁の下部を前記ガラス
    ブロツク体の下面に沿つて内方に弧状に彎曲して
    弾性部を形成し、この弾性部にて前記ガラスブロ
    ツク体の下面外周縁部に弾性的に圧着させたこと
    を特徴とする加圧加熱調理容器の蓋。
JP1987190307U 1987-12-15 1987-12-15 Expired JPH0335229Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987190307U JPH0335229Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

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JP1987190307U JPH0335229Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

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JPH0196128U JPH0196128U (ja) 1989-06-26
JPH0335229Y2 true JPH0335229Y2 (ja) 1991-07-25

Family

ID=31481292

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JP1987190307U Expired JPH0335229Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

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JP (1) JPH0335229Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6130574U (ja) * 1984-07-30 1986-02-24 昭和電線電纜株式会社 索道装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6130574U (ja) * 1984-07-30 1986-02-24 昭和電線電纜株式会社 索道装置

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JPH0196128U (ja) 1989-06-26

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