JPH0335167B2 - - Google Patents

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JPH0335167B2
JPH0335167B2 JP2569883A JP2569883A JPH0335167B2 JP H0335167 B2 JPH0335167 B2 JP H0335167B2 JP 2569883 A JP2569883 A JP 2569883A JP 2569883 A JP2569883 A JP 2569883A JP H0335167 B2 JPH0335167 B2 JP H0335167B2
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JP
Japan
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tape
roller
bound
arm
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JP2569883A
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Hitoshi Satomi
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Nichiban Co Ltd
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Nichiban Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59152110A publication Critical patent/JPS59152110A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、丸棒鉄材、ネギ、菊、カーネーシヨ
ン等の長尺物の被結束物を結束テープを使用して
結束する自動結束装置に関するものであり、さら
に詳しくは、被結束物の周囲に結束テープを確実
に巻回できるようにした自動結束装置に関するも
のである。
(従来技術) 従来の結束装置として例えば特開昭57−125107
号公報に開示されている装置の結束腕は基台に立
設された支持部材をその基端が軸支され、結束腕
はこの軸を中心として起倒動可能に設けられてい
る。したがつてテープはテープ保持装置と結束腕
の自由端との間に斜めに引き出されることにな
る。このように斜めに引き出されたテープに被結
束物を押し当てて結束腕を傾倒しながら結束した
場合に次のような問題がある。すらわち、テープ
に被結束物を押し当てたときにテープは被結束物
に貼着するのでテープと被結束物との間にすべり
がなく、そのために被結束物を前方に回しながら
斜めに引き出されているテープを押し込んで被結
束物を載置台に載置しなければならない。このよ
うに被結束物を前方に回しながらテープを被結束
物に巻回するので、被結束物が引き出されたテー
プに対して横方向に振れたときには、テープは被
結束物の外表面に蛇行して巻回されることにな
る。そのために結束に際してテープの粘着面同志
の圧着貼り合わせができなくなるとともに蛇行し
た状態で結束されたものは見栄えが悪いという問
題がある。また、被結束物とテープとが貼着して
いるのでその被結束物の前方への回し方が足りな
いときにはテープ保持装置のテープ端把持部に引
つ張り力が生じその把持が外れるという不具合が
ある。
(目的) 本発明は、上記従来技術の有する欠点に鑑みて
なされたもので、本発明の目的は、被結束物の周
囲に結束テープをより一層確実に巻回できる自動
結束装置を提供することにある。
(発明の構成) 本発明の構成は、 テープ保持装置にてテープの切断端を保持し、
このテープを結束腕の自由端との間に引き出すよ
うにした結束装置において、前記結束腕を回動可
能な二点で支持し、該支持点を介して結束腕の自
由端を前記テープ保持装置に対して略水平方向に
移動するとともに上下方向にも移動する手段を設
けたことを特徴とするものである。
(実施例) 以下に本発明に係る自動結束装置の実施例を図
面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図は、本発明に係る第1の実
施例を示すもので、1は機枠であり、2はその脚
部であつて、機枠1の上部には結束手段3と整束
手段4とがその機枠1の長手方向に所定との間隔
をあけて設けられ、機枠1の下部にはベルトコン
ベヤ5が設置されている。結束手段3は、フレー
ム6を有しており、このフレーム6は機枠1に固
定されている。このフレーム6は、機枠1の幅方
向に互いに間隔をあけて対向する対向板部を有し
ており、正面側の対向板部に符号6Aを記す。フ
レーム6の後部6Bには、駆動源としてのシリン
ダ装置7が取り付けられ、このシリンダ装置7
は、ここでは、結束腕8と巻き戻し機構9とを駆
動する機能を有しており、シリンダ装置7のロツ
ド10には、ラツク部10Aがその長手方向に設
けられ、フレーム6にはこのラツク部10Aと噛
合するピニオン11が設けられ、ラツク部10A
とピニオン11とは巻き戻し機構9の一部を構成
している。
フレーム6の対向板部には、案内孔が上下方向
に所定の間隔をあけて設けられ、正面側の対向板
部6Aに形成されている案内孔に符号12,13
を記す。この案内孔12,13はロツド10の往
復方向に長く延びる構成とされ、後述するスプリ
ングと協働して、結束腕8を待期傾倒姿勢から起
立姿勢を経て圧着傾倒姿勢に至る軌跡を描かせる
姿勢変化手段の一部を構成している。結束腕8は
対向板部間に設置され、その基部8Aにはローラ
挿通孔14,15が設けられている。ローラ挿通
孔14には、ローラ16が挿通されて、このロー
ラ16は案内孔12に嵌合されている。ローラ1
6には、係止軸17が設けられ、この係止軸17
にはスプリング18の一端が係止され、スリング
18の他端は係止ピン19′に係止されている。
結束腕8は、結束テープの切断端部を保持するテ
ープ保持装置と協働して被結束物に巻回された結
束テープの巻回端部を圧着・切断する機能を有し
ており、結束腕8の基部8Aの後端には、軸19
が取り付けられ、この軸19にはローラ20が回
転可能に支承され、そのローラ20は案内孔13
に嵌合され、ローラ16とローラ20とは、回転
しながら案内孔12,13に沿つて往復する構成
とされている。ロツド10の先端部には、ローラ
支持部材21が設けられ、このローラ支持部材2
1には軸22が設けられ、この軸22にはローラ
23が回転自在に支承され、このローラ23は挿
通孔15に挿通されている。結束腕8は、ロツド
10が往復動する途中において、起立姿勢となる
もので、第1図には結束腕8が待期傾倒姿勢をと
つている状態が示されており、第2図には結束腕
8が記立姿勢をとつている状態が示されており、
第3図には結束腕8が圧着傾倒姿勢をとつている
状態が示されていて、挿通孔14,15は、結束
腕8が傾倒姿勢と起立姿勢とのうちいずれか一方
から他方に変化する際に、ローラ16,23がそ
の基部8Aの長手方向に変位するのを許容する大
きさとされている。
結束手段3は、リール取付板24を有してお
り、このリール取付板24にはリール25が設け
られ、このリール25には結束テープ26が装着
され、この結束テープ26には、ここで、粘着性
テープが使用されており、結束テープ26は、結
束腕8の自由端部8Bを経て、テープ保持装置2
7に向かつて延びる構成とされている。このテー
プ保持装置27は、ここでは、支持板28′に固
定されており、結束テープ26の切断端部を挾持
する機能を有するもので、その構成は、従来のも
のと大略同一であるので、その詳細な説明は省略
することとする。結束腕8の自由端部8Bには、
案内ローラ28,29と結束テープの圧着・切断
機構30とが設けられており、ここでは、この圧
着・切断機構30がテープ保持装置27と協働し
て後述する被結束物に巻回された結束テープ26
の巻回端部を互いに圧着すると共に切断する機能
を有しており、その構成は従来のものと大略同一
であるので、圧着板30A、切断刃30Bを図示
するにとどめる。
結束テープ26の案内経路の途中に設けられた
主ローラ31は、非粘着性材料、たとえば、シリ
コン、テフロン(商標名)、シリコンゴム、ある
いは、ローレツト加工した丸棒鉄材で形成されて
結束テープがこの主ローラ31に極力粘着しない
ようにされている。主ローラ31と従ローラ32
とが設けられ、主ローラ31はここでは、従ロー
ラ32よりも大径とされ、この主ローラ31と同
軸上にスプロケツト33が設けられ、ピニオン1
1にはこれと同軸上にスプロケツト34が設けら
れ、このスプロケツト33,34の間にはチエー
ン35が掛け渡されて、ピニオン11の回転が主
ローラ31に伝達されるようになつている。な
お、従ローラ32を大径として主ローラ31を小
径とすることもできる。結束テープ26は、主ロ
ーラ31と従ローラ32との間に挾まれて案内さ
れており、主ローラ31と従ローラ32とは、テ
ープ巻き戻し手段の一部を構成するもので、結束
テープ26を矢印A方向に後退させて結束テープ
26に緊張力を与える機能を有しており、リール
25には、スプロケツト36が設けられると共に
チエーン37が掛け渡されて、スプロケツト33
の回転がリール25に伝達されるようになつてお
り、ここでは、主ローラ31と従ローラ32とに
よつて生ずる巻き取り力は、リール25の巻き取
り力よりも大きなものとされている。この主ロー
ラ31と従ローラ32とは、結束テープ26の直
径の大小にかかわらずその緊張力を所定の値に維
持するために設けられたもので、スプロケツト3
6とチエーン37とは、主ローラ31と従ローラ
32とによつて後退させられた結束テープが、主
ローラ31の外周面に巻きついたり、あるいは、
主ローラ31との結束テープ26との間で弛んで
互いに貼り付かないように主ローラ31と従ロー
ラ32とによつて後退させられた分の結束テープ
をテープリール25に巻き取る機能を有してお
り、ここでは、ロツド10が往動するときには、
ピニオン11の回転が主ローラ31に伝達され、
かつ、復動するときにはそのピニオン11の回転
が伝達されないように、一方向クラツチ(図示を
略す。)が主ローラ31とピニオン33との間に
介在されて、被結束物の結束終了後、結束腕8が
待期傾倒姿勢に至る間に、結束テープ26がテー
プリール25から容易に引き出されるようになつ
ている。
整束手段4は、被結束物に結束テープを巻回す
る前にあらかじめこの被結束物を整束する機能を
有するもので、回転盤38を有しており、この回
転盤38は回転軸39に取り付けられてこれと一
体回転するようにされ、40はその軸受けであ
る。この回転盤38には、その周回り方向120度
対称位置に被結束物載置部41,42,43が設
けられ、この第1図においては、被結束物載置部
41が存在する位置が被結束物の載置ステーシヨ
ン、被結束物載置部42が存在する位置が被結束
物の結束ステーシヨン、被結束物載置部43が存
在する位置が被結束物の落下ステーシヨンとなつ
ており、44は被結束物である。回転盤38は、
第1図中矢印B方向に回転されて、120度毎に回
転停止されるものであり、軸受け40には、カム
45が固定され、46はそのカム面であつて、回
転軸39を中心とする円弧形状のものとされてい
る。回転盤38の側面には、軸47が120度対称
位置に植立され、この軸47には駆動板48が回
動可能に設けられ、駆動板48はローラ49と歯
部50とを有しており、スプリング51によつて
図示方向に付勢されており、ストツパーピン5
1′によつてその付勢方向への回動停止がなされ
ている。ローラ49は、被結束物載置部が載置ス
テーシヨンから落下ステーシヨンに向かつて回転
する間にカム面46に摺動する構成とされ、回転
盤38の側面には歯車52が設けられ、この歯車
52は軸53を支点にして回転するようにされ、
この歯車52と一体回転するように整束部材54
が設けられ、ここでは、この整束部材54は弧状
整束板55と伸縮性の整束ロープ56とから大略
構成され、整束部材54は、被結束物載置部41
にその開放側から臨んでおり、被結束物44が載
置ステーシヨンから結束ステーシヨンに至るまで
の過程において、駆動板48はそのローラ49が
カム面46に摺接して回動され、この駆動板48
の回動が歯車52に伝達されて整束部材54が回
動され、被結束物44は載置ステーシヨンから結
束ステーシヨンに至るまでの間において締め付け
ながら整束されるものであり、被結束物44の結
束終了後、結束ステーシヨンから落下ステーシヨ
ンに至るまでの過程においては、スプリング51
の作用によつて駆動板51が回動され、整束部材
54が整束を解除する方向に回動されるものであ
る。
姿勢変化手段の一部を構成する案内孔12,1
3は、その一端であつてシリンダ装置7に近い側
が、待期傾倒位置側起端12A,13Aとされて
おり、その他端であつてシリンダ装置7から遠い
側が圧着傾倒位置側終端12B,12Bとされて
おり、ここでは、案内孔12,13のその長手方
向の長さは同一とされていると共に、結束腕8が
その待期位置において傾倒状態となるように、そ
の待期傾倒位置起端13Aは待期傾倒位置側終端
12Aよりもシリンダ装置7に近い側に位置する
ようにされ、圧着傾倒位置側終端12Bは圧着傾
倒位置側終端13Bよりも整束手段4に近い側に
位置するようにされている。支持板28′には貼
着ブラシ57がその被結束物44に巻回された結
束テープ26の巻回端部に臨むように設けられ、
この貼着ブラシ57は巻回端部を被結束物44に
貼りつけて、結束された被結束物の見栄えをよく
する機能を有している。
このように構成した本実施例の作用について次
に説明する。回転盤38が回転するとカム45も
一緒に回転する。このカム45の回転により駆特
板48のローラ49がカム面46に当接案内され
る。第1図において、被結束物載置ステーシヨン
にて被結束物44を被結束物載置部41に載置す
る。この状態では駆動板48のローラ49がカム
45のカム面46に当接していないので弧状整束
板55は起立した状態にあり、被結束物44を被
結束物載置部41に載置することができる。この
ときに結束腕8は第1図の状態にあり、結束テー
プ26は結束ステーシヨンを横切るように略水平
にテープ保持装置27と結束腕8の先端に設けら
れたローラ29との間に引き出されている。そし
て回転盤38が矢印B方向に回転すると駆動板4
8に設けられたローラ49がカム面46に当接案
内されるようになり、駆動板48が回動されてそ
の歯部50と弧状整束板55の揺動軸に設けられ
た歯車52とのかみ合いにより、弧状整束板55
が被結束物載置部41に接近する方向に回動し、
被結束物44は整束ロープ56にて巻回整束され
て結束ステーシヨンまで移動させられる。そして
結束ステーシヨンを横切るように略水平に引き出
されている結束テープ26を押すようになる。こ
れと同時に結束腕8はシリンダ装置7のロツド1
0により結束ステーシヨン側に押し出される。こ
の結束腕8の移動により結束腕8はスプリング2
8により弾性的に起立方向に引つ張られて、スプ
リング18の弾性力が強くなるにつれて結束腕8
の起立動作が速くなる。そして結束腕8に設けら
れたローラ16,20が案内孔12,13に案内
されて略水平に移動し結束位置側終端12B,1
3Bに達したときにその両終端の位置差により、
結束腕8はスプリング18の弾性力に孔して傾倒
させられる。このように結束腕8の動作は略水平
方向に移動しながら最初に起立方向に移動し結束
時には傾倒させられる動きをする。この結束腕8
の動作と回転盤38の回転動作の組み合わせによ
り、結束物テープ26は被結束物44に巻回され
結束ステーシヨンで結束される。このように結束
ステーシヨンで結束した後に更に回転盤38が回
転すると、駆動板48のローラ49とカム面46
との間の当接案内が解除されて弧状整束板55は
被結束物載置部41から離間する方向に回動し、
落下ステーシヨンにおいて被結束物44の整束保
持が解除される。これにより被結束物44は下部
に設けられたベルトコンベア5の上に落下し搬出
される。この間に結束腕8はロツド10に後退さ
せられてテープ保持装置27に切断端が保持され
ている結束テープ26を引き出し結束腕8は第1
図に示すように案内孔12,13の始端12A,
13Bの位置差により傾倒された状態に保持され
引き出されたテープは略水平になる。
第4図、第5図は本発明に係る自動結束装置の
第2の実施例を示すもので、前記実施例と同一の
構成要素については、前記実施例に符した符号を
採用することとしてその詳細な説明は省略するこ
ととし、異なる点についてのみ説明する。基枠1
には、フレーム59と電動モータ60が設けら
れ、電動モータ60の回転は、歯車61,62を
介してスプロケツト63に伝達されるようにされ
ている。フレーム59には、その下部に軸受け6
4,65が設けられ、この軸受け64,65には
回転軸67,68がそれぞれ設けられ、この回転
軸67はスプロケツト63に嵌合されてスプロケ
ツト63と一体回転するようにされている。結束
腕8は、その基部8Aから自由端部8Bに至るま
での間の中間部分に結合板部8Cを有しており、
その基端には支軸69が設けられ、支軸69には
リンク板70の一端部が回転可能に設けられ、そ
のリンク板70の他端部は回転軸68に一体に固
着されている。係合板部8Cには、その末端に支
軸71が設けられ、この支軸71にはリンク板7
2の他端部が回転可能に設けられ、そのリンク板
72の他端部は回転軸67に一体に固定されて、
リンク板70とリンク板72とは平行リンクを構
成して、ここでは、このリンク板70とリンク板
72とが、結束腕8の姿勢を変化させる姿勢変化
手段となつており、リンク板70とリンク板72
とは同一長さとされて、同一の円弧軌跡を描くよ
うにされ、結束腕8はこのリンク板70,72の
回動によつてテープ保持装置27に向かつて前
進・後退されるものであり、結束腕8はその前
進・後退途中において起立姿勢をとるもので、結
束腕8はその区間部分が待期傾倒位置と圧着傾倒
位置とにおいて略水平となるようにされ、その中
間部分から基部8Aに向かつて延びる尾部8Dは
下方に向かつて傾斜する形状とされ、結束腕8
は、その結合板部8Cの基部8Eと軸67の中心
とを結ぶ線間距離lがリンク板70,72の回転
途中において増大するものであるからその前進・
後退途中において起立姿勢となるもので、その線
間距離lは、係合板部8Cが回転軸67の真上を
通過する際に最大となる。この実施例によれば、
案内孔12,13を設けなくとも結束腕8の姿勢
を変化させることができることとなるので、フレ
ーム59が占有するスペースを小さくすることが
できることとなり、結束腕8の自由端部8Bから
テープ保持装置27までの間の間隔を大きくとる
ことができることとなつて、その分、被結束物4
4が大きなものであつてもこれを結束できること
となる。
以上2つの実施例について説明したが、本発明
はこれに限らず以下のものを含むものである。
(1) 第1の実施例においては、案内ローラ29か
らテープ保持装置27までの間の結束テープ2
6が水平よりも略上方に傾むく構成となつてい
るが、待期傾倒位置側起端13Aを図示の位置
よりも後部6Bに近づけて、結束腕8を一層傾
倒する構成とし、案内ローラ29からテープ保
持装置27までの間の結束テープ26が水平よ
りも略下方に傾むく構成とすることもできる。
(2) 第1の実施例においては、主ローラ31とス
プロケツト33との間に一方向クラツチを設
け、ロツド10の復動中にスプロケツト33の
回転が主ローラ31とスプロケツト36に伝達
されない構成としたが、主ローラ31と従ロー
ラ32とをロツド10の復動中に離反させる構
成とすることもできる。
(3) テープリール25とスプロケツト36との間
に摩擦板を介在させて、スプロケツト36とテ
ープリール25との間をフリクシヨン構成と
し、主ローラ31と結束テープ26との間のテ
ープ張設部分に所定以上の緊張力が加わつた場
合に、スプロケツト36がテープリール25に
対して相対回転してスプロケツト36の回転が
テープリール25に回転伝達されないようにし
て、結束テープ26と主ローラ31との間に存
在する結束テープがこの間でその緊張力により
破断されないようにすることもできる。
(4) 実施例においては、一方向クラツチを設け
て、結束腕8が圧着傾倒位置から待期傾倒位置
に復帰するときには、主ローラ31と従ローラ
32とが余分の結束テープを繰り出さずに所要
長の結束テープが容易に繰り出されるように構
成したが、一方向クラツチを設けるかわりにス
プロケツト33と主ローラ31との間に電磁ク
ラツチを設けて、圧着終了後に電磁クラツチを
オフさせてスプロケツト33と主ローラ31と
の間の回転伝達を断つ構成とすることもでき
る。
以上の実施例において、テープ巻き戻し手段の
効果は以下の通りである。
結束テープ26を直接リール軸を駆動してテー
プリール25に巻き取る従来のテープ巻き戻し手
段の場合には、そのテープリールの回転数が一定
であるので、結束テープ26の消耗によつてその
径が徐々に小さくなると、その1回転当たりのテ
ープ巻き戻し量が小さくなり、結束テープ26の
径の大小によつて、テープリールに巻き戻される
量が変化することとなるが、この実施例によれ
ば、主ローラ31と従ローラ32とを結束テープ
の案内径路途中に設けて、これを用いて巻き戻し
を行なうようになつているから、結束テープ26
の径の大小にかかわららず、結束テープ26の巻
き戻し量を一定とすることができる。
(効果) 以上詳述した通り本発明によれば、結束腕を回
動可能な二つの支持点で支持し、この支持点を介
して結束腕の自由端がテープ保持装置に対して略
水平方向に移動するとともに上下方向にも移動可
能にしたので、この略水平方向の移動動作と上下
方向の移動動作との合成された動作により結束テ
ープを被結束物に巻回するように案内し、これに
より引き出されたテープは略水平になり、被結束
物をこの引き出されたテープに載せるだけで前方
に回転しながら載せる必要はなく、かつ、結束腕
の自由端の動きによりテープは被結束物を包むよ
うにして案内されるのでテープの蛇行はない。ま
た略水平に引き出されたテープに被結束物を載せ
るだけであるので、テープ切断端の把持部に力が
働かずその把持が外れるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動結束装置の第1の実
施例を示す正面図、第2図、第3図は第1図に示
されている自動結束装置の作用説明図、第4図は
本発明に係る自動結束装置の第2の実施例を示す
正面図、第5図は第4図に示されている自動結束
装置の作用説明図、である。 6……フレーム、7……シリンダ装置(駆動
源)、8……結束腕、12,13……案内孔(姿
勢変化手段)、26……結束テープ、27……テ
ープ保持装置、30……圧着・切断機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 テープ保持装置にてテープの切断端を保持
    し、このテープを結束腕の自由端との間に引き出
    すようにした結束装置において、前記結束腕を回
    動可能な二点で支持し、該支持点を介して結束腕
    の自由端を前記テープ保持装置に対して略水平方
    向に移動するとともに上下方向にも移動する手段
    を設けたことを特徴とする自動結束装置。
JP2569883A 1983-02-18 1983-02-18 自動結束装置 Granted JPS59152110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2569883A JPS59152110A (ja) 1983-02-18 1983-02-18 自動結束装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2569883A JPS59152110A (ja) 1983-02-18 1983-02-18 自動結束装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59152110A JPS59152110A (ja) 1984-08-30
JPH0335167B2 true JPH0335167B2 (ja) 1991-05-27

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ID=12173004

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2569883A Granted JPS59152110A (ja) 1983-02-18 1983-02-18 自動結束装置

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