JPH0335143Y2 - - Google Patents

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JPH0335143Y2
JPH0335143Y2 JP1987177789U JP17778987U JPH0335143Y2 JP H0335143 Y2 JPH0335143 Y2 JP H0335143Y2 JP 1987177789 U JP1987177789 U JP 1987177789U JP 17778987 U JP17778987 U JP 17778987U JP H0335143 Y2 JPH0335143 Y2 JP H0335143Y2
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JP
Japan
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channel
brush
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brush material
inner channel
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JP1987177789U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は鋼板の研磨又は洗滌用のブラシロール
等に用いられるチヤンネル形ブラシに関し、殊に
内チヤンネルをブラシ押え用芯材として用いたダ
ブルチヤンネル形ブラシの改良に関する。
従来技術 旧来より用いられているチヤンネル形ブラシ
は、ブラシ材を芯線に跨がせて二つ折りし該折曲
基部を芯線と共にチヤンネル内に挟着保持させて
成るもので、これをロールに巻装してロールブラ
シを構成している。
このチヤンネル形ブラシは芯材として丸線材を
用いるが、ロールブラシに巻装したとき、同丸線
材によるブラシ材の押え作用が不充分であるため
に締付不良を生じ小量脱毛が生ずるとブラシ保持
に緩みを生じて連続脱毛する欠点がある。この欠
点を改良するためのものとして、西独特許第
814137号は第5図に示すように、上記チヤンネル
形ブラシのブラシ材押え用芯材として、内チヤン
ネル2を二つ折りにして外チヤンネル3へ押し込
むと共に、外チヤンネル3の左右口縁から延設し
た多数の爪片4,5を上記ブラシ材1に介入しつ
つ内チヤンネル2内底面へ向け曲げ込み、更に外
チヤンネルの外側から圧搾力を与えてブラシ材を
内外チヤンネル間へ挟着するようにしたダブルチ
ヤンネルブラシが開示されている。
考案が解決しょうとする問題点 然しながら、上記西独特許においてはV字形の
刃形を有する成形コマを用いて内チヤンネルを中
央部で二つ折りにしつつ外チヤンネル内へブラシ
材と共に押し込み、外チヤンネル両側から圧搾力
を与えブラシ材を内外チヤンネル間に挟着保持し
脱毛防止を図らんとするものであるが、実際には
上記内チヤンネル2の底部の折曲部2aが成形コ
マによる二つ折りと圧搾により尖鋭な形態とな
り、該尖鋭折曲部2aでブラシ材の折曲部1aを
強圧する構成となるので、該尖鋭折曲部2aが刃
先として作用し、上記強圧によつて切毛を頻発す
る欠陥を有している。切毛を来すと上記の如き連
続脱毛を誘起する結果となる。
殊に該ダブルチヤンネルブラシをロール状のも
のにスパイラルに巻装しロールブラシを構成する
のであるが、上記構造のダブルチヤンネルブラシ
をロールに緊張しつつ、強力に締付巻装した場合
内チヤンネル2が求心方向にいつそう強く締付け
られるので、内チヤンネル2の底部の尖鋭折曲部
2aによるブラシ材1の切毛を更に増大させてい
る実情にある。
問題点を解決するための手段 而して本考案は、上記問題点を解決すべく創案
されたものであつて、その手段として上記の如き
ダブルチヤンネル構造のチヤンネルブラシにおい
て、内チヤンネルの折曲部の底部中央部にチヤン
ネル長手方向の逃げ溝を形成し、該逃げ溝両側に
沿つてチヤンネル長手方向へ孤形状を呈する一対
の突条を形成し、両突条によりブラシ材押え力を
分散しつつブラシ材折曲部を押え込み保持するよ
うにしたものである。
作 用 本考案は上記のように、内チヤンネルの折曲部
の底部にチヤンネル長手方向の逃げ溝と、該逃げ
溝両側に沿う一対の突条によりブラシ材押えが図
られるので、従来のように内チヤンネル折曲部に
鋭利な刃先を形成して、該刃先がブラシ材に集中
的に切り込む不具合を解消することができ、よつ
て切毛を防止することができ、切毛の結果連続脱
毛するという欠陥を抑止することができる。又該
両突条に押え力を分掌させ、押圧面積を増大させ
て各突条によるブラシ材押え力を強力なものとす
ることができ、よつてダブルチヤンネル形ブラシ
の本来の利点である脱毛防止効果を充分発揮でき
る。
実施例 以下本考案の実施例を第1図乃至第4図に基い
て説明する。
図において1はブラシ材、2は内チヤンネル、
3は外チヤンネルを夫々示す。
帯板を長手に旦つて溝形状に折曲した内チヤン
ネル2の底部にブラシ材1を跨がせて二つ折に
し、該折曲部1aを同様に折曲した外チヤンネル
3内に挟着保持し、内チヤンネル2を芯材として
外チヤンネル3内へ延在させる。
上記外チヤンネル3の口縁部、即ち左右側板3
a,3bの端縁から多数の爪片4,5を延設す
る。
左側爪片4と右側爪片5とは外チヤンネル3の
長手方向に旦つて互いに等間隔であり位相をずら
して配置する。
上記左側爪片4と右側爪片5とを上記ブラシ材
1に介入しつつ外チヤンネル3内底面へ向け曲げ
込み、各爪片の先端4a,5aを上記内チヤンネ
ル2内へ係入する。
上記の如くした内チヤンネル2の折曲部の底部
にチヤンネル長手方向へ逃げ溝2eを形成し、該
逃げ溝両側に沿つてチヤンネル長手方向へ一対の
ブラシ材押え用突条2c,2dを形成し、ブラシ
材の折曲部を逃げ溝の左右において該両突条にて
押圧する構成とする。
望ましくは上記両突条の外形を孤形にし、該両
突条の孤形面とブラシの折曲面とが接触する構成
とする。
第2図A,Bは上記逃げ溝2eと両ブラシ押え
用突条2c,2dの形成手段を示してい図示のよ
うに内チヤンネル2の素材となる一枚の帯板2’
の一方面より型押して、中心線に沿つて逃げ溝2
eを形成し、他方面に突条2bを形成する。該逃
げ溝2eを中心として突条2bを内面部となすよ
うに帯板2’を二つ折りに折り曲げて逃げ溝2e
の両側に沿う一対の突条2c、2dを形成し内チ
ヤンネル2とする。
斯くして前記の如く上記第1図に示すように爪
片4,5を内チヤンネル2内方へ向け曲げ込み更
に外チヤンネル両側板3a,3bをかしめてダブ
ルチヤンネル形ブラシを構成す。
上記によつて構成したダブルチヤンネル形ブラ
シにおいては内チヤンネル2の底部の折曲部の逃
げ溝2eと該逃げ溝両側に沿う一対のブラシ押え
用突条2c,2dによりブラシ押えが図られるこ
ととなり、これを第4図に示すようにロール6の
周面にスパイラル状に巻装しロールブラシを構成
する。
チヤンネル形ブラシをロールに緊締し巻装した
場合、内チヤンネル2は求心方向へ強力に締付け
られ、該締付力を上記逃げ溝両側に沿う二条のブ
ラシ材押え用突条2c,2dによりブラシ材の折
曲部1aに与え強固に保持する。
考案の効果 以上説明した通り、本考案によれば内チヤンネ
ルの折曲部底部にチヤンネル長手方向の逃げ溝
と、該逃げ溝両側に沿う孤形状を呈する一対のブ
ラシ押え用突条によりブラシ材押えが図られ、従
来のように内チヤンネル折曲部に鋭利な刃先を形
成して該刃先がブラシ材に集中的に切り込む不具
合を解消することができる。よつて内チヤンネル
をブラシ押え用芯材として用いる場合の上記切毛
を防止することができ切毛の結果連続脱毛すると
いう欠陥を防止することができる。又該突条に押
え力を分担させ、押圧面積を増大させて各突条に
よるブラシ材押え力を強力なものとすることがで
きるので、ダブルチヤンネル形ブラシの本来の利
点である脱毛防止効果を有効に生かすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第
1図はチヤンネル形ブラシをブラシ材を仮想線で
示す斜視図、第2図Aは内チヤンネルとなる帯板
で、帯板長手方向へ逃げ溝を形成した斜視図、同
図Bは帯板を折曲して該逃げ溝両側に沿う一対の
突条を形成した状態を示す斜視図、第3図Aは外
チヤンネルの外側をかしめる前のチヤンネル形ブ
ラシを示し、同図Bは該側板をかしめた状態を以
つて示す同断面図、第4図は同チヤンネル形ブラ
シをロールにスパイラルに巻装して形成したロー
ルブラシの斜視図、第5図は従来技術で構成した
チヤンネル形ブラシを示す断面図である。 1……ブラシ材、2……内チヤンネル、2e…
…逃げ溝、2c,2d……逃げ溝両側の一対のブ
ラシ押え用突条、3……外チヤンネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラシ材を内チヤンネルに跨がせて二つ折りに
    し、該折曲部を外チヤンネル内へ挟着保持させる
    ようにしたチヤンネル形ブラシにおいて、内チヤ
    ンネルの折曲部底部にチヤンネル長手方向へ逃げ
    溝を形成し、該逃げ溝両側に沿つてチヤンネル長
    手方向へ孤形状を呈する一対のブラシ材押え用突
    条を形成したことを特徴とするチヤンネル形ブラ
    シ。
JP1987177789U 1987-11-20 1987-11-20 Expired JPH0335143Y2 (ja)

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JP1987177789U JPH0335143Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987177789U JPH0335143Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0181925U JPH0181925U (ja) 1989-06-01
JPH0335143Y2 true JPH0335143Y2 (ja) 1991-07-25

Family

ID=31469440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987177789U Expired JPH0335143Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20

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JP (1) JPH0335143Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523486U (ja) * 1978-08-03 1980-02-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523486U (ja) * 1978-08-03 1980-02-15

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Publication number Publication date
JPH0181925U (ja) 1989-06-01

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