JPH0334964A - デスフェリオキサミンb及びその類似体の合成方法 - Google Patents

デスフェリオキサミンb及びその類似体の合成方法

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JPH0334964A
JPH0334964A JP15204489A JP15204489A JPH0334964A JP H0334964 A JPH0334964 A JP H0334964A JP 15204489 A JP15204489 A JP 15204489A JP 15204489 A JP15204489 A JP 15204489A JP H0334964 A JPH0334964 A JP H0334964A
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Raymond J Bergeron
レイモンド ジェイ バージェロン
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University of Florida
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の産業上の利用分野) 本発明はデスフェリオキサごン(desferriox
aminc)B並びにその類似体及び同族体の改良され
た合成方法に関する。
(従来の技術とその課題) 微生物の鉄キレート化剤、シデロフォー(sider。
phore)、デスフェリオキサミン13(N−(5(
3−((5−ア美ノペンチル)ヒドロキノ−カルバモイ
ル)プロピオン了ミド)ペンチル)−3((5−(N−
ヒドロキシアセトアミド)ペンチル)カルバモイル)−
プロピオノヒドロキリ′J、塩〕が1960年にビソケ
ル(Bickel)  Cl1elv。
Chim、 Acta、+ 43 @、2129頁参照
〕によりストレプトマイセス・ピロザス(Strept
omycespilosus)から単離され、q・S性
決定された。それはFe (III)と極めて安定な6
配位の八面体の11Y体(Kf = 1x l 030
M−’)を形成する線状のトリヒドロキサメートリガン
ド ら著、”The Clinical Approach
 to Thalassae6 m1a(ザラセごアに関する臨床的な試み)”、グルン
・アンド・スl−ラノトン(Grune and 5t
ratton)、ロンドン、217〜241頁(198
4年)参照)。
そのリガンドは金属イオンをキレート化する際にその3
個の二歯状の(bidentate)ヒドロキサメート
単位を使用する。
デスフェリオキサ旦ンBは幾つかの異なる3価のカチオ
ン、例えばAj!  (m) 、Ga (III) 、
Cr(TIT)を結合するが、それはFe (III)
に対して高い特異性を示し、環境から鉄の獲得のためス
トレプトマイセス・ピロサス(Streptomyce
s pilosus)により利用される。リガンドの金
属選択性及び低毒性のため、それは幾つかの鉄過負荷疾
患、例えばサラセ砧アの治療に使用されていた〔“De
νe1opment of Iron Chelato
rs for Use  (lki床的な用途のための
鉄キレート化剤の開発” (マーチル(Martel 
I)  ら編集)エルセピア−(Elsevier) 
/ノースオランド(North Ho1land)、−
ニーヨーク(1981年)参照)〕。しかしながら、デ
デスフェリオキサミンは鉄過負荷問題に対して完全に7 満足な解決を与えるものではない。その薬剤は腎臓によ
り取り除かれ、生体内での半減期は極めて短かいので患
者は不断の注入治療で維持される必要がある。また、そ
れは経口的に有効ではない。
これらの欠点のため、研究者らは治療的な鉄キレート化
剤としてその他のりガントの可能性の研究を行なってき
た。現在まで、これらの研究はデスフェリオキサミン分
子の合成に関する高収率の、または容易な方法がないと
いう簡単な理由からデスフェリオキサミン分子の修飾に
関するものを含んでいなかった。
デスフェリオキサミンBは、プレログ(Prelog)
らにより1962年に最初に合成された(rllelv
Chim、 Acta、J 、75巻、631頁(19
62年)参照〕。しかしながら、合成に於シツる二り程
の数及び得られる結果物の低収率のため、その方法は大
量のキレート化剤またはその類似体の製造を可能にるも
のではない。リガントのし1・口合成分析(retro
synthetic analysis)によって、デ
スフェリオキサミン分子が二つの基本単位、即ち1−ア
8 ミノ−5−(N−ヒドロキシル旦))−ペンタン及びコ
ハク酸からつくられていることを明らかにしている。そ
の合成のかぎは、このアミノーヒドロキシア砧ノペンタ
ン単位の生成及びコハク酸とのそれの縮合である。プレ
ログ(Prelog)は出発原料1−アミノ−5−ニト
ロペンクンで開始してこの問題の解決を試みていたが、
そのアくンはわずかに46%の収率で得られた(ビンケ
ルら著、r 1lelv、 Chim、へcta、J、
43巻、901頁(1960年)参照〕。次に、この化
合物はNカルポヘンゾキンル化され、ついでその末端ニ
トロ基が相当するヒドロキシアミノ基に還元された。
この主要な中間体がコハク酸と縮合され、続いて数回の
還元と共に一連のその他のジシクロへキシルカルボシイ
健ドで触媒作用されたアシル化が行なわれてデスフェリ
オキサミンBを生成した。この11個の工程1幀序の全
収率は6%であった。
本発明の目的は、デスフェリオキサミンB並びにその同
族体及び類似体の新規な改良された高収率の製造方法を
提供することである。
9 (課題を解決するための手段) 上記の目的及びその他の目的は、 a)弐NC(CIl2)、、CHO(1)(式中、nは
1〜10の整数である) を有するアルデヒドを、〇−置換オキシア〔ン(0の置
換基は0−ヘンシルの如きヒドロキシル保護基である)
を含むア旦ノ化剤と反応させて 弐NC(C+1゜)fiC)l=NOcll□C6H9
(2)を有するオキシムを生成し、ついでそのオキシム
を還元して 弐NC(CH2)、、−INHOcH2c6+15 (
3)を有するヒドロキシルアミンを生成し、また番才よ
り効率的に、〇−置換オキシアくン(例えばO−ヘンシ
ルヒト′ロキシルアくン)をN−保8I中間体、例えば
そのN  (tert−ブトキシカルボニル)誘導体C
C6H3−CIl。0NH−Co−QC(CIl3) 
3(A)〕に転化し、ついでそのカーバメート(A)を
例えばハロアルキルニトリルhalo−(C112) 
n+ +CN(式中、haloはハロゲンである)でN
−アルキ0 ル化して中間体ニトリル を生成し、ついで、例えば二l・リル(B)をトリフル
オIコ酢酸に暴露することにより、保護tブトキシカル
ボニル基を開裂してヒドロキシルアミン(3)を生成し
、 b) ヒドロキシルアミン(3)を 1 を有する酸無水物と縮合して (式中、n′は1〜10の整数である)を有する化合物
を生成し、 C) ヒドロキシルアごン(3)を弐(RCO)zo 
 (式中、Rは1〜10個の炭素原子を有するアルキル
基1 またはアリール基である) を有ずろ酸無水物と縮 合して (式中、 n“はn′と同じであってもよく、 ま たは異なっていてもよく、 1〜10の整数であ る) を有する化合物を生成し、 d) 化合物(5)を還元して を有するアミンを生成し、 e) 化合物(4)と化合物(6)とを縮合して式 を有する化合物を生成し、 f) 化合物(7)を還元して 式 を有するア稟ンを生成し、 g) アミン(8)を化合物(4)と縮合して式 (9) (式中、n″′は1〜lOの整数であり、n′及びn′
と回しであってもよく、または異なっていてもよい) を有するニトリルを生成し、 h) 二1−リル(9)を還元して 式 (10) を有するヒトロキサメー1・を生成することを特徴とす
るデスフェリオキリミンnまたはその同族体の合成方法
を提供する本発明により実現される。
本発明の別の態様は、 3 a)  O−ベンジルヒドロキシルア実ンを弐NC(C
I−12)、1CHO(1)(式中、nば1−10の整
数である) を有するアルデヒドと反応させて 弐  NC(CI□)、、C11−NOCll、C41
15(2)を有するオキシムを生成し、ついでそのオキ
シムを還元して 式NC(C11゜)、、lNll0C112C6115
(3)を有するヒドロキシルア旦ンを生成し、b) ヒ
ドロキシルアごン(3)を 1 を有する酸無水物と縮合して (式中、n′は1〜10の整数である)を有する化合物
を生成し、 4 c)ヒドロキシ)Li7 G 7 (3)を式(RCO
)20 (式中、Rは1〜10個の炭素原子を有するア
ルキル基またはアリール基である)を有する酸無水物と
縮合して 弐  NC(C11□)ゎ・・。1NOclI2c6+
1s         (5)0=CIl C式中、n ”はn′と同しであってもよく、または異
なっていてもよく、1〜1oの整数である) を有する化合物を生成し、 d) 化合物(5)を還元して 式112N(C11□)。・・。2NOCII□c6+
+、、    (6)0二CR を有するアミンを生成し、 e) 化合物(4)と化合物(6)とを縮合してを有す
る化合物を生成し、 f)化合物(7)を水素化して 5 (式中、n、n’、n、a及びRは上記の意味を有する
) を有するテトラコーデイネートヒドロ−を生成すること
を特徴とするテトラコープイネ−1〜ヒドロキサメ−1
−の合成方法に関する。
本発明の更に別の態様は、 a) O−ヘンジルヒFロキジルアミンを弐NC(CH
2)。CI+O      (1)(式中、nは1〜1
0の整数である) を有するアルデヒドと反応させて 式  NC(C11□)、IC11=NOC112C6
+15(2)を有するオキシムを生成し、ついでそのオ
キシムを還元して 式  NC(CI□)、、+ 、NHOCH2Ci,I
t5       (3)を有するヒト゛ロキシルア旦
ンを生成し、b) ヒドロキシルアミン(3)を 6 1 を有する酸無水物と縮合して 弐  NC(CIlz)r,□4+NOCHzC6Ha
      (4)0=C(C112)、COOl+ (式中、n′は1〜10の整数である〉を有する化合物
を生成し、 C) ヒドロキシルアミン(3)を式(RCO)20 
(式中、Rば1〜10個の炭素原子を有するアルキル基
またはアリール基である〉を有する酸無水物と縮合して 弐  NG(C112)r,−、INOCl(、C.、
H5(5)」 0=CR (式中、nrrはn′と同しであってもよく、または異
なっていてもよく、1〜1oの整数である) を有する化合物を生成し、 7 d) 化合物(5)を還元して を有するアミンを生成し、 e)化合物(4)と化合物(6)とを縮合してを有する
化合物を生成し、 「)化合物(7)を還元して を有するアくンを生成し、 g) ア〔ン(8)を化合物(4)と縮合して(9) (式中、n″は1〜1oの整数であり、n′及びn″と
同しであってもよく、または異なっていてもよい) を有するニトリルを生成し、 11) ニトリル(9)を還元して 弐 (12) を有するア砧ンを生成し、 i) チミン(12)を当量の化合物(4)と縮合して弐 を有するニトリルを生成し、 j) ニ[−リル(13)を還元して 弐 01+               C0RNCO(
C)I2)aCONH(CH2)、、、、+JOI+ 
     (14)(式中、n”  は1〜10の整数
であり、nn’、n“及びn゛″と同じであってもよく
、または異なっていてもよく、かつRは」1記の意味を
有する) のオクタコーディネートヒドロキザメートを生成するこ
とを特徴とするオクタコーディネートヒドロキザメート
の合成方法である。
本発明の最後の態様は、 a)o−ペンシルヒドロキシルアミンを式   R’−
CH○ (式中、R′は1〜20個の炭素原子を有するアルキル
、P−Y−(CH2>、−(式中、Pは除去可能な保護
基(例えば、t−ブトキンカルボニル)であり、Yは−
0−または−NH−であり、かつXは1〜20の整数で
ある)、また−OR,(式中、R1は1〜20個の炭素
原子を有するアルキル基である)、−CoOH,または
−N HPである)である) のアルデヒドと反応させて 式R’ CH−NOCH□C6H3(15)を有するオ
キシムを生成し、ついでオキシム(15)を還元して式
 R’ Cl−12N110CII2C6H5(16)
を有するヒドロキシルアミンを生成し、 h) ヒドロキシルアミン(16)を 1 を有する酸無水物と縮合して 式       OCll2C61(5R’ [:++
。NCo(CH2)、、C0OH(17)を有する化合
物を生成し、 C)化合物(17)を化合物(6)、化合物(8)また
は式 %式%( (8) を有するアミンと縮合して 式 (20) %式% の化合物を夫々生成し、 d) 化合物(I9)、 化合物(20)または化合物(21)を還元して 式 (22) (23) を有する相当するヒドロキサメートを生成する3 ことを特徴とするアルキルもしくは了り−ルと連結され
たヒドロキサメート、例えばN−〔5〔3−〔ヘプヂル
ヒトロ:1−シカルハモイル〕フ1コピオンアξド〕−
ペンチル:]  −3−C(5−(Nヒドロキシアセト
アミド)−ペンチル〕カルバモイル〕プロピオノヒドロ
キサム酸の合成方法である。
(発明の詳細な説明) 本発明のデスフェリオキサミンBの合或は、○保護基が
ヘンシルである保護されたN−(4シアノブチル)−ヒ
ドロキシルアミン〔上記の化合物(3)〕の〕戒で始ま
る。〇−置換第4−シアごン(I−0−NH2)(式中
、Zは除去可能なヒドロキシル保護基である)を含むい
ずれもの好適なア実ノ化剤を本発明の実施において使用
され得ることは、当業者には自明である。好適なこのよ
うなオキシアミンは、t−ブトキシアミン、2テトラヒ
ドロピラニルオキシアミン、0−ベンジルヒドロキシル
アミン、置換O−ベンジルヒドロキシルアごン等を含む
。上記の反応スキームは、4 ○−ヘンシルヒドロキシルア実ンの使用を説明するもの
である。
t−ブトキシアミン及び2−テトラヒドロピラニルオキ
シアミンが使用される場合には、t−ブチル保g!基ま
たはテトラヒドロピラニル保護基は夫々保護された化合
物をトリフルオロ酸酸または塩酸加水分解に暴露するこ
とにより除去されることが好ましい。
以下、下記の実施例に於いて、本発明を○−ヘンシルヒ
ドロキシルアミンを用いて説明する。化合物O−ヘンシ
ルーN−(4−シアノブチル)ヒドロキシルアごン(3
)は、O−ヘンシルヒドロキシルアミンの塩酸塩による
4−シアノブタナール〔イザヮら著、rBull、 C
hem、 Soc、、 Jap、J 。
52巻、555〜558頁(1979年)参照〕(])
の縮合、続いて生成オキシム(2) 〔ポーチ(Bor
ch)ら著、rJ、 Am、 Chem、 Soc、 
J +  93巻、2897頁(1971年)参照〕の
ヒドロキシルアミン(3)への還元により収率85%で
調製された。
5 更に好ましくは、ヒドロキシルアミン(3)は、0−ヘ
ンシルヒドロキシルアミン塩酸塩をその納品性N −(
tert−ブトキシカルボニル)誘導体(A) 〔ラマ
サミイ(Ramasamy)ら著、「J、 OrB。
Chem、J 、  46巻5438〜5441頁(1
981年)、リー(Lee)  ら著、rJ、 Org
、 Chem、 J 48巻、24〜31頁(1983
年)参照〕に転化することにより調製される。これはト
リエチルアミン/水性テトラヒドロフラン中のヒドロキ
シルアミン塩とジーter t−ブチルジカーボネート
との反応により行なわれることが好ましい。カーバメー
ト(A)が収率97%で得られ、ついでDMF/NaH
/NaI 中5−クロロバレロニトリルでNアルキル化
されて中間体ニトリル(B)が収率87%で生成する。
トリフルオロ酢酸へCB)を暴露すると、(B)が分解
し、二酸化炭素、イソブチレン及び(3)が収率75%
で生成する。4シアノブタノールはわずかに低収率で得
られ、しかも若干不安定であるので、(3〉へのこの別
の経路が好ましい。
6 次の工程に於いて、化合物(3)が無水コハク酸と縮合
されてハーフ酸ア旦ド(4)を収率88%で生成し、ま
た無水酢酸と縮合されて相当するシアノアセチルアミド
(5)が定量的に生成する。
次にシアノアミド (5)はアごン(6)に収率82%
で水素化される。その反応は予め洗浄されたニソケル触
媒〔アルハト(Albert)ら著、「J。
Chem、 Soc、J 、  91巻、91.460
6頁(1969年)参照〕を用いてメタノール−アンモ
ニア中で行なわれることが好ましい。触媒が最初に水洗
されず残留水酸化ナトリウムを除去しない場合には、反
応混合物は幾つかの望ましくない生成物を含むことかわ
かった。ついで、アミン(6)は、縮合剤、例えばジシ
クロへキシルカルボシイミドを使用してハーフ酸アξド
(4)と収率88%で縮合される。ついで、生成ニトリ
ル(7)は、上記のニソケル触媒を用いて相当するアミ
ン(8)に収率82%で還元される。アミン(8)は、
好ましくはジシクロへキシルカルボシイミドの存在下で
ハーフ酸ア5F(4)で処理され、ついで生成ニ7 トリル(9)が収率88%で単離される。ついでニトリ
ル(9)は、例えばメタノール中の0.1. MHC1
中でlO%Pd/Cを用いて、最終生成物であるデスフ
ェリオキサミンB(1,0)に収率84%で還元される
また、この合或はデスフェリオキサミン骨格の修飾を可
能にする。例えば、この合成は二1−リル(7)で終了
してもよく、この化合物が、例えばその化合物をパラジ
ウム上で水素に暴露することにより相当するテI・ラコ
ーデイネートリガンドに還元されてもよい。また、オク
タコープイネ−1〜リガンドは、まずデスフェリオキす
るン前駆体のニトリル(9)を還元し、続いてその生成
物を第二の当量の化合物(4)と縮合し、ついで例えば
パラジウム上の水素により還元されることにより生成し
得る。
デスアミノ(desam i no)類似体はヘフタナ
ールで開始して調製することができる。このアルデヒド
は、○−ヘンシルヒドロキシルアξン(1a)の塩酸塩
で処理され、ついで生成オキシム(2a)8 が例えばナトリウムシアノボロヒドリドで還元されて0
−へフジルーN−へブチルヒドロキシルアミン(3a)
を収率22%で生成する。
次に、ヒドロキシルアミン(3a)が無水コハク酸と縮
合されて、ハーフ酸アミド(4a)を収率83%で生成
する。ついでこのアミドが、上記の合成からのアミン(
8)と縮合される。縮合生成物(6a)が、例えばパラ
ジウム上の水素で、最終的に還元されてデスアミン類似
体(7a)を収率86%で得る。
従って、上記の合成スキームはデスフェリオキサミンB
並びに種々のその同族体及び類似体の全合成のための実
施し得る方法であることが明らかである。
以下本発明を、実施例により説明するが、これらは本発
明の範囲を限定するものではない。
失族班 4−シアノブタナール(1)を、前記のイザワの方法に
従って3−アシルチアプリジン−2−チオン35.1 
g (0,1,6モル)から調製した。その9 アルデヒドを83〜84°C(21m)の蒸留〔前記の
ブラウンの文献参照〕により梢製して生成物9.7g(
収率61%)を得た。
’II NMR(CDCj! 3) :  δ1.80
−2.15 (m、 2tl )、 2.5(t  2
HJ=6.3 fiz)、 2.67 (t、 2H,
J=6.3Hz )、 9.9(s、 III )これ
は文献値〔オセイートウム(Osei −Twum) 
 ら著、rJ、 OrB、 Chem、 j 、  4
9巻、336真(1984年〉参照〕と同しであった。
IR(CHCnz)  3500.2940.2895
.2825.2700゜2240 1725、1.61
.0  +445.4.4201360 cm−’ ルアミン塩酸塩(4,7g、29.7 S9モル)を水
5n!及びメタノールl1mj!とO″Cで混合し、6
Nの水酸化カリウムを用いて見掛けpuを4,7に調節
した。上記のアルデヒド、4−シアノブタナール(1)
〔前記のイザワの文献参照)  (2,6mj!27ミ
リモル)をヒドロキシルアごンに添加し、0 混合物を室温まで加温した。6Nの水酸化カリウムを更
に添加することによりpHを維持した。1時間後、反応
物を0℃に冷却し、ナ) IJウムシアノボロヒドリド
(1,,26g、20ミリモル)を添加した。メタノー
ル中の飽和塩化水素の添加によりpHを3に調製し、維
持した。pHが安定した時に、反応物を室温にまで加温
し、pH3で3時間撹拌した。ついで反応混合物をエー
テル中に注ぎ、6Nの水酸化カリウムで塩基性にした。
水性層をエテル(3X 50mjりで抽出した。抽出物
を合わせ、食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。
溶媒を除去し、得られた液体を150−151℃(0,
6mm)で蒸留し、化合物(3)4.65g(収率84
%)を得た。
11NMR(CDCj? 3)  δ 1.56−1.
85 (m、 4H)、 2.202.45 (m、 
2H)、 2.85−3.10 (m2fl )、 4
,7 (s、 2tl )、 5.53 (tl)1 
)、 7.4 (s、 5H); IR(CH[:l1
3)’3040、2930.2860.2240.15
00゜1450、1430.1360.1.210:元
素分析(C+。11.6N20として)計算値 C,7
0,54,tl、 7.91実測値 C,70,5L 
 11.7.91実ンを含む水性T HF中で○−ヘン
ジルーヒ11:Iキシルアミン塩酸塩及びジーtert
−ブチルジカーボネートから文献方法(前記のラマサミ
イらの文献及びり−らの文献参照)に従って調製した。
融点46〜48°C(文献値45〜47°C)ア邑ン(
B) ヨウ化ナトリウム(84mg、0.56ミリモル)、つ
いで水素化ナトリウム(80%油分散液、0.49g、
16.3−3リモル)を乾燥DMF(40ml中の化合
物(A)  (2,68g、 12.0旦すモル)に添
加した。15分攪拌した後、5−クロロバレロニトリル
(1,5m+2.13.3ミリモル)を添加し、懸濁液
をアルゴン下で8O−85°Cで4時間2 加熱した。冷却後、反応を水(100mA)で停止し、
ついでエーテル(4X 75mjりで抽出した。合わせ
た有機層を各100m7!の■%のNa2SO3水溶液
、水及び食塩水で洗浄し、ついで濃縮して粗生成物4.
39gを得た。4.5%EtOAc/CHCff 3を
用いてカラムクロマトグラフィーにかけて化合物(B)
 3.17 g (収率87%)を生成した。NMI?
 61.5−1.75 (s+m、 1311 )、 
2.3 (l211)、 3.4 (t、 211) 
 4.77 (s、 2tl)、 7.3 (s5+1
)。
元素分析(C+7tlzaN2ozとして)計算値: 
 C,67,08,H,7,95,N、 9.20実測
値: C,67,19,H,7,99,N、 9.11
トリフルオロ酢酸(T F Aと略記する、1.6m7
りを化合物(B)(2,59g、8.51ミリモル)に
添加し、その溶液を室温で20分間攪拌した(ドリエラ
イh (Driertte)管)。過剰のTFAをロー
トハソプ(rotovap)で除去し、飽和NaHCO
3(503 mj2)を添加し、生成物をエーテル(3X 50m、
&)中に抽出した。食塩水(50n+12)で洗浄した
後、有機抽出液を濃縮して粗生成物]、、 77 gを
冑た。
3%Et011/CII[:、g 3を用いるカラムク
ロマトクラフィーは、既に調製された化合物(3)1.
31g(収率75%)を与えた。
NMRδ 1,5−1.7 (m、 4H)、 2.1
6−2.35 (m、 2fl)2.78−2.98 
(m、 2H)、 4.66 (s、 211)、 5
.45(br s、LH)、 7.28 (s、 5H
)ン23mj!中の化合物(3)2.8g (13,7
ミリモル)及び無水コハク酸2.1g (20,8ミ!
Jモル)を仕込み、最初に100℃で15時間加熱し、
ついで室温に冷却し、−夜撹拌した。ピリジンを減圧下
で除去し、ついで残渣を最小量のクロロホルムに溶解し
濾過した。クロロホルムを除去し、ついで残渣をエーテ
ルに溶解し、これを20%の重炭酸カリウム溶液(3x
50mj?)で3回抽出した。水溶液を合わせ、酸化に
し、エーテルで抽出4 した。この溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し
、ついで蒸発させた。ついで残渣を、クロロホルム、中
の5%メタノールで溶出することにより7O−230メ
ソシユのシリカゲルでクロマトグラフィーにかけて生成
物4.12g(収率98%)を得た。
’IINMR(CDCn 3) :  δ 1.56−
1.7 (m、 2H)  1.71、.97 (m、
 2HL 2.36 (t、 2H)2.60−2.8
0 (m、 411 )、 3.68 (t、 2H)
4.85 (s、 211 )、 7.4 (s、 5
tl);11?(C8(13): 3670.2930
.2240.17101650、1415 120(1
: 元素分析(C+bH2oNzOaとして)計算値 C,
63,17,H6,64 実測値 C,63,36,旧6.74 化合物(3) 2.6 g (1,2,751リモル)
、ピリジン17.24mj!及び無水酢酸17.2mj
!の溶液をアルゴン下で室温で24時間攪拌した。この
1υ15 間の終了時に、過剰のピリジン及び無水酢酸を減圧(0
,05mm)により除去した。得られた柚をクロロホル
ム中に採取し、これをINの塩酸(2×50+nf> 
、飽和重炭酸ナトリウム溶液(2×50mj2)、つい
で食塩水(50mn)で抽出し、ついで無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。その溶液を濾過し、ついで溶媒を除去
して軽質の油として生成物3.14g(収率100%)
を得た。
HNMR(CDCn 3):  δ1.5−1.9 (
m、 411)、 2.1(s、 3tl)、 2.2
6 (t、 211)、 3.67 (t、 2tlL
4.8’l (s、21+)、7.41 (s、511
)  IR(CHC6:+):3040、2940.2
880 2240.1650.1450410 元素分析(Cl48ION20□として)計算値 C,
68,26,I+、 7.38実測値 C,68,25
,11,7,44250mnのパール(Parr)振と
うびんにラネーニッケル2.6g(含湿)、化合物(5
)1.4g6 (5,7ミリモル〉、アンモニア飽和メタノール15m
7!、及び飽和水酸化アンモニウム液(412)を仕込
んだ。そのびんを水浴中で冷却し、無水アンモニアを、
飽和を確実にするため、溶液中に10分間吹き込んだ。
そのびんを水素で50psi(3,5kg/ cJ )
に加圧し、3時間振とうしながら反応を進行させた。こ
の期間の終了時に、触媒をセライトによる濾過により除
去し、ついで溶媒を蒸発させた。粗動質を7O−230
メソシユのシリカゲル上のクロマトグラフィーにより精
製した。
このシリカゲルは、溶媒で予め洗浄し可溶性の粒状物を
除去した。メタノール中の■%の水酸化アンモニウムに
よる溶出は、所望の物質1.25 g(収率88%)を
与えた。
’HNMR(CDCA 3):  δ1.2−1.9 
(m  8H)、 2.1(s、 3H)、 2.53
−2.83 (m、 2H)  3.64(t、 21
1)、 4.80 (s、 21+)、 7.4 (s
、 511);■p(cncx3): 3600.34
20.2920.28602220 1650 140
0: HRM S  (C+ 482゜N20.として)7 計算値 250.1680 実測値 250.1670 元素分析(C+4t12□N2O2として)計算値 C
,67,15,11,8,87実測値 C,66,7L
 11 8.79クロロホルム28+nj!、化合物(
4)1.46g(4,79ミリモル)、化合物(6)I
g (4ミリモル) 、DCCI、24.g(6当すモ
ル)及びD門へP70mgの混合物を0℃で0.5時間
冷却し、ついで室温に温めて24時間撹拌した。反応混
合物を再度O′Cに冷却し、ついで濾過した。得られた
柚を、クロロホルム中の2.5%のメタノールで溶出す
ることにより7O−230メソシユのシリカゲルでクロ
マトグラフィーにかけて生成物2、Ig(収率98%)
を得た。
’II NMR(CDCj! 3) :  δ1.2−
1.9 (m、 1011)  2.18 (s、  311)、  2.3−2.6  (m、 
 4)1)、  2.7−3.0  (m。
2H)、  3.10−3.40  (m、  211
L  3.55−3.80  (m411)  4.8
3  (s、  211)、  4.9  (s、  
211)、  6.16.3  (m、  III)、
  7.45  (s、  1011);  IR(C
1lCj!、+):3665.3450,3350,2
940.2880.22501660 1520 14
10 元素分析(C30H4ON405として)計算値C,6
7,14,lI、7.51実測値C,66,70,11
,7,58キサム酸(8) 250mnのパール振とうびんに含湿ラネーニ・ッケル
]、28g、化合物(7) 1.22 g (2,27
ミリモル)、アン士ニア飽和メタノール3mff及び水
酸化アンモニウム0.7m7!を仕込んだ。びんを水浴
中に冷却し、無水アンモニウムを、飽和を確実にするた
め、溶液中に25分間吹き込んだ。
そのびんを振とう器の上に置き、水素で50psi9 (3,5kg/ cut )に加圧した。反応を2.5
時間進行させた。触媒を濾別し、溶媒を除去し、組物質
を、溶離剤としてメタノール中の0.7%の水酸化アン
モニウムを用いて7O−230メソシユのシリカゲルで
クロマトグラフィーにかけて生成物1g(収率82%)
を得た。
HNMR(CDCj! 3) :  δ 1.17−1
.40 (m、 411)1.40−1.60 (m、
 411)、 1.604.77 (m、 411)2
.1 (s、 311)、 2.20−2.60 (m
、 411)2.60−2.75 (m、 211)、
 2.75−2.87 (m、 211)3.12−3
.30 (m、 211)、 3.5−3.77 (m
、 411)4.80 (s、 211)、 4.88
 (s  211)  Ei、156.37 (m、 
l1l)、 7.63 (s、 1011); IR(
CIIC7!++)+3620、3440.2940.
2860.2240 1(i551445 1410 
cm 元素分析(C3o114J405・1120として)計
算値 C,64,49,H,8,30実測値 C,64
,50,)1.8.14N−(5−C3−C(4−シア
ノブチル)(ヘンシルオキシ)−力ルハモイル〕プロビ
オンア呉0 化合物(4) 0.33 g (1,07稟すモル)、
化合物(8)0.58.(1,07處リモル)、叶^P
13mg、及びクロロホルム5.3mj2の混合物を0
℃に冷却しDCC(1,35宅リモル)0.28gを添
加した。10分後、反応を室温に温めてI2時間撹拌し
た。ついで反応を0°Cで冷却し、濾過した。
溶媒を除去し、組物質を、溶離剤としてクロロホルム中
の2.5%のMeOIIを用いて7O−230メソシユ
のシリカゲルでクロマトグラフィーにかけて生成物0.
78g(収率88%)を得た。
If NMR(CDCj23) :  δ 1.4−1
.59 (m、 4B)、 1.591.70 (m、
 611)、 1.70−1.85 (m、 611)
2.1 (s、 311)、 2.35 (t、 28
)、 2.402.55 (m、 411)、 2.7
5−2.90 (m、 4)1)。
3.18−3.28 (m、 411)、 3.6−3
.7 (m、 6H)。
4.8 (s、 211)、 4.82 (s、 2H
)、 4.84 (s。
21り、 6.20−6.75 (m、 2H)、 7
.4 (s、 15H);1 1R(CIICC+):  3680.3440.33
110.29902940 2870 2250、 1
[1fi0. 1520.14551415  cm 元素分析(c<6+1a2N6o8として)計算値 C
,66,30,H,7,68実徂II(直  C,66
,44,11,7,66デスフエリオキサミンB   
  (10)化合物(9)(0,165g、0.2ミリ
モル)を、メタノール68mA、0.INの塩酸2.7
nl及び0.27gの10%のパラジウム/活性炭中で
還元した。水素化を1気圧の水素で7.5時間行なった
溶液を濾過し、溶媒を除去し、残渣を冷メタノールで洗
浄し、ついでクロロホルムで洗浄して生成物0.1g(
収率84%)を得た。この物質は167〜168°Cの
融点〔前記のプレログの文献値と同し〕を有し、300
MHzのNMRによれば真正の試料〔スイス、バセル(
Based)のチハーガイギイ(C4ba−Geigy
)のハインリソヒ・H−ビータ−(lleinrich
 Il、 r’cter)博士により供給されたデスフ
ェリオキサミンBの試料〕と同一であった。
2 0−ヘンシル−N−へブチルヒドロキシルアミン(3a
) 0−ヘンジルヒ]−ロキシルアミン塩酸塩(1a )(
13,37g、83.74ミリモル)をメタノール31
m12及び水14mflに0°Cで溶解し、見掛けpH
を、6Nの水酸化カリウムを用いて4,7に調節した。
ヘプタナール(10,2mm、765リモル)を添加し
、pHを4.7に保ち、その間に反応を室温に温めた。
pHの変化が安定した後、混合物を再度0°Cに冷却し
、ナトリウムシアノホロヒドリド3.54 g (56
,31ミリモル)を添加した。ついで、pHを3よりわ
ずかに下に下げ、メタノール中の2Nの塩化水素の添加
によりその値に保った。
pH変化が安定した時、溶液をp)13で室温で3時間
撹拌した。ついで混合物をエーテル(] OOmA)及
び食塩水(50w1)中に注ぎ、充分な6Nの水酸化カ
リ・シムを冷力11シてp++を9にした。水層をエー
テル(3X 50mj2>で抽出し、エーテル溶液を合
わせ、ついで硫酸ナトリウムで乾燥した。
ついで冷媒を除去し、得られた柚を11O−112゜3 C(0,1mm)で蒸留し化合物(3a)3.6g(収
率22%)を得た。
HNMR(CDCII :+) :  60.7−1.
05 (m、 38)、 1.051.73 (m、 
1011)、 2.92 (t、 2tl)、 4.7
 (s211)、 5.3−5.7 (m、 IIIL
 7.4 (s、 5H):HRM S  (CI−1
123NOとして)計算値 221,1778 実測値 22L 1721 ピリジン16mA中の化合物(3a)(2,09g、9
.44ミリモル)及び無水コハク酸(1,42g、1.
4.15ミリモル)の溶液を室温で12時間攪拌した。
次に、ピリジンを減圧により除去し、得られた物質を最
小量のクロロホルムに溶解した。
溶液を0℃に冷却し、濾過した。有a溶液を蒸発し、残
渣をエーテル中に採取した。エーテル溶液を20%の重
炭酸カリウム液(3X 100mff)で抽出した。得
られた水溶液を酸性にし、エーテル(3X I 00m
m)で抽出した。エーテル溶液4 を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を除去した。
ついで残渣を、クロロホルム中の5%メタノールで溶出
することにより7O−230メソシユのシリカゲルでク
ロマトグラフィーにかけて生成物2.52g(収率83
%)を得た。
’II NMII(CDCfi 3) :  δ0.8
−1.1 (m、 311)、 1.1−1.5(m、
 811)、 1.5−1.85 (m、 2tl)、
 2.6−2.8(m、 411)  3.63 (t
、 2H)、 4.9 (s、 211)。
7.4 (s、 5H) : HRM S (CIetl。7NO,として)計算値:
  321.1938 実測値:  321.1952 前記の酸(4a)(0,74,9g、2.3ミリモル)
及び化合物(8)(1,11g、2.1ミリモル)を無
水ジクロロメタンL Lmffに溶解した。これに5 ジシクロへ牛シルカルボジイミf”0.6g(2,9ミ
リモル)′ELびジメチルア≧ノビリジン32B(0,
26ミリモル)を添加し、その溶液を室温で20時間攪
拌した。反応混合物を0℃に冷却し濾過した。溶媒を除
去し、粗物質を、クロロホルム中の2%のメタノールで
7容出することにより7O−230メソシユのシリカゲ
ルでクロマトグラフィーにより精製して生成物1.3g
(収率73%)を得た。
’HNMR(CDCN 3) :  δ0.701..
05 (m、 311) 、 1.051、.9 (+
n、 2211)、 2.1 (s、 311)、 2
.25−2.f34(m、 411)、 2.64−3
.0 (m、 411)、 3.0−3.4(m、 4
11)、 3.5−3.8 (m、 611)、 4.
83 (s、 211)4.87 (s、 411)、
 6.2−6.51m、 211)、 1.4 (s1
511): F A B M S  (CaJ6qNsO1lとして
)剖算値 843 実測(Itf843 6 C(5−(N−ヒドロキシアセトアミド)−ペン(7a
) 前記の酸(6a)(0,49g、0.58ミリモル)を
メタノール8.511!にン容解し、50mgの10%
Pd/Cを添加した。水素化を1気圧の水素で一夜行な
い、反応混合物を濾過し、固体を熱メタノールで洗浄し
た。メタノールを蒸発させて、生成物0.284g(収
率85%)を得た。
II NMR(DMF−d7) :  δ0.64−0
.9 (m、 311)、 0.9−1.7(m、 2
21+)、 2.0 (s、 311)、 2.2−2
.5 (m。
41+)、 2.6−2.8 (m、 411)、 2
.9−3.2 (m、 411)3.3−3.6 (m
、 611)、 9.7−9.95 (m、 31i)
:F A B M S (Cz7Hs+N5Oaとして
)計算値 573 実測値 574(門+1) テトラ−及びオクターコーディネートヒドロキザメート
並びにアルキル及びアリールと連結されたヒドロキサメ
ートが上記の実施例に示されたのと同し操作に従って調
製し得ることは、本発明の詳細 な説明を見た当業者に明らかである。
デスフエリオキザミンBの上記の同族体、即ち式(10
〉はデスフェリオキサミンBと同し化学的特徴及び治療
的な特徴をもち、同し用途に有用である。
式(II)のテトラコーディイ・−トヒドロキリーメー
トは強力な銅キレート化剤であり、特にウィルソン病(
Wilson’s disease)の治療に有用であ
る。
式(14)のオクタコーデイネ−トヒドロキ′す′メー
トは、プルトニウム、アメリシウム及びトリウムのキレ
ート化に有用であり、これらの金属用の治療的な除染剤
(decontaminant)としての用途をもつ。
式(22)、(23)及び(24)のアルキル及びアリ
ールと連結されたヒドロキサメートは上記のキレート化
剤と同し目的に有用であるが、それらの大きな脂質親和
性のために上記のキレート化剤よりも、措置された患者
中で、より一層長い滞留時間を示す。
本明細書に記載されたキレーI・化剤は、通常の8 製薬的なキレート化剤について実用的であるのと同し方
法で治療目的に使用し得る。
9 手 続 袖 正 檻 (方式) 1、事件の表示 平成1年特許願第152044号 3、補正をする者 事件どの関係 出 願 人 名 称 ユニバーシディ オン フロリダ 4、代 理 人 5、補正命令の日付 平底1年9月26日 8、添付書類 理 由 書

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)a)式NC(CH_2)_nCHO(1)(式中
    、nは1〜10の整数である) を有するアルデヒドを、式Z−O−NH_2(式中、Z
    はヒドロキシル保護基である)を有するアミノ化剤と反
    応させて 式NC(CH_2)_nCH=NOZ(2)を有するオ
    キシムを生成し、ついでそのオキシムを還元して 式NC(CH_2)_n_+_1NHO−Z(3)を有
    するヒドロキシルアミンを生成し、またはa−1)式Z
    −ONH−Q(A) (式中、Zはヒドロキシル保護基であり、かつQはアミ
    ノ保護基である) を有するヒドロキシルアミンを、 式halo−(CH_2)_n_+_1CN(式中、h
    aloはハロゲンである)を有するN−アルキル化剤と
    反応させて、式▲数式、化学式、表等があります▼(B
    ) を有するニトリルを生成し、ついでそれからQを開裂し
    て上記のヒドロキシルアミン(3)を生成し、 b)ヒドロキシルアミン(3)を 式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、aは1〜
    6の整数 である) を有する酸無水物と縮合して 式▲数式、化学式、表等があります▼(4) (式中、n′は1〜10の整数である) を有する化合物を生成し、 c)ヒドロキシルアミン(3)を式(RCO)_2O(
    式中、Rは1〜10個の炭素原子を有するアルキル基ま
    たはアリール基である)を有する酸無水物と縮合して 式▲数式、化学式、表等があります▼(5) (式中、n″はn′と同じであってもよく、または異な
    っていてもよく、1〜10の整数である) を有する化合物を生成し、 d)化合物(5)を還元して 式▲数式、化学式、表等があります▼(6) を有するアミンを生成し、 e)化合物(4)と化合物(6)とを縮合して式▲数式
    、化学式、表等があります▼(7) を有する化合物を生成し、 f)化合物(7)を還元して 式▲数式、化学式、表等があります▼(8) を有するアミンを生成し、 g)アミン(8)を化合物(4)と縮合して式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (9) (式中、n″′は1〜10の整数であり、n′及びn″
    と同じであってもよく、または異なっていてもよい) を有するニトリルを生成し、 h)ニトリル(9)を還元して 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (10) を有するヒドロキサメートを生成する ことを特徴とするデスフェリオキサミンBまたはその同
    族体の合成方法。 (2)n″′が3であり、aが2であり、n′が3であ
    り、n″が3であり、かつRがCH_3である請求項1
    記載のデスフェリオキサミンBの合成方法。 (3)式NC(CH_2)_nCHO(1)(式中、n
    は1〜10の整数である) を有するアルデヒドを、式Z−O−NH_2(式中、Z
    はヒドロキシル保護基である)を有するアミノ化剤と反
    応させて 式NC(CH_2)_nCH=NOZ(2)を有するオ
    キシムを生成し、ついでそのオキシムを還元して 式NC(CH_2)_n_+_1NHO−Z(3)を有
    するヒドロキシルアミンを生成し、またはa−1)式Z
    −ONH−Q(A) (式中、Zはヒドロキシル保護基であり、かつQはアミ
    ノ保護基である) を有するヒドロキシルアミンを、 式halo−(CH_2)_n_+_1CN(式中、h
    aloはハロゲンである)を有するN−アルキル化剤と
    反応させて、式▲数式、化学式、表等があります▼(B
    ) を有するニトリルを生成し、ついでそれからQを開裂し
    て上記のヒドロキシルアミン(3)を生成し、 b)ヒドロキシルアミン(3)を 式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、aは1〜
    6の整数 である) を有する酸無水物と縮合して 式▲数式、化学式、表等があります▼(4) (式中、n′は1〜10の整数である) を有する化合物を生成し、 c)ヒドロキシルアミン(3)を式(RCO)_2O(
    式中、Rは1〜6個の炭素原子を有するアルキル基また
    はアリール基である)を有する酸無水物と縮合して 式▲数式、化学式、表等があります▼(5) (式中、n″はn′と同じであってもよく、または異な
    っていてもよく、1〜10の整数である) を有する化合物を生成し、 d)化合物(5)を還元して 式▲数式、化学式、表等があります▼(6) を有するアミンを生成し、 e)化合物(4)と化合物(6)とを縮合して式▲数式
    、化学式、表等があります▼(7) を有する化合物を生成し、 f)化合物(7)を水素化して 式 ▲数式、化学式、表等があります▼(11) を有するテトラコーディネートヒドロキサメートを生成
    することを特徴とするテトラコーディネートヒドロキサ
    メートの合成方法。 (4)a)式NC(CH_2)_nCHO(1)(式中
    、nは1〜10の整数である) を有するアルデヒドを、式Z−O−NH_2(式中、Z
    はヒドロキシル保護基である)を有するアミノ化剤と反
    応させて 式NC(CH_2)_nCH=NOZ(2)を有するオ
    キシムを生成し、ついでそのオキシムを還元して 式NC(CH_2)_n_+_1NHO−Z(3)を有
    するヒドロキシルアミンを生成し、またはa−1)式Z
    −ONH−Q(A) (式中、Zはヒドロキシル保護基であり、かつQはアミ
    ノ保護基である) を有するヒドロキシルアミンを、 式halo−(CH_2)_n_+_1CN(式中、h
    aloはハロゲンである)を有するN−アルキル化剤と
    反応させて、式▲数式、化学式、表等があります▼(B
    ) を有するニトリルを生成し、ついでそれからQを開裂し
    て上記のヒドロキシルアミン(3)を生成し、 b)ヒドロキシルアミン(3)を 式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、aは1〜
    6の整数 である) を有する酸無水物と縮合して 式▲数式、化学式、表等があります▼(4) (式中、n′は1〜10の整数である) を有する化合物を生成し、 c)ヒドロキシルアミン(3)を式(RCO)_2O(
    式中、Rは1〜6個の炭素原子を有するアルキル基また
    はアリール基である)を有する酸無水物と縮合して 式▲数式、化学式、表等があります▼(5) (式中、n″はn′と同じであってもよく、または異な
    っていてもよく、1〜10の整数である) を有する化合物を生成し、 d)化合物(5)を還元して 式▲数式、化学式、表等があります▼(6) を有するアミンを生成し、 e)化合物(4)と化合物(6)とを縮合して式 ▲数式、化学式、表等があります▼(7) を有する化合物を生成し、 f)化合物(7)を還元して 式 ▲数式、化学式、表等があります▼(8) を有するアミンを生成し、 g)アミン(8)を化合物(4)と縮合して式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (9) (式中、n″′は1〜10の整数であり、n′及びn″
    と同じであってもよく、または異なっていてもよい) を有するニトリルを生成し、 h)ニトリル(9)を還元して 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (12) を有するアミンを生成し、 i)アミン(12)を当量の化合物(4)と縮合して式 ▲数式、化学式、表等があります▼(13) を有するニトリルを生成し、 j)ニトリル(13)を還元して 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (14) (式中、n^i^vは1〜10の整数であり、n、n′
    、n″及びn″′と同じであってもよく、または異なっ
    ていてもよく、かつRは上記の意味を有する) のオクタコーディネートヒドロキサメートを生成するこ
    とを特徴とするオクタコーディネートヒドロキサメート
    の合成方法。 (5)a)式R′−CHO (式中、R′は1〜20個の炭素原子を有するアルキル
    、P−Y−(CH_2)_x−(式中、Pは除去可能な
    保護基(例えば、t−ブトキシカルボニル)であり、Y
    は−O−または−NH−であり、かつxは1〜20の整
    数である)、または▲数式、化学式、表等があります▼
    (式中、Mは−OP−、 −OR_1−(式中、R_1は1〜20個の炭素原子を
    有するアルキル基である)、−COOH、または−NH
    Pである)である) のアルデヒドを式Z−O−NH_2(式中、Zはヒドロ
    キシル保護基である)を有するアミノ化剤と反応させて
    式R′CH=NO−Z(15)を有するオキシムを生成
    しついでオキシム(15)を還元して式R′CH_2N
    HO−Z(16)を有するヒドロキシルアミンを生成し
    、 b)ヒドロキシルアミン(16)を 式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、aは1〜
    6の整数 である) を有する酸無水物と縮合して 式▲数式、化学式、表等があります▼(17) を有する化合物を生成し、 c)化合物(17)を化合物(6)、化合物(8)また
    は式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (18) を有するアミンと縮合して 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (19) ▲数式、化学式、表等があります▼ (20) 及び ▲数式、化学式、表等があります▼ (21) の化合物を夫々生成し、 d)化合物(19)、化合物(20)または化合物(2
    1)を還元して 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (22) ▲数式、化学式、表等があります▼ (23) または ▲数式、化学式、表等があります▼ (24) を有する相当するヒドロキサメートを生成することを特
    徴とするアルキルまたはアリールと連結されたヒドロキ
    サメートの合成方法。 (6)式NC(CH_2)_nCH=NO−Z(式中、
    nは1〜10の整数であり、かつZはヒドロキシル保護
    基である) を有する化合物。 (7)式NC(CH_2)_n_+_1NHO−Z(式
    中、nは1〜10の整数であり、かつZはヒドロキシル
    保護基である) を有する化合物。 (8)式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは1〜10の整数であり、Zはヒドロキシル
    保護基であり、かつQはアミノ保護基である) 有する化合物。 (9)式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは1〜10の整数であり、aは1〜6の整数
    であり、かつZはヒドロキシル保護基である) 有する化合物。 (10)式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n″は1〜10の整数であり、Rは1〜6個の
    炭素原子を有するアルキル基またはアリール基であり、
    かつZはヒドロキシル保護基である) を有する化合物。 (11)式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n″は1〜10の整数であり、Rは1〜6個の
    炭素原子を有するアルキル基またはアリール基であり、
    かつZはヒドロキシル保護基である) を有する化合物。 (12)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、aは1〜6の整数であり、n′及びn″は夫々
    1〜10の整数であり同じであってもよく、または異な
    っていてもよく、Rは1〜6個の炭素原子を有するアル
    キル基またはアリール基であり、かつZはヒドロキシル
    保護基である) を有する化合物。 (13)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、aは1〜6の整数であり、n′及びn″は夫々
    1〜10の整数であり同じであってもよく、または異な
    っていてもよく、Rは1〜6個の炭素原子を有するアル
    キル基またはアリール基であり、かつZはヒドロキシル
    保護基である) を有する化合物。 (14)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、aは1〜6の整数であり、n′、n″及びn″
    ′は夫々1〜10の整数であり同じであってもよく、ま
    たは異なっていてもよく、Rは1〜6個の炭素原子を有
    するアルキル基またはアリール基であり、かつZはヒド
    ロキシル保護基である) を有する化合物。 (15)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、aは1〜6の整数であり、n′及びn″は夫々
    1〜10の整数であり同じであってもよく、または異な
    っていてもよく、Rは1〜6個の炭素原子を有するアル
    キル基またはアリール基である) を有する化合物。 (16)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、aは1〜6の整数であり、n′、n″及びn″
    ′は夫々1〜10の整数であり同じであってもよく、ま
    たは異なっていてもよく、Rは1〜6個の炭素原子を有
    するアルキル基またはアリール基であり、かつZはヒド
    ロキシル保護基である) を有する化合物。 (17)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n′、n″及びn″′は夫々1〜2及び4〜1
    0の整数であり同じであってもよく、または異なってい
    てもよく、Rは1〜6個の炭素原子を有するアルキル基
    またはアリール基であり、かつaは1または3〜6の整
    数である)を有する化合物。 (18)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、aは1〜6の整数であり、n′、n″、n″′
    及びn^i^vは1〜10の整数であり同じであっても
    よく、または異なっていてもよく、Rは1〜6個の炭素
    原子を有するアルキル基またはアリール基であり、かつ
    Zはヒドロキシル保護基である) を有する化合物。 (19)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、aは1〜6の整数であり、n′、n″、n″′
    及びn^i^vは夫々1〜10の整数であり同じであっ
    てもよく、または異なっていてもよく、Rは1〜6個の
    炭素原子を有するアルキル基またはアリール基である) を有する化合物。 (20)式R′CH=NO−Z (式中、R′は1〜20個の炭素原子を有するアルキル
    、P−Y−(CH_2)_x−(式中、Pは除去可能な
    保護基(例えば、t−ブトキシカルボニル)であり、Y
    は−O−または−NH−であり、かつxは1〜20の整
    数である)、または▲数式、化学式、表等があります▼
    (式中、Mは−OP、−OR_1 (式中、R_1は1〜20個の炭素原子を有するアルキ
    ル基である)、−COOH、または−NHPである)で
    あり、かつZはヒドロキシル保護基である)を有する化
    合物。 (21)式R′CH_2NHO−Z (式中、R′は1〜20個の炭素原子を有するアルキル
    、P−Y−(CH_2)_x−(式中、Pは除去可能な
    保護基(例えば、t−ブトキシカルボニル)であり、Y
    は−O−または−NH−であり、かつxは1〜20の整
    数である)、または▲数式、化学式、表等があります▼
    (式中、Mは−OP、−OR_1 (式中、R_1は1〜20個の炭素原子を有するアルキ
    ル基である)、−COOH、または−NHPである)で
    あり、かつZはヒドロキシル保護基である) を有する化合物。 (22)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R′は1〜20個の炭素原子を有するアルキル
    、P−Y−(CH_2)_x−(式中、Pは除去可能な
    保護基(例えば、t−ブトキシカルボニル)であり、Y
    は−O−または−NH−であり、かつxは1〜20の整
    数である)、または▲数式、化学式、表等があります▼
    (式中、Mは−OP、−OR_1 (式中、R_1は1〜20個を炭素原子を有するアルキ
    ル基である)、−COOH、または−NHPである)で
    あり、かつZはヒドロキシル保護基である) を有する化合物。 (23)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、aは1〜6の整数であり、n′、n″及びn′
    ″は夫々1〜10の整数であり同じであってもよく、ま
    たは異なっていてもよく、Rは1〜6個の炭素原子を有
    するアルキル基またはアリール基であり、R′は1〜2
    0個の炭素原子を有するアルキルであり、かつZはヒド
    ロキシル保護基である) を有する化合物。 (24)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、aは1〜6の整数であり、n′、n″及びn′
    ″は夫々1〜10の整数であり同じであってもよく、ま
    たは異なっていてもよく、Rは1〜6個の炭素原子を有
    するアルキル基またはアリール基であり、かつR′は1
    〜20個の炭素原子を有するアルキルである) を有する化合物。
JP15204489A 1988-05-17 1989-06-14 デスフェリオキサミンb及びその類似体の合成方法 Pending JPH0334964A (ja)

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HELV.CHIM.ACTA=1962 *

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PT90838A (pt) 1989-12-29
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