JPH0334960B2 - - Google Patents

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JPH0334960B2
JPH0334960B2 JP10756283A JP10756283A JPH0334960B2 JP H0334960 B2 JPH0334960 B2 JP H0334960B2 JP 10756283 A JP10756283 A JP 10756283A JP 10756283 A JP10756283 A JP 10756283A JP H0334960 B2 JPH0334960 B2 JP H0334960B2
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JP
Japan
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section
chain
guide rail
speed
traveling member
Prior art date
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JP10756283A
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English (en)
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JPS59232594A (ja
Inventor
Kikuo Tsuji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujicar Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Fujicar Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujicar Manufacturing Co Ltd filed Critical Fujicar Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は熱風と蒸気によつて衣類のシワを除
去する衣類のシワ除去装置に関するもので、特に
衣類の搬送装置に関するものである。
このようなシワの除去装置において、衣類の入
口と出口とを最小にすれば装置外への熱風や蒸気
の放散を低減してエネルギーの消費を節減でき
る。
また、装置内での熱風噴射や蒸気噴射による処
理には衣類の表裏が進行方向に対して直角とな
る、いわゆる横掛けにする方がよい。すなわち、
このように横掛けにすると、ハンガのピツチが最
小に取れ、短い装置で衣類の滞留時間が長くとれ
るので、多量の衣類の処理が行なわれるに拘らず
装置が小型となり、工場のレイアウトにおいても
極めて有利となる。
このため、従来からシワ除去装置の入口と出口
の部分では衣類の表裏の進行方向と平行する縦掛
けとなり、装置内では横掛けとなる装置がある。
しかし、この従来の装置は入口部と出口部および
装置の内部にそれぞれ独立した搬送チエンを配置
し、衣類を各チエンに順次乗り移らせるようにな
つている。このように衣類を乗り移らせるために
は、落差が必要となるが、落差をつくるためには
装置を高くしなければならないので、装置全体が
大型となる。また、処理能率を向上するためには
装置内の搬送チエンの速度を遅くし、入口部と出
口部の搬送チエンの速度を速くしなければならな
いがこのようにすると、衣類の乗り移り部での落
下事故が多発するなどの問題があつた。
この発明は上記のような従来の衣類の搬送装置
の問題点である衣類の落下事故をなくし、搬送チ
エンの配置を簡略化し、シワの除去装置を小型に
することができる搬送装置の提供を目的とするも
のである。
以下にこの発明の搬送装置の詳細を添付図面に
示す一実施例に基づいて説明する。
第1図、第2図において、1はシワ除去装置で
あり、図示省略してあるが、この装置1内には蒸
気噴射区域と熱風噴射区域を設けてあり、前部両
端寄りには縦長の入口2と出口3とを設けてあ
る。
5はガイドレールで装置1の前方の帰還部a
と、この帰還部aから入口2内へ入る入口部b
と、装置1内の処理部cと装置1内から出口3へ
出る出口部dとで構成されている。
ガイドレール5は第5図、第6図のように横断
面が縦長の矩形でその内部に無端の高速チエン6
と無端の低速チエン7が全長に亘り配置してあ
る。
第1図ないし第4図の8はチエン駆動軸で装置
1の前側上部に取付けたフレーム9に回動自在に
取付けたものであつて、この軸8の下端に小径の
スプロケツト10を固定し、その上部に大径のス
プロケツト11を回動自在に取付け、これらのス
プロケツト10,11をガイドレール5の直角曲
り角eの内側の開口からガイドレール5内に入れ
て、チエン6,7にそれぞれ噛合させる。
第4図の12は駆動軸8の側方に設けた伝動軸
で、その下端に固定した大径のスプロケツト13
と駆動軸8の下端に固定した小径のスプロケツト
14を無端伝動チエン15で連動させ、大径のス
プロケツト11と共に回転するスプロケツト16
と伝動軸12に固定した小径のスプロケツト17
を無端伝動チエン18で連動させる。
従つて駆動軸8を適宜の駆動装置により駆動す
ると、スプロケツト10は駆動軸8と同速で回転
するが、スプロケツト11はスプロケツト14,
13,17,16で減速されて回転する。
また、駆動軸8を取付けた部分以外のガイドレ
ール5の直角の曲り角f,g,hの内方にはそれ
ぞれ回動自在のガイドスプロケツト20,21を
設けてこの各ガイドスプロケツト20,21をガ
イドレール5の内側の開口からガイドレール5内
に入れ、各チエン6,7に係合させることによつ
て、各チエン6,7がガイドレール5内を一定の
位置を保つて走行するように構成する。すなわ
ち、高速チエン6はガイドレール5内の下部内寄
り、低速チエン7はガイドレール5内の上部外寄
りを保つている。
第3図ないし第6図の22はガイドレール5の
底部に設けたガイド溝で、この溝22の両側は左
右一対のガイド壁23となつている。また、この
ガイド溝22は装置1内の処理部cではチエン7
の直下に設けられているが、他の部分ではチエン
6の直下となつている。
25はガイド溝22内に摺動自在にはまる角形
の摺動子でその上端の突軸にガイドレール5内の
底部上を走行する走行部材26を回動自在に取付
ける。
摺動子25はガイド溝22内で回動不可であ
り、その下部には横軸28によりフツクプレート
29を揺動自在に取付ける。
走行部材26はその平面形の摺動子25より大
きい正方形となつており、各チエン6の下部には
この走行部材26を押送する複数の押片30を一
定の間隔で固定し、チエン7の下部にも複数の押
片31を一定間隔で取付ける。
この押片31は第5図ないし第7図のようにチ
エン7の下側にアタツチメント32を固定し、こ
のアタツチメント32に横軸33を中心に揺動し
得るように取付ける。また押片31はその下端を
他方のチエン6の下方へ向けてL字状に屈曲し、
上端にはアタツチメント32に当たるストツパ3
4を設けて、垂直状態からチエン7の走行方向へ
は回動するが反対方向へは回らないように構成す
る。
なお、チエン6に設ける押片30の間隔は大と
して衣類の縦送りに適するようにし、チエン7に
設ける押片7の間隔は小さくして衣類の横送りに
適するようにする。
上記の構成において、帰還部aにおいては走行
部材26は高速チエン6の押片30に押されて走
行し、かつ、フツクプレート29は走行方向に対
して横向きとなつているが衣類はかかつていな
い。
このように衣類のかかつていない走行部材26
がチエン6の押片30で押されて帰還部aを高速
で移動し、ガイド溝22の直角曲り角eにくる
と、スプロケツト10,11のピツチ円直径の差
によつて、走行部材26は押片30から離れ、低
速チエン7の押片31により押されて入口部bの
ガイド溝22へ進んでいくが、このガイド溝22
は高速チエン7の下であるから曲り角から入口部
bに向けてしばらく低速で移動した走行部材26
は後から走つてきた高速チエン6の押片30に押
されて押片31から離れ、押片30によつて入口
2へ向つて高速で移動する。従つて上記の低速移
動の間に衣類をかけたハンガをフツクプレート2
6に係合させる。
上記の直角曲がり角eにおいて、高速チエン6
の押片30により押されてきた走行部材26によ
り先方を進んでいる低速チエン7の押片31が追
いつかれて干渉を受けるおそれがあるので、押片
30で押された押片31は前方へ回動して押片3
0の走行を妨げないようにしている。しかし、押
片31が走行部材26を押し進めるさいはストツ
パ34がアタツチメント32に当り反力を受けて
走行部材26を押走できるようにしたのである。
上記のように走行部材26が曲り角で押片31
により押されて回つてもガイド溝22内を移動す
る摺動子25の向きは変らないので入口部bにお
いては衣類は縦送りとなつて狭い入口2からシワ
除去装置1内に入る。
装置1内に入つて最初の直角曲り角f(第2図)
にきた走行部材26はガイドスプロケツト20,
21のピツチ円直径の差により高速チエン6の押
片30から離れ、低速チエン7の押片31により
処理部cのガイド溝22に沿つて移動するが、こ
こではガイド溝22は低速チエン7の下であるる
め、走行部材26は低速で走行し、また、摺動子
25の向きは変らず、かつ押片31のピツチは小
さいので衣類35は装置1内を横掛けとなつて短
かいピツチで移動し、この間にシワの除去が行な
える。
こうしてシワを除去された衣類35を吊り下げ
た走行部材26が第2図の直角曲がり角gにくる
と、今度は押片31が走行部材26から離れ、押
片30が走行部材26を押して出口部dのガイド
溝22に入り、縦掛け状となり、出口から出てく
るから、ここでシワ除去された衣類がかかつたハ
ンガをフツクプレート29から外す。従つて帰還
部aへは空のフツクプレート29が移動してい
く。
この発明の搬送装置は上記のように衣類を吊架
する走行部材を無端状のガイドレール内に摺動自
在に嵌合し、このガイドレール内に平行に配備し
た高速チエンに設けた押片と低速チエンに設けた
押片を使い分けて走行部材の速度を変換し得るよ
うに構成したものであり、衣類を吊架して走行す
る走行部材は無端のガイドレールによつて案内さ
れるので、従来の装置のような乗り移り部分がな
く、従つて落差がないので衣類の落下事故のおそ
れはない。
また、ガイドレール内に無端状の高速チエンと
低速チエンを設けてこれらの各チエンに設けた押
片により走行部材を高速または低速で走行させる
ようにしたので、衣類の搬送速度の選択がきわめ
て容易となり、処理部においては衣類の移動速度
を遅くして短かい処理装置によつて十分なシワ除
去処理が行なえ、他の部分では衣類の移動速度を
速くして処理能率を向上させることができる。し
かも未処理衣類をハンガに掛架する部分では搬送
速度を一たん遅くして衣類の掛架が容易に行なえ
るようにできるなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の搬送装置を用いた衣類のシ
ワ除去装置の正面図、第2図は同上の一部横断平
面図、第3図はガイドレールの一部切欠拡大横断
平面図、第4図はチエン駆動部の拡大縦断正面
図、第5図は第3図−線の拡大縦断面図、第
6図は第3図−線の拡大縦断面図、第7図は
低速チエンの一部切欠拡大側面図である。 1……シワ除去装置、5……ガイドレール、6
……高速チエン、7……低速チエン、10,1
1,20,21……スプロケツト、22……ガイ
ド溝、25……摺動子、26……走行部材、3
0,31……押片、35……衣類、e,f,g,
h……直角曲り角。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 表裏が進行方向と直交する方向となる横掛け
    状態で搬送用の走行部材に吊架した衣類を、熱風
    噴射区域と蒸気噴射区域に通してシワ除去処理を
    行なうように構成したシワ除去装置の前部両側に
    入口と出口を設け、上記シワ除去装置前方の帰還
    部と、この帰還部から入口内へ入る入口部と、上
    記シワ除去装置内の処理部と、このシワ除去装置
    内から出口へ出る出口部とからなる無端状のガイ
    ドレールを設け、このガイドレール内に衣類を吊
    架する上記走行部材を摺動自在に嵌合するととも
    に、このガイドレール内に無端状の高速チエン
    と、無端状の低速チエンを平行に配備し、上記高
    速チエンには前記ガイドレールの帰還部と入口部
    と出口部においてのみ上記走行部材を押走する押
    片を設け、上記低速チエンには上記ガイドレール
    の処理部においてのみ走行部材を押走する押片を
    設けた衣類の搬送装置。
JP10756283A 1983-06-15 1983-06-15 衣類の搬送装置 Granted JPS59232594A (ja)

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JPS59232594A JPS59232594A (ja) 1984-12-27
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