JPH0334844A - Frp強度部材の製造法 - Google Patents

Frp強度部材の製造法

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JPH0334844A
JPH0334844A JP1170102A JP17010289A JPH0334844A JP H0334844 A JPH0334844 A JP H0334844A JP 1170102 A JP1170102 A JP 1170102A JP 17010289 A JP17010289 A JP 17010289A JP H0334844 A JPH0334844 A JP H0334844A
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JP
Japan
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center
resin
rotation
distance
impregnation
Prior art date
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Pending
Application number
JP1170102A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukeyuki Matsuda
祐之 松田
Hidenori Ishiide
石井出 秀則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフィラメントーノイノディング(FW)成形に
よるF Rl)強度部材の製造法に関づ゛る。
(従来技術) 樹脂を含浸させた強化繊維を巻き付けて成形する、いわ
ゆるP R成形は、従来、例えば〔lヶソトの胴体等の
パイプ状のものに用いられるのが一般的てあ−)た。そ
の場合は、巻き1」(J速度ずなわち強化繊維の繰り出
し速度はほぼ一定であるため、樹脂の含浸はほぼ均一な
しのどなる。ま)こ、近年、FWW成形丁字形パイプ継
ぎ手等の複雑な形状のものを成形する試みもなされてい
る。この場合は、酸形装置の動きが複雑となるために強
化繊維の繰り出し速度は小さくされ、そのため、との部
分の含浸状態もさほど悪くならない。
ところが、例えばザスベンンヨンリンクの」二うに一方
[7りに長い部拐をこのFW■戊形成形、って4毘1、
ようとしたときは、その非同心形状の故に、回転位置に
よって巻きイ・]け速度かかなり変動する。
そして、そのために強化繊組″の繰り出し速度の変動か
大きくなると、強化繊維に含浸状態の良い部分ど良くな
い部分ができるため、含浸状態の良くない部分が応力集
中の生じる部利端部に集中した場合には、その部分が剥
離や割れを起こしやすくなって、疲労強度が大幅に低1
ζする。したがって、強化繊維を必要以」−に厚く巻き
付けなくてはならず、そのために、重量が大となり、ま
た、生産性が低下する。
従来、例えば特開昭58−138618号公報に記載さ
れているように、F W成形によるF RP部材の製造
に際し、樹脂含浸槽の出[コ側に設けた絞り部の絞り力
を変化させて含浸量を調整するようにしたものは知られ
ている。しかし、この方法を利用して上記の上うな繰り
出し速度の変動による含浸むらを是正しようとすると、
制御機構はかなり複雑となり、しかもなお、含浸状態を
完全に均一化させることは困難である。
(発明のI」的) 本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、一
方向に長い強度部伺の端部位置に樹脂含浸度の高い強化
繊維を部分を確実にもってくることのできるFRP強度
部材の製造法を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明(ま、FRP強度強度部製造法において、一方向
に長い部伺を、その中心を回転中心として該部材の長軸
と直角の方向に回転させることにより、樹脂含浸槽をく
ぐらせた強化繊維の束を前記部材の周囲に巻き付けて強
度部材を製造するに際し、前記部材の回転中心から長軸
端までの距離をrとし、前記回転中心から前記樹脂含浸
槽を出た樹脂含浸I&維を整えるデリバリアイまての距
離をXとし、デリバリアイから樹脂含浸検出[J側の含
浸量調整用絞り部までの距離をQとしたとき、樹脂含浸
繊維の繰り出し速度が最大となるときの、111■記回
転中心とデリバリアイを拮ぶ線に対する前記長軸の回転
角を0゜とじ、nを任意の整数どして、 (r 21 x 22r −x−cosO8) ”’−
1−Q(2n−tl)・r、 また(よ、x +Q = (2n]I ) ・rとなる
よう基本的な位置関係を設定することによって上記[1
的を達成したものである。
(作用) 本発明に係るF RP強度部材の製造法においては、成
形する部制とデリバリアイと絞り部の位置関係が上記の
ように設定されたことに上り、繰り出し速度が大きくて
あまり良好な樹脂含浸状態が得られない部分の繊細は、
成形部材の長手部に巻き付けられ、繰り出し速度が小さ
くて良好な含浸状態が得られる部分の繊維が長軸端に巻
く付けられる。
長軸の回転角Oと繊維の繰り出し速度の関係は例えば第
4図に示すような特性となる。ここで、平均の繰り出し
速度が比較的遅い場合は、■で示す斜線領域において含
浸状態の比較的良くない部分が生じ、その他の比較的広
い領域では良好な含浸状態が得られる。よって、繰り出
し速度が比較的遅い場合には、請求項1の、 (r 21− x ”−2r −x −cosOo) 
”+(1(2n −1−1)・r の設定で所期の効果か得られる。
一方、成形部刊の長さが長くなったり、生産性+;」J
 l−tのために同転速度を1−1げて平均の繰り出し
速度を!1±くするような場合(よ、含浸状態の良好な
範[!itlは■の斜線領域て示すように狭くなる。そ
して、この場合は、含浸状態の良好な領域が確実に部(
lの長軸端にくるよ・う、請求項2の、 x)−[=(2丁)+I)・1− の設定にすることて所期の効果が得られる。
(実施例) 以−ト、実施例を図面に基づいて説明づ゛る。
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図である。こ
の失j血例は自動車のザスペノノr1ンリンクをF W
成形によって製Ji)i ”I−るものであって、成形
品1は、両端にリング体2を有する芯柵3の回りにo−
ピンク(繊維の束)4を巻き+1けることによって成形
される。その際、成形品Iは、その中心0を111J転
中心として図示しない駆動装置により回転駆動される。
それにより、ロービング4はケース5から繰り出され、
レジンバス6内のローラ7のFをくくり、絞りローラ8
で絞られ、さらに、デリバリアイ9て整えられて妊きイ
・jIJられていく。レジンバス6には熱硬化性樹脂1
0が収容されていて、この樹脂10内をロービング4が
通過する際に繊維間の空気が樹脂10で置換される。
そして、レジンバス6から出たところで、絞りローラ8
で絞られ、樹脂含浸量が調整される。
この実施例において、成形品l、デリバリアイ9および
絞りローラ8の位置関係はっぎのように設定されている
。すなわち、第2図に示すように、成形品Iの長軸端位
置をA点とし、デリバリアイ9の位置をB点とし、絞り
ローラ8の位置を0点とすると、そのどきの回転中心O
とB点を結ぶ線に対する回転角をθとして、A点から1
3点までの長さr(θ)は、 f(θ)= (r’+x”−2r−x−cosO)1″
で表せる。
そして、繰り出し速度f’ (θ)が最大となる回転角
θ。において、A点から0点までの長さは、f(0,)
+[ = (r2+x2−2 r−x−cos(7o) ”2
+Qとなり、このとき、0点で樹脂含浸は最も悪い状態
となるから、この含浸状態の悪い部分がA点からrだ(
J離れた長手位置に巻かれる上う、f(lll’o) 
@Q−r=2n−r(n=1,2.3  ・) とされる。つまり、XとQはっぎの式で設定される。
(r ’十x ’−2r−x−cosOo) ””+Q
(2n +  1.  )  ・r このように設定することにより、含浸状態のあまり良く
ない部分のロービングを長手部の中央に巻き付(J、含
浸状態の良い部分を端部に巻きイテ]けることがてきる
つぎに、平均繰り出し速度を大きくした場合の実施例を
第3図によって説明4−る。
第3区1において、A点、B点および0点は第1図の場
合ど同じく長軸端の位置、デリバリアイの位置および絞
りローラの位置をそれぞれ表している。そして、この実
施例の場合、繰り出し速度の最も遅いlV!1転角ゼロ
(0=O)の状態で最も含浸状態が良くなる0点のロー
ビングが長軸端であるA点に巻き付けられるよう、 X+c −r−2n’r (n=1.2.3−)すなわ
ち、 x+(=(2n斗1)r の関係にXおよびQが設定される。これにより、含浸状
態の良い部分を確実に長軸端位置に巻き付けるようにす
ることができる。
なお、上記各実施例において上記XおよびQの設定を行
うにあたっては、成形品の厚み等を考慮して適宜補正を
行う。
(発明の効果) 本発明は以上のように構成されているので、方向に長い
FRP強度部材をFWW成形よって製造する場合に、成
形、71の端部位置に樹脂含浸度の高い強化繊維を部分
を確実にもってくることができるので、応力集中の起こ
り易い端部の強度を向−ヒさせることができる。したが
って、また、FR■〕強度部材全体上巳ての軽量化を図
ることかでき、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示づ一全体構戚区1、第2
図は同実施例における設定条件の説明図、第3図は本発
明の他の実施例における設定条件の説明図、第4図は本
発明の詳細な説明する特性図である。 1・成形品(ザスペンションリンク)、4:。 −ヒンゾ、6・レジンバス、8 絞りローラ、9:デリ
バリアイ、10.樹脂。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方向に長い部材を、その中心を回転中心として
    該部材の長軸と直角の方向に回転させることにより、樹
    脂含浸槽をくぐらせた強化繊維の束を前記部材の周囲に
    巻き付けて強度部材を製造するに際し、前記部材の回転
    中心から長軸端までの距離をrとし、前記回転中心から
    前記樹脂含浸槽を出た樹脂含浸繊維を整えるデリバリア
    イまでの距離をxとし、前記デリバリアイから前記樹脂
    含浸槽出口側の含浸量調整用絞り部までの距離をlとし
    たとき、 前記樹脂含浸繊維の繰り出し速度が最大となるときの、
    前記回転中心と前記デリバリアイを結ぶ線に対する前記
    長軸の回転角をθ_0とし、nを任意の整数として、 (r^2+x^2−2r・x・cosθ_0)^1^/
    ^2+lとなるよう基本的な位置関係を設定したことを
    特徴とするFRP強度部材の製造法。
  2. (2)一方向に長い部材を、その中心を回転中心として
    該部材の長軸と直角の方向に回転させることにより、樹
    脂含浸槽をくぐらせた強化繊維の束を前記部材の周囲に
    巻き付けて強度部材を製造するに際し、前記部材の回転
    中心から長軸端までの距離をrとし、前記回転中心から
    前記樹脂含浸槽を出た樹脂含浸繊維を整えるデリバリア
    イまでの距離をxとし、前記デリバリアイから前記樹脂
    含浸槽出口側の含浸量調整用絞り部までの距離をlとし
    たとき、nを任意の整数として、 x+l=(2n+1)・r となるよう基本的な位置関係を設定したことを特徴とす
    るFRP強度部材の製造法。
JP1170102A 1989-06-30 1989-06-30 Frp強度部材の製造法 Pending JPH0334844A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010047361A1 (de) * 2010-10-05 2012-04-05 Benteler Automobiltechnik Gmbh Verfahren sowie Vorrichtung zur Herstellung eines faserverstärkten Bauteils

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010047361A1 (de) * 2010-10-05 2012-04-05 Benteler Automobiltechnik Gmbh Verfahren sowie Vorrichtung zur Herstellung eines faserverstärkten Bauteils
DE102010047361B4 (de) * 2010-10-05 2015-05-21 Benteler Automobiltechnik Gmbh Verfahren sowie Vorrichtung zur Herstellung eines faserverstärkten Bauteils

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