JPH0334755Y2 - - Google Patents

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JPH0334755Y2
JPH0334755Y2 JP1981196594U JP19659481U JPH0334755Y2 JP H0334755 Y2 JPH0334755 Y2 JP H0334755Y2 JP 1981196594 U JP1981196594 U JP 1981196594U JP 19659481 U JP19659481 U JP 19659481U JP H0334755 Y2 JPH0334755 Y2 JP H0334755Y2
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JP
Japan
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self
mode
diagnosis
push button
power
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JP1981196594U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電子写真複写装置等の記録装置に関
し、詳しくは装置各部の自己診断をするための自
己診断装置を有する記録装置に関する。
従来より、各部の機能を自己診断することので
きる記録装置は知られているが、この自己診断を
行うために、自己診断モードに入るための自己診
断モード開始スイツチや各種診断モードの中から
所望の診断モードを選択するためのモード選択ス
イツチ等の自己診断用の専用スイツチを、記録操
作用の入力押釦とは別個に設けており、コスト高
になるほか、単一の自己診断モード開始スイツチ
を操作するだけで自己診断モードに入つてしまう
ため、操作者の誤操作等によつて不本意に自己診
断モードに入るといつた欠点があつた。又、従来
装置の中にはキーボードから暗証番号を打ち込む
ことにより自己診断モードに入る方式のものがあ
る。この方式のものは、別個にスイツチ等を設け
る必要はないが、自己診断モードへの入り方が複
写枚数の設定等と全く同一の操作であるため、前
述の従来装置と同様に誤操作等によつて不本意に
自己診断モードに入るといつた欠点がある。
本考案はこの欠点を解消するもので、その目的
は、自己診断装置を有する記録装置において、別
個の専用スイツチ等を設けることなく、しかも誤
操作による自己診断開始を無くし得る記録装置を
実現することにある。
この目的を達成する本考案の基本的構成は、記
録動作を行う通常コピーモードを実行するための
通常コピープログラムと、装置各部の機能を診断
するための自己診断モードを実行するための自己
診断プログラムとを有する記録装置において、 記録装置への電源投入をする電源投入手段と、 前記通常コピーモードで使用される記録操作用
押釦と、 前記記録操作用押釦のうちの所定の押釦の押下
の有無を検知する押下有無検知手段と、 前記押
下有無検知手段が、前記電源投入手段による電源
投入直後で前記通常コピープログラム実行開始前
の所定時間内に、前記所定の押釦の押下を検知し
た場合にのみ、記録装置を自己診断モードにし、
前記自己診断プログラムを実行する自己診断実行
手段と、 を有したことを特徴とするものである。
以下、図面を参照し本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例についての説明図で
ある。本実施例は複写装置に関するもので、第1
図には、操作部の押釦等の配置を示した。図にお
いて、10はテンキーでなるコピー枚数設定押
釦、11はストツプクリアー押釦、12はコピー
を開始させるための押釦で、普通の濃度でコピー
する場合のコピー押釦13、原稿の濃度がうすい
場合に使用する「淡い原稿」押釦14、色地のあ
る原稿の場合に用いる「色地の原稿」押釦15か
ら構成されている。16は設定枚数表示やジヤム
表示等の各種の表示の他自己診断の場合にその診
断モードのモード指定番号を表示するための表示
部である。第2図はこのような操作部とそれに接
続される制御回路との電気的構成を示す図であ
る。第2図において、20は制御回路をなすマイ
クロコンピユータで、各部からの信号を読取り、
内蔵された各種のプログラムを適宜に実行して各
部の制御乃至駆動を行うものである。21,22
は共にオープンコレクタ型のインバータで、マイ
クロコンピユータ20の出力ポートO1,O2から
信号を受けその反転信号を出力するものであり、
インバータ21の出力端には、コピー押釦13と
「淡い原稿」押釦14の各一端が接続され、イン
バータ22の出力端には、ストツプクリアー押釦
11と「色地の原稿」押釦15の各一端が接続さ
れている。又、コピー押釦13と「色地の原稿」
押釦15の各他端は、マイクロコンピユータ20
の入力ポートI1に直接接続されると共に、抵抗R1
を介して電源ライン30に接続されている。更
に、ストツプクリアー押釦11と「淡い原稿」押
釦14の各他端は、マイクロコンピユータ20の
入力ポートI2に直接接続されると共に、抵抗R2
介して電源ライン30に接続されている。マイク
ロコンピユータ20は、出力ポートO1及びO2
出力信号を、第3図イ及びロに示すようなタイミ
ングで送出し、このタイミングに同期して、即
ち、インバータ22,23の出力がロウレベルの
時に、入力ポートI1,I2に与えられている信号を
取込み、上記4種の押釦のオン・オフ状態を判別
するものである。又、マイクロコンピユータ20
は、入力ポートI1及びI2に所定の信号が入力され
ると、出力ポートOnより自己診断モードのモー
ド指定番号を出力し、ドライバー23を介して表
示部16にモード指定番号を点灯表示させ得るよ
うになつている。
このような構成における本考案装置の診断動作
を第4図及び第5図のフローチヤートを参照しな
がら説明する。本考案では、自己診断モードに入
るかどうかを判断するプログラムステツプを、電
源投入後記録モード開始前の時間にのみ有してい
る。このため、このプログラムステツプの実行は
電源投入直後になるから、このプログラムステツ
プの実行時にコピー押釦13と「淡い原稿」押釦
14を押下状態にして自己診断モードに入るに
は、実際にはコピー押釦13と「淡い原稿」押釦
14を押下したままで電源を投入しない間に合わ
ない。電源が投入されると、マイクロコンピータ
20は極めて短時間の準備ステツプ(イニシヤラ
イズのステツプ)を経た後、出力ポートO1より
“H”の信号を出力し、入力ポートI1及びI2から
信号を取込み、押釦13及び14のオン・オフ状
態を順次判別する。何れかがオフ状態であれば通
常のコピーモード(記録モード)へ移行すること
になるが、前述の自己診断モードに入る操作を行
つた場合には、両押釦13,14が押下されてい
るので、次に、出力ポートO2より“H”の信号
を出力し、ストツプクリアー押釦11の状態を判
別する。ストツプクリアー押釦11がオンの場合
は通常のコピーモードへ進み、オフの場合には診
断プログラムの次のステツプに進む。このように
特定の押釦のオンとオフの組合せが与えられた場
合にのみ、診断プログラムが進むように構成する
ことにより、電源異常(例えば第2図のラインL
の断線)、高圧電圧の落雷事故或いは操作者の誤
操作によつて誤つて自己診断に入る確率を低減す
ることができる。
ストツプクリアー押釦11がオフであれば、設
定枚数入力可能状態に入るので操作者は枚数、例
えば0,1,2又は3等の数値を設定することが
できる。この数値は、通常コピーモード時のそれ
と異なり、後述するモード指定番号となる。枚数
設定サブルーチンで設定枚数(この場合、モード
指定番号を意味する)は読取られ、ストツプクリ
アー押釦11をオンにすることにより、このサブ
ルーチンを脱出し、次の枚数判別ステツプに移
り、指定されたモードの自己診断を行う。例えば
数値「01」の場合はモード1を表示しランニング
モード設定に入り、耐久試験のための繰返し動作
など、適宜の処理を行い、その後通常コピーモー
ドに移る。又、数値「03」の場合にはモード3を
表示しモード3の自己診断モードを実行する。
又、数値「02」の場合はモード2を表示した後、
再びコピー枚数設定押釦10で設定される数値を
読取り、例えば、この場合の設定値を負荷1,負
荷2,負荷3に対応して、それぞれ10又は11
又は13とすると、設定値に応じて当該負荷がオ
ンすることになる。このステツプはストツプクリ
アー押釦11のオンで脱出する。
上記負荷が例えばクラツチ等である場合、チエ
ツクの際、オンになつているかどうか判別し難
い。このため、予めメインモータをオンにしてお
きクラツチのオン状態を判別し易い状態にしてあ
る。この状態はストツプクリアー押釦11が押下
されるまで維持される。チエツクを完了すればス
トツプクリアー押釦11を押下する。これによ
り、当該負荷はオフ状態に戻され、更にメインモ
ータもオフに戻され、再び枚数設定サブルーチン
に移る。
尚、実施例では、自己診断モードとして3種類
を例示したが、これだけに限らず、その他に複写
装置内に分散した各種の入力スイツチの状態を調
べるモード、適宜に負荷をオンにし、それによつ
て入力スイツチの状態がどのように変化するかを
チエツクするモード等を指定して診断することも
できる。又、負荷指定のステツプでは3個の負荷
に限らず適宜に増加することもできる。更に、負
荷指定も同時に又は経時的に2個以上指定するこ
とも可能である。
又、初期段階におけるコピー押釦13と「淡い
原稿」押釦14の押下は、電源投入後の連続押下
時間が一定時間を経過したときにはじめて有効と
判断されるように構成して、操作者の誤操作防止
に役立てることもできる。尚、この場合の同時押
下押釦は13及び14の押釦に限らず他り押釦と
してもよい。
以上説明したように、本考案によれば、別個に
専用のスイツチ等を必要とすることなく既存の押
釦を巧みに利用して自己診断モードを開始させる
ことができる。又、本考案は、性質が全く異なり
通常の操作では同時に操作されることがない電源
スイツチと操作部の所定の入力押釦とに着目し、
これを利用して自己診断モードに入るように構成
すると共に、自己診断モードに入るかどうかを判
断するプログラムステツプを電源投入後記録モー
ド開始前の時間にのみ設けている。従つて、この
プログラムステツプの実行は電源投入直後になる
から、自己診断モードに入るには、実際には前記
所定の入力押釦を押下した状態で電源スイツチを
オンしなければならない。しかし、オフイス等に
おいては就業時間中電源スイツチはオンされたま
まの状態にあるのが一般的であり、本考案では電
源スイツチを利用しているので、この場合、記録
操作時に誤操作があつても自己診断モードに入り
得ない。更に、電源スイツチとペアとなるスイツ
チが押釦であるため、装置を自己診断モードに入
れるには電源投入時意識的にこの入力押釦を押下
していなければならず、この点でも誤操作による
自己診断モードへの移行を妨げる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における操作部の要
部構成図、第2図は第1図の操作部に係る電気的
接続図、第3図はマイクロコンピユータの出力の
タイムチヤート、第4図及び第5図は動作説明用
のフローチヤートである。 10……コピー枚数設定押釦、11……ストツ
プクリアー押釦、13……コピー押釦、14……
「淡い原稿」押釦、15……「色地の原稿」押釦、
16……表示部、20……マイクロコンピユー
タ、21,22……インバータ、23……ドライ
バー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 記録動作を行う通常コピーモードを実行するた
    めの通常コピープログラムと、装置各部の機能を
    診断するための自己診断モードを実行するための
    自己診断プログラムとを有する記録装置におい
    て、 記録装置への電源投入をする電源投入手段と、 前記通常コピーモードで使用される記録操作用
    押釦と、 前記記録操作用押釦のうちの所定の押釦の押下
    の有無を検知する押下有無検知手段と、 前記押
    下有無検知手段が、前記電源投入手段による電源
    投入直後で前記通常コピープログラム実行開始前
    の所定時間内に、前記所定の押釦の押下を検知し
    た場合にのみ、記録装置を自己診断モードにし、
    前記自己診断プログラムを実行する自己診断実行
    手段と、 を有したこと特徴とする記録装置。
JP19659481U 1981-12-31 1981-12-31 記録装置の自己診断装置 Granted JPS58103049U (ja)

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JP19659481U JPS58103049U (ja) 1981-12-31 1981-12-31 記録装置の自己診断装置

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JPS58103049U JPS58103049U (ja) 1983-07-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6180170A (ja) * 1984-09-27 1986-04-23 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 画像形成装置
JPS6180169A (ja) * 1984-09-27 1986-04-23 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 画像形成装置
JP2845505B2 (ja) * 1989-08-08 1999-01-13 富士写真フイルム株式会社 画像記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5577751A (en) * 1978-12-08 1980-06-11 Fuji Electric Co Ltd Automatic inspecting apparatus of electrophotographic copier

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JPS5577751A (en) * 1978-12-08 1980-06-11 Fuji Electric Co Ltd Automatic inspecting apparatus of electrophotographic copier

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