JPH0334554B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334554B2 JPH0334554B2 JP58181592A JP18159283A JPH0334554B2 JP H0334554 B2 JPH0334554 B2 JP H0334554B2 JP 58181592 A JP58181592 A JP 58181592A JP 18159283 A JP18159283 A JP 18159283A JP H0334554 B2 JPH0334554 B2 JP H0334554B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor shaft
- worm
- housing
- motor
- thrust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
〔本発明の分野〕
本発明は、減速機を使用し軸にスラスト荷重が
作用する減速機に関し、使用例としては自動車用
窓開閉電動機の逆転防止装置(窓下がり防止用ブ
レーキ装置)がある。
作用する減速機に関し、使用例としては自動車用
窓開閉電動機の逆転防止装置(窓下がり防止用ブ
レーキ装置)がある。
自動車内からの盗難防止のため窓下がり防止装
置が必要であるが、モータ式のウインドシステム
では、モータ内にそのブレーキ装置が内蔵される
のが世界の趨勢である。たとえば、従来技術とし
て、コイルスプリング(マニアル式にて使用中)
をそのまま内蔵したり、別個に摩擦板を回転子側
とハウジング側に設けて、その間の摩擦力を利用
する等しているが、これらの方法は、いずれも部
品点数が増加する、モータの生産組付性が悪い、
ブレーキ力が安定しない等の欠点があつた。
置が必要であるが、モータ式のウインドシステム
では、モータ内にそのブレーキ装置が内蔵される
のが世界の趨勢である。たとえば、従来技術とし
て、コイルスプリング(マニアル式にて使用中)
をそのまま内蔵したり、別個に摩擦板を回転子側
とハウジング側に設けて、その間の摩擦力を利用
する等しているが、これらの方法は、いずれも部
品点数が増加する、モータの生産組付性が悪い、
ブレーキ力が安定しない等の欠点があつた。
本発明は前記欠点を解消すべく回転子軸の両端
に樹脂スラスト受けを用いるこにより、廉価で窓
下がりに対しては品質の安定した減速機付電動機
を提供することを目的とするものである。
に樹脂スラスト受けを用いるこにより、廉価で窓
下がりに対しては品質の安定した減速機付電動機
を提供することを目的とするものである。
出力軸12に窓下がりトルクが加わると、この
トルク緩衝装置11に伝わり、これと連結してい
るヘリカルギヤ7にトルクが加わる。ギヤ7と噛
み合うウオーム歯6は回転子軸1と1体であるた
め、ギヤ7からのトルクにより、回転子軸には金
属プレート9の方向に押しつけられる力が働く。
樹脂スラスト受け8は軸1に圧入固定され、容易
に回転フリーとはならない。上記回転子軸による
スラスト力によりスラスト受け8の先端10とプ
レート9との接触面との間には摩擦力が発生し、
これが窓下がりブレーキ力となる。
トルク緩衝装置11に伝わり、これと連結してい
るヘリカルギヤ7にトルクが加わる。ギヤ7と噛
み合うウオーム歯6は回転子軸1と1体であるた
め、ギヤ7からのトルクにより、回転子軸には金
属プレート9の方向に押しつけられる力が働く。
樹脂スラスト受け8は軸1に圧入固定され、容易
に回転フリーとはならない。上記回転子軸による
スラスト力によりスラスト受け8の先端10とプ
レート9との接触面との間には摩擦力が発生し、
これが窓下がりブレーキ力となる。
回転子軸1の両端に樹脂スラスト受け8を用い
ることにより自動車用窓ガラス下がり防止装置と
するものである。スラスト受け8はポリイミド系
樹脂(高いPV値においても低摩耗性、摩擦係数
の安定性のある樹脂なら可)を用いており、又、
断面形状は台形をしており、その形状はリング状
に形成されている。
ることにより自動車用窓ガラス下がり防止装置と
するものである。スラスト受け8はポリイミド系
樹脂(高いPV値においても低摩耗性、摩擦係数
の安定性のある樹脂なら可)を用いており、又、
断面形状は台形をしており、その形状はリング状
に形成されている。
スラスト受け8の回転子軸1側との固定方法は
四角形など角形にて圧入し回転フリーとはならな
い。9はスラスト受け8と面接触する金属プレー
ト、6はウオーム歯、7はヘリカルギヤ、12は
出力軸、2は金属製のモータケースで、その一部
は回転子軸1のスラスト受けを成す。14はサー
キツトブレーカ、13はコンデンサを示す。
四角形など角形にて圧入し回転フリーとはならな
い。9はスラスト受け8と面接触する金属プレー
ト、6はウオーム歯、7はヘリカルギヤ、12は
出力軸、2は金属製のモータケースで、その一部
は回転子軸1のスラスト受けを成す。14はサー
キツトブレーカ、13はコンデンサを示す。
11は緩衝部材、3はブラシ、4はハウジン
グ、10はスラスト受け8の接触先端面を示す。
グ、10はスラスト受け8の接触先端面を示す。
本構成によれば、出力軸12に窓下がりトルク
が加わると、このトルクは緩衝部材11に伝わ
り、これと連結しているヘリカルギヤ7にトルク
が加わる。ギヤ7と噛み合うウオーム歯6は回転
子軸1と一体であるため、ギヤ7からのトルクに
より回転子軸1は金属プレート9の方向に押しつ
けられる力が働く。このスラスト力によりスラス
ト受け8の先端10とプレート9との接触面との
間には摩擦力が発生し、これが窓下がり用ブレー
キとなる。このブレーキ力はスラスト受け8のリ
ング半径と押し付け力及び摩擦係数の積による。
回転子軸1が反対方向に押しつけられた場合は、
モータケース2との間でブレーキ力が発生し、同
様の効果を得ることができる。
が加わると、このトルクは緩衝部材11に伝わ
り、これと連結しているヘリカルギヤ7にトルク
が加わる。ギヤ7と噛み合うウオーム歯6は回転
子軸1と一体であるため、ギヤ7からのトルクに
より回転子軸1は金属プレート9の方向に押しつ
けられる力が働く。このスラスト力によりスラス
ト受け8の先端10とプレート9との接触面との
間には摩擦力が発生し、これが窓下がり用ブレー
キとなる。このブレーキ力はスラスト受け8のリ
ング半径と押し付け力及び摩擦係数の積による。
回転子軸1が反対方向に押しつけられた場合は、
モータケース2との間でブレーキ力が発生し、同
様の効果を得ることができる。
以上述べたように本発明においては回転子軸の
両端に樹脂スラスト受けを使用することにより、
ブレーキ力を決める接触面の一定化、リング半径
を任意にすることによりブレーキ力の自在設定、
さらには部品点数削減といつた効果が得られる。
両端に樹脂スラスト受けを使用することにより、
ブレーキ力を決める接触面の一定化、リング半径
を任意にすることによりブレーキ力の自在設定、
さらには部品点数削減といつた効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す一部断面図、
第2図は第1図の矢視−断面図、第3図は第
1図の部拡大図、第4図は第1図の部拡大
図、第5図は矢視図である。 1……回転子軸、8……樹脂スラスト受け、9
……金属プレート、6……ウオーム歯、7……ヘ
リカルギヤ、2……モータケース、4……ハウジ
ング、10……樹脂スラスト受けの接触先端面。
第2図は第1図の矢視−断面図、第3図は第
1図の部拡大図、第4図は第1図の部拡大
図、第5図は矢視図である。 1……回転子軸、8……樹脂スラスト受け、9
……金属プレート、6……ウオーム歯、7……ヘ
リカルギヤ、2……モータケース、4……ハウジ
ング、10……樹脂スラスト受けの接触先端面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 モータの回転子軸1に形成されたウオーム歯
6、 該ウオーム歯6に噛み合うヘリカルギヤ7、該
ヘリカルギヤ7および前記ウオーム歯6を包み込
むハウジング4、 前記回転子軸の反ウオーム歯側を包み込むモー
タケース2、および、 前記ウオーム歯6の先端と前記回転子軸の反ウ
オーム歯側先端とに固着され前記回転子軸に作用
するスラスト力により前記ハウジング4および前
記モータケース2の内壁に押し付けられてブレー
キ力を生じる樹脂スラスト受け8を備えた減速機
付電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18159283A JPS6136476A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 減速機付電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18159283A JPS6136476A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 減速機付電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6136476A JPS6136476A (ja) | 1986-02-21 |
JPH0334554B2 true JPH0334554B2 (ja) | 1991-05-23 |
Family
ID=16103502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18159283A Granted JPS6136476A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 減速機付電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6136476A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0640454Y2 (ja) * | 1990-07-03 | 1994-10-19 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | ウオーム減速機構付モータの組付け構造 |
FR2755313B1 (fr) * | 1996-02-15 | 1999-07-09 | Mitsuba Corp | Moteur a reducteur de vitesse |
KR100409056B1 (ko) * | 1995-05-23 | 2004-03-22 | 가부시키 가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 오수의호기성처리방법및처리조 |
DE102013208295A1 (de) * | 2013-05-06 | 2014-11-06 | Robert Bosch Gmbh | Anlaufpilz, sowie elektrische Maschine aufweisend einen solchen |
JP6257543B2 (ja) * | 2015-02-23 | 2018-01-10 | マブチモーター株式会社 | 逆転防止機構および減速機付モータ |
-
1983
- 1983-09-28 JP JP18159283A patent/JPS6136476A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6136476A (ja) | 1986-02-21 |
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