JPH0334118Y2 - - Google Patents

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JPH0334118Y2
JPH0334118Y2 JP1985054835U JP5483585U JPH0334118Y2 JP H0334118 Y2 JPH0334118 Y2 JP H0334118Y2 JP 1985054835 U JP1985054835 U JP 1985054835U JP 5483585 U JP5483585 U JP 5483585U JP H0334118 Y2 JPH0334118 Y2 JP H0334118Y2
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top plate
back guard
countertop
molding
joining
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、バツクガードと組合せ接合して用い
る不飽和ポリエステル樹脂製カウンタートツプ用
天板に関するものである。
(従来の技術) 従来、不飽和ポリエステル樹脂を用いた人造大
理石によるカウンタートツプは主に注型法、ハン
ドレイアツプ成形法でもつて行われているため、
その成形用型は非常に廉価である。そのため、天
板の巾、バツクガードの高さ、形状等が異なるカ
ウンタートツプは、それぞれ形状に応じたその機
種専用の成形型を用いて、天板とバツクガードを
一体成形している。
近年、システムキツチンの流行により、カウン
タートツプの需要が拡大し、従来の成形法では生
産性が低いため数量的にカバー出来なくなつてき
たこと、品質的にバラツキ(色調、寸法精度等)
が多いこと、及びバルクモールデイングコンパウ
ンド(BMC)、シートモールデイングコンパウン
ド(SMC)の如き機械圧縮成形出来る様な新規
成形材料が開発されてきた等の要因により、人造
大理石製カウンタートツプは金型を用いた機械圧
縮加圧成形法による多量生産方式が採用される様
になつてきた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、機械圧縮加圧成形するためには従来の
成形法による成形型と比較にならない非常に高価
な成形用金型が必要である。そのため従来のよう
に形状の異なる機種毎に専用金型を起工すること
は投資効率が悪く、又、投資リスクも高くなつて
くる。よつて、かなりの精度でもつて生産数量及
び製品ライフの予測出来るカウンタートツプの機
種でなければ採用し得ない。
また、天板とバツクガードを一体成形している
ため、天板あるいはバツクガードの一部にキズ、
ヨゴレ等の不都合が生じた場合でもカウンタート
ツプ全体を交換する必要があつた。
更に、最近のキツチンカウンターではガスレン
ジ等を落し込みセツトする場合が多く、このため
一体成形品の場合ガスレンジに近い部分のみが繰
り返し加熱され、熱膨張による応力によつて天板
とバツクガード部の境界部分でクラツクを発生し
易いという欠点もあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案者等は、この様な状況に鑑み鋭意検討し
た結果、特定の裏面形状を有するバツクガード用
天板を、別途成形して得られたバツクガードと組
合せ接合してなるカウンタートツプは、上記の如
き欠点がないことを見出し、本考案をなすに至つ
た。
すなわち本考案は、不飽和ポリエステル樹脂を
主成分としてなる不飽和ポリエステル樹脂成形材
料を成形して成り、(A)バツクガード接合用凹段部
を後端部の裏面に有し、(B)更にバツクガード接合
用凹溝を該段部の手前側裏面に長手方向に有する
ことを特徴とする不飽和ポリエステル樹脂製カウ
ンタートツプ用天板を提供するものである。
以下に本発明を図面により具体的に説明する。
第1図は本考案のカウンタートツプ用天板1
と、別途成形されたコの字型バツクガード2と
を、該天板1の後端部裏面に形成されたバツクガ
ード接合用段部3でボルト4、ナツト5およびパ
ツキン6を用いて組合せ接合した後、接合部表面
外観を美麗にすると共に水密性を向上させるため
にコーキング剤7を施工してなるカウンタートツ
プの部分断面側面図であり、段部3の手前側裏面
にはバツクガード接合用溝8および8′がある。
9および9′はバツクガード取付孔である。
第2図は、第1図で用いたものと同様の本発明
の天板1をバツクガード接合用溝8の右側部分で
切断して得られた巾の小さい天板1′とL字型バ
ツクガード2′とを組合せ接合してなるカウンタ
ートツプの部分断面側面図である。
第3図は、前ダレ部10と前ダレ部のない天板
1″とコの字型バツクガード2とからなるカウン
タートツプの部分断面側面図であり、天板1″の
前ダレ取付部分には袋ナツト用孔11に前ダレ部
取付用袋ナツト12が装着されており、前ダレ部
10は寸切りボルト13、ナツト5′、パツキン
6′を用いて接合した後、接合部表面外観を美麗
にすると共に水密性を向上させるためにコーキン
グ剤7′が施工されている。尚、天板1″とバツク
ガード2の接合は第1図と同様であり、14は前
ダレ部取付孔である。
第4図は、本考案のカウンタートツプ用天板の
寸法を表すための断面図である。天板の厚さtは
通常9〜25mm、溝部の厚さt′は通常6mm以上であ
り、また天板の厚さtが12mmを越える場合の溝部
の厚さt′は6mm<t′≦t/2が好ましい。溝巾bは通 常10〜30mm、好ましくは15〜20mmであり、溝間ピ
ツチpは通常100〜150mmである。
(考案の効果) 本考案のカウンタートツプ用天板は、裏面のバ
ツクガード接合用溝に沿つて切断するだけでより
小巾の天板が容易に得られるので、従来の一体成
形のカウンタートツプの如く天板の巾ごとにそれ
ぞれ別個の金型を製作する必要がなく、金型製作
費用の低減によるコスストダウンが計れる。ま
た、本考案の天板はバツクガードと組み合わせて
用いるため、用途、使用環境、好み等に応じて
種々の適切なバツクガード、例えばステンレス製
バツクガード、ホーロー製バツクガード等と組み
合わせることができ、多様性があり、キズ、ヨゴ
レ等の発生した場合には天板あるいはバツクガー
ドのみの交換も容易である。更には、一体成形品
で発生する天板とバツクガード部の境界部分のク
ラツクがないという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案のカウンタートツプ用天板
を用いたカウンタートツプの部分断面側面図であ
り、第4図はカウンタートツプ用天板の断面図で
ある。 1,1′,1″:カウンタートツプ用天板、2,
2′:バツクガード、3:バツクガード接合用段
部、4:ボルト、5,5′:ナツト、6,6′:パ
ツキン、7,7′:コーキング剤、8,8′:バツ
クガード接合用溝、9,9′:バツクガード取付
孔、10:前ダレ部、11:袋ナツト用孔、1
2:前ダレ部取付用袋ナツト、13:寸切りボル
ト、14:前ダレ部取付孔、t:天板の厚さ、
t′:天板溝部の厚さ、b:天板の溝巾、p:天板
の溝間ピツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 不飽和ポリエステル樹脂を主成分としてなる不
    飽和ポリエステル樹脂成形材料を成形して成り、 (A) バツクガード接合用凹段部を後端部の裏面に
    有し、 (B) 更にバツクガード接合用凹溝を該段部の手前
    側裏面に長手方向に有することを 特徴とする不飽和ポリエステル樹脂製カウンター
    トツプ用天板。
JP1985054835U 1985-04-15 1985-04-15 Expired JPH0334118Y2 (ja)

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JP1985054835U JPH0334118Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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JP1985054835U JPH0334118Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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JPS61172555U JPS61172555U (ja) 1986-10-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4568073B2 (ja) * 2004-10-05 2010-10-27 株式会社岡村製作所 テーブルの天板構造

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS492092U (ja) * 1972-04-06 1974-01-09
JPS585215A (ja) * 1981-07-02 1983-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 板状成形物の成形型

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5072524U (ja) * 1973-11-06 1975-06-26

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JPS61172555U (ja) 1986-10-27

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