JP2781323B2 - 人工大理石カウンタートップ - Google Patents

人工大理石カウンタートップ

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Publication number
JP2781323B2
JP2781323B2 JP5114389A JP11438993A JP2781323B2 JP 2781323 B2 JP2781323 B2 JP 2781323B2 JP 5114389 A JP5114389 A JP 5114389A JP 11438993 A JP11438993 A JP 11438993A JP 2781323 B2 JP2781323 B2 JP 2781323B2
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JP
Japan
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countertop
artificial marble
hole
return
sink
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JP5114389A
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JPH06319625A (ja
Inventor
勝一 石橋
昇市 木谷
Original Assignee
イシバシテック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、システムキッチンや洗
面化粧台等に利用される人工大理石を素材とするカウン
タートップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、システムキッチンや洗面化粧台等
では高級指向が進み、これに伴ってカウンタートップの
素材として人工大理石が償用されるようになってきてい
る。
【0003】図6および図7は人工大理石を素材とした
カウンタートップを、システムキッチン用カウンタート
ップを一例に示すもので、このカウンタートップ(1)
は平板(2)の必要位置にシンク(図示せず)を配設す
るためのシンク穴(3)およびガス或いは電気こんろ
(図示せず)を配設するためのこんろ穴(4)を設け、
かつ、平板(1)の前縁に下向きに前垂れ(5)を設け
るとともに、平板(1)の後縁に上向きにバックガード
(6)を設けている。
【0004】上記カウンタートップ(1)は、平板
(2)と同じ大きさに形成した平板状の人工大理石の必
要箇所に、NCルター・ランニングソーや丸鋸等による
切断加工によってシンク穴(3)およびこんろ穴(4)
を形成するとともに、前端部および後端部に前垂れ
(5)およびバックガード(6)をシーム接着剤(図示
せず)によって一体的に接着して製造されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のカウンタートッ
プ(1)では、平板(2)の必要箇所に切断加工によっ
てシンク穴(3)およびこんろ穴(4)を形成させた
り、前端部および後端部にシーム接着剤によって前垂れ
(5)およびバックガード(6)を一体的に接着させた
りする必要があるため、加工費がかかり、製造コストが
高くつくとともに、梱包・配送に気を使うという欠点が
あった。そこで、例えば特願平1−215513号公
報、特開昭57−209011号公報等において、プレ
ス成型によりカウンタートップを形成して上記問題を解
消するようにしているが、次なる問題がある。即ち、シ
ンクの組付けを行う場合に、ビス止め作業が必要である
ため、ビス止め作業に長い時間および大きな作業スペー
スを要して組付け作業性が悪くなる。
【0006】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、組付け作業性が良好な人
工大理石カウンタートップを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、プレス成形によって製造され、所定位置に組
付け物品を設けるための穴を一個或いは複個開口した人
工大理石からなるカウンタートップにおいて、上記穴の
周縁に必要に応じて裏面側に突出する返り部を周設し、
この返り部と間隔をおいた外周辺に沿った複数箇所に当
該返り部とにより組付け物品の一部を挟持する突起を突
設するとともに、上記穴の周辺に段差部を凹設したもの
である。
【0008】
【作用】本発明によれば、穴周縁の返り部と間隔をおい
た外周辺に沿った複数箇所に設けた突起とによって組付
け部品をビス止めや接着なしに簡単に組付けることがで
きる。また、段差部によって炊事作業での水等が流れ出
ない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の人工大理石カウンタートップ
をシステムキッチン用カウンタートップに適用した一実
施例を図1乃至図5に基づいて説明する。
【0010】図1乃至図4において、本発明のカウンタ
ートップ(10)は平板(11)の必要位置にシンク(12)
を配設するためのシンク穴(13)およびガス或いは電気
こんろ(図示せず)を配設するためのこんろ穴(14)を
設け、前記シンク穴(13)の穴周縁には裏側に突出する
返り部(13a)が周設され、この返り部(13a)と所定
間隔をおいた外周辺に沿った複数個所に複数個の突起
(15)を所定間隔をおいて突設し、かつ、シンク穴(1
3)の上面側周辺に段差部(13b)を凹設している。
【0011】また、カウンタートップ(10)は平板(1
1)の前縁にその上端に円弧状に突出した水返し(16
a)を有する前垂れ(16)を下向きに設け、かつ、平板
(11)の後縁に逆L字状のバックガード(17)を上向き
に設け、更に、平板(11)の両側端にサイドキャップ
(18)を設けている。
【0012】本発明のカウンタートップ(10)は、図5
に示すように、当該カウンタートップ(10)の形状と同
じプレス成形空間を有するプレス下型(19)およびプレ
ス上型(20)を用い、所定量の人工大理石原料をプレス
下型(19)に流し込んでこれをプレス上型(20)でプレ
ス成形することによって製造されている。
【0013】このように、本発明のカウンタートップ
(10)はシンク穴(13)の穴周縁に裏側に突出する返り
部(13a)を周設し、この返り部(13a)と所定間隔を
おいた外周辺に沿った複数個所に複数個の突起(15)を
所定間隔をおいて突設したことにより、シンク(12)の
フランジ(12a)をシンク穴(13)の返り部(13a)と
突起(15)間に挟み込むことによってビス止めや接着
ずにシンク(12)を簡単に組付けることができる。
に、シンク穴(13)の上面側周辺に段差部(13b)を凹
設したことにより、炊事作業の水等が流れ出るのを防止
することができる。
【0014】尚、上記実施例ではシステムキッチン用カ
ウンタートップについて述べたが、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、流し台その他の人工大理石
カウンタートップにも適用し得る。
【0015】
【発明の効果】本発明の人工大理石カウンタートップに
よれば、シンク等の組付け物品の組付け工程において、
従来のように組付け物品をビス止めしたり、ウレタン樹
脂等の接着剤で接着する必要がなくて簡単に組付けるこ
とができて作業性の向上が図れるとともに、段差部によ
って炊事作業での水等が流れ出ないという作用効果を有
する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る人工大理石カウンタートップの一
実施例を示す平面図である。
【図2】上記人工大理石カウンタートップの中間部分を
省略した拡大側面図である。
【図3】図1のA−A線における中間部分を省略した拡
大断面図である。
【図4】図1のB−B線における中間部分を省略した拡
大断面図である。
【図5】本発明に係る人工大理石カウンタートップの製
造方法を示す説明図である。
【図6】従来の人工大理石カウンタートップの一例を示
す平面図である。
【図7】図6のC−C線における中間部を省略した拡大
断面図である。
【符号の説明】
10 カウンタートップ 11 平板 12 シンク 12 フランジ 13 シンク穴 13 返り部13b 段差部 14 こんろ穴 15 突起 16 前垂れ 16 水返し 17 バックガード 18 サイドキャップ 19 プレス下型 20 プレス上型

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス成形によって製造され、所定位置
    に組付け物品を設けるための穴を一個或いは複個開口し
    た人工大理石からなるカウンタートップにおいて、上記
    穴の周縁に必要に応じて裏面側に突出する返り部を周設
    し、この返り部と間隔をおいた外周辺に沿った複数箇所
    に当該返り部とにより組付け物品の一部を挟持する突起
    を突設するとともに、上記穴の周辺に段差部を凹設した
    ことを特徴とする人工大理石カウンタートップ。
JP5114389A 1993-05-17 1993-05-17 人工大理石カウンタートップ Expired - Lifetime JP2781323B2 (ja)

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JPH06319625A JPH06319625A (ja) 1994-11-22
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JPS57209011A (en) * 1981-06-18 1982-12-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd Top plate with aquatic tank
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