JPS5914339B2 - ポストフォ−ム型化粧板を貼付けた曲面成形物とその製法 - Google Patents

ポストフォ−ム型化粧板を貼付けた曲面成形物とその製法

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JPS5914339B2
JPS5914339B2 JP54061985A JP6198579A JPS5914339B2 JP S5914339 B2 JPS5914339 B2 JP S5914339B2 JP 54061985 A JP54061985 A JP 54061985A JP 6198579 A JP6198579 A JP 6198579A JP S5914339 B2 JPS5914339 B2 JP S5914339B2
Authority
JP
Japan
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substrate
post
decorative board
peripheral
plate
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Expired
Application number
JP54061985A
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JPS55154151A (en
Inventor
重夫 高島
良造 山田
芳郎 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aica Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Aica Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポストフォーム型化粧板を貼付けた新規構造の
曲面成形物及びその製法に関するものである。
詳しくは曲げ加工した側面が少なくとも2個所以上存在
する曲面成形物及びその製法に関すク5 るものである
。従来より化粧板を貼付けた曲面成形物は種々提案され
ている。
しかし従来の曲面成形物は第1図でみられるように平面
Aに対する側面Bが1個所しかなく、2個所以上あるも
のは製造困難との理30由で存在しなかつた。しかし隅
調理台、洗面台などでは2個所以上に側面Bを設けたい
場合が多く、表面に化粧板を貼付けたそのようなものの
出現が強く要望されていた。もし第1図に示す従来の曲
面成形物でもつて、35隅調理台等の2個所以上に側面
を設けた曲面成形物を得ようとすると、第11図のよう
に平面の個所を対角線状態に切断してAlとA2とにし
、A2ハ0−を第12図のように2個組合わせて接着し
なければならなかつた。
このような曲面成形物は継目Cより水が漏れ易く、また
継目自体が曲面成形物全体の美観を損ね、隅調理台等の
商品価値を著しく低下させ、さらには、切断した残りの
A,部分が無駄となる等の欠点があり、とても実用化で
きるものではなかつた。そこで本発明者らはこのような
要望に応えるため鋭意検討の結果、ポストフオーム型化
粧板の特定個所を切断しておいて曲げ加工し、スペース
材を当接加工すれば良いことを見出し本発明を完成した
すなわち本発明の要旨は、基板の少なくとも2個所の端
部に周縁板を基板と垂直に離して設け、基板および周縁
板とに1枚のポストフオーム型化粧板を貼付け、該化粧
板は周縁板同志が接触する角部で切断され、更に前記基
板と周縁板の内側に沿つて曲げられ該切断個所にはシー
ル材が埋め込まれ、基板と周縁板と該化粧板とで形成さ
れる隙間にスペース材を当接固着させていることを特徴
とする曲面成形物とその製法にある。
以下に本発明曲面成形物を図面に記載した1実施例と共
に説明する。
第2図〜第5図は台所の隅に置かれる調理台の天板で、
1は1個所の角部2が切り落され、切り落された残部先
端3を曲面形状にした基板で、該基板1の端部4と5の
直角方向先方には2個の周縁板6,7が基板1と離して
設けられている。勿論用途によつては、基板1の3方向
に3個の周縁板を設けてもよい。周縁板6,7の先端6
a,7aも1/4円の曲面形状が形成されている。基板
1および2個の周縁板6,7とにはl枚の公知のポスト
フオーム型化粧板8すなわち可塑化メラミン樹脂化粧板
8がゴム系或いは合成樹脂系接着剤により、基板1先端
3および周縁板6,7先端の曲面に沿つて貼付けられて
いる。ポストフオーム型化粧板8は、基板1と2個の周
縁板6,7とが交わる点9付近より上方に周縁板6,7
の交わる線に沿つて切断されており、該切断個所にはシ
リコーン樹豚 アルミ成形物、ゴム成形物などのシール
材10が埋め込まれている。基板1と周縁板6,7との
境目付近の曲げ加工部分8a下側に生じた、基板1と周
縁板6,7と化粧板8とで形成される隙間には、断面凸
型のスペース材11が当接され、接着剤、波くぎ等によ
り固着されている。スペース材11の頭11aの部分は
、化粧板8の曲げ加工部分8aの曲率に合わせて曲面加
工されている。またスペース材11の形伏は、第5図に
示すように断面L字型でもよく、形伏は問わず、スペー
ス材11の形伏如何によつてはスペース材11と化粧板
8との間に隙間が生ずる。
このような場合には、第5図のように合成樹脂発泡体、
合成樹脂などの充填材12を充填しておくのがよい。な
お基板1、周縁板6,7、スペース材11はパーチクル
ボード、ハードボード、合板等で製造される。以上のよ
うに本発明ポストフオーム型化粧板を貼付けた曲面成形
物は、基板、周縁板、スペース材とを組合せ、化粧板の
特定個所を切断したもので、側面が2個所以上ある化粧
板を貼付けた曲面成形物である。この曲面成形物を、調
理台、洗面台、流し台の天板として用いると、水が周囲
に飛び散り難く好ましい。勿論メラミン化粧板本来の特
徴である、耐熱性、耐薬品性、耐魔耗性は充分有してお
り化粧板の用途を更に拡大できることになる。このよう
な本発明曲面成形物は次のようにして製造することがで
きる。
それにはまず、第6図のように平らなポストフオーム型
化粧板8に基板1および周縁板6,7を貼付ける。貼付
ける際、周縁板6,7は基板1の端部4,5先方に基板
1と離して配置し、両者の間の空間にスペーサーを嵌め
ておき、貼付け後取外してもよい。また基板1と周縁板
6,7は別個に準備せず、基材を第8図のように斜線部
分をNCルータ一等で切り取り基板1と周縁板6又は7
にしてもよい。なお化粧板8において周縁板長手方向の
延長線交点付近13は、曲げ加工された場合切欠き線1
4,15が接するように切欠かれている。次に化粧板8
を基板1先端3の曲面、及び周縁板6,7の先端6a,
7aの曲面に沿つて曲げ加工し貼付ける。また曲げ加工
した後に第8図の斜線部分や切欠き線14,15部分を
NCルータ一等により精密に加工することも良い。しか
る後基板1と周縁板6,7との隙間部分の化粧板8aを
隙間の反対方向に曲げ加工する。曲げ加工は公知の方法
により、化粧板表面をヒーター等で加熱軟化させて行え
ば良いが、ヒーターを金属ノマイプ16に収納し、ヒー
ター内蔵金属パイプ16を150〜200℃に加熱して
同パイプ16の曲面に沿つてエアーシリンダー、油圧シ
リンダーを用いて化粧板8を矢印のように押し付けなが
ら加工するのが、曲面を正確に加工することができ好ま
しい。この場合ヒーター内蔵金属パイプ16は第9図の
ように直線伏のものを使用し、1個所づつ曲げ加工して
も良いが、第10図のようにL字型のヒーター内蔵金属
パイプ16′を使用して2個所同時に曲げ加工してもよ
い。次に基板1と周縁板6,7と曲げた化粧板8とで形
成される隙間に第4,5図のように2個のスペース材1
1を当接固着させる。スペース材11の形状は隙間の形
伏、また化粧板8の曲げ具合に応じた形状とする。それ
と共に切欠き線14,15を接触させてシール材10を
埋め込む。なお上記の方法は、前述の本発明第1実施例
を製造する方法に基いて述べたが、側面が3個所、或い
は4個所ある箱状のものであつても同様な方法により製
造できる。以上のような本発明方法によれば、きれいに
曲げ加工された外観の優れた曲面成形物が業的簡単に製
造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のポストフオーム型化粧板を貼付けた曲面
成形物を示す斜視図、第2図は本発明の1実施例を示す
斜視図、第3図は同平面図、第4図は第3図A−A′線
断面図、第5図は別の実施例のA−A′線断面図、第6
図は本発明方法を実施する際、基板にポストフオーム型
化粧板を貼付け先端3部分を曲げ加工した直後の伏態を
示す裏面図、第7図は同第6図B−B′線断面図、第8
図は基板と周縁板との切断方法を示す側面図、第9図は
ポストフオーム型化粧板の曲げ加工方法の1例を示す断
面図、第10図は他の1例を示す平面図、第11図は従
来の曲面成形物を切断する様子を示す斜視図、第12図
は第11図の曲面成形物を用いて製作した従来の曲面成
形物を示す斜視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基板の少なくとも2個所の端部に周縁板を基と垂直
    に設け、基板および周縁板とに1枚のポストフォーム型
    化粧板を貼付け、該化粧板は周縁板同志が接触する角部
    で切断され、更に前記基板と周縁板の内側に沿つて曲げ
    られ、該切断個所にはシール材が埋め込まれ、基板と周
    縁板と該化粧板とで形成される隙間にスペース材を当接
    固着させていることを特徴とするポストフォーム型化粧
    板を貼付けた曲面成形物。 2 基板の2個所の端部に周縁板が基板と垂直に離して
    設けられポストフォーム型化粧板とスペース材との隙間
    に充填材を埋め込んだ特許請求の範囲第1項記載のポス
    トフォーム型化粧板を貼付けた曲面成形物。 3 基板と、基板の少なくとも2個所の端部先方に周縁
    板を基板と離して配置し、該基板および該周縁板に、周
    縁板長手方向の延長線交点付近を切欠いた平らなポスト
    フォーム型化粧板を貼付け、基板と周縁板との隙間部分
    の前記化粧板を該隙間の反対方向に曲げ加工し、基板と
    周縁板と該化粧板とで形成される隙間にスペース材を当
    接固着させ、前記ポストフォーム型化粧板の切欠き部分
    の切欠き線同志を接触させシール材を埋め込むことを特
    徴とするポストフォーム型化粧板を貼付けた曲面成形物
    の製法。 4 加熱した金属パイプに接触させながら、金属パイプ
    の曲面に沿つて曲げ加工する特許請求の範囲第3項記載
    のポストフォーム型化粧板を貼付けた曲面成形物の製法
JP54061985A 1979-05-18 1979-05-18 ポストフォ−ム型化粧板を貼付けた曲面成形物とその製法 Expired JPS5914339B2 (ja)

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JPS55154151A JPS55154151A (en) 1980-12-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5911242A (ja) * 1982-07-12 1984-01-20 住友ベークライト株式会社 連続式ポストフオ−ム加工に適した木質基材の木組方法
JPH0738274Y2 (ja) * 1991-01-25 1995-08-30 関東自動車工業株式会社 ローラコンベアの順送り装置

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