JPH0333697B2 - - Google Patents

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JPH0333697B2
JPH0333697B2 JP57015639A JP1563982A JPH0333697B2 JP H0333697 B2 JPH0333697 B2 JP H0333697B2 JP 57015639 A JP57015639 A JP 57015639A JP 1563982 A JP1563982 A JP 1563982A JP H0333697 B2 JPH0333697 B2 JP H0333697B2
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chloride
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JP57015639A
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Gyuntaa Andoreasu
Rente Manfureeto
Neefu Ryutogaa
Dankeruto Geruharuto
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/58Preparation of carboxylic acid halides
    • C07C51/62Preparation of carboxylic acid halides by reactions not involving the carboxylic acid halide group

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塩化ベンゾイルの核の塩素化によ
る、3,4−ジクロロベンゾイルクロライド、
3,4,5−トリクロロベンゾイルクロライド、
2,3,4,5−テトラクロロベンゾイルクロラ
イド及びペンタクロロベンゾイルクロライドの特
別な製造方法に関するものである。
気体状塩素又は他の塩素化剤との反応による液
体又は溶解された芳香族化合物の核の塩素化は、
しばしば行なわれる反応である。しかしながら、
同時に位置異性体並びに種々の塩素化度の生成物
が生成することが、この方法の一般的な問題点で
ある。従つて個々の化合物は低収率でしかもやつ
かいな分離方法によつてしか得られない。このこ
とは特に塩化ベンゾイルの塩素化の場合にも当て
はまる。
従つて、ソビエト特許明細書225250からは、触
媒としての鉄塩の存在下での30〜180℃の温度に
おける塩化ベンゾイルと塩素ガスとの反応では、
3,4−ジクロロベンゾイルクロライドが生成物
混合物の一部分しか構成していない特定の異性体
混合物の1/4だけ、3,4,5−トリクロロベン
ゾイルクロライドが1/5だけ、2,4,5−トリ
クロロベンゾイルクロライドが1/6だけ、そして
2,3,4,5−テトラクロロベンゾイルクロラ
イドが1/3だけ生成されることが知られている。
他の塩素化された塩化ベンゾイルの特別の製造方
法も公知である。例えば、米国特許明細書
4117006に従うと、塩化ベンゾイルが常圧下で0.3
%の塩化鉄()及び0.04%のヨウ素の触媒を用
いると塩素ガスと反応して3−クロロベンゾイル
クロライドを与える。この方法では78%までの収
率が得られる。反応温度は25℃であり、そして反
応時間は35時間である。
英国特許明細書833218(米国特許明細書
3014965)に従うと、2,3,5,6−テトラク
ロロベンゾイルクロライドが塩化ベンゾイルから
常圧下で塩素ガス及び0.1%の触媒としての塩化
鉄()を用いて製造される。収率は55%以下で
ある。この方法では反応温度は110から195℃に上
昇する。
全ての方法は低い収率及び生成した異性体混合
物の分離に要する大きな労力という欠点を有す
る。
ペンタクロロベンゾイルクロライドはこれまで
ベンタクロロ安息香酸及び五塩化りんから製造さ
れている〔L.G.ザゴルスカヤ(Zagorskaya)、S.
I.バルミストロフ(Barmistrov)、S.A.ヤシユコ
バ(Yashkova)著Zh.Obshch.Khim.32,2612
頁〕。ペンタクロロ安息香酸は種々の方法で
(Organic Synthesis、まとめ5巻、890頁)、最
も簡単には安息香酸と塩素ガスとの反応により、
得られるが、安息香酸は例えば5倍量のクロロス
ルホン酸中に溶解されなければならない〔J.ホウ
ベン(Houben),T.ウエイル(Weyl)著、有機
化学の方法(Methoden der Organischen
Chemie)、4版、V/3巻、700頁〕。これはこの
方法の顕著な欠点である。
4−クロロベンゾイルクロライドを触媒の存在
下で塩素化剤と、特定の塩素化度が得られるま
で、反応させるなら、上記のポリクロロベンゾイ
ルクロライドが比較的高純度で製造できるという
ことを今見出した。
本発明に従う方法は下記の反応順序に基いてい
る: 3,4−ジクロロベンゾイルクロライドを最初
に4−クロロベンゾイルクロライドから製造す
る。これはさらに反応して3,4,5−トリクロ
ロベンゾイルクロライド及び比較的少量の2,
4,5−トリクロロベンゾイルクロライドを与え
る。両者の異性体は、さらに塩素化剤を供給する
ときには反応して2,3,4,5−テトラクロロ
ベンゾイルクロライドを与える。最後にペンタク
ロロベンゾイルクロライドが少量のヘキサクロロ
ベンゾンと共にこの化合物から製造される。
当技術の現状に従うと複雑な異性体が生成する
こと及び使用する条件下では反応はテトラクロロ
ベンゾイルクロライドの段階で停止するか又は主
として望ましくないヘキサクロロベンゼンを与え
るということが予期されていたため、本発明に従
う方法が3,4−ジクロロベンゾイルクロライド
及び個々のその後の生成物を高い選択性及び高い
収率で与えるということは全く驚異的であるとい
わねばならない。
反応混合物中に加えられる塩素ガスが本発明に
従う方法用の塩素化剤として好適に使用される。
しかしながら、液体塩素又は塩素を放出する化学
物質、好適には塩化スルフリル又は二塩化硫黄も
使用できる。全ての塩素化剤は好適には過剰量で
使用される。
本発明に従う反応は触媒の存在下で行なわれ
る。塩化鉄()、塩化アルミニウム又は塩化鉄
()もしくは塩化アルミニウムと二塩化二硫黄
の等モル混合物が好適に使用される。金属塩化物
の量は好適には使用する塩化ベンゾイルの0.5〜
10重量%である。
本発明に従う方法用には、出発物質は好適には
液状の溶媒を含まない形で使用される。しかしな
がら、反応に関与する物質に対して不活性である
希釈剤、好適には四塩化炭素、も使用できる。
本発明に従う反応の温度は、反応混合物の凝固
点と沸点の間、すなわちジ−ないしテトラ塩素化
用には20〜200℃の間、好適には55〜120℃の間、
そしてペンタ塩素化用には80〜200℃の間、好適
には100〜140℃の間、で変化できる。
本発明に従う方法は使用した塩素が依然として
気体状であるような全ての圧力下で、好適には1
〜5バールの間で、操作できる。液体の塩素化剤
を使用するときには、それより大きい圧力も使用
できる。
本発明に従う反応は好適には撹拌容器中又はバ
ブルカラム中で有機生成物に関して不連続的に実
施される。適宜、希望する生成物より少なく塩素
化されている化合物は、それらを生成物から分離
した後に反応中に再循環させる。反応は撹拌容器
中もしくはバブルカラム中で一段階方法として、
又は撹拌容器のカスケード中もしくは多段階バブ
ルカラム中で(同流バブルカラム及び向流バブル
カラムの両者中で)連続的に実施することもでき
る。
本発明に従う方法の反応時間は、触媒濃度の減
少、温度下降並びに塩化ベンゾイル及び塩素化剤
の出発濃度の減少、又は塩素ガスの使用時の圧力
降下につれて増加する。温度が上昇するにつれ
て、得られる収率はペンタクロロベンゾイルクロ
ライド以外の全ての生成物に関しては減少する。
しかしながら比較的高い温度、例えば120℃にお
いて塩素化を開始しそして反応が進行するにつれ
て温度が、例えば60℃に、下降させることにより
反応時間は相当短縮できて、ほとんど最大値の収
率を与える。反応熱のみにより反応混合物は例え
ば20℃から希望する反応温度に急速に暖まるた
め、反応の開始前の反応混合物の加熱を省略する
ことができる。
同方向塩素流の場合には、反応時間は撹拌容器
中よりバブルカラム中の方が短かい。希望する生
成物の最大収率を得るためには反応を特定の最適
時点で停止させなければならない。抽出物及び先
駆体を反応中に再循環させるときには、望ましく
ない副生物の量を減じるためには、この操作を最
大生成物濃度に達する前に停止する。反応時間は
一般に0.5〜50時間である。
本発明に従う方法の反応生成物の分離及び精製
は非常に効果的なカラム上での真空蒸留により行
なわれる。蒸留前に反応混合物から比較的大部分
のヘキサクロロベンゼンを除去することが有利で
ある。この目的用には、反応混合物を適当な溶
媒、例えばアセトン、中に溶解させ、その際ヘキ
サクロロベンゼン塊は未溶解状で残存している。
本発明に従う方法では、ジクロロベンゾイルク
ロライド及びテトラクロロベンゾイルクロライド
の数種の異性体の生成が避けられ、その結果分離
費用及び望ましくない副生物の生成が少ないとい
う利点を有する。他の利点は、中間生成物である
3,4−ジクロロベンゾイルクロライド及び2,
3,4,5−テトラクロロベンゾイルクロライド
の高収率のための塩素化を早目に停止せずにこれ
らの物質が製造でき、そして分離されている先駆
体をその後さらに塩素化できるということであ
る。本発明に従う方法の他の利点は、この方法に
よりはじめて溶媒を用いずにペンタクロロベンゾ
イルクロライドを生成できるようになつたことで
ある。最後に、上記の全ての5種の塩化ベンゾイ
ルは同一反応容器中でそして同様な条件下で製造
できることは有利である。
本発明に従い製造できる塩化ベンゾイルは、染
料、殺虫剤、除草剤〔G.パガニ(Pagani)、A.バ
ルフイニ(Baruffini)、M.マザ(Mazza)、L.ビ
カリニ(Vicarini)、G.カシアラウザ
Caccialauza)著、Farmaco,Ed.Sci.28(1973)、
570〜589頁参照〕及び耐炎剤〔米国特許3950307,
3953397,3959216及ぼ3959217参照)の製造用の
価値ある中間生成物である。
本発明に従う方法は下記の実施例により説明さ
れる。個々の化合物はガスクロマトグラフイ/物
質分光カツプリングによりそして蒸留物留分の
NMRスペクトルにより同定される。
実施例 1 3,4−ジクロロベンゾイルクロライド 5600g(32モル)の4−クロロベンゾイルクロ
ライド、28g(0.17モル)の塩化鉄()及び23
g(0.17モル)の二塩化二硫黄を窒素がその中を
通つているバブルカラム中で5バールにおいて60
℃に加熱した。バブルカラムは10cmの直径及び90
cmの高さを有しておりステンレス鋼からなつてい
た。気体を19個の直径が1mmのドリルであけられ
た穴を有する1.5mmの厚さのふるいトレイ中に加
えた。窒素を過剰量の塩素ガスにより置換した後
に、反応混合物を60℃及び5バールに2時間保つ
た。3%*の出発物質及び3%のトリクロロベン
ゾイルクロライドの他に94%の3,4−ジクロロ
ベンゾイルクロライドが得られた。カラム上で15
ミリバール下で精留すると、事実上100%純度の
生成物を生成した。
*) 全ての%データはモル%に関する。
実施例 2 3,4−ジクロロベンゾイルクロライド 445g(3.5モル)の塩化スルフリル、4.4g
(0.033モル)の塩化アルミニウム及び4.5g
(0.033モル)の二塩化二硫黄の混合物をフラスコ
中の44g(0.25モル)の4−クロロベンゾイルク
ロライドに10分間にわたつて60℃及び1バールで
撹拌しながら加え、そして次に混合物を60℃でさ
らに撹拌した。10時間後に95%の3,4−ジクロ
ロベンゾイルクロライド並びに1%の出発物質及
び4%のトリクロロベンゾイルクロライドが得ら
れた。
実施例 3 3,4−ジクロロベンゾイルクロライド 825g(8モル)の二塩化硫黄をフラスコ中の
350g(2モル)の4−クロロベンゾイルクロラ
イド及び3.5g(0.02モル)の塩化鉄()に1
時間にわたつて55℃及び1バールで撹拌しながら
加え、そして混合物を次に55℃でさらに撹拌し
た。19時間後に99モル%の3,4−ジクロロベン
ゾイルクロライド並びに0.5%の出発物質及び0.5
%のトリクロロベンゾイルクロライドが得られ
た。
実施例 4 3,4−ジクロロベンゾイルクロライド 塩素気体を過剰量で、フラスコ中の175g(1
モル)の4−クロロベンゾイルクロライド、8.75
g(0.05モル)の塩化鉄()及び700gの四塩
化炭素中に60℃及び1バールで撹拌しながら加え
た。15時間後に、96モル%の3,4−ジクロロベ
ンゾイルクロライド並びに0.5%の出発物質及び
3.5%のトリクロロベンゾイルクロライドが得ら
れた。
実施例 5 3,4,5−及び2,4,5−トリクロロベン
ゾイルクロライド 実験を実施例1の如く行なつたが、168g(1.0
モル)の塩化鉄()を使用し、二塩化二硫黄を
使用しなかつた。
3時間後に、50モル%の3,4,5−及び9%
の2,4,5−トリクロロベンゾイルクロライド
並びに36%の3,4−ジクロロベンゾイルクロラ
イド、4.5%の2,3,4,5−テトラクロロベ
ンゾイルクロライド及び0.5%のペンタクロロベ
ンゾイルクロライドが得られた。
蒸留除去された3,4−ジクロロベンゾイルク
ロライドを再び上記の反応条件にかけた。2時間
後に、反応混合物は上記とほぼ同一の組成を有し
ていた。蒸留による損失を引かないと、合計80モ
ル%のトリクロロベンゾイルクロライド、特に68
モル%の3,4,5−トリクロロベンゾイルクロ
ライド及び12%の2,4,5−トリクロロ−ベン
ゾイルクロライド、がそれにより得られた。
実施例 6 2,3,4,5−テトラクロロベンゾイルクロ
ライド 実施例1の如くして実験を行なつた。38時間後
に91モル%の2,3,4,5−テトラクロロベン
ゾイルクロライド並びに7.5%ペンタクロロベン
ゾイルクロライド及び1.5%のヘキサクロロベン
ゼンが得られた。
実施例 7 2,3,4,5−テトラクロロベンゾイルクロ
ライド 塩素ガスを過剰量でフラスコ中の350g(2モ
ル)の4−クロロベンゾイルクロライド及び3.5
g(0.02モル)の塩化鉄()の中に120℃及び
1バールで撹拌しながら加えた。8時間後に、79
%モル%のテトラクロロベンゾイルクロライド並
びに8%のトリクロロベンゾイルクロライド、11
%のペンタクロロベンゾイルクロライド及び2%
のヘキサクロロベンゼンが得られた。
実施例 8 2,3,4,5−テトラクロロベンゾイルクロ
ライド 塩素ガスを過剰量で20℃においてエナメル製の
撹拌容器中の98Kg(560モル)の4−クロロベン
ゾイルクロライド及び0.9Kg(5.6モル)の塩化鉄
()の中に、圧力を5バールに高めて保ちなが
ら加えた。1時間後に60℃の温度に達し、次に冷
却し、その後加熱することによりこの温度を保つ
た。45時間後に、90モル%の2,3,4,5−テ
トラクロロベンゾイルクロライド並びに8.5%の
ペンタクロロベンゾイルクロライド及び1.5%の
ヘキサクロロベンゼンが得られた。15個の理論的
トレイを有するカラム上で15ミリバールで精留す
ると、生成物が99.9%純度で生成した。
実施例 9 ペンタクロロベンゾイルクロライド 実施例1の如くして実験を行なつたが、56g
(0.35モル)の塩化鉄()及び120℃の反応温度
を使用し、二塩化二硫黄は使用しなかつた。9時
間後に、79モル%のペンタクロロベンゾイルクロ
ライド並びに3%の2,3,4,5−テトラクロ
ロベンゾイルクロライド及び18%のヘキサクロロ
ベンゼンが得られた。
生成物混合物を冷却し、そして3重量倍のアセ
トンを還流下でそれに加えた。溶液を室温におい
て溶解されていない物質から別し、そして蒸発
により濃縮した。蒸発からの残渣は93モル%のペ
ンタクロロベンゾイルクロライド、3.5%のテト
ラクロロベンゾイルクロライド及び3.5%のヘキ
サクロロベンゼンからなつていた。フイルターケ
ーキはほとんど完全に純粋なヘキサクロロベンゼ
ンであつた。ペンタクロロベンゾイルクロライド
が真空精留により純粋形で得られた。
比較的長い反応時間が認容されるなら、同様な
方法で未置換のベンゾイルクロライドからペンタ
クロロベンゾイルクロライドも、たとえ低収率だ
としても、得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1.4−クロロベンゾイルクロライドを、触媒
    としての塩化鉄()又は塩化アルミニウムの単
    独又は二塩化二硫黄との混合物の存在下で、塩素
    化剤と特定の塩素化度が得られるまで反応させ
    る、ことを特徴とする、3,4−ジクロロベンゾ
    イルクロライド、3,4,5−トリクロロベンゾ
    イルクロライド、2,3,4,5−テトラクロロ
    ベンゾイルクロライド又はペンタクロロベンゾイ
    ルクロライドの製造方法。 2 使用される4−クロロ−ベンゾイルクロライ
    ドの0.5〜10重量%の量の塩化鉄()又は塩化
    アルミニウムを触媒として使用することを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 1モルの触媒として使用される金属塩化物当
    り0.5〜10モルの二塩化二硫黄を加えることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1又は2項に記載の
    方法。 4 反応を不活性溶媒中で実施することを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 CCl4を溶媒として使用することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項記載の方法。 6 塩化スルフリル又は二塩化硫黄を塩素化剤と
    して使用することを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 7 塩素化剤を10倍までの過剰量で使用すること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 8 反応を20〜200℃の間の、好適には55〜120℃
    の間の、温度において行なうことを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 9 反応を1〜5バールの間の圧力下で行なうこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 10 希望する数より少ない塩素置換基を含有し
    ている塩化ベンゾイルを反応混合物から蒸留除去
    し、そして再び反応条件にかけることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP57015639A 1981-02-07 1982-02-04 Manufacture of polychlorobenzoylchloride Granted JPS57149245A (en)

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Publications (2)

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JPS57149245A JPS57149245A (en) 1982-09-14
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