JPH0333607A - エレベータの据付用測定装置 - Google Patents

エレベータの据付用測定装置

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JPH0333607A
JPH0333607A JP16701489A JP16701489A JPH0333607A JP H0333607 A JPH0333607 A JP H0333607A JP 16701489 A JP16701489 A JP 16701489A JP 16701489 A JP16701489 A JP 16701489A JP H0333607 A JPH0333607 A JP H0333607A
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piano wire
sensor
gauge
elevator
slide block
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Keiichi Shiraki
白木 敬一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エレベータの据付工事における昇降路内の据
付基準線と、昇降路内に据付られるエレベータの据付部
祠との間隔を測定するエレベータの据付用測定装置に関
するものである。
[従来の技術] 一般に、エレベータの昇降路の寸法には、最大て±20
〜30w程度の誤差があると言われる。これに対し、エ
レベータのガイドレールや敷居等の構成部材は、基準位
置から散開の誤差範囲内に据え付けることが要求されて
いる。そこで、エレベータの据え付は時には、昇降路の
天井側近から錘を付けた数本のピアノ線を垂らして、こ
のピアノ線を据付は用の基準線としてエレベータの構成
部材までの距離を測定して必要な据付は精度を確保して
いる。
第19図は上述の原理を利用した、従来装置の構成説明
図である。
第19図において、(1)は昇降路、(2)はその路壁
、(3)は昇降路(1)の空間に垂下されたピアノ線で
ある。(4)はエレベータの据付部材としての敷居、(
5)は固定用のボルト、(6)はL字形のブラケット、
(7)はアンカボルトである。敷居(4)はボルト(5
)により取り付は位置が調整可能にブラケット(5)上
に固定され、昇降路(1)内に据付けられる。(8)は
鋼製のスケールである。
このような構成の従来装置は、スケール(8〉の先端を
敷居(4)の側面に当ててからピアノ線(3)に近付け
る。そして、ピアノ線(3)に対応するスケール(8)
上の目盛りを読み、取付は位置を調整しながら所定の位
置に合わせてから、ボルト(5)で敷居(4)がブラケ
ット(6)に固定される。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように従来の据付用測定装置は、垂下されたピア
ノ線(3)に対応するスケール(8)の目盛を目視で読
んで測定していた。したがって、測定操作が面倒である
ばかりか、視差が出たりピアノ線(3)の左右の読取り
位置で太さ分(φ0.3〜φ0.5mm)に対応する誤
差も発生する。特に、暗い昇降路内では、基準になるピ
アノ線(3)とスケル(8)との一致の確認が不明確に
なることになる。
このため、測定精度が低くなり、ガイドレール等を前述
の誤差範囲内に据付けることができなくなる等の問題点
があった。
本発明は、このような従来装置の問題点を解決するため
になされたもので、視差やピアノ線の太さ等に影響され
ずに高い精度て、しかも迅速かつ自動的にピアノ線とエ
レベータの据付用部材との距離を測定できるエレベータ
の据付用測定装置を実現したものである。
[課題を解決するための手段] 水平方向に配置されるゲージに沿って摺動して目盛の読
取面を設けた摺動部と、ピアノ線に対向するセンサを取
付けたセンサ部と、このセンサ部に取付けられたセンサ
の検出動作に基づいてピアノ線の検出状態を光や音で報
知する検出器とを設けたスライドブロックを備えたエレ
ベータの据付用測定装置を構成したものである。
[作  用] ゲージを水平にして一端を据付部材に当ててから、ゲー
ジに沿ってスライドブロックを摺動する。
スライドブロックが摺動してセンサ部にピアノ線が到達
すると、センサから投射していた光がピアノ線で反射、
吸収或いは遮断され、この光の変化によってピアノ線が
検知される。ピアノ線が検知されると検出器が動作して
、音や光を発生させてピアノ線の検知が報知される。そ
して、スライドブロックの移動を停止してから、読取部
でゲージの目盛が読み取られて据付部材とピアノ線の距
離が測定される。
[発明の実施例] 第1図及び第2図は本発明の実施例装置の構成説明図で
、第1図は斜視説明図、第2図は平面図である。
第1図及び第2図において、(1)はピアノ線、(2)
は目盛りを刻設したゲージである。ピアノ線(1)の下
端には図示されていない錘が付けられ、昇降路の天井か
ら吊り下げられている。(3〉はスライドブロックであ
る。スライドブロック(3〉は、摺動部(4)と検出器
〈5〉とセンサを取付けるコの字形で隙間(G)を設け
たセンサ部(6)とを備える。
摺動部(4)にはゲージ〈2)が係合されて、スライド
ブロック(3)がゲージ(2)に沿って摺動可能になっ
ている。(7)は摺動部(4)に設けられた目盛の読取
面、(8〉は光及び音を発する報知器である。
また、検出器(5)は反射形光電スイッチから構成され
ており、検出信号に基づいて報知器(8)を作動させる
。(9)は報知器(8)における発光ダイオードのよう
な表示器、(10)は検出状態を音で報知するスピーカ
のような音響器である。(11)はセンサ部(6)の一
方の取付部(6a)に投受光面を取付けた反射形のファ
イバセンサ、(12)は他方の取付部〈6b〉に設けら
れファイバセンサ(11〉から投射した光が通過する貫
通孔である。
また、(i4)は据付部材としての敷居、(M)は上述
のゲージ(2)やスライドブロック(3)等の素子で構
成された測定装置である。敷居(14)は第19図のと
きと同様にブラケットのような取付は部材の上に仮止め
されている。そして、測定装置(M)で位置決めされて
から、昇降路の路壁に固定されるようになっている。
第3図と第4図に上記ファイバセンサ(11)の、セン
サ部(6)への取付は例が示されている。
第3.4図の(Be)は取付部(8a〉に設けられた取
付孔、(6d)は内側に形成された反射防止用の四部、
(13〉は固定ネジである。第3図ではファイバセンサ
(11)が、センサ部(6〉の取付孔(6c)に挿入さ
れて固定されている。これに対し、第4図では固定ネジ
(13〉を利用して、ファイバセンサ(11)からピア
ノ線(1)までの距離(a>が可調整に構成されている
一般に、この種の検出に用いられる光反射形のファイバ
センサ(11)の検出範囲は、第5図に示すように距離
(a)によって著しく変化する。したがって、第4図の
ように固定ネジ(13)を緩めて距離(a)を所定の値
に設定するように構成することにより、(b)のような
狭い検出範囲で検出することができ検出感度を高くする
ことができる。なお、同図の(0)−(0)はファイバ
センサ(11)の中心線である。
第6図は、測定装置(M)の検出回路を示す電気的な接
続図である。
第6図の(+)と(−)は直流電源のプラス側とマイナ
ス側の母線、(15)は発光ダイオード(9〉のカソー
ド側に接続された抵抗器、(16)と(17)はドライ
バ用のインバータIc、 (Va)は光電スイッチから
なる検出器(5)の出力信号である。
上述のような構成の本発明実施例において、第2図に示
すようにゲージ(2)は先端を敷居(14〉の側面に接
触させて水平に保持されている。この場合、センサ部(
8)における隙間(G)の摺動方向の延長線上にピアノ
線(1)が位置するように、測定装置(M)が配置され
ている。一方、ファイバセンサ(11)は検出器(5)
の光源から送られた光を投受光面から投射し、その投射
光が貫通孔(12)の中を通過している。
ここで、スライドブロック(3)をゲージ(2)に沿っ
て前方(第2図の上方)に摺動させると、センサ部(6
〉が敷居(14)に接近してピアノ線(1)が隙間(G
)の中に侵入する。隙間(G)の中にピアノ線(1)が
入り込んでファイバセンサ(11)がピアノ線(1〉 
と一致すると、ファイバセンサ(1,1)の投射光がピ
アノ線(1)で反射されて検出器(5)の出力信号(v
a)が“L”レベルから“H”レベルに変化する。出力
信号(Va)の変化によりインバータ(16)の出力が
“L”に移り、表示器(9)が点灯してピアノ線(1)
の検出を表示する。同時に、インバータ(17)側の出
力端も“L”レベルに変化して、音響器(lO〉が音に
よってピアノ線(1)の検出を報知する。そして、スラ
イドブロック(3)の移動を停止して、読取面(7)で
ゲージ(2)上の目盛を読み取る。この読み取った目盛
を利用して、敷居(14)のピアノ線(1)からの距離
(A)を測定することができる。
測定の結果、距離(A)が所定値に一致しないときは、
敷居(14)を微動してから再度上記のような測定動作
を行う。距離(A)が所定値に達すると、第19図に示
されたような固定ボルトが締め付けられて、敷居(14
)が乗り場の前の昇降路の路壁に固定されることになる
第7図と第8図は、本発明の別の実施例の構成説明図で
ある。この実施例ではセンサに、投光側と受光側の2つ
に分けられた透過形のファイバセンサが使用されている
。センサ部(6)における取付部(6a)に投光用のフ
ァイバセンサ(21)が設けられ、他方の(6b)に受
光用のファイバセンサ(22)が取り付けられている。
この実施例では、ピアノ線(1)による隙間(G)の介
入に伴う受光用のファイバセンサ(22)の光の遮断又
は受光量の減少に基づいて、ピアノ線(1)が検知され
て距離(A)が測定される。
第9図は第7,8図の変形例の構成図で、読取面(7)
をファイバセンサ(21)、 (22)の中心線(0)
(0〉に一致させると共に、電源部と報知器(8)をス
ライドブロック(3)から分離させた構成になっている
。読取面(7)が中心線(0)−(0)に一致している
ので、ゲージ(2)に機械工作用に一般的に使われる鋼
製のスケールを使用でき、スケール目盛の読みがそのま
ま距離(A)を表す。また、電源部と報知器(8)がス
ライドブロック(3)のセンサ部(6)等から分離して
いるので、可動部の重量が軽くなってスライドブロック
(3)の摺動操作が容易になる特徴がある。
また、第10.11図はこの発明の第3実施例の構成説
明図で、第10図は斜視図、第H図はその平面図である
ここでは、第7.8図と似た構成で、更にもう1組の投
、受光用のファイバセンサ(23)、  (24)が設
けられている。ファイバセンサ(21)、 (22)及
び(23)、  (24)は第12図に示すように、ス
ライドブロック(3)の摺動方向にほぼ半径分だけズし
てセンサ部(6)に取付けられている。特に、2組のフ
ァイバセンサ(21)、  (22)と(23)、  
(24)は互いに干渉しないように、上下に離れて取付
けられている。
また、報知器(8)には発光ダイオードよりなる3個の
表示器(2B)、 (27)、 (211)が設けられ
ている。
音響器(10)も次に説明するように、これらの表示器
(26)〜(28)に対応して、異なる周波数で3柾類
の音が発生するように作られている。この実施例でも、
読取面(7)が、(0)−(0)線上に一致して設けら
れている。
第13図は第3実施例の検出回路を示す接続図である。
第13図において、(5a)と(5b)は2組のファイ
バセンサ(21)、  (22)と(23)、 (24
)に接続され光電スイッチからなる検出器、(Va)と
(Vb)はその出力信号である。(31)と(32)及
び(33)はNANDゲートIC。
(34)と(35)及び(36〉は抵抗、(37)と(
38)及び(39)はインバータIC,(41)と(4
2)および(43)は周波数の異なる信号(Vc) 、
 (Vd)、 (Ve)を発振する発振器、(45)は
アナログスイッチ、(46)はアナログスイッチ(45
)の出力信号(Vr)を増幅して音響器(10)に出力
する増幅器である。
次に、この様な構成の第3実施例の動作を説明する。
ゲージ(2)を水平に保持して敷居(14)に接触させ
てから、スライドブロック(3)をゲージ(2)に沿っ
て摺動させることは前述の測定動作と変りはない。セン
サ部(6)がピアノ線(1)から離れている状態では、
検出器(5a)と(5b)の出力信号(Va)と(Vb
)は“L″レベルなッテイテ、NANDゲートIC(3
1)〜(33)の出力は“H″レベル保持していて3つ
の表示器(26)〜(28)は消灯している。また、ア
ナログスイッチ(45)は出力信号(Vc)〜(Ve)
のいずれも選択しないので、音響器(」0)からも音が
出ていない。
スライドブロック(3)が前進してピアノ線(1)が隙
間(G)内で先端側の1組の投受光用のファイバセンサ
(2(〉と(22)の間に入ると、ピアノ線(1)が検
出されて検出器(5a)の出力信号(Va)が“L”か
ら“H″レベル変化する。このため、NANDゲト(3
1)の出力端がL”レベルになって、表示器(26)が
点灯する。表示器(2G)の点灯は、傍に“−“で示さ
れている矢印方向の前進動作を指示する。また、NAN
DゲートIc(31)の出力が“L”レベルに変化する
ので、インバータ(37)が“H” レベルに移ってア
ナログスイッチ(45)が発振器(4(〉の出力(Vc
)を選択する。この結果、アナログスイッチ(45)の
出力信号(Vf)が増幅器(36〉で増幅されて、音響
器(10)が発振器(41〉の発振周波数に対応した音
を発生する。
表示器(26)の移動動作の指示に従ってスライドブロ
ック(3)を前進させると、ピアノ線(1)と2組の投
、受光用のファイバセンサ(21〉〜(24)の相対的
な位置関係が、第12図に示すようになる。この位置関
係では検出器(5b)の出力信号(Vb)も“H“に変
化して、NANDゲート(32)の出力が“H#から“
L”に変化する。そして、NANDゲート(31)の出
力が“H′に変化して表示器(26)が消灯すると共に
、表示器(27〉の発光ダイオードに電流が流れて発光
させ、ピアノ線(1)の検出動作が“OK”であること
を表示する。また、NANDゲート(31)と(32)
の出力の変化によってインバータ(38〉の出力が“L
″から“H”に変化するので、検出器(5b)により出
力信号(vr)が(Vc)から(Vd)に切換えられる
。この結果、今度は発振器(42)の出力信号(Vd)
によって、音響器(10)から“OK”を告げる音響信
号が出力される。表示器(26)と音響器(1o)にょ
る視覚と聴覚の“OK“サインに基づいて、スライドブ
ロック(3)の摺動を停止する。このときに、読取面(
7)でゲージ(2)の目盛を読み取れば、敷居(14)
とピアノ線(1)との距離(A)を知ることができる。
ここで、更にスライドブロック(3)を前進させるとピ
アノ線(1)が先端側の1組のファイバセンサ(21)
、 (22)の検出範囲から外れ、検出器(5a)の出
力信号(Va)が“H”から“L”になる。この出力信
号(Va)の“L″レベルの変化によって、NANDゲ
ート(32)及び(33)がH”及び′L″に切り換え
られる。このため、“OK′を示した表示器(27)が
消えて、逆方向の矢印“−”を示す表示器(28)側が
点灯する。同時に、インバータIC(38)と(39)
のレベルが共に変化して、アナログスイッチ(45)の
選択が(Vd)から(ve)に切換えられる。(Vd)
から(ve)への切換えによって、発振器(43)の出
力信号(Ve)に対応するアナログスイッチ(45)の
出力信号(Vf)が増幅器(4B)で増幅されて、音響
器(10)が今度は“後退動作”を報知する。
第14図と第15図には、上記第3実施例に類似した本
発明の第4番目の実施例の構成説明図が示されている。
第4番目の実施例においても、投、受光用のファイバセ
ンサ(21〉〜(24)がセンサ部(6)に設けられて
おり、報知器(8)にも3つの態様を光と音で報知する
表示器(26〉〜(28〉と音響器(lO〉が配置され
ている。ただし、この実施例ではセンサ部(6)の構造
と、検出器(5)の検出回路が第3実施例の場合と一部
相違している。
第13.14図において、(61)と(63)は投光用
のファイバセンサ(21〉と(23)の投光面が取り付
けられた投光器、(62)と(64)は受光用のファイ
バセンサ(22)と(24)が取付けられた受光器であ
る。投、受光用のファイバセンサ(21)、 (22)
及び(23)、 (24)は、第3実施例のときと同様
に、それぞれ光電スイッチよりなる検出器(5a〉及び
(5b)に接続されている。(65)とく66〉は、投
、受光器(61)と(62)の固定金具である。また、
投、受光器(eD、 (62)及び(63)、(B4)
の投、受光面側には、第16図に示されているようなス
リット(71)、 (72)及び(73)、 (74)
〔ただし、(72)と(74)は図示されていない〕が
設けられている。2組のスリット(71)、 (72)
と(78)。
(74)は、図示のように後端と前端が重なるように設
定されている。そして、スリット(71)と(73)か
ら投射した平行光束が、隙間(G)を介してスリット(
72)と(74)で受光するようになっている。(75
〉は固定用のネジである。この場合、第17図に示すよ
うに、上の1組の投、受光器(61)、(62)を下の
1組の投、受光器(83)、(64)に対してアリ溝(
76〉で摺動自在に構成しても良い。第17図のように
構成すればスリット(71)と(73)及び(72)と
(74)の重なる距離(s)を任意に選択でき、後述す
る“OK”の動作範囲が変化して、据付部材毎に与えら
れた許容誤差の違いに対応させることができる。
第18図は、この第4実施例による検出回路の電気的な
接続図である。
第18図では第13図の検出器(5a)と(5b〉の出
力端に電圧比較器(81)と(82〉を配置すると共に
、これら電圧比較器(81)と(82)の入力端に基準
電圧発生器(83)が設けられている。(Vg)と(V
h)は電圧比較器(8])と(82)の出力信号、(V
r)は基準電圧発生器(83)の基準電圧である。この
基準電圧発生器(83)の基準電圧(Vr)は、隙間(
G)に何もない平常状態のときの検出器(5a)と(5
b)の最大出力電圧(Va)と(Vb)より低く、ピア
ノ線(1)を検出したときの出力電圧(Va)と(Vb
)より高い値に設定されている。
この外の第18図の回路素子は、第13図と変わるとこ
ろはない。
このような構成の本発明の第4実施例において、平常状
態のときは、2つの検出器(5a)と(5b)が最大の
出力電圧(Va)と(Vb)を出力している。そして、
基準電圧(vr)との間に、 (Va) > (Vr)と(Vb) > (Vb)とな
る関係になっている。したがって、電圧比較器(81)
と(82〉の出力電圧(Vg)と(Vh)は、共に“L
”レベルを保持している。このため、表示器(26)〜
(28)と音響器(10)は作動しない。ピアノ線(1
)かの受光範囲に入ると、検出器(5a)の出力電圧(
Va)が低下して(Va)< (Vr)となって電圧比
較器(81)の出力電圧(Vg)が“H”レベルに変化
する。このため、表示器(2G)が点灯し矢印の“前進
動作”を示唆し、音響器(10)が発振器(41)の発
振周波数に応じた音を発生する。また、ピアノ線(1)
が第16図の状態になると(Vb)< (Vr)となっ
て、電圧比較器(82)の出力電圧(Vh)が“H“レ
ベルに変わって表示器(27)と音響器(10)により
“OK“のサインが報知される。さらに、このときの状
態を越えるとインバータ(39〉を介して報知器(8)
によって“後退動作”が報知される。以上の各動作は、
第3実施例のときと全く同様である。
これら第3と第4の実施例では、報知器(8)によって
スライドブロック(3)の停止と移動の過不足を3段階
で報知するように構成した。この結果、暗い昇降路でも
光と音で確認しながら測定できるのて、正確かつ極めて
便利である。また、ゲージ(2)とスライドブロック(
3)とを固定すれば、報知器(8)の報知を利用して据
付部材の距離(A)のチエツクに使用することもてきる
なお、上述の実施例では、ピアノ線(1)が検知0 されたときに報知器(8)で音と光で報知した場合を例
示して説明したが、いずれか一方だけでもよい。また、
ゲージ(2)が帯状で読取面(7)で目盛を直接読み取
る場合を図示して説明したが、ゲージ(2)を円柱状に
してもよく、バーニア(vernier−遊尺)で間接
的に読み取るように構成することもできる。バーニアを
利用すれば、測定精度が高くなる利点がある。また、ス
ライドブロック(3)をゲージ(2)に沿って摺動した
場合で説明したが、ピアノ線(1)が”OK″位置の状
態でスライドブロック(3)を固定してゲージ(2〉側
を摺動するように構成することもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、水平方向に配置されるゲージに沿
って摺動して目盛を指示する摺動部と、ピアノ線に対向
する光センサを取付けるセンサ部と、このセンサ部の光
センサの検出状態によってピアノ線の検出状態を音や光
で報知する検出器とを設けたエレベータの据付用測定装
置を構成した。
この結果、従来のスケール等の測定に比べて測定操作が
容易で、視差や読取位置による測定誤差などが生じない
よって、本発明によれば、高い精度で、しかも迅速かつ
自動的に据付部材の基準位置からの距離を測定できるエ
レベータの据付用測定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例装置の構成説明図で
、第1図は斜視説明図、第2図は平面図、第3図と第4
図はセンサ部の構成説明図、第5図は反射形のファイバ
センサの検出範囲の特性を説明する線図、第6図は検出
回路の電気的な接続図、第7図と第8図は本発明の第2
実施例の構成説明図で、第7図は斜視説明図、第8図は
平面図、第9図は第7,8図の装置の変形例の構成図、
第10図と第11図は本発明の第3実施例の構成説明図
で、第10図は斜視説明図、第11図は平面図、第12
図はセンサ部の構成説明図、第13図は第3実施例の検
出回路の電気的な接続図、第14図と第15図は本発明
の第4実施例の構成説明図で、第14図は斜視説明図、
第15図は平面図、第16図と第17図(A〉。 (B)は検出部の説明図、第18図は本発明の第4実施
例の検出回路の電気的な接続図、第19図は従来装置の
構成説明図である。 第1図乃至第18図において、(1〉はピアノ線、〈2
〉はゲージ、(3)はスライドブロック、(4)は摺動
部、(5) 、 (5a)、 (5b)は検出器、(6
)はセンサ部、(7)は読取面、(8)は報知器、(9
) 、(2B)。 (27)、 (28)は表示器、(10)は音響器、(
11〉、(21)。 (22)、 (23)、 (24)はセンサ、(12)
は貫通孔、(14)は敷居、(M)は測定装置である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エレベータの昇降路に垂下され基準線を構成する
    ピアノ線と、該ピアノ線と前記昇降路の路壁に据付けら
    れる据付部材と、水平方向に配置され目盛を設けたゲー
    ジとを備え、該ゲージを据付部材に接触させて目盛でこ
    の据付部材の前記ピアノ線からの距離を測定するエレベ
    ータの据付用測定装置において、 前記ゲージに沿って摺動して目盛を指示する摺動部と、
    前記ピアノ線に対向するセンサを取付けたセンサ部と、
    該センサ部に取付けられたセンサの検出動作に基づいて
    前記ピアノ線の検出状態を光及び又は音で報知する検出
    器とを備えたことを特徴とするエレベータの据付用測定
    装置。
  2. (2)エレベータの昇降路に垂下され基準線を構成する
    ピアノ線と、該ピアノ線と前記昇降路の路壁に据付けら
    れる据付部材と、水平方向に配置され目盛を設けたゲー
    ジとを備え、該ゲージを据付部材に接触させて目盛でこ
    の据付部材の前記ピアノ線からの距離を測定するエレベ
    ータの据付用測定装置において、 前記ゲージに沿って摺動して目盛を指示する摺動部と、
    前記ピアノ線に対向するセンサを取付けたセンサ部と、
    該センサ部に取付けられたセンサの検出動作に基づいて
    前記ピアノ線の検出状態を光及び又は音で報知する検出
    器とを備えたスライドブロックを具備したことを特徴と
    するエレベータの据付用測定装置。
  3. (3)前記センサに反射形又は透過形のファイバセンサ
    を用いたことを特徴とする請求項(2)記載のエレベー
    タの据付用測定装置。
  4. (4)前記センサ部に2組のファイバセンサからなるセ
    ンサをスライドブロックの摺動方向に沿って位置をズラ
    して配置し、前記検出器によりスライドブロックの停止
    位置とこの停止位置に停止させるためのスライドブロッ
    クの摺動方向を報知器で報知することを特徴とする請求
    項(2)記載のエレベータの据付用測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013001529A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Fujitec Co Ltd エレベータの測定治具
EP3680207A1 (de) * 2019-01-09 2020-07-15 thyssenkrupp Elevator Innovation and Operations AG Justagevorrichtung zur justage einer führungsschiene
CN114604712A (zh) * 2020-12-03 2022-06-10 株式会社日立大厦系统 硬钢丝的位置检测装置

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