JPH0333302A - 磁気浮上搬送車の軌道構造 - Google Patents

磁気浮上搬送車の軌道構造

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JPH0333302A
JPH0333302A JP16732789A JP16732789A JPH0333302A JP H0333302 A JPH0333302 A JP H0333302A JP 16732789 A JP16732789 A JP 16732789A JP 16732789 A JP16732789 A JP 16732789A JP H0333302 A JPH0333302 A JP H0333302A
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JP
Japan
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rail
track
evacuation
guide rails
guide rail
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Pending
Application number
JP16732789A
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English (en)
Inventor
Toshio Namikata
南方 寿夫
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はガイドレールを磁気浮上搬送車の走行方向に継
ぎ合わせて固定することにより軌道を形成し、この軌道
に沿って磁気浮上搬送車を非接触状態で走行させる磁気
浮上搬送車の軌道構造に関するものである。
〈従来の技術〉 電磁石や永久磁石により浮上し、リニアモータによる推
力を得て、地上側に固定されたレール上を無接触状態で
走行する磁気浮上搬送車は、低騒音、低振動、無発塵等
の特徴があり、このため、清浄な環境が要求される半導
体製造や医薬品製造等の分野で好適な物品搬送手段とし
て導入され始めている。
ところで、磁気浮上搬送車の軌道は、浮上制御の安定性
を確保するために、軌道を構成するガイドレールの強度
、据え付は固定強度が要求されるとともに、ガイドレー
ルの設置精度、隣り合うガイドレール間の継ぎ目の精度
が要求される。
そのために、ガイドレールは、従来、所定の位置に精度
よく設置された後、建物や地面に対して強固に固定され
ていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、上記の軌道構造では、地震等が発生して軌道
に不規則な力がかかると、強固に固定されているために
力の逃げ場がなくなり、軌道の破損につかるケースがあ
った。
特に、軌道が隣合う工場棟にわたって付設されている場
合、地震発生時には、工場棟ごとに揺れの大きさが違う
ため、軌道にかかる力の差が大きく現れて軌道が損傷を
受け、地震発生後、磁気浮上搬送車の走行が不可能にな
ることもあった。
そこで、本発明は上記の問題に鑑みてなされたものてあ
り、不要な力がかかった場合でも、軌道が破損すること
を防止し、平常状態に戻った後、直ぐに安定した走行制
御を可能にする磁気l7上搬送車の軌道構造を提供する
ことを目的とする。
く課題を解決するための手段および作用〉上記の目的を
達成するための本発明の磁気浮上搬送車の軌道構造は、
隣り合うガイドレールの間に間隔を設け、ここに退避用
レールを配置し、この退避用レールを軌道に沿う方向と
直角な方向に移動可能に支持する支持部材を設け、この
退避用レールと、この退避用レールに隣接する少なくと
も1方のガイドレールとの対向面同士に、それぞれテー
パ面を形成し、これらのテーパ面同士を摺り合わせた状
態で軌道が形成されているものである。
上記の構成の磁気浮上搬送車の軌道構造によれば、ガイ
ドレールに不要な力かかかったとき、退避用レールのテ
ーパ面がガイドレールのテーパ面と摺り合いながら移動
し、最終的には退避用レールは、軌道に沿う方向と直角
な方向に退避することかできる。したかって、上記力が
これ以上ガイドレールに働くことを回避することがてき
、軌道の損傷を防ぐことができるようになる。
また、上記支持部材に代えて、一方のガイドレールに、
退避用レールを回動可能に支持するヒンジ部材を設け、
退避用レールの、ヒンジ部材を設けた側と反対側の端面
にテーパ面を形成してもよい。
この場合には、不要な力がかかったとき、退避用レール
がヒンジ部材を中心として回動することにより、テーパ
面同士の摺り合せが離れるので、上記と同様、ガイドレ
ールに力が働くのを回避し、損傷を未然に回避すること
ができる。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第4図は軌道に沿って走行する磁気浮上搬送車を示す斜
視図(ただし軌道側はガイドレール21のみ図示してい
る)である。磁気浮上搬送車の走行方向は矢印Aの方向
である。
磁気浮上搬送車1は<::7台を兼ねた平板状の1f体
11を有し、車体11の上面には、進行方向の前側と後
ろ側にそれぞれ2つすり合計4つのフレーム3が上を向
けて配置されている。フレーム3の上部には、永久磁石
および電磁石の複合体からなる浮上マグネット4がそれ
ぞれ固定されている。
また、車体11の側面には、着地ローラ7、案内ローラ
8がフレーム3から突設されている。着地ローラ7は、
着地時に磁気浮上搬送車1の上下方向の動きを規制する
ものであり、案内ローラ8は磁気浮上搬送車1の左右方
向への動きを規制するものである。なお、9は、浮上マ
グネット4とガイドレール21とのギャップを電磁誘導
効果等を用いて測定するギャップセンサてあり、10は
車体11の底部に設けられた荷物吊り下げ用のフックで
ある。
また、車体11の中心部には、進行方向と平行に肉薄の
リアクシジンプレート6が上向きに立設されており、こ
れに対応して軌道側の随所には、磁気浮上搬送車1を発
進、加速、減速、停止させるLIM(リニアインダクシ
ョンモータ)の1次側駆動系(図示せず)が配置されて
いる。
第1図は、ガイドレール21を含む軌道2の設置状態を
示す。同図(a)は磁気浮上搬送車の走行方向Aと直交
する断面から軌道2を見た断面図であり、同図(b)は
側方から軌道2を見た側面図である。
軌道2は、ガイドレール21の上面に補強レール22を
固定し、補強レール22は随所において、天井や壁に張
り渡した軌道支持用梁24に、ターンバックル23を介
して取り付けられた構造である。
ガイドレール21は一定長さごとに分断され、隣り合う
ガイドレール21間の空隙には退避用レール21bが割
り込み配置されている。退避用レール21bは、短く切
断したガイドレール21の一片を、シリンダー25を介
して1つの軌道支持用梁24に取り付けた構造である。
さらに、ガイドレール21の下面および退避用レール2
1bの下面には、それぞれ強磁性体20a、  2Qb
が取り付けられている。
退避用レール21bについて詳説すると、退避用レール
21bの下面に取り付けられている強磁性体20bが、
隣接するガイドレール21の下面に取り付けられている
強磁性体20aと向き合う面は、下に行くほど徐々にテ
ーパ状に拡がっている(以下、この面を「テーパ面21
C」という)。
また、ガイドレール21の下部の下面に取り付けられて
いる強磁性体20aの、上記テーパ面21Cと向き合う
面は、徐々にテーパ状に狭まっている(以下、この面を
「テーパ面21d」という)。
そして、上記シリンダー25により退避用レール21b
の高さを調整して、ガイドレール21に取り付けた強磁
性体20aと、退避用レール21bに取り付けた強磁性
体20bとが下面において面一になるよう、テーパの位
置、寸法が調整されている。
以上の取り付は構造であるから、地震等のない平常時に
おいては、シリンダー25により退避用レール21bの
高さを調節し、かつ、上向きに付勢することにより、上
記テーパ面21Cとテーパ面2]dとをぴったりと接合
させ、ガイドレール21、退避用レール21bの区別な
く、磁気浮上搬送車1は軌道上を滑らかに走行すること
ができる。しかし、地震等により、ガイドレール21が
横方向に圧縮力C(第1図(c)参照)を受けた場合、
テーパ面21C,21d同士が摺りあい、退避用レール
21bがシリンダー25の引っ張り力に抗して下方へ移
動し、第1図(C)に示すように、ガイドレール21と
離れてしまう。そして、退避用レール21bがガイドレ
ール21から外れることにより、ガイドレール21は上
記圧縮力Cから開放されることとなる(なお、地震発生
時には所定の警報信号を出して、磁気浮上搬送車1を退
避用レール21b以外の位置に止めることにより、磁気
浮上搬送車1と退避用レール21bとの接触等による事
故を防ぐことができる)。したがって、ガイドレールの
損傷を防ぐことができる。また、軌道の復旧にあたって
は、シリンダー25を調整することにより、退避用レー
ル21bを簡単に基の位置に戻すことができる。
また、ガイドレール21が横方向に圧縮力Cを受けた場
合に限らず、ガイドレール21が、軌道に沿った方向と
直角の力を受けた場合でも本発明は有効である。すなわ
ち、第1図(d)に示すように、片方(図では左側)の
がイドレール21が下向きの力りを受けた場合、退避用
レール21bのテーパ面21cがテーパ面21dと離れ
ることにより、他方(図の右側)のガイドレール21に
力が伝わることが防止できる。よって、ガイドレール2
1が当該力によって曲がるのを防止することができる。
この第1図(d)の実施例では、隣り合う工場棟の間で
軌道を付設したときに、地震時に隣り合う棟の縦揺れの
違いによる軌道の損傷を防止するのにも効果がある。
第2図は、テーパ面の方向を逆にした変更例を示す。第
1図の構造と異なるところは、退避用レール21bの下
面に取り付けられている強磁性体20bのテーパ面が下
方向に行くに従って徐々に狭くなり、ガイドレール21
の下面に取り付けられている強磁性体20aのテーパ面
が下方向に行くに従って徐々に拡かっている点、および
シリンダー25に代えて、シリンダー25と同様の役割
を果たすバネ26を取り付けた点である。
上記構造によれば、ガイトレール21が横方向に圧縮力
を受けた場合、テーパ面同士が摺りあい、退避用レール
21bか上方へ移動し、ガイドレール21と離れてしま
うので、ガイドレール21の損傷を防止することができ
る。
また、第3図は、一方のガイドレール21に対して、退
避用レール21bをヒンジ27を介し、て取り付け、退
避用レール21bの、ヒンジ27を取り付けた側と反対
側の端面をテーパ状に形成しくこの面を「テーパ面21
e」という)、他方のガイドレール21の端面に形成さ
れたテーパ而21fと摺り合わせ可能にした構造を示す
振動のない平常時では、両テーパ面21e、21fはぴ
ったりと摺り合わされており、ガイドレール21および
退避用レール21bの下面にそれぞれ取り付けられた強
磁性体20a、20bは面一になるので、磁気メツ上搬
送車1は軌道上を滑らかに走行することができる。しか
し、地震等により、軌道2が横方向に圧縮力Fを受ける
と、第3図(b)に示すように、退避用レール21bか
、ヒンジ27を中心として上方向に回動するので、ガイ
ドレール21か圧接してくるのを回避できる。
したがって、上記第1図、第2図の各実施例と同様、レ
ールの損傷を防止することができる。
なお、第3図(a)の構造において、退避用レール21
bを上方向からシリンダやハネで支持するようにしても
よい。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明の磁気浮上搬送車の軌道構造によ
れば、軌道に不要な力かかかったとき、退避用レールか
移動してガイトレールと離れるので、力がこれ以上ガイ
ドレールに働くのを回避することができる。したがって
、地震等による振動から軌道を保護することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気浮上搬送車の軌道構造の一実施例を図示し
た新曲図と側面図、 第2図、第3図は他の大施例を示す軌道構造図、第4図
は磁気l¥上搬送車の全体を示す斜現図である。 1・・・磁気浮上搬送車、2・・・軌道、21・・・ガ
イドレール、21b・・・退避用レール、21c、21
d、21e、21f−・・テーパ面、25・支持部材と
してのシリンダ、26・・・バネ、27・・・ヒンジ部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数本のガイドレールを継ぎ合わせて 固定することにより軌道を形成し、この 軌道に沿って磁気浮上搬送車を非接触状 態で走行させる磁気浮上搬送車の軌道構 造において、 隣り合うガイドレールの間に間隔を設 け、ここに退避用レールを配置し、この 退避用レールを軌道に沿う方向と直角な 方向に移動可能な支持部材で支持し、こ の退避用レールと、この退避用レールに 隣接する少なくとも1方のガイドレール との対向面同士に、それぞれテーパ面を 形成し、これらのテーパ面同士を摺り合 わせた状態で軌道が形成されていること を特徴とする磁気浮上搬送車の軌道構造。 2、上記支持部材に代えて、一方のガイド レールに、退避用レールを回動可能に支 持するヒンジ部材を設け、退避用レール の、ヒンジ部材を設けた側と反対側の端 面にテーパ面を形成したことを特徴とす る請求項1記載の磁気浮上搬送車の軌道 構造。
JP16732789A 1989-06-29 1989-06-29 磁気浮上搬送車の軌道構造 Pending JPH0333302A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110803029A (zh) * 2018-08-06 2020-02-18 波音公司 混合电动悬浮系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110803029A (zh) * 2018-08-06 2020-02-18 波音公司 混合电动悬浮系统
JP2020054221A (ja) * 2018-08-06 2020-04-02 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company ハイブリッド電気動力学浮揚システム

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