JPH0333271A - 衣料用柔軟仕上剤 - Google Patents

衣料用柔軟仕上剤

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JPH0333271A
JPH0333271A JP16288389A JP16288389A JPH0333271A JP H0333271 A JPH0333271 A JP H0333271A JP 16288389 A JP16288389 A JP 16288389A JP 16288389 A JP16288389 A JP 16288389A JP H0333271 A JPH0333271 A JP H0333271A
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JP
Japan
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alcohol
ethylene oxide
water
fabric softener
branched alkyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP16288389A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Inokoshi
猪腰 淳一
Kaoru Hamada
薫 浜田
Masaaki Yamamura
正明 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は柔軟仕上剤、更に詳細には、各種繊維に対して
優れた柔軟性と帯電防止性を付与し外観上の透明感の高
い経時的な増粘の少ない濃縮型の衣料用柔軟仕上剤に関
する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕衣料は
、着用及び洗濯を繰り返し行う間に繊維処理剤が洗い落
とされたり、あるいは繊維自体の劣化により硬くなった
りして好ましからざる風合を生ずる。そのため、近年、
多くの家庭において、繊維に柔軟性、帯電防止性を付与
することができる柔軟仕上剤が多用されている。
現在、家庭用柔軟仕上剤として市販されているものは、
その殆どが、−分子中に1〜2個の長鎖アルキル基を有
するカチオン性活性剤、なかんずくジ(硬化牛脂アルキ
ル)ジメチルアンモニウム塩を主成分とするものである
これらの第4級アンモニウム塩を主成分とする柔軟基剤
は水に難溶であり、通常、3〜20重量%の水分散液又
は乳濁液の形で製造されている。その際、柔軟基剤が水
に難溶のため、−船釣には、水中で0.1〜10−程度
の粒子径を有する粒子として分散し、外観上、濁った形
態となる。このためボトルから計量キャップや洗濯機の
自動投入口に柔軟剤を注ぎ込んだ際に、柔軟剤の付着物
が見苦しい観を呈する。特に柔軟基剤を高濃度に配合し
た場合に顕著である。又すすぎ水に柔軟剤を投入すると
すすぎ水が濁るという問題がある。
従来から、外観上の透明感をあげる方法としては分散時
に大きい剪断力をかけて、粒子径を極力小さくする方法
や、水溶性の柔軟基剤を使用する等の方法がある。
しかしながら、前者は、透明感に満足する形態が得られ
ていないし、後者は、充分な柔軟性能が得られない。
〔課題を解決するための手段〕
かかる実情において、本発明者らは上記の問題点を解決
せんと鋭意研究を行った結果、高濃度の柔軟基剤を配合
させる際、特定の配合m戒の場合に、透明感があり、か
つ経時的な増粘を著しく抑制でき、更に水分の一部が蒸
発した時にも流動性を保持し得るという知見を得、この
知見に基づいて、濃縮型の衣料用柔軟仕上剤に関する本
発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、 (a)  実質上水に不溶な陽イオン性の柔軟基剤12
〜35重量% (2)  炭素数16〜36のゲルベ型アルコールのエ
チレンオキシドを必須成分とするアルキレンオキシド1
〜5モル付加体であり、且つエチレンオキシドの平均付
加モル数がゲルベアルコールの炭素数の1/20〜1/
6である(ポリ)オキシアルキレン化ゲルベアルコール 1〜8重量% を必須成分として含有し、且つ667μmの波長の光の
透過率が80%以上の実質上透明な水系の衣料用柔軟仕
上剤を提供するものである。
本発明において、衣料用柔軟基剤として用いられる(a
)成分としては、例えば下記のものを挙げることができ
、これらは二種以上混合して用いてもよい。
(式中、 R,、、R2,: C,I〜CZZの飽和又は不飽和の
直鎖又は分岐アルキル基 R3m+R4M+R6m : C1〜C3のアルキル基
又はヒドロキシアルキル基又は (CHz  C)I  O)−H Y。
但しn−1〜10.Y、=水素又はCH3SO4: C
7〜CHIの分岐アルキル基R7+11RI11 : 
C7〜CHIの飽和又は不飽和の直鎖又は分岐アルキル
基又はヒドロキシアル キル基 A、B:C+〜C1のアルキレン基 X−: CH3SO4,CH3SO4,C−Hz−+C
OOでn=o〜17゜Cfi■z11−+0PO3でn
= 8〜18. HOCH2COO。
(a)成分の内で、特に5重量%の水分散液のゲル−液
晶転位温度が20℃以下である第4級アンモニウム塩を
用いると、極めて小さい剪断力によっても本発明の透明
型の柔軟仕上剤を得ることができる。このような第4級
アンモニウム塩の例としては、ステアリルラウリルジメ
チルアンモニウムクロライドやジオレイルジメチルアン
モニウムクロライド、2−n−オクチルヘキサデシルト
リメチルアンモニウムクロライド等がある。
本発明の〜)成分の原料となる炭素数16〜36のゲル
ベ型アルコールは、種々の組み合わせの台底及び天然の
アルコールのゲルベ反応で得ることができる。例えば、
炭素数12のラウリルアルコール同士のゲルベ反応では
炭素数24の2−n−オクチルテトラデカノールが得ら
れ、ラウリルアルコールと炭素数18のステアリルアル
コールのゲルベ反応では炭素数が24.30、及び36
の混合のゲルベアルコールが得られる。
上記ゲルベアルコールに付加すべきアルキレンオキシド
としてはエチレンオキシドは必須であり、一部プロピレ
ンオキシド等を併用してもよい。エチレンオキシドの付
加モル数はゲルベアルコールの炭素数のl/20〜1/
6の範囲である。この範囲を外れると透明型の柔軟仕上
剤は得られない。アルキレンオキシドを付加させた具体
的な由)成分としては、炭素数20のゲルベアルコール
のエチレンオキシド2モル付加体、炭素数24のゲルベ
アルコールのプロピレンオキシド1モル・エチレンオキ
シド3モル付加体、炭素数36のゲルベアルコールのエ
チレンオキシド3モル付加体等が挙げられる。
本発明の(2)成分は湿潤時のすべり性も向上するため
、洗濯時や脱水時に生ずるシワの発生や、からまりあい
を減少する効果も認められる。
本発明の柔軟仕上剤の保存安定性を高めるために、HL
B 7〜18のポリオキシエチレン型の非イオン活性剤
や、ヒドロキシスルホベタイン等の両性化合物や、炭素
数12〜22の脂肪酸又はそれらとグリセリン、ペンタ
エリスリトール等の3〜6価のポリオールとのモノ又は
ジエステル化物や、アジピン酸、ダイマー酸等の炭素数
6〜36のジカルボン酸や、1〜3価の低級アルコール
を添加するのが好ましい。
さらに本発明の衣料用柔軟仕上剤には、柔軟仕上剤成分
として通常使用されている香料、色素、シリコーン化合
物、抗菌剤、無機塩、粘度調整剤としての水溶性高分子
化合物などが配合されるのが一般的である。
(a)、(2)成分及び他の成分の配合手順は、特に問
わないが、(a)成分と(2)成分を30〜60°Cに
加温しておき、撹拌下に30〜60℃の水を添加するの
が一般的である。
混合機は羽根撹拌でも、ラインごキサ−でもニーダ−で
も混合可能なものであれば使用可能である。
〔発明の効果〕
(a)、(2)成分を必須として含む本発明の透明型の
衣料用柔軟仕上剤は通常の柔軟仕上剤に比べて同等の柔
軟性と帯電防止性を有し、且つ、実質上透明であるため
粒子の合一がなく、長期的な安定性が高い。又外観上の
美観やすすぎ水に投入した時の美観も良い。
(実施例〕 以下に実施例により、本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1〜20、比較例1〜4 第1表ニ(a)成分、第2表に(2)6分、第3表にそ
の他の成分、第4表にこれらの成分を用いた透明型衣料
用柔軟仕上剤の性状を示した。
1)物性値及び安定性 透明型の衣料用柔軟仕上剤の667μmの波長の光の透
過率を日立U −3200スペクトロフオトメーターに
て測定した。又−10℃1室温、50°Cにて60日間
保存したのち、室温にて外観、及び流動性を測定した。
流動性は20’Cで、B型回転粘度計を用いて測定した
本発明の透明型の衣料用柔軟仕上剤は、いずれも外観上
透明であり経時的な変化も殆ど無く良好であった。
2〉 柔軟性能 市販の木綿タオル及びメリヤス肌着、アクリル繊維、ポ
リエステル繊維、及び混紡繊維を市販洗剤ザブ(花王株
式会社製、登録商標)にて五回繰り返し洗濯をし、布に
ついている洗剤を除去した後、本発明の透明型の衣料用
柔軟仕上剤の0.1重量%水溶液(有効分換算、3.5
°DH硬水)にて25゛C1浴比1/30で1分間撹拌
下で処理した後、室温で風乾後、25°C165%RH
の恒温恒湿室にて24時間放置した。同様に通常濃度の
柔軟仕上剤で処理した衣料と柔軟性能を比較したところ
、いずれも十分な柔軟性能を有するものであった。
第 表 (a) 成 分 注) エライジル基を30%含有 第 表 (2) 成 分 注) O エチレンオキシド 0 プロピレンオキシド 第 表 その他の戒分

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)実質上水に不溶な陽イオン性の柔軟基剤12〜
    35重量% (2)炭素数16〜36のゲルベ型アルコールのエチレ
    ンオキシドを必須成分とするアルキレ ンオキシド1〜5モル付加体であり、且つ エチレンオキシドの平均付加モル数がゲル ベアルコールの炭素数の1/20〜1/6である(ポリ
    )オキシアルキレン化ゲルベア ルコール1〜8重量% を必須成分として含有し、且つ667μmの波長の光の
    透過率が80%以上の実質上透明な水系の衣料用柔軟仕
    上剤。 2 陽イオン性の柔軟基剤(a)の5重量%の水分散物
    のゲル−液晶転移温度が20℃以下であることを特徴と
    する請求項1記載の衣料用柔軟仕上剤。 3 陽イオン性の柔軟基剤(a)が下記一般式( I _
    a)又は(II_a)で表される化合物である請求項1又
    は2記載の衣料用柔軟仕上剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 R_1_a、R_2_a:C_3〜C_22の飽和又は
    不飽和の直鎖又は分岐アルキル基 R_3_a、R_4_a、R_6_a:C_1〜C_3
    のアルキル基又はヒドロキシアルキル基又は 但しn=1〜10、Ya=水素又はCH_3R_5_a
    :C_24〜C_36の分岐アルキル基X_2:CH_
    3SO_4、C_2H_5SO_4、C_nH_2n_
    +_1cooでn=0〜17、C_nH_2n_−_1
    OPO_3でn=8〜18、HOCH_2COO、CH
    _3■SO_3、ハロゲンを表す。) 4 一般式( I _a)又は(II_a)におけるR_1
    _a、R_2_a及びR_5_aが2位に分岐を有する
    分岐アルキル基である陽イオン性の柔軟基剤(a)を含
    有してなる請求項3記載の衣料用柔軟仕上剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5545368A (en) * 1995-01-20 1996-08-13 Ford Motor Company Method of magnetically reinforcing composite components

Cited By (1)

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