JPS6030394B2 - 家庭用仕上剤 - Google Patents

家庭用仕上剤

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JPS6030394B2
JPS6030394B2 JP1789879A JP1789879A JPS6030394B2 JP S6030394 B2 JPS6030394 B2 JP S6030394B2 JP 1789879 A JP1789879 A JP 1789879A JP 1789879 A JP1789879 A JP 1789879A JP S6030394 B2 JPS6030394 B2 JP S6030394B2
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政義 千明
潔 諸原
幸一 山田
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、アクリル
繊維などの合成繊維及び合成繊維ともめんとの混紡繊維
からつくられた編織物製品に対して極めてすぐれたスリ
ップ性を付与する家庭用仕上剤に関するものである。
合成繊維製又は合成繊維ともめんとの混紡繊維製のスリ
ップ、ストッキング、ブラウスなどの緑織物製品は適度
なスリップ性を常に有していることが好ましい。
ここにいうスリップ性とは、編織物の基本的官能量であ
る「滑らかさ」と同意語であって、編織物の物理特性の
一つである表面特性、特に摩擦特性を触覚により評価し
たものである。
スリップ性がすぐれていることは、例えば重ね着をした
場合、衣服の形態を保持し、人体の動きによく適応し、
さらに衣服を滑らかに着たり脱いだりすることができ、
また、下着類については着心地、肌ざわりがよく、スト
ッキング類については滑り摩擦抵抗の減少により「でん
せん」が防止できるなどの利点があるので、スリップ性
は糠織物の実用的な機能の点から極めて重要な特性であ
る。一般に、編織物の製造工程においては、紡績あるい
は紡糸から仕上工程までの段階で摩擦抵抗を下げるため
に平滑剤などが使用されているので、編織物製品はスリ
ップ性を有しているのが普通である。
しかしながら、家庭において糠織物製品の着用洗濯を繰
り返しているうちにスリップ性は低下してくることが多
いので、家庭において編織物製品にスリップ性を付与す
るための手軽に使用できる家庭用仕上剤が要望される。
スリップ性付与に関する技術として、紡績繊維処理剤の
分野において、カチオン活性剤に当量又はそれ以上のア
ルキルサルフェート、アルキルェーテルサルフェートな
どのアニオン活性剤を混合して得られるカチオン・アニ
オン複合体をアニオン系又はノニオン系活性剤を用いて
水に分散させた液で紡績用繊維を処理すると繊維に平滑
性が付与されることが知られている(特公昭46一52
7y号公報)。
しかしながら、本発明者らがこのカチオン・アニオン複
合体の分散液を編織物製品の洗濯後の仕上剤として用い
てスリップ性付与の試験を行ったところ、着用者が特に
望むスリップ効果はそれほど得られないことが判明した
。また、従来知られているカチオン・アニオン複合体か
らなる柔軟剤(例えば、米国特許第3920563号明
細書、同3920565号明細書、袴公昭44一465
8号公報、同36一3927号公報、侍開昭53−19
497号公報)でも、ある程度のスリップ性付与の効果
はあるが、商品としてスリップ性付与効果を打ち出すた
めには十分とはいえない。従って、今のところ家庭にお
いて手軽に使用できる洗濯後の位上剤として十分なスリ
ップ性を線織物製品に与えうるものは見当らない。
本発明者らは、スリップ性付与効果のすぐれている家庭
用仕上剤を関発すべ〈鋭意研究を重ねた結果、特定の2
種類の第四級アンモニウム塩の組合せからなるカチオン
性界面活性剤と特定のアニオン性界面活性剤をモル比で
カチオン性界面活性剤過剰の割合で配合することによっ
て、意外にもスリップ性付与効果が著しく向上すること
を見し、出した。
本発明はこの知見に基づいてなされたものである。すな
わち、本発明は、■ 一般式(1) (式中のR,及びR2は炭素数12〜24のアルキル基
、8−ヒドロキシルアルキル基又はアルケニル基、R3
及びR4は炭素数1〜3の低級アルキル基、Xは陰イオ
ンを示す。
)で表わされる第四級アンモニウム塩と、 ‘B} 一般式(0) (式中のR5,馬及びR7は炭素数8〜24のアルキル
基、3ーヒドロキシアルキル基又はアルケニル基、R8
は炭素数1〜3の低級アルキル基、Y‐は陰イオンを示
す。
)で表わされる第四級アンモニウム塩とを、風成分と‘
B}成分の割合風/‘B’が重量比で95/5〜50/
50となるように配合してなるカチオン性界面活性剤(
A+B)と、‘q 一般式皿) R90fCH2CH20ナnSO3‐Z,十 ・
・・・・・血)(式中R9は炭素数8〜滋のアルキル基
、Z,十は水素イオン、リチウムイオン、ナトリウムイ
オン、カリウムイオン、アンモニウムイオン、アルカノ
ールアンモニウムィオン又は低級アルキルアンモニウム
イオン、nは1〜5の整数を示す。
)で表わされるポリオキシェチレンアルキルェーテル硫
酸及びその塩、一般式(W) R,ぶ03‐Z十 ・・・・・・
(W)(式中のR,oは炭素数8〜22のアルキル基、
アルケニル基又はモノヒドロキシアルキル基、Z2十は
Z十として示されたと同じ陽イオンを示す。
)で表わされる高級脂肪族スルホン酸及びその塩並びに
一般式(V)R,.S04‐Z+
・・…・(V)(式中のR,.はR9として示されたと
同じ基、Z3十はZ+として示されたと同じ腸イオンを
示す。
)で表わされるアルキル硫酸及びその塩から選ばれたア
ニオン性界面活性剤{C)とを、上記カチオン性界面活
性剤(A+B)とアニオン性界面活性剤【0との割合(
A+B)/‘qがモル比で80/20〜52/48とな
るように配合してなるカチオン・アニオン複合体の水分
散液からなるスリップ性付与効果のすぐれた家庭用仕上
剤を提供するものである。本発明の家庭用仕上剤を構成
するW成分の特に好ましい効果を奏するものとして、一
般式(1)におけるR,及びR2が炭素数16〜松のも
のを挙げることができる。またR,及びR2は直鏡のア
ルキル基であることが望ましいが、6−ヒドロキシアル
キル基、モノメチル分枝を有するアルキル基又はアルケ
ニル基であってもよい。R3及びR4はメチル基又はエ
チル基である場合が最も好ましい。またX‐としてはハ
ロゲンイオン、酢酸イオン、リン酸イオン、硝酸イオン
、メチル硫酸イオン、エチル硫酸イオンなどの陰イオン
が好ましい。凶成分の好ましい具体例としては、ジパル
ミチルジメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジ
メチルアンモニウムプミド、ジー水素添加牛脂アルキル
ジメチルアンモニウムクロリド、ジ2ーメチルステアル
ジメチルアンモニウムメチルサルフエート、ジBーヒド
ロキシステアリルジエルアンモニウムアセテート、ジオ
レイルジメチルアンモニウムホスフエート、ジドコシル
ジメチルアンモニウムクロリド、ジテトラコシルジメチ
ルアンモニウムクロリド及びジラウリルジメチルアンモ
ニウムクロリドなどを挙げることができる。本発明の家
庭用仕上剤を構成する【B}成分の特に好ましい効果を
奏するものとして、一般式(0)におけるR5,R6及
びR7が炭素数12〜22のものを挙げることができる
。R5,R6及びR7は直鎖のアルキル基であることが
好ましいが、8ーヒドロキシアルキル基、モノメチル分
枝を有するアルキル基又はアルケニル基であってもよい
。R8はメチル基及びエチル基である場合が特に好まし
い。Y‐はX‐で示したのと同様のものが用いられる。
【B)成分の好ましい具体例としては、トリパルミチル
メチルアンモニウムブロミド、トリステアリルメチルア
ンモニウムクロリド、トリー水素添加牛脂アルキルメチ
ルアンモニウムクロリド、トリ2ーメチルステアリルメ
チルアンモニウムメチルサルフヱート、トリ8ーヒドロ
キシステアリルエチルアンモニウムアセテート、トリオ
レインメチルアンモニウムナイトレート、トリドコシル
メチルアンモニウムクロリド、トリテトラコシルメチル
アンモニウムクロリド、及びトリオクチルメチルアンモ
ニウムクロリドなどを挙げることができる。本発明の家
庭用仕上剤においてカチオン性界面活性剤の■成分と【
Bー成分の割合W/‘B}は重量比で95/5〜50/
50でなければならない。
凶/{B’がこの範囲よりも多すぎても少なすぎてもス
リップ性が低下し、本発明の目的を十分達成することが
できない。特に好ましくは90/10〜65/35の範
囲である。カチオン性界面活性剤として風成分だけ使葉
したのでは十分なスリップ性付与効果は発現できず、■
成分に【B}成分を併用することによって初めて顕著ス
リップ性付与効果を生ずる。このような知見は全く従来
知れてし、はかったことである。本発明の家庭用仕上剤
は上記した■成分と【Bー成分とからなるカチオン性界
面活性剤と、に}成分であるアニオン性界面活性剤とに
より構成される。‘c}成分は一般式皿)で表わされる
ポリオキシェチレンアルキルェーテル硫酸及びその塩、
一般式(W)で表わされる高級脂肪族スルホン酸及びそ
の塩並びに一般式(V)で表わされるアルキル硫酸及び
その塩から選ばれる。一般式(m)の化合物としては炭
素数8〜松のアルキル基を有し、エチレンオキシドの付
加モル数1〜5のものが用いられる。
一般式(N)の化合物としては例えば炭素数8〜22の
Q−オレフインと酸性亜硫酸ナトリウムとを反応させて
得られるもの、ワックスクラッキング法又はチーグラー
触媒によるエチレン重合法あるいはこれらの改良法によ
り得られるQ−オレフインを三酸化硫黄でスルホン化し
たもの又は加水分解して得られるスルホン酸塩が用いら
れる。一般式(V)の化合物としては炭素数8〜松のも
のが用いられる。これらの一般式皿)、,(W)及び(
V)で表わされる化合物は遊離酸であっても塩であって
もよいが、塩としてはリチウム塩、ナトリウム塩、カリ
ウム塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩及び低
級アルキルアミン塩などである。本発明において、■成
分と(B}成分とからなるカチオン性界面活性剤(A十
B)と‘C}成分であるアニオン性界面活性剤■の割合
が特に重量であって、(A+B)/に}がモル比で80
/20〜52/48、特に好ましくは70/30〜55
/45になるように配合される。
(A+B)/【qが80ノ20より多い場合、52/4
8より少ない場合、いずれにおいてもスリップ性が低下
し本発明の目的を達成することはできない。すなわち、
本発明の効果はアニオン性界面活性剤よりもカチオン性
界面活性剤の方が過剰モル配合することによって蓬せら
れる。これは従釆の紡績繊維処理剤におけるカチオン・
アニオン複合体がカチオン活性剤に対しアニオン活性剤
が当量又は過剰であることは逆の割合である。本発明の
家庭用仕上剤は、上記した■成分、佃成分及び【0成分
からなるカチオン・アニオン複合体を、使用時の効果及
び分散性を考慮し水中に均一に分散させて、家庭におい
て容易に使用できるように調製したものである。
家庭用仕上剤として好適なカチオン・アニオン複合体の
含有量は3〜2の重量%、更に好ましくは5〜15重量
%である。仕上剤分散液の調製方法は従来の手法を採用
しうる。本発明の家庭用仕上剤に上記のカチオン・アニ
オン複合体の他に所望に応じ非イオン性界面活性剤、尿
素、プロピレングリコールなどの安定化剤、食塩、塩化
アンモニウムなどの無機電解質、有機電解質、着色剤、
けし、光増白剤、香料などの添加成分を含ませることが
できる。
以上の通り、本発明の家庭用は上剤はスリップ性付与剤
として従釆の技術に較べ合成繊維製品及び合成繊維とも
めんの混紡繊維製品に対し、顕著なスリップ性付与効果
を発揮するものである。次に本発明を実施例により更に
詳細に説明する。なお、実施例における仕上処理方法及
びスリップ性評価試験方法は次の通りである。
‘ィー 仕上処理方法 市販のポリエステル/もめん(65/35)タフタ、ナ
イロンタフタ及びポリエステルタフタを市販の衣料用洗
剤を用い60qoで5回繰り返して洗濯したものを試験
布とした。
次に各実施例において記載した配合組成のカチオン・ア
ニオン複合体を25qoの水道水で希釈して、0.06
0重量%濃度とし、この中に浴比3M苦で試験布を浸し
、3分間かき混ぜた。このように処理した布を室内で風
乾後、25午0、65%RHの条件下に2観時間放置し
、スリップ性評価試験に供した。
(o} スリップ性評価試験方法 試験布を長方形に折り重ね、最後に2つ折りにして、一
端を手で持ち、他端を擦り合せた時の滑り性を現在柔軟
剤として最も一般的に用いられているジステアリルジメ
チルアンモニウムクロリドを6重量%配合したものを水
道水で希釈して0.060重量%濃度とした液で処理し
たものを対照として、次の基準に従って評価した。
十3:対照的に較べて著しく滑りがよい 十2:対照布に較べてかなり滑りがよい 十1:対照布に較べてやや滑りがよい 0:対照布と同じ −1:対照布に較べてやや滑りが悪い −2:対照布に較べてかなり滑りが悪い −3:対照布に較べて著しく滑りが悪い 実施例 1 風 ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド3〜5
.0重量部、脚 トリステアリルメチルアンーモニウム
クロリド0.3〜3重量部及び{C} ソジウムポリオ
キシエチレン(p=3)ラウリルエ−テル硫酸ェステル
1.0〜3.鑓重量部に水を加えて全量を10の重量部
として家庭用仕上剤を調製し、各種繊維製品に対するス
リップ性を試験した。
比較のために、■成分と【B}成分だけのもの、風成分
と【C}成分だけのもの及び凶成分だけのものについて
もスリップ性の試験を行った。結果は第1表に示す通り
である。第1表から明らかなように■/脚が重量比で9
5/5〜50/50で、(A+B)/に}がモル比で8
0/20〜52/48の範囲で調製した仕上剤はスリッ
プ性を著しく向上させている。
しかし■成分とに’成分だけのものは■/【qが60/
40でもスリップ性をあまり向上させていない。また従
釆の紡績繊維処理剤である■/【C’が40/60のも
のはスリップ性を著しく悪くしている。第 1 表 実施例 2 凶 ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド4.頚
重量部、(B)トリステアリルメチルアンモニウムクロ
リド1.2重量部及び{C)ソジウムQ−オレフィン(
C,6〜C,8)スルフオン酸0.8〜3.0重量部に
水を加えて全量を10の重量部として家庭用仕上剤を調
製し、各種繊維製品に対するスリップ性を試験した。
比較のために風成分とに}成分だけのものについてもス
リップ性の試験を行った。精累は第2表に示す通りであ
る。第2表から明らかなように凶/脚が重量比で95/
5〜50/50で、(A+B)/畑がモル比で80/2
0〜52/48の仕上剤はスリップ性を著しく向上させ
ているが、■成分とに〕成分だけのものは風/‘C’が
モル比で60/40でもスリップ性をあまり向上させて
いない。
また従来の紡績繊維処理剤の割合である脚/に}が40
/60のものはスリップ性が著しく劣っている。第 2
表 実施例 3 ■ ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド4.2
重量部、{B} トリステアリルメチルアンモニウムク
ロリド1.母重量部及び{C} ソジウムパルミチルサ
ルフェート0.8〜3重量部に水を加えて全量を10の
重量部として家庭用仕上剤を調製し、各種繊維製品に対
するスリップ性を試験した。
:第3表から明らかなようにW/‘Bーが重量比で95
/5〜50/50で、(A+B)/‘C}がモル比で8
0/20〜52/48の仕上剤はスリップ性を著し向上
させているが、風成分と{C)成分だけのものは凶/に
}がモル比で60/40でもスリップ性をあまり向上さ
せていない。第 3 表 実施例 4 風 ジー水素添加牛脂アルキルジメチルアンモニウムク
ロリド5重量部、【Bー トリパルミチルメチルアンモ
ニウムクロリド0.9重量部及び(C} ポリオキシエ
チレン(p=1)ステアリルエーテル硫酸ェステルトリ
ェタノールアンモニウム2.3重量部に水を加えて全量
を10頂重量部として家庭用仕上剤1を調製した。
別に、風 ジ6−ヒド。
キシステアリルジメチルアンモニウムメチルサルフェー
ト7重量部、‘B}トリラウリルメチルアンモニウムメ
チルサルフヱート4.0重量部及びに’ Qーオレフィ
ン(C,4)スルフオン酸アンモニウム2.紅重量部に
非イオン性界面活性剤であるポリオキシェチレンノニル
フェニルェーテル(p=50)1重量部を加え、更に水
を加えて全量10の重量部として家庭用仕上剤2を調製
した。更に、W ジドコシルジメチルアンモニウムアセ
テート3重量部、‘8’ トリ8−ヒドロキシステアリ
ルメチルアンモニウムアセテート1重量部及び{q ア
ルキル(CM〜C,5)硫酸ェステルトリェタノールア
ンモニウムに非イオン性界面活性剤であるポリオキシエ
チレンノニルフエニルエーテル(p=50)0.箱重量
部、安定化剤であるプロピレングリコール3重量部及び
香料と着色料を少量加え、更に水を加えて全量を10の
重量部として家庭用仕上剤3を調製した。
このようにして調製した3種類の家庭用仕上剤について
各種繊維に対するスリップ性の試験を行った。
結果は第4表に示す通りである。第4表から明らかなよ
うに、いずれの仕上剤もスリップ性を著しく向上させて
いる。
第 4 表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR_1およびR_2は炭素数12〜24のア
    ルキル基、β−ヒドロキシアルキル基又はアルケニル基
    、R_3及びR_4は炭素数1〜3の低級アルキル基、
    X^−は陰イオンを示す。 )で表わされる第四級アンモニウム塩と、 (B)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR_5,R_6及びR_7は炭素数8〜24
    のアルキル基、β−ヒドロキシアルキル基又はアルケニ
    ル基、R_8は炭素数1〜3の低級アルキル基、Y^−
    は陰イオンを示す。 )で表わされる第四級アンモニウム塩とを、(A)成分
    と(B)成分の割合(A)/(B)が重量比で95/5
    〜50/50となるように配合してなるカチオン性界面
    活性剤(A+B)と、(C)一般式R_9O−(CH_
    2CH_2O)−_nSO_3^−Z_1^+ (式中
    のR_9は炭素数8〜22のアルキル基、Z_1^+は
    水素イオン、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリ
    ウムイオン、アンモニウムイオン、アルカノールアンモ
    ニウムイオン又は低級アルキルアンモニウムイオン、n
    は1〜5の整数を示す。 )で表わされるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫
    酸及びその塩、一般式 R_1_0SO_3^−Z_2^+ (式中のR_1_0は炭素数8〜22のアルキル基、
    アルケニル基又はモノヒドロキシシアルキル基、Z_2
    ^+はZ_3^+として示されたと同じ陽イオンを示す
    。 )で表わされる高級脂肪族スルホン酸及びその塩並びに
    一般式R_1_1SO_4^−Z_3^+ (式中のR_1_1はR_9として示されたと同じ基
    、Z_3^+はZ_1^+として示されたと同じ陽イオ
    ンを示す。 )で表わされるアルキル硫酸及びその塩から選ばれたア
    ニオン性界面活性剤(C)とを、上記カチオン性界面活
    性剤(A+B)とアニオン性界面活性剤(C)との割合
    (A+B)/(C)がモル比で80/20〜52/48
    となるように配合してなるカチオン・アニオン複合体の
    水分散液からなる家庭用仕上剤。
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