JPH0333223Y2 - - Google Patents

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JPH0333223Y2
JPH0333223Y2 JP1986132363U JP13236386U JPH0333223Y2 JP H0333223 Y2 JPH0333223 Y2 JP H0333223Y2 JP 1986132363 U JP1986132363 U JP 1986132363U JP 13236386 U JP13236386 U JP 13236386U JP H0333223 Y2 JPH0333223 Y2 JP H0333223Y2
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scraping
horizontal
grooves
fitted
feeding roll
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、播種装置の掻出装置に係るものであ
る。
(従来技術) 従来公知の、実開昭60−191117号公報および特
開昭60−196104号公報には、横軸繰出には、横軸
繰出ロールの外周面に母線方向の横条溝を形成
し、前記横軸繰出ロールの外周面に前記横条溝よ
り深くかつ横条溝と直交する環状溝を所定の間隔
を置いて多数形成し、該各環状溝には掻出体の各
掻出刀の刃先を嵌合させ、前記掻出刀の基部には
間隔を置いて挿通孔を形成し、該挿通孔に取付軸
を挿通させると共に、各掻出刀を前記取付軸の外
周に固定した構造について記載されている。
(考案が解決しようとする課題) 前記公知のものは、掻出刀を取付軸の外周に固
定しているが、通常は、熔接という手段によりか
ら、製造が面倒であるばかりでなく、固定構造の
ものは、すこしでも位置ずれがあると、擦つて、
円滑に作用しない。
公知例のように多数の環状溝に掻出体の各掻出
刀の刃先を嵌合させる構造のときは、掻出刀の全
部を、環状溝の中心に位置させることは不可能で
ある。
これを解決するには、掻出刀をルーズに取付け
るとよい。
(問題を解決するための手段) よつて本考案は、横軸繰出ロール5の外周面に
母線方向の横条溝6を形成し、前記横軸繰出ロー
ル5の外周面に前記横条溝6より深くかつ横条溝
6と直交する環状溝7を所定の間隔を置いて多数
形成し、該各環状溝7には掻出体15の各掻出刀
8の刃先を嵌合させ、前記掻出刀8の基部には間
隔を置いて挿通孔10,11を形成し、該挿通孔
10,11に取付軸12,13をゆるく挿通させ
ると共に、各掻出刀8,8間の前記取付軸12,
13の外周にはスペイサ14をそれぞれ嵌合させ
てなる播種装置の掻出装置としたものである。
(実施例) 本考案の実施例を図面により説明すると、1は
播種装置の種籾供給ホツパーであり、下部には流
穀板2,3により供給口4を形成し、前記流穀板
3の下端部を横軸繰出ロール5の外周面に可及的
に近接させる。
横軸繰出ロール5の外周面には、母線方向と平
行な横条溝6を所望の間隔をおいて形成する。ま
た、横軸繰出ロール5の外周面には所定の間隔を
おいて前記横条溝6と直交する環状溝7を全周に
形成する。環状溝7の溝底は、前記横条溝6の溝
底より深く形成する。
しかして、横軸繰出ロール5の上面に各環状溝
7にはそれぞれ掻出刀8を嵌合させる。掻出刀8
は、略垂直の平板により形成され、側方からみる
と先端部9の上面側を前記横軸繰出ロール5の外
周面に合せた円弧形状に形成する。掻出刀8は、
厚みを前記環状溝7より稍薄く形成し、掻出刀8
の先端部9を前記環状溝7に嵌合させる。
掻出刀8の略中央部には左右方向の挿通孔10
を形成し、掻出刀8の基部側には左右方向の挿通
孔11を形成する。掻出刀8は、前記挿通孔10
に左右方向の取付軸12をゆるく挿通し、前記挿
通孔11に取付軸13をゆるく挿通して取付け
る。そして、前記取付軸12,13にはそれぞれ
スペーサー14を挿入し、スペイサ14の左端を
掻出刀8に当接させる。スペイサ14は合成樹脂
等により中空筒状に形成し、前記横軸繰出ロール
5の環状溝7,7間の幅と同一長さに形成する。
そして、次の掻出刀8を取付軸12,13に嵌合
させ、スペイサ14の右端に当接させる。このよ
うに、掻出刀8とスペイサ14とを交互に取付軸
12,13に嵌合させ、横軸繰出ロール5の環状
溝7と同数の掻出刀8を左右方向に並設して掻出
体15を形成する。したがつて、各掻出刀8はス
ペイサ14により正確に横軸繰出ロール5の環状
溝7に嵌合する所定の間隔有して並設させる。
前記取付軸12,13は中空軸で形成し、その
両端部には、ネジ溝16,17を形成する。取付
軸12,13は、その両端部を播種装置18の側
板19の内側に当接させ、側板19の外側よりボ
ルト20,21をネジ溝16,17に螺合させ、
掻出体15を側板19に固定する。したがつて、
掻出体15の掻出刀8は回転する横軸繰出ロール
5に対して固定して取付けられる。
22は、前記横軸繰出ロール5の直上位置に設
けたブラシであり、過剰種籾23を戻す作用を奏
する。24は横条溝6に嵌合した種籾23を上方
位置から下方位置まで誘導する誘導板であり、誘
導板24の内側にスポンジ25を設ける。26は
移送台、27は育苗箱、28は籾ガイド29を取
付ける平行リンク、30は育苗箱27内の床土表
面に条溝31を形成する溝付ローラである。
(作用) 次に作用を述べる。
種籾供給ホツパー1より供給された種籾23
は、横軸繰出ロール5の横条溝6に嵌合した状態
で横軸繰出ロール5と共回りし、ブラシ22によ
り過剰種籾23は戻され、横条溝6に嵌合した種
籾23がブラシ22の先端を通過し、誘導板24
により上方位置から下方位置まで誘導され、下方
位置に至ると種籾23は自重で籾ガイド29内に
落下し、溝付ローラ30により形成した育苗箱2
7内の床土表面の条溝31内に播種される。
しかして、横軸繰出ロール5の外周面には横条
溝6と直交する環状溝7が全周に形成され、該環
状溝7には回転する横軸繰出ロール5に対して固
定している掻出刀8が嵌合しているから、横軸繰
出ロール5と共回りした種籾23は、横条溝6が
掻出刀8に至ると掻出刀8の先端部9に種籾23
は当接して、強制的に掻き出され、育苗箱27内
に播種される。
この場合、掻出体15は掻出刀8とスペイサ1
4とを交互に取付軸12,13にゆるく嵌合させ
て取付け、前記スペイサ14は横軸繰出ロール5
の環状溝7,7間の幅と同一長さに形成されてい
るから、各掻出刀8はスペイサ14により横軸繰
出ロール5の環状溝7に嵌合する所定の間隔を有
して並設されて頗る簡単に掻出体15を組立るこ
とができる。
そして、掻出体15の各掻出刀8を横軸繰出ロ
ール5の環状溝7に嵌合させた状態で、取付軸1
2,13の両端部を播種装置18の側板19の内
側に当接させ、側板19の外側よりボルト20,
21を取付軸12,13のネジ溝16,17に螺
合させると、掻出体15を側板19に簡単に取付
けることができる。このように取付た各掻出刀8
は、スペイサ14により横軸繰出ロール5の環状
溝7に嵌合する所定の間隔を有しているが、熔接
固定ではないので、比較的ルーズであり、環状溝
7とあわないものがあつても、環状溝7の場所に
移動して嵌合する。
(効果) 従来公知の、実開昭60−191117号公報および特
開昭60−196104号公報には、横軸繰出には、横軸
繰出ロールの外周面に母線方向の横条溝を形成
し、前記横軸繰出ロールの外周面に前記横条溝よ
り深くかつ横条溝と直交する環状溝を所定の間隔
を置いて多数形成し、該各環状溝には掻出体の各
掻出刀の刃先を嵌合させ、前記掻出刀の基部には
間隔を置いて挿通孔を形成し、該挿通孔に取付軸
を挿通させると共に、各掻出刀を前記取付軸の外
周に固定した構造について記載されている。
前記公知のものは、掻出刀を取付軸の外周に固
定しているが、通常は、熔接という手段によりか
ら、製造が面倒であるばかりでなく、固定構造の
ものは、すこしでも位置ずれがあると、擦つて、
円滑に作用しない。
公知例のように多数の環状溝に掻出体の各掻出
刀の刃先を嵌合させる構造のときは、掻出刀の全
部を、環状溝の中心に位置させることは不可能で
ある。
しかるに、本考案は、横軸繰出ロール5の外周
面に母線方向の横条溝6を形成し、前記横軸繰出
ロール5の外周面に前記横条溝6より深くかつ横
条溝6と直交する環状溝7を所定の間隔を置いて
多数形成し、該各環状溝7には掻出体15の各掻
出刀8の刃先を嵌合させ、前記掻出刀8の基部に
は間隔を置いて挿通孔10,11を形成し、該挿
通孔10,11に取付軸12,13をゆるく挿通
させると共に、各掻出刀8,8間の前記取付軸1
2,13の外周にはスペイサ14をそれぞれ嵌合
させてなる播種装置の掻出装置としたものである
から、挿通孔10、11に取付軸12,13をゆ
るく挿通させ、各掻出刀8,8間の前記取付軸1
2,13の外周にはスペイサ14をそれぞれ嵌合
させた構成のため、各掻出刀8は少々がたのある
状態に取付けられているので、掻出刀8の全部が
環状溝7の中心に位置していなくとも、円滑に作
動するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は播種装置の縦断側面図、第2図は掻出
体の組立状態の斜視図、第3図は掻出体の一部の
縦断正面図、第4図は横軸繰出ロールの一部切欠
き正面図である。 符号の説明、1……種籾供給ホツパー、2……
流穀板、3……流穀板、4……供給口、5……横
軸繰出ロール、6……横条溝、7……環状溝、8
掻出刀、9……先端部、10……挿通孔、11…
…挿通孔、12……取付軸、13……取付軸、1
4……スペイサ、15……掻出体、16……ネジ
溝、17……ネジ溝、18……播種装置、19…
…側板、20……ボルト、21……ボルト、22
……回転ブラシ、23……種籾、24……誘導
板、25……スポンジ、26……移送台、27…
…育苗箱、28……平行リンク、29……籾ガイ
ド、30……溝付ローラ、31……条溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横軸繰出ロール5の外周面に母線方向の横条溝
    6を形成し、前記横軸繰出ロール5の外周面に前
    記横条溝6より深くかつ横条溝6と直交する環状
    溝7を所定の間隔を置いて多数形成し、該各環状
    溝7には掻出体15の各掻出刀8の刃先を嵌合さ
    せ、前記掻出刀8の基部には間隔を置いて挿通孔
    10,11を形成し、該挿通孔10,11に取付
    軸12,13をゆるく挿通させると共に、各掻出
    刀8,8間の前記取付軸12,13の外周にはス
    ペイサ14をそれぞれ嵌合させてなる播種装置の
    掻出装置。
JP1986132363U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH0333223Y2 (ja)

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