JPH0333181A - 重合体スケールの防止剤およびそれでコーティングされた重合用反応器 - Google Patents

重合体スケールの防止剤およびそれでコーティングされた重合用反応器

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JPH0333181A
JPH0333181A JP16726089A JP16726089A JPH0333181A JP H0333181 A JPH0333181 A JP H0333181A JP 16726089 A JP16726089 A JP 16726089A JP 16726089 A JP16726089 A JP 16726089A JP H0333181 A JPH0333181 A JP H0333181A
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compound
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acid
reaction product
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JP16726089A
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Hiromitsu Tachibana
立花 博光
Masahiro Tsujinaka
辻中 正博
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野] 本発明は重合体スケールの防止剤およびそれでコーティ
ングされた重合用反応器に関する。
さらに詳しくは、懸濁重合法、乳化重合法、塊状重合法
に適用でき、かつ、これらの諸量合法で、水溶性の高い
ビニル系単量体や水溶性の高い重合開始剤を使用しても
重合体スケールの発生を実質的に防止しうる重合体スケ
ールの防止剤およびそれでコーティングされた重合用反
応器に関する。
[従来の技術] ビニル系単量体の重合時に重合体が重合用反応器の内壁
面やバッフル、攪拌翼など(以下、内壁面等ともいう〉
に付着してスケールが生ずるが、これが重合時に発生し
た熱を除く効果を低下させたり、製品中に混入して製品
品質を悪化させたりする。さらに、スケールの除去に多
大の費用が必要になり、かつ、重合を連続的に実施でき
ないなどの生産上の不利があることは周知である。また
、除熱の効率化と重合用反応器の大型化によって生産性
を上げるため、グラスライニング製重合用反応器よりも
ステンレス製やクラッド鋼製、さらにはニッケル製など
の重合用反応器を使う傾向にある。
ところが、グラスライニング製重合用反応器よりもステ
ンレス製やクラッド鋼製、ニッケル製などの重合用反応
器の方がスケールが発生しやすく、かつ除去も困難であ
り、重合用反応器が大型になるほどスケール除去の費用
も多くなる欠点があることも業界では周知である。
従来、とくに塩化ビニルまたは塩化ビニルを含む単量体
の懸濁重合法におけるスケニルの防止が精力的に研究さ
れてきており、ある程度の成果かえられている。たとえ
ばアルデヒドとフェノール系化合物との縮合物、芳香族
アミンの縮合物、芳香族アミンとニトロ化合物との縮合
物またはそのスルホン化物を重合用反応器の内壁面等に
塗布して、スケール防止を行なう方法が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、これらの方法によっても充分な効果かえられて
いるとはいい難い。またこれらの方法では、水溶性の高
いビニル系単量体、たとえば酢酸ビニルと塩化ビニルと
を共重合させる懸濁重合法では、スケール防止効果が低
下するという問題がある。さらに、塩化ビニルの乳化重
合、とくに水溶性開始剤を用いる系では、スケール防止
効果がほとんどえられない。
塩化ビニル系樹脂の製造以外では、MBS系樹脂、AB
S系樹脂、ポリメタクリレート系加工性改良樹脂などの
製造に一般に乳化重合法が採用されているが、これらの
重合系に対しても前記の方法ではスケール防止効果はほ
とんどえられない。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前述のごとき防止が困難である重合体スケー
ルを有効に防止する方法を開発すべく、鋭意研究を重ね
た結果見出されたものであり、 芳香族アミンとアルデヒド化合物との反応物に、さらに
フェノール化合物を反応させてえられる反応物と、非溶
解性親水性化合物とからなる重合体スケールの防止剤お
よび 該重合体スケールの防止剤で重合用反応器内がコーティ
ングされた重合用反応器 に関する。
【実施例] 本発明の重合体スケールの防止剤は、芳香族アミンとア
ルデヒド化合物との反応物(以下、反応物(1)ともい
う)に、さらに、フェノール化合物を反応させてえられ
る反応物(以下、反応物(II)ともいう)と、非溶解
性親水性化合物とからなる。
前記反応物(1)は固体状で重合用反応器の内壁面等に
付着する性質がある。フェノール化合物は反応物(I)
と縮合し、その結果反応物(I)は高分子量になり、よ
り一層重合用反応器の内壁面等に付着しやすくなるとと
もに、重合媒体にも溶解しにくくなる。
前記芳香族アミンとは、1分子中に少なくと−も1個の
ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、アントラ
キノン環などの芳香環を含み、これらの環に1個以上の
アミノ基が結合した化合物のことである。
なお、前記芳香族アミンには、各種の置換基、たとえば
スルホン酸基、カルボン酸基やこれらのアルカリ金属塩
基(以下、親水性官能基ともいう)、水酸基、カルボニ
ル基、メチル基、ハロゲン基などの公知の置換基があっ
てもよい。
前記芳香族アミンの具体例としては、たとえばアニリン
、0−トルイジン、厘−トルイジン、p−トルイジン、
α−ナフチルアミン、β−ナフチルアミン、ヒドロキシ
アニリン、ヒドロキシナフチルアミンなどの芳香族モノ
アミン、0−フェニレンジアン、m−フェニレンジアミ
ン、p−フェニレンジアミン、l、5−ジアミノナフタ
レン、1゜8−ジアミノナフタレン、2.3−ジアミノ
ナフタレンなどの芳香族ポリアミン、0−アミノスルホ
ン酸、信−アミノスルホン酸、p−アミノスルホン酸、
2−アミノトルエン−5−スルホン酸、2−アミノトル
エン−3,5−ジスルホン酸、O−アミノ安息香酸、朧
−アミノ安息香酸、p−アミノ安息香酸、これらのアル
カリ金属塩類、ナフチオン酸、γ−酸、j酸、S酸、2
−8酸、トビアス酸、ベリー酸、H酸、アミノナフトー
ルスルホン酸、これらのアルカリ金属塩類、アリザリン
スカイブルーB1シアナスロールR1アリザリンサフィ
ロールAなどの親水性官能基含有芳香族モノアミン、m
−フェニレンジアミン−4−スルホン酸、會−フエニレ
ンジアミン−4,8−ジスルホン酸、p−フェニレンジ
アミン−2−スルホン酸、p−フェニレンジアミン−2
86−ジスルホン酸、2,4−ジアミノトルエン−5−
スルホン、酸、2,6−ジアミノトルエン−4−スルホ
ン酸、2,3−ジアミノ安息香酸、48B−ジアミノイ
ソフタル酸、2.5−ジアミノテレフタル酸、これらの
アルカリ金属塩類、アリザリンサフィロールB1アント
ラセンブルーS V G B %、アントラセンバイオ
レット3R,アントラセンバイオレッ)4BF、アリザ
リンスカイブルーPFB 、アリザリンライトグレイB
BLIII、ア、ジッドバイオレット10B、アシッド
ブルー43、ダイレクトレッド2、ダイレクトレツド2
3、ダイレクトレッド75、ダイレクトレッド229、
ダイレクトバイオレット12、ダイレクトブルー1、ダ
イレクトブルー2、ダイレクトブルー5、ダイレクトブ
ルー15、ダイレクトブラック19、ダイレクトブラッ
ク22、ダイレクトブラック38、モーダンドブラウン
1、モーダンドブラウン14、モーダンドブラウン19
などの親水性官能基含有芳香族ポリアミンがあげられる
が、これらに限定されるものではない。
これらは単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい
前記芳香族アミンのうちでは、1分子中にアミノ基が1
個存在する芳香族アミン(以下、芳香族モノアミンとも
いう)よりも、1分子中にアミノ基が2個以上存在する
芳香族アミン(以下、芳香族ポリアミンともいう)の方
がスケール防止効果が良好になるという点から好ましい
とくに親水性官能基であるスルホン酸基やカルボン酸基
やこれらのアルカリ金属塩基を有する芳香族アミン(以
下、親水性官能基含有芳香族アミンともいう)を使用す
ると、より一層顕著なスケール防止効果かえられるので
好ましい。
前記アルデヒド化合物としては、たとえばホルムアルデ
ヒド、アセトアルデヒドなどの公知のアルデヒド化合物
が、反応性、コストなどの点から好ましい。
前記芳香族アミンおよびアルデヒド化合物からの反応物
(1)の製造は、たとえばこれらの原料を溶媒中に溶解
させ、室温〜50℃程度で数分〜数時間程度反応させる
ことにより行なわれる。
この際の芳香族アミン/アルデヒド化合物の使用比率は
モル比で通常172〜1/20程度であるのが好ましく
、175〜1ノ10程度であるのがさらに好ましい。該
比率が172をこえると、縮合しにくくなり、スケール
防止効果が低下する傾向があり、1720未満になって
もスケール防止効果が充分えられなくなる傾向がある。
芳香族アミンとアルデヒド化合物とを反応させる際に用
いる溶媒の具体例としては、たとえば水、メタノール、
エタノール、アセトン、テトラヒドロフラン、テトラヒ
ドロフルフリルアルコール、ジメチルホルムアミドなど
の溶媒があげられる。これらは単独で用いてもよく、2
種以上併用してもよい。これら溶媒のうちではつぎの反
応において用いるフェノール化合物を溶解させうる溶媒
が好ましい。
このようにしてえられる反応物(1)は前記のごとき特
性を有するもので、固体状のものである。
該反応物(1)にさらにフェノール化合物を反応させて
反応物(1)かえられるが、該フェノール化合物は反応
物(1)を縮合させるために用いられるものであり、フ
ェノール化合物を反応させた反応物(I)は高分子量化
し、重合用反応器の内壁面等により付着しやすくなると
ともに、重合媒体に溶解しにくくなるという特性を有す
るものである。
前記フェノール化合物とは、いわゆるフェノール性水酸
基を有する化合物のことであり、このような化合物であ
るかぎりとくに限定なく使用しうる。このような化合物
の具体例として、たとえばフェノール、ピロガロール、
ハイドロキノン、α−ナフトール、β−ナフトールなど
があげられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上
併用してもよい。
前記反応物(1)とフェノール化合物とを反応させる際
の比率としては、反応物(I)中の芳香族アミン/フェ
ノール化合物がモル比で172〜l/20程度であるの
が好ましく、115〜l/10であるのがさらに好まし
い。前記比率が1/2をこえると、縮合しにくくなり、
スケール防止効果が低下する傾向があり、1720未満
になってもスケール防止効果が充分えられなくなる傾向
がある。
反応物(1)とフェノール化合物との反応は、これら両
者の溶媒にこれらを溶解させ、触媒としてアルカリ物質
または酸性物質を加え、たとえば80−100部程度で
3〜15時間程度反応させることによって行なわれる。
反応物(I)を製造する際にフェノール化合物を溶解す
るような溶媒が使用されているばあいには、生成物にフ
ェノール化合物および触媒を加えて反応させればよい。
反応物(1)とフェノール化合物とを反応させるばあい
に用いる溶媒の具体例としては、たとえばメタノール、
エタノール、アセトン、テトラヒドロフルフリルアルコ
ールなどがあげられる。
前記触媒の1種であるアルカリ物質としては、たとえば
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム
などの公知の化合物があげられ、また他の1種である酸
性物質の具体例としては、たとえば塩酸、硫酸、リン酸
などの公知の化合物があげられる。すなわち、フェノー
ル−アルデヒド樹脂の製造に使用される公知の触媒であ
れば使用しうる。
また、触媒の使用量もとくに限定はなく、フェノール化
合物1モルに対して触媒0.001〜1モル程度の通常
の量でよい。
本発明のスケール防止剤は以上のごとき反応物(I)と
非溶解性親水性化合物とからなる。
前記非溶解性親水性化合物とは、重合反応媒体(重合に
用いるビニル系単量体や水媒体)に対して、室温で1%
(重量%、以下同様)未満の溶解性しかもたず、しかも
、該化合物を水媒体に懸濁させた1%懸濁液をステンレ
ス製テストピース上に塗布乾燥後、生じた化合物膜面上
に水滴を落としたとき水に対してぬれる性質、すなわち
接触角が90度以下となる性質(親水性)を有する化合
物のことである。該非溶解性親水性化合物は、前記反応
物(I)に親水性を付与するために使用される成分であ
る。
非溶解性親水性化合物の具体例としては、たとえば酸化
アルミニウムコロイド、酸化アンチモンコロイド、酸化
スズコロイド、ケイ酸コロイド、硫゛化アンチモンコロ
イド、硫化ヒ素コロイド、硫化鉛コロイド、イオウコロ
イド、フェリシアン化鉄コロイド、フェロシアン化鉄コ
ロイドなどのコロイド類があげられる。これは単独で用
いてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記コロイド類としては球状のごとき形態のものを用い
るのが好ましい。
非溶解性親水性化合物の使用量・は、前記反応物(I)
 100部(重量部、以下同様)当り20〜300部、
さらには50〜200部であるのが好ましい。
該使用量が20部未満のばあい、スケール防止効果が低
下する傾向があり、300部をこえてもスケール防止効
果が低下する傾向がある。
前記反応物(1)と非溶解性親水性化合物との混合方法
に限定はなく、後述のごとく任意の方法により混合され
、コーテイング液として用いられる。
以上のような反応物(I)と非溶解性親水性化合物とか
らなる本発明の防止剤で重合反応器内をコーティングし
、乾燥させ、さらに要すれば水洗することにより、水溶
性の高いビニル系単量体や水溶性の高い重合開始剤など
を用いて懸濁重合法や乳化重合法、さらには塊状重合法
などにより重合体を製造したばあいの重合体スケールの
発生を効果的に防止しうる。
つぎに本発明の重合用反応器について説明する。
本発明の重合用反応器は、前記反応物(I)と非溶解性
親水性化合物からなる重合体スケールの防止剤で内壁面
等がコーティングされてなる。
前記重合用反応器とは、ステンレス製、クラッド鋼製、
ニッケル合金製などの金属製重合用反応器に限らず、グ
ラスライニング製の重合用反応器などをも含む概念であ
り、当然のことながら、これらの重合用反応器にはバッ
フル、攪拌翼などの必要なものが取付けられている。
コーティングに際しては、前記反応物(1)の合成の際
に用いた溶媒を含んだままの反応物(1[)溶液にその
まま非溶解性親水性化合物を混合してコーテイング液と
してもよく、また、反応物(II)を合成する際に用い
た溶媒をたとえば減圧下で留去するか、他の溶媒中に合
成反応に用いた溶媒を含む反応物(1)を投入して再沈
させて反応物mを取出したのち、反応物(1[)を再度
溶媒(コーティング溶媒)に溶解し、ここへ非溶解性親
水性化合物を混合してコーテイング液としてもよいが、
前者の方法が経済的に有利であるので好ましい。
前記コーティング溶媒としては、前記反応物を合成する
際に用いた溶媒の他に、ジメチルスルホキシド、メチル
ピロリドンなどを用いることができ、これらは単独で用
いてもよく2種以上併用してもよい。
コーテイング液中の反応物(l[)に由来する固形分濃
度および非溶解性親水性化合物の濃度はともに0.05
〜10%程度が好ましい。また、コーテイング液の使用
量についてもとくに限定的な意味はなく、重合用反応器
の内壁面等に均一に塗布できればよいが、重合用反応内
壁面1ボ当りコーテイング液中の固形分で0.1−10
0g程度塗布するのが好ましい。
塗布方法にもとくに限定はなく、はけ塗り、ノズルから
コーテイング液を噴霧させて塗る方法、重合用反応器を
コーテイング液で充たして塗る方法など種々の方法があ
げられる゛が、このうち、ノズルから噴霧させて塗る方
法が経済的に好ましい。
塗布されたコーティング剤の乾燥は80〜150℃で3
0分〜5時間行なうのが好ましく、この範囲内では温度
が高いほど乾燥に要する時間は短くてすむ。なお、この
温度範囲内の下限に近い低温で乾燥時間を短縮するには
、コーテイング液を調製する際、コーテイング液中の反
応物[I)に由来する固形分に対し、たとえばベンゼン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸、シュウ酸、バラ
ホルムアルデヒド、ヘキサメチレンテトラミンなどの反
応促進剤(架橋促進剤)を5〜20%となるように添加
しておくとよい。
乾燥ののち、防止剤がコーティングされた重合用反応器
をそのまま重合に使用してもよいが、未反応物が存在す
ると重合に悪影響を与えるばあいがあるので防止剤がコ
ーティングされた部分を水洗して未反応物を除去してか
ら重合に使用するのが好ましい。
水洗は防止剤がコーティングされた表面に水をかけるか
または重合用反応器内を水で充たして数分〜1時間、攪
拌して行なえばよい。
前記のごとき本発明の防止剤、重合用反応器は、ビニル
系単量体と重合開始剤を用いる懸濁重合法、乳化重合法
、塊状重合法などに適用することができる。とくに、水
溶性の高いビニル系単量体や水溶性の高い重合開始剤を
用いたばあいや、さらには乳化重合法で重合を行なった
ばあいでも顕著なスケール防止効果がえられることに特
徴がある。
前記ビニル系単量体とは、公知のビニル系単量体、ビニ
リデン単量体および公知のジエン系単量体を意味し、公
知のビニル系単量体およびビニリデン単量体のうち20
℃で水に2%以上溶解するものを水溶性の高いビニル系
単量体およびビニリデン単量体といい、それ以外の公知
のビニル系単量体およびビニリデン単量体を油溶性のビ
ニル系単量体およびビニリデン単量体という。
水溶性の高いビニル系単量体の具体例としては、たとえ
ば酢酸ビニル、アクリロニトリル、ヒドロキシエチルア
クリレート、ヒドロキシブチルアクリレート、アミノエ
チルアクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、無水マ
レイン酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メ
チルメタクリルアミド、ポリオキシエチレンメタクリレ
ートなどの公知のビニル系単量体があげられる。油溶性
ビニル系単量体およびビニリデン単量体の具体例として
は、たとえば塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、
p−メチルスチレン、p−クロロスチレン、α−メチル
スチレン、炭素数1〜1Bのアルキル基を有するメタク
リル酸エステル、炭素数1〜18のアルキル基を有する
アクリル酸エステル、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ヘキセン、炭素数8〜20のα−オレフィン、
フェニルマレイミド、クロロフェニルマレイミドなどの
公知のビニル系単量体、公知のビニリデン単量体があげ
られる。また公知のジエン系単量体の具体例としては、
たとえばブタジェン、イソプレン、クロロプレンなどの
公知のジエン系単量体があげられる。
前記重合開始剤とは、ラジカルを発生する化合物、すな
わち単体でラジカルを発生するアゾ系化合物、過酸化物
系化合物、およびラジカル発生促進剤の併用でラジカル
を発生する開始剤(レドックス系開始剤)のことをいい
、このうち、水溶性の高い開始剤とは、20℃で水に1
%以上溶解する公知の重合開始剤のことをいい、それ以
外の公知の重合開始剤を油溶性重合開始剤という。
水溶性の高い重合開始剤の具体例としては、たとえば過
硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、塩化鉄または硫酸
鉄と過酸化水素のレドックス系開始剤、2.2°−アゾ
ビス(2−アミノプロパン)ジハイドロクロライドなど
の公知の開始剤があげられる。また、油溶性重合開始剤
の具体例としては、たとえばラウロイルパーオキサイド
、ベンゾイルパーオキサイドなどのジアシル系パーオキ
サイド類;クメンハイドロパーオキサイド、t−ブチル
ハイドロパーオキサイドなどのハイドロパーオキサイド
類;t−ブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパーオ
キサイドなどのジアルキルパーオキサイド類;ジ−t−
ブチルパーオキシへキサヒドロテレフタレート、t−ブ
チルパーオキシピバレートなどのアルキルパーエステル
類ニジー5ee−ブチルパーオキシジカーボネート、ジ
ー2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、ジ−
イソプロピルパーオキシジカーボネートなどのパーオキ
シカーボネート類;アゾビスイソブチルバレロニトリル
、アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリルなどのア
ゾ化合物類などがあげられる。
これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよ
い。これらの重合開始剤の使用量はビニル系単量体に対
し 0.005〜3%程度であるのが、重合速度の点か
ら好ましい。
前記懸濁重合法とは、水媒体下、分散剤、重合開始剤共
存下でビニル系単量体を重合する公知の重合法である。
前記分散剤の具体例としては、たとえばリン酸カルシウ
ム、硫酸バリウムなどの無機塩;メチルセルロース、エ
チルセルロースなどのセルロース誘導体;ポリビニルピ
ロリドン、メチルビニルエーテルと無水マレイン酸との
共重合体、部分ケン化ポリ酢酸ビニルなどの合成高分子
化合物;デンプン、ゼラチンなどの天然高分子化合物;
ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチ
レンステアリルエーテルなどのポリオキシエチレンアル
キルエーテル類;ポリオキシエチレンオクチルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
などのポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル類:
ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノパルミテートなどのポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類;ポリエチレ
ングリコールモノラウレート、ポリエチレングリコール
モノステアレートなどのポリオキシエチレン脂肪酸エス
テル類などの公知の非イオン系界面活性剤があげられる
。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用しても
よく、さらには後述の乳化剤を少量併用しても支障はな
い。
分散剤の使用量はビニル系単量体に対して、0.005
〜5%程度であるのが重合安定性の点から好ましい。
前記乳化重合法とは、水媒体下、乳化剤、重合開始剤、
共存下でビニル系単量体を重合する公知の重合法である
。なお、ポリブタジェンゴムラテックス、スチレン−ブ
タジェン共重合体ラテックス、ポリアクリレートゴムラ
テックスなどに、ビニル系単量体を添加して重合を行な
う公知のグラフト重合法もこの乳化重合法の範ちゅうに
入る。
乳化剤の具体例としては、たとえばアルキルスルホン酸
のナトリウム塩やカリウム塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸のナトリウム塩やカリウム塩、飽和または不飽和モ
ノカルボン酸のナトリウム塩やカリウム塩、アルキルナ
フタレンスルホン酸のナトリウム塩やカリウム塩、ジア
ルキルスルホコハク酸のナトリウム塩やカリウム塩、ア
ルキルジフェニルエーテルジスルホン酸のナトリウム塩
やカリウム塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫
酸のナトリウム塩やカリウム塩、β−ナフタレンスルホ
ン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩などの公知の乳化
剤があげられる。これらは単独で用いてもよく、2種以
上併用してもよく、さらには分散剤と乳化剤とも併用し
ても支障はない。乳化剤の使用量はビニル系単量体に対
して0.O1〜5%程度であるのが重合安定性の点から
好ましい。
前記塊状重合法とは、重合開始剤、必要なら媒体の共存
下、ビニル系単量体を重合する公知の重合法である。重
合形式はバッチ式でも、連続式でも半連続式でもよい。
塊状重合法では、重合開始剤、すなわち必要なら用いら
れる媒体や、ビニル系単量体などを重合用反応器に仕込
む前に、重合用反応器内が本発明のスケールの防止剤で
コーティングされた重合用反応器のコーティング表面を
水と接触させ、コーティング層表面に水分子を配位吸着
せしめておく必要がある。
前記媒体とは、重合反応に関与しないが、ビニル系単量
体または重合体と相溶性があり、反応系の粘度調整に使
用されるもののことである。
媒体の具体例としては、たとえば水、アルコール、アセ
トン、炭素数4〜12の炭化水素、ベンゼン、トルエン
などの公知の媒体があげられる。
これらは単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい
。媒体の使用量はビニル系単量体に対し30%以下でよ
い。
さらに、前記懸濁重合法、乳化重合法、塊状重合法にお
いては、必要ならばたとえばドデシルメルカプタン、メ
ルカプトエタノールなどの公知の連鎖移動剤;ジラウリ
ルステアリルチオプロピオネート、t−ブチルヒドロキ
シルトルエンなどの公知の抗酸化剤;ジオクチルフタレ
ート、ジオクチルセパテートなどの公知の可塑剤;エポ
キシ大豆油、エポキシアマニ油などの公知の安定剤;炭
酸カリウム、炭酸ナトリウムなどの公知の電解物質など
の各種の公知の添加剤を併用しても支障がない。
以下、本発明の防止剤および重合用反応器について実施
例に基づきさらに詳細に説明するが、これらは何ら本発
明を限定するものではない。
製造例1〜lOおよび比較製造例1〜3内容81500
m1のコニカルビーカーに、第1表に示す芳香族アミン
とアルデヒド化合物を入れ、室温で30分間混合したの
ち、水50g1メタノール200g、5%の水酸化ナト
リウム水溶液5gおよび第1表に示すフェノール化合物
を仕込み、85℃で7時間反応せしめ、反応物No、1
〜12の反応物混合液をえた。
実施例1〜6および比較例1〜9 製造例1〜6でえられた反応物液にメタノールを添加し
、反応物中の固形分の濃度が1%となるようにした。つ
いで、ここへ第2表に示した非溶解性親水性化合物を反
応物中の固形分と同重量(固形分で)分散させてコーテ
イング液を調製した。
えられたコーテイング液を各重合用反応器の壁面等に1
Mあたり2g(固形分)になるように均一に塗布し、1
20℃で2時間乾燥させ、水洗したのち処方1または処
方2にしたがって重合を行ない、スケール防止効果を調
べた。
なお、スケール防止効果の判定は、壁面に全くスケール
の付着が認められないばあいを○、壁面の一部にスケー
ルの付着が認められるばあいを△、壁面全体にスケール
の付着が認められるばあいを×として行なった。その結
果を第2表に示す。
比較例として、非溶解性親水性化合物のかわりに重合反
応媒体に溶解する化合物を用いたばあいおよび非溶解性
親水性化合物を使用しないばあいについても第2表に示
した。
(処方1:塩化ビニルの懸濁重合法) ■酢酸ビニルを使用するばあい: 内容積16ρのステンレス製重合用反応器に部分ケン化
ポリ酢酸ビニル5gを溶解した水8kg、塩化ビニル4
聯、ジー2−エチルへキシルパーオキシジカーボネート
4g−1酢酸ビニル1kgを仕込み、55℃で8時間重
合した。
■酢酸ビニルを使用しないばあい: 酢酸ビニルを用いない他は前記と同様にして重合を行な
った。
(処方2:塩化ビニルの乳化重合法) 内容積16Rのステンレス製重合用反応器にドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム60gを溶解した水7kg
、塩化ビニル4.5kg、過硫酸カリウム4gを仕込み
、60℃で10時間重合した。
第2表から、芳香族アミンとアルデヒド化合物の反応物
にフェノール化合物を反応させてえられた反応物と、非
溶解性親水性化合物とからなる本発明のスケール防止剤
は、水溶性の高い酢酸ビニルを使用した重合系や、水溶
性開始剤を用いた乳化重合系においても顕著なスケール
防止効果を示すことがわかる。また、重合反応媒体に溶
解可能な化合物をスケール防止剤の一成分として使用し
てもほとんどスケール防止効果のないことがわかる。
実施例7〜18および比較例10〜12製造例1〜12
でえられた反応物液にメタノールを添加し、反応物中の
固形分の濃度が1%となるようにした。ついで、ここへ
第3表に示す非溶解性親水性化合物を反応物中の固形分
と同重量(固形分で)となるように分散させた。さらに
架橋促進剤としてp−)ルエンスルホン酸を反応物由来
の固形分当り15%添加してコーテイング液を調製した
。えられたコーテイング液を各重合用反応器の内壁面等
に1rr/1当り2g (固形分)になるように塗布し
、90℃で1時間30分乾燥した。ついで、各重合用反
応器に水を満たし、30分間撹拌したのち排水し、下記
に示す処方3、処方4、処方5または処方6にしたがっ
て重合を行ない、重合終了後、重合反応物を除去すると
いう操作を3回、5回、10回または15回繰返して行
ない、その繰返しバッチ数でのスケール防止効果を実施
例1〜6と同様にして調べた。
結果を第3表に示す。
比較例として、非溶解性親水性化合物のかわりに重合反
応溶媒に不溶だが、親水性のない化合物を使用したばあ
い(比較例10)と、反応媒体に溶解する化合物を使用
したばあい(比較例11、12)についてもあわせて第
3表に示した。
(処方3 : MBSの乳化重合(グラフト重合))内
容積41のステンレス製重合用反応器にスチレン−ブタ
ジェン共重合体ラテックス2kg(固形分45%)、水
1kg、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム0.1g、
硫酸節−銀0.05g 。
ロンガリット4g1硫酸カリウム20gを仕込み、60
℃に昇温し、クメンハイドロパーオキサイド6gを含む
メタクリル酸メチル500gとスチレン300gとの混
合単量体800gを30分毎に分けて添加して3時間重
合を行ない、さらにクメンハイドロパーオキサイド4g
を添加して1時間重合を行なった。
(処方4:スチレンの懸濁重合法) 内容積5Dのステンレス製重合用反応器に水2.5kg
、スチレン2kg、)リリン酸カルシウム3g1 ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.005g 、ベ
ンゾイルパーオキサイド2tr、ジーt−ブチルパーオ
キシへキサヒドロテレフタレート2gを仕込み、80℃
で7時間重合し、ついで105℃で4時間重合した。
(処方5:メタクリル酸メチル系の乳化重合法)内容積
5ftのステンレス製重合用反応器に水2.5kg、ド
デシルベドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム2酸カ
リウム4gsメタクリル酸メチル1.5kg、スチレン
500gを仕込み、70℃で8時間重合した。
(処方6:スチレン−ブタジェンラテックスの製造法(
乳化重合法)〉 内容積1のニッケル製重合用反応器に水i、eIcg、
オレイン酸カリウム40g1 リン酸三カリウム4g1
0ンガリツト 0.8g、エチレンジアミン四酢酸ナト
リウム0.04g、硫酸第一鉄0.024g 、スチレ
ン240 tr、1,3−ブタジェン 560g、パラ
メンタンハイドロパーオキサイド0.8gを仕込み、3
0℃でi5時間重合を行なった。
[以下余白コ 第3表から、反応物の成分として、芳香族ポリアミン、
さらには親水性基を有する芳香族アミンを用いたばあい
、より一層顕著なスケール防止効果を発揮することがわ
かる。
また、親水性のない化合物や重合反応媒体に溶解する化
合物は、スケール防止効果を示さないこともわかる。
[発明の効果] 本発明の重合体スケールの防止剤および重合用反応器は
、水溶性のビニル化合物、水溶性の重合開始剤を用いて
重合を行なったばあいや、乳化重合法で重合を行なうば
あいにおいても顕著なスケール防止効果を奏する。
特 許 出 願 人 鐘淵化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 芳香族アミンとアルデヒド化合物との反応物に、さ
    らにフェノール化合物を反応させてえられる反応物と、
    非溶解性親水性化合物とからなる重合体スケールの防止
    剤。 2 前記芳香族アミンとして芳香族ポリアミンを用いる
    請求項1記載の防止剤。 3 前記芳香族アミンとして親水性官能基含有芳香族ア
    ミンまたは親水性官能基含有芳香族ポリアミンを用いる
    請求項1記載の防止剤。 4 芳香族アミンとアルデヒド化合物との反応物に、さ
    らにフェノール化合物を反応させてえられる反応物と、
    非溶解性親水性化合物とからなる重合体スケールの防止
    剤で重合用反応器内がコーティングされた重合用反応器
    。 5 前記芳香族アミンとして芳香族ポリアミンを用いる
    請求項4記載の重合用反応器。 6 前記芳香族アミンとして親水性官能基含有芳香族ア
    ミンまたは親水性官能基含有芳香族ポリアミンを用いる
    請求項4記載の重合用反応器。
JP16726089A 1989-06-29 1989-06-29 重合体スケールの防止剤およびそれでコーティングされた重合用反応器 Pending JPH0333181A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106565537A (zh) * 2016-10-14 2017-04-19 北京万智石油化工有限公司 一种水溶性分散阻垢剂及其在丙烯腈生产装置中的应用

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