JPH0333129Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0333129Y2
JPH0333129Y2 JP1330485U JP1330485U JPH0333129Y2 JP H0333129 Y2 JPH0333129 Y2 JP H0333129Y2 JP 1330485 U JP1330485 U JP 1330485U JP 1330485 U JP1330485 U JP 1330485U JP H0333129 Y2 JPH0333129 Y2 JP H0333129Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
closing member
heat sink
opening
box body
control panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1330485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61129404U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1330485U priority Critical patent/JPH0333129Y2/ja
Publication of JPS61129404U publication Critical patent/JPS61129404U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0333129Y2 publication Critical patent/JPH0333129Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、屋外あるいは塵埃等の多い悪環境の
条件下で使用され、熱交換器を備えた密閉形の配
電盤、制御盤等の密閉制御盤に関する。
B 考案の概要 密閉した箱体の開口部に波板構造の放熱板を覆
うようにして取付け、間隙を閉塞部材により閉塞
した熱交換器を備えてなる密閉制御盤において、 閉塞部材の樹脂成形時に閉塞部材と放熱板とを
一体成形することにより、 簡単でかつ完全に間隙を閉塞でき、密閉制御盤
内に雨水や塵埃等が入らないようにしたものであ
る。
C 従来の技術 一般に、屋外で使用される配電盤、制御盤等
は、雨水や塵埃等が盤内部に入らないようにその
箱体は密閉されている。また、このような密閉制
御盤には、内部電気;電子部品の発熱を外部に放
熱する必要があるために、熱交換器が取付けられ
ている。
従来、かかる密閉制御盤は、例えば第4図に示
すように、密閉した箱体1の側壁には、開口部2
が設けられ、この開口部2を閉塞する熱交換器3
が取付けられている。熱交換器3は、第5図に示
すように、平板を正逆両方向に折曲げて凹凸をな
す波板構造の放熱板4と、閉塞部材5又は6とか
らなつている。この閉塞部材5又は6は、放熱板
4を箱体1に取付けた場合に、開口部2の周辺と
放熱板4の波形両端部端辺とによつて形成される
内気側の間隙7を個別的に閉塞するためのもので
ある。ここに、閉塞部材5は、放熱板4と同様の
薄板からなるもので間隙7を蓋するように取付け
られる。また、閉塞部材6は、ゴム等の弾性体か
らなり、間隙7に詰め込むようにして設けられ
る。なお、第5図において、符号8は、熱交換器
3を箱体1に取付け自在とすべく放熱板4に設け
られた取付孔である。
D 考案が解決しようとする問題点 上記構成の密閉制御盤においては、間隙7の閉
塞作業が面倒で、作業時間が長くなるうえに、間
隙7を完全に閉塞することは難しかつた。
E 問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するために、本考案は、密
閉した箱体に開口部を設け、この開口部に横断面
コ字状又は正弦波形の如き波板構造の放熱板を開
口部を覆うが如くして取付けるとともに、開口部
の開口周辺と放熱板の波形両端部端辺とによつて
形成される間隙にこの間隙を閉塞する閉塞部材を
設けた熱交換器を備えてなる密閉制御盤おいて、
閉塞部材を樹脂成形すると同時に、この閉塞部材
と放熱板とを一体成形する。また、閉塞部材に
は、箱体に対して外方に突出する放熱板凸部の間
に対応位置に、通風口を設けている。さらに、閉
塞部材の熱換器を箱体に取付け自在とする取付部
を形成している。
F 作用 かかる構成の密閉制御盤によれば、箱体と放熱
板端部との間隙は、簡単かつ完全に閉塞され、箱
体内外の流体(例えば空気)は確実に遮断され
る。
G 実施例 以下、本考案を第1図および第2図に示す一実
施例に基づいて詳細に説明する。
放熱板9は、第2図に示すように、平板を正逆
両方向断面コ字状にして連続的に折曲げ、凹凸を
なす波板構造となつており、波方向両端部9a,
9bはそれぞれ内側の折曲げられている。符号1
0は、放熱板9が箱体1に取付けられた場合に、
開口部2の周辺2aと放熱板9の波形両端部端辺
9cとによつて形成される間隙である。
一方、この間隙10を閉塞する閉塞部材11
は、モールド成形により成形され、樹脂で形成さ
れている。この閉塞部材11は、閉塞部12と取
付部13とからなる断面L字状に形成されてい
る。放熱板9は、閉塞部材11のモールド成形時
に、対をなす両閉塞部材11の各閉塞部12にそ
の波形両端部がそれぞれ埋まるように配置され、
閉塞部材11と一体成形される。閉塞部材11の
閉塞部12には、箱体1に対して外方に突出する
放熱板凸部9dの間に対応する各位置(外気側)
に、それぞれ通風口14が設けられている。これ
ら通風口14は、自然対流により放熱板凸部9d
に空気を良好に流すためのものである。また、閉
塞部材11の取付部13は、放熱板9と閉塞部材
11とで構成される熱交換器15を箱体1に取付
け自在とするので、取付孔16が設けられてい
る。通風口14および取付孔16は、前記モール
ド成形後に、同時に形成されるものであるが、モ
ールド成形後に形成するようにしてもよい。
熱交換器15は、内周辺を箱体1の開口部2周
辺2aとほぼ一致するように形成されたパツキン
17を介して箱体1に取付けられる。この際、放
熱板9の波方向両端部9a,9b(第2図参照)
は、パツキン17に密接するものである。
符号18は、閉塞部材11の取付孔16に対応
する位置にてパツキン17に設けられた取付孔
で、符号19は、その取付孔18に対応する位置
にて箱体1に設けられた取付孔である。熱交換器
15は、各取付孔16,18,19に螺入するボ
ルト(図示省略)等により取付け自在とされる。
なお、本実施例において放熱板9の波方向両端
部9a,9bは内側に折曲げたが、本考案はかか
る実施例に限定されるものではなく、例えば第3
図に示すように、放熱板20の波方向両端部20
a,20bをそれぞれ外側に折曲げてもよい。こ
の場合においても、波方向両端部20a,20b
がパツキン17に密接するものである。
H 考案の効果 以上のように、本考案によれば、閉塞部材を樹
脂成形すると同時に、閉塞部材と放熱板とを一体
成形することとにしたので、箱体と放熱板端部と
の間隙は、簡単にしてかつ完全に閉塞され、箱体
内外の流体は確実に遮断される。したがつて、本
考案の密閉制御盤は、屋外や塵埃等の多い所で使
用するに最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の密閉制御盤の一実施例を示す
要部分解斜視図、第2図は第1図における放熱板
の部分斜視図、第3図は本考案で用いる放熱板の
他の例を示す部分斜視図、第4図は従来の密閉制
御盤を示す側面図、第5図は第4図における要部
の分解斜視図である。 1……箱体、2……開口部、9,20……放熱
板、9c……波形端部端辺、9d……放熱板凸
部、10……間隙、11……閉塞部材、12……
閉塞部、13……取付部、14……通風口、15
……熱交換器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 密閉した箱体に開口部を設け、この開口部に波
    板構造の放熱板を覆うが如くして取付けるととも
    に、前記開口部の周辺と放熱板の波形両端部端辺
    とによつて形成される間隙にこの間隙を閉塞する
    閉塞部材を設けた熱交換器を備えてなる密閉制御
    盤において、 前記閉塞部材を樹脂成形すると同時に、閉塞部
    材と放熱板とを一体成形し、かつ前記箱体に対し
    て外方に突出する放熱板凸部の間に対応する位置
    の閉塞部材に通風口を設けるとともに、閉塞部材
    に熱交換器を箱体に取付け自在とする取付部を形
    成したことを特徴とする密閉制御盤。
JP1330485U 1985-02-01 1985-02-01 Expired JPH0333129Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1330485U JPH0333129Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1330485U JPH0333129Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61129404U JPS61129404U (ja) 1986-08-13
JPH0333129Y2 true JPH0333129Y2 (ja) 1991-07-15

Family

ID=30497187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1330485U Expired JPH0333129Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0333129Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61129404U (ja) 1986-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0351855Y2 (ja)
JPH0333129Y2 (ja)
JP5225926B2 (ja) ダクトハウジング接続構造
JPH0747996Y2 (ja) 半導体変換装置
JP2587463Y2 (ja) 電気機器収納用箱体におけるルーバー用フードの構造
JPH0355949B2 (ja)
JPH0346535Y2 (ja)
JPS6268298U (ja)
JPS6214703Y2 (ja)
JP3304647B2 (ja) 制御装置
KR100228965B1 (ko) 에어컨 실외기
CN216281660U (zh) 一种取暖器
CN212115963U (zh) 一种防水控制器
CN109812947B (zh) 电控箱及空调器
JPH0127365Y2 (ja)
JPH0531430Y2 (ja)
JPH0534173Y2 (ja)
JPS6342272Y2 (ja)
JPH0129809Y2 (ja)
JPS6245377Y2 (ja)
JPH0142357Y2 (ja)
JPS5847760Y2 (ja) 電子機器きよう体
JPH0429565Y2 (ja)
JPS5843806Y2 (ja) 電子部品への放熱板の取付構造
JPS6339652Y2 (ja)