JPH033306A - 巻鉄心及びその製造方法 - Google Patents

巻鉄心及びその製造方法

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JPH033306A
JPH033306A JP13595989A JP13595989A JPH033306A JP H033306 A JPH033306 A JP H033306A JP 13595989 A JP13595989 A JP 13595989A JP 13595989 A JP13595989 A JP 13595989A JP H033306 A JPH033306 A JP H033306A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、非晶質磁性合金薄帯からなる巻鉄心及びその
製造方法に関するものである。
[従来の技術] 最近、低損失の鉄心材料として非晶質磁性合金が注目さ
れており、非晶質磁性合金薄帯(以下単に薄帯とも呼ぶ
。)を用いて配電用の変圧器を製造することが検討され
ている。
従来配電用変圧器の鉄心はけい素鋼板により構成されて
いたが、この場合1ターンカツト形の矩形状鉄心が多く
用いられていた。1ターンカツト形の巻鉄心では、1タ
一ン分より僅かに長い長さを有するようにカットされた
けい素鋼帯の積層体を矩形状に整形してその両端を階段
状に重ね合わせ接合することにより積層体ブロックを形
成し、この積層体ブロックを更に複数個積層して鉄心を
構成している。
この1ターンカツト形の鉄心を製造する際には、1ター
ンより僅かに長い長さにけい素鋼帯を切断し、切断した
けい素鋼板を接合部の位置をずらして順次巻回して円形
の巻鉄心を形成する。次いで円形の巻鉄心を整形して矩
形状の巻鉄心を形成し、該矩形状の巻鉄心を焼鈍する。
その後接巻鉄心の重ね合わせ接合部を一旦開いて巻鉄心
を嵌装し、巻線を嵌装した後重ね合わせ接合部を閉じて
変圧器を組み立てる。
非晶質磁性合金薄帯により巻鉄心を形成する場合にも上
記と同様の方法によることが検討された。
しかしながら非晶質磁性合金薄帯は25μ程度の厚さし
か有していないため、取扱いが非常に面倒であり、甚だ
作業能率が悪い。
そこで薄帯を複数枚(十数枚ないし数十枚)まとめてこ
れを単位積層体とし、この単位積層体を複数個用いて巻
鉄心を形成する方法が提案された。
この方法では、複数個の単位積層体を積層して形成した
積層体ブロックを巻いて単位積層体の両端を階段状にず
らして重ね合わせ接合し、この積層体ブロックを更に複
数個積層することにより所定の厚みの鉄心を構成する。
所定の厚さに積層された鉄心は重ね合わせ接合部を継鉄
部の一辺に位置させて矩形状に整形された後、磁場焼鈍
される。この磁場焼鈍により、鉄心製造過程において加
えられた歪みに起因して低下した磁気特性の回復が図ら
れる。その後鉄心の重ね合わせ接合部が一旦開かれて、
巻線が鉄心の脚部に嵌装され、再び鉄心の重ね合わせ接
合部が閉じられる。これにより磁気回路と導電回路の鎖
交結合が完了し、静止誘導電気機器はその基本機能(電
圧変換、誘導リアクタンス素子等)を有するようになる
上記のように薄帯をとりまとめて適当な厚さを有する単
位積層体として、この単位積層体をあたかも一枚の磁性
鋼板のように扱うと作業能率は向上するが、単位積層体
は薄帯を単に重ねたものに過ぎないから、薄帯の機械的
特性は単位積層体とすることによって特に変ることはな
い。したがって薄帯が極めて薄いことによる剛性の低さ
や、磁場焼鈍後薄帯がきわめて脆(なることによる扱い
難さは依然として存在する。そのため焼鈍後の鉄心に対
して極めて慎重な取扱いが要求される。また鉄心の内周
面に枠体を取付けて鉄心の補強を図ったり、鉄心を保護
カバーで覆ってその保護を図ったりすることが行われて
いる。
[発明が解決しようとする課題] 薄帯を積層した鉄心を用いた静止誘導電気機器の完成状
態では鉄心に種々の補強材や保護カバーが取付けられ外
力に対して保護されているので、脆い薄帯も容易に損傷
することはない。
しかし、鉄心の製造過程及び鉄心に巻線を嵌装する静止
誘導電気機器の製造過程において薄帯を損傷することが
しばしばあり、この損傷は鉄心の取扱い過程で最も外力
を受けやすい鉄心内周部の薄帯において多発するという
問題があった。
本発明の目的は鉄心の内周部を重点的に保護して、焼鈍
後の脆弱化した薄帯を取り扱う際に薄帯が損傷するおそ
れを少なくした巻鉄心及びその製造方法を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、非晶質磁性合金薄帯を所定枚数積層したもの
からなる単位積層体を複数個積層して構成した積層体ブ
ロックを更に複数個積層して、各積層体ブロックの各単
位積層体の両端を重ね合わせた状態で接合した構造を有
する巻鉄心に係わるもので、最内層の積層体ブロックの
内側に非晶質磁性合金薄帯と同じ幅を有する金属製又は
耐熱絶縁製のシートを敷き込んだことを特徴とする。
本発明の製造方法は上記の巻鉄心を製造する方法で、以
下に示す(イ)ないしくホ)の工程を行うことを特徴と
する。
(イ)矩形状巻鉄心の内周長より長い外周長を有する円
形巻枠に非晶質磁性合金薄帯を巻回してリング状積層体
を形成した後、該リング状積層体を1箇所で積層方向に
切断して展開することにより非晶質磁性合金薄帯の展開
積層体を構成する展開積層体形成工程。
(ロ)展開積層体の一端側の切断面に接着剤を塗布する
接着剤塗布工程。
(ハ)一端側の切断面に接着剤が塗布された展開積層体
を分割することにより単位積層体を複数形成し、形成さ
れた複数の単位積層体をそれぞれの位置を長手方向にず
らして積層すことにより各積層体ブロックを形成する積
層体ブロック形成工程。
(ニ)非晶質磁性合金薄帯と同じ幅を有する金属製又は
耐熱絶縁物製の保護シートを巻鉄心の内周長に等しい外
周長を有する積層体ブロック巻きつけ用巻粋に巻きつけ
る保護シート敷き込み工程。
(ホ)積層体ブロック形成工程で形成された複数個の積
層体ブロックを長さが短いものから順にそれぞれの接着
剤が塗布された切断面側の一端を巻きつけ始端部として
上記保護シートが敷き込まれた積層体ブロック巻きつけ
用巻粋に巻きつけて各積層体ブロック内の各単位積層体
の両端を重ね合わせ接合する重ね合わせ接合工程。
また保護シートは最内層の単位積層体の内側に敷きこむ
ようにしてもよい。この場合には、前記積層体ブロック
形成工程を次のようにして行う。
(バー1)一端側の切断面に接着剤が塗布された展開積
層体を分割することにより単位積層体を複数形成し、形
成された複数の単位積層体の内の最も長さが短かい単位
積層体の内径側に位置していた面に接面の長手方向寸法
と略等しいかまたは該長手方向寸法より長い長さと非晶
質磁性合金薄帯の幅寸法と略同じ幅とを有する金属製又
は耐熱絶縁物製の保護シートを敷き込む。
(バー2)保護シートが敷き込まれた単位積層体の上に
更に他の単位積層体を長さが短いものから順にそれぞれ
の位置を長手方向にずらして積層することにより第1番
目の積層体ブロックを形成する。
(バー3)他の複数の単位積層体を長さが短いものから
順にそれぞれの位置を長さ方向にずらして積層すること
により第2番目以降の積層体ブロックを形成する [作 用コ 上記のように、巻鉄心の最内層の積層体ブロックの内側
に保護シートを敷き込んでおくと、矩形整形金具を取外
す際、重ね合わせ接合部を開(際及び重ね合わせ接合部
を再び閉じる際に、鉄心の内周部の薄帯を傷つけるおそ
れを少なくすることができる。
[実施例] 以下添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に係わる巻鉄心Cの構成の概要を示した
ものである。この巻鉄心Cは非晶質磁性合金薄帯(以下
単に薄帯ともいう。)を積層して矩形状に成形したもの
で、その内周面にはステンレス板等で作られた保護シー
トP が配設されている。
この巻鉄心Cを製造するには、先ず第2図に示すように
非晶質磁性合金薄帯Fを図示しない巻枠に巻回して、リ
ング状積層体Rを形成する。薄帯Fは既に述べたように
その厚さが25μ程度と極めて薄いものである。第2図
は薄帯Fの巻回が完了した状態を示している。薄帯の巻
回が完了した後、図示のX点において薄帯を切り離し、
リング状積層体Rを取り出す。このリング状積層体Rを
1箇所で積層方向に切断して展開することにより展開積
層体Sを形成した後複数の単位積層体Uを形成し、該単
位積層体Uを複数個積層して構成した積層体ブロックB
を更に複数個巻枠に巻きつけて各単位積層体Uの両端を
重ね合わせ接合することにより環状鉄心Cを製作する。
以下この過程を順を追って説明する。
第2図のようにリング状積層体Rを形成した後、第3図
に示すようにリング状積層体Rの一部の内周側及び外周
側に保持板H1及びH2を当て、これらの保持板をしゃ
こ万力等を用いて締め付ける。
第3図において鎖線Cpl及びC,2はしゃこ万力等で
締め付ける部分を示している。締め付ける部分は薄帯F
の幅方向の中央である。
そして保持板H1,H2の長さ方向の中央部(図に破線
Cで示した部分)で、保持板H1及びH2と共にリング
状積層体Rを積層方向に切断する。この切断により、保
持板H及びH2がそれぞれ、半部H11,H12及びH
21,H22に分割される。
このようにしてリング状積層体Rを切断した後、切断さ
れた保持板の半部の一方、例えば半部H11及びH2□
を締め付けられた状態に保ち、保持板の半部の他方を締
め付けているしゃこ万力等を外して保持板の半部の他方
を取除く。
そして第4図に示すように、切断されたリング状積層体
Rを直線状に展開して展開積層体Sを形成する。ここま
での工程が展開積層体形成工程となる。
上記展開積層体Sの保持板の半部H11,H21により
拘束された一端の切断面aは該積層体の長手方向に対し
て直角な積層面となっており、拘束されていない他方の
切断面すは該積層体の長手方向に対して傾斜した積層面
となっている。展開積層体Sを形成した後、これら展開
積層体Sの一端側の切断面aに接着剤を塗布する接着剤
塗布工程を行う。ここで用いる接着剤は溶剤蒸発形のも
のが適当であり、実施例ではプライオボンド(商品名)
を希釈したものを用いた。この接着剤を切断面aに薄く
塗布した後、数分間放置して塗膜を乾燥させる。第4図
及び第5図ではこの塗膜を符号Aで示している。尚他の
図面ではこの塗膜の表示は省略している。
切断面aに塗布された接着剤が乾燥した後、第5図に示
すように保持板の半部H10,H2、を外す。
切断面aに接着剤の塗膜Aが形成されているため、保持
板の半部H1□、H2□を外しても薄帯Fが容易にばら
ばらになることはな(、多少の外力が作用しても展開積
層体Sはその形を保っている。
次に展開積層体Sを構成している薄帯Fを所定の厚さ毎
に分離することにより、展開積層体Sをそれぞれ複数の
単位積層体Uに分割する。この場合各単位積層体Uの厚
さを0.3mm〜1. Omm程度に設定するのが適当
である。これらの単位積層体を長さの短いものから順に
符号Ut 、 U2 、・・・で表すことにする。
次に続き番号の単位積層体を数個ずつ用いて積層体ブロ
ックB 、B2・・・を組み立てる積層体ブ0ツク形成
工程を行う。
本実施例では単位積層体を4個用いて1つの積層体ブロ
ックを組み立てるものとする。ここで、単位積層体U1
〜U4.U5〜U8.・・・によりそれぞれ構成した積
層体ブロックをB、B2.・・・とする。
各積層体ブロックは、定盤上に単位積層体を短いものか
ら順にそれぞれの位置を基準ずらし寸法ΔL3だけ長手
方向にずらして積み上げることにより構成する。基準ず
らし寸法ΔL は5mmないし201程度が適当である
ここで積層体ブロックB1を形成する工程を例にとって
積層体ブロック形成工程を説明する。第6図は積層体ブ
ロックB1の構造を示したもので、この積層体ブロック
を形成するには、先ず単位積層体U1を、その薄帯Fが
短い側を下側に向けて定盤(図示せず。)上に置く。次
に単位積層体U2を、その薄帯が短い側を下側に向けて
単位積層体U1の上に積み上げる。このとき単位積層体
U2の切断面aの位置を単位積層体U1の切断面aの位
置に対して長手方向にΔL だけずらして配置する。
同じ要領で単位積層体U3を単位積層体U2の上にその
位置を長手方向にずらして積み上げ、更に単位積層体U
4を単位積層体U3の上にその位置を長手方向にずらし
て積み上げて積層体ブロックBtを完成する。
まったく同様にして積層体ブロックB2.B3゜・・・
を形成する。
上記の積層体ブロック形成工程が終了した後、保護シー
ト敷き込み工程と、各積層体ブロック内の各単位積層体
の両端を重ね合わせ接合する重ね合わせ接合工程とを行
う。
本実施例ではこれらの工程で第7図に示すような積層体
ブロック巻きつけ用巻枠Mを用いる。この巻枠Mは円筒
部の外周の一部に断面コの字形の凹部Mb1を形成した
第1の半部M5と、半円筒状の第2の半部MCと、凹部
Mbl内に嵌合された断面矩形状の接合部整形金具M、
とを備え、半部M、の両端と半部Mcの両端との間に跨
がって連結金具M、、M、が配置されている。連結金具
M、。
M、は図示しないボルトにより半部M、及びMoに固定
され、これらの連結金具により半部M、及びMcが連結
されて巻枠Mが組み立てられている。
この実施例では半部M1.M、と連結金具M、。
M、とにより巻枠主部が構成されている。接合部整形金
具M は凹部Mo1内に嵌合されているだけで固定はさ
れていない。
この巻枠Mは、水平に配置された図示しない定盤の上に
その中心軸線を垂直方向に向けた状態で配置される。図
示してないが、定盤には複数のピンが設けられていて、
該ピンを巻枠Mに設けたピン嵌合孔に嵌合させることに
より、巻枠Mが回り止めされた状態で定盤に固定される
ようになっている。
積層体ブロック巻きつけ用巻枠Mは左右対称な断面形状
を有していて、接合部整形金具M、の外面が平坦面Ma
lとなっており、該平坦面以外の部分の外周面は実質的
に(半部M1.Mc間の隙間を除き)円筒面状を呈して
いる。平坦面Matの位置は製造すべき矩形状鉄心の窓
部のヨーク側の一辺の位置に対応しており、該平坦面M
a□の長さ(左右の両端のアール部を直線化して想定し
た横方向の長さ)は鉄心の窓部の幅に等しく設定されて
いる。また巻枠Mの外周長(横断面の輪郭線の長さ)は
巻鉄心の内周長に等しく設定されている。
積層体ブロックB、、B2.・・・を巻枠Mに巻きつけ
るため、図示しない巻きつけ装置が設けられているが、
その説明は省略する。
積層体ブロックの巻き付けに先立ち、鉄心Cの内周面に
保護シートP  を敷き込んでおく。保護シートととし
ては数十μ程度の厚さのステンレス板が適当であるが、
焼鈍温度に耐える高耐熱性を有し焼鈍前後において十分
な可撓性を有する有機絶縁材料(例えばポリイミド樹脂
)のシートを用いることもできる。保護シートP の幅
は薄帯Fの幅と同様とする。保護シートP を巻枠Mに
巻きつけるようにして敷き込み、巻枠Mの平坦面M、1
の位置で両端部を重ね合わせる。重ね合わせ寸法は任意
である。尚保護シートP は極めて薄いのでこれを用い
ることによる薄帯の重ね合わせ代の減少は数百μ程度の
微々たるものである。保護シートPsの敷き込み工程を
行った後、保護シートPsの外側に積層体ブロックを巻
きつけて重ね合わせ接合を行う。
重ね合わせ接合工程では、積層体ブロックBt。
B2.・・・を長さが短いものから順に、それぞれの接
着剤が塗布された切断面a側の一端を巻きつけ始端部と
して巻枠Mに巻きつけ、巻枠Mの平坦面Ma1の位置で
各積層体ブロック内の単位積層体の両端の重ね合わせ接
合を行う。
第8図は積層体ブロックBを巻枠Mに巻きつける過程に
おける薄帯Fの重ね合わせ接合部の拡大図で、第3の積
層体ブロックB3まで積層した状態を示している。
この工程では、まず保護シートP、を巻枠Mの外周面に
敷き込んだ後、単位積層体U1ないしU4からなる積層
体ブロックB1を単位積層体U1を内側にした状態で、
該単位積層体U1の接着剤が塗布された切断面a側の端
面を巻枠Mの接合部整形金具Maの一端の手前のd点に
位置させる。
そして積層体ブロックBiを接合部整形金具M。
の他端側→半部M、の図示の左側の円弧部→半部M →
半部M、の図示の右側の円弧状部−接合部整形金具M 
の順に巻枠に巻きつけて、接合部盤彫金具M の部分で
単位積層体U1ないしU4を一括して重ね合わせる。
これにより接合部整形金具M の部分で積層体ブロック
B1の各単位積層体の一端と他端とを重ね合わせた状態
で接合し、積層体ブロックBl内の単位積層体U1ない
しU4の重ね合わせ接合部を周方向に階段状に分布させ
た状態にする。
積層体ブロックB1を巻枠Mに巻きつける際には、各単
位積層体内において薄帯F相互間に長手方向の変位を生
じさせる必要があるが、各単位積層体の他方の切断面す
側には接着剤が塗布されていないため、薄帯相互間の変
位は円滑に行われる。
接合部整形金具M の位置で単位積層体が重なり合う結
果、積層体ブロックB1を巻枠Mに巻きつけた状態では
、積層体ブロックの接合部整形金具M の平坦部に沿う
部分の積層厚さが、該積層体ブロックの他の部分の積層
厚さ(積層体ブロックB1の巻きつけ前の厚さに等しい
。)より1単位積層体の厚さ分だけ厚くなる。
積層体ブロックBtを巻枠Mに巻きつけると、その重ね
合わせ接合部で積層厚さが増大するため、巻枠Mに巻き
つけられた積層体ブロックの周長は上記の積層厚さの増
大がないとみなした場合の周長よりも若干長くなる。こ
のように重ね合せ接合部においては積層厚さが他の部分
よりも増加することにより、巻きつけられた積層体ブロ
ックは上記の積層厚さの増加がなかったとした場合より
も周長が長くなる。このため重ね合わせ接合部において
−船釣には単位積層体の端部はその隣接単位積層体との
間にギャップを生じる。
尚第8図に示されたgは積層体ブロックの重ね合わせ接
合部において隣接の単位積層体間に生じる積層体間ギャ
ップを示す。
全ての積層体ブロックの巻きつけが完了した後第9図に
示すように、重ね合わせ接合部の外側に接合部整形金具
M と対向させて板状の押さえ金具に1を配置し、接合
部整形金具M、と押さえ金具に1とを鉄心Cの薄帯幅方
向の両側でしゃこ万力またはボルト等により鉄心の積層
方向に締め付けて重ね合わせ接合部を固定する。第9図
に示した鎖線Cp3及びCp4(両者は薄帯の幅方向に
重なっている。)はこの部分を締め付けることを表わし
たものである。Klaは金具に1に取り付けられたフッ
クであって、鉄心を吊り下げたり移動したすするときに
このフックを利用する。
重ね合わせ接合部を固定した後、巻枠Mの構成部材のう
ち、接合部整形金具M を除く他の部材(M、、Mc、
M、)を取り除く。
先ず金具M、に螺入された図示しないボルトを抜き取っ
て金具M、を取り除く。金具M、を取り除(と、M、と
Mcとの間のギャップが閉じるので、巻枠Mの半部Mb
及びMcと鉄心Cの内周部との間が緩み、半部M、及び
Mcを容易に抜き取ることができる。巻枠の半部Mb及
び看を抜き取った状態を第10図に示す。
次に鉄心Cを矩形状に整形する工程を行う。鉄心Cの矩
形整形後の4辺を第11図において積層体ブロックの巻
きつけ方向回り(反時計回り)にC1,C2,C3,C
4とする。C1及びC3を継鉄部、C及びC4を脚部(
巻線が嵌装される部分)とし、薄帯の重ね合わせ接合部
がある継鉄部を01とする。
第10図の状態では、鉄心Cは矩形整形されていないが
、薄帯の重ね合わせ接合部は既に接合部整形金具M と
押さえ金具に1とを締め付けた際に継鉄部C1が矩形の
一辺の形に整形されている。
したがって後は継鉄部C3と脚部C2,C4とを矩形の
他の3辺を構成するように整形してやればよい。
継鉄部C及び脚部C2,C4の整形を行うには、第10
図に示した鉄心Cの内側に、矩形状鉄心の窓部の形に相
応した形状の矩形整形金具りを挿入する。
本実施例では巻枠Mの接合部整形金具M が矩形整形金
具りの一部を兼ねている。第11図は鉄心の内側に矩形
整形金具りを挿入して鉄心を矩形状に整形した状態を示
したもので、この例では、矩形整形金具りが接合部整形
金具M と金具DaないしDlとにより構成されている
。即ち、接合部整形金具M と反対側の位置(継鉄部C
3側の位置)に四角筒状の金具D が配置され、該接合
部整形金具M、と金具り、との間に四角筒状の金具り、
が配置されている。金具り、の幅寸法は矩形状鉄心の窓
部の幅に等しく設定されているが、金具Dbの幅は金具
Daよりも狭く設定され、該金具D5の両側壁に添わせ
て板状の金具DC及びり、が配置されている。また接合
部整形金具M。
の幅はその平坦部側の端部(外端部)を除いて金具り、
の幅に等しく設定され、該接合部整形金具M の両側壁
に添わせて板状の金具D 及びDfe が配置されている。
上記のように矩形整形金具りを多数の部材に分割してお
くと、鉄心の内側の窓部に矩形整形金具を挿入する作業
及び該矩形整形金具を窓部から取り外す作業を容易にす
ることができる。
上記矩形整形金具りを鉄心Cの内側に挿入して鉄心の内
周側の形を整えた後、第11図に示すように押さえ金具
に2ないしに4を鉄心Cの外側に当ててしゃこ万力等に
より押さえ金具に2とに4との間、押さえ金具に1と接
合部整形金具M、との間及び押さえ金具に3と金具り、
との間をそれぞれ締め付けて鉄心Cの外周部の形状を整
える。
第11図において鎖線C25ないしCploは鉄心の整
形時の締め付は位置を表している。即ち鎖線Cp5.C
1)6(矩形整形金具を間にして鉄心C2及び04部に
おけるC1側で薄帯の幅方向に重なっている。)及びC
p7.C,8(矩形整形金具を間にして鉄心C2及び0
4部におけるC3側で薄帯の幅方向に重なっている。)
は、押さえ金具に2.に4間の締め付は箇所を示してい
る。また鎖線C99゜C(鉄心03部において薄帯の幅
方向に重なlO っている。)は、押さえ金具に3と金具り、との間の締
め付は箇所を示している。鎖線C93,Cp4について
は既に説明した。
上記のように、鉄心の重ね合わせ接合部を拘束した状態
で鉄心の矩形整形を行うと、整形加工時に単位積層体の
重ね合わせ接合部が動くことがないため、鉄心の整形後
も重ね合わせ接合部の状態をそのまま保つことができ、
常に重ね合わせ接合部の乱れがない、高品質の鉄心を得
ることができる。
鉄心を矩形状に整形した後、該鉄心の磁場焼鈍を行い、
鉄心の製造工程で薄帯に加えられた歪みを除去して、歪
みにより低下した磁気特性の回復を図る。尚磁場焼鈍に
代えて、磁場をかけることなく焼鈍を行う場合もある。
焼鈍を行った後鉄心Cに取り付けられている矩形整形金
具の構成部品を取り外し、第1図に示されているような
矩形状の巻鉄心を得る。
その後鉄心Cの継鉄部C及び脚部C2,C4の外面に図
示しない補強板や絶縁紙等の保護物を取り付け、継鉄部
C1の重ね合わせ接合部を開いて、鉄心Cを一旦U字状
に保つ。この状態で図示しない巻線を脚部C2及び04
部に嵌装してから継鉄部C1を再び閉じ、鉄心Cの継鉄
部C1に図示しない補強板や絶縁紙等の保護物を取り付
けて静止誘導電気機器本体を完成する。
焼鈍後の薄帯は極めて脆くなっているので、矩形整形金
具Mを鉄心窓部から取り出す際には細心の注意を要する
。本実施例のように矩形整形金具Mと鉄心の内周面との
間に保護シートP を介在させておくと、矩形成形金具
を取り出す作業を行う際に薄帯を損傷するおそれはほと
んど生じない。
保護シートP は大きな可撓性(柔軟性)を有している
ため、重ね合わせ接合部の開閉に際してその変形に容易
に追従する。従って保護シートを設けたことにより重ね
合わせ接合部の開閉作業に支障を来すことはない。
重ね合わせ接合部を開閉する際に、最もストレスや外力
を受けるのは鉄心の内周部の薄帯であり、鉄心の内周部
が損傷を受けやすいが、上記のように鉄心の内周面に保
護シートP を敷き込んでおくと、上記の作業において
薄帯が損傷を受けることも少な(なる。
鉄心の焼鈍後、鉄心の窓部に鉄板等で作られた枠体を補
強材として嵌め込むことがある。本実施例のように保護
シートP を鉄心の内周面に敷き込んでおくと、このよ
うな補強材を鉄心の内周部に嵌め込む作業を行う場合に
薄帯が損傷を受けるおそれを少なくすることができる。
尚上記実施例においては、保護シートP を敷き込んだ
後、その外側に積層体ブロックBtを巻きつけるように
したが、変形例として、保護シートP を単位積層体U
1の内側に敷き込むようにすることもできる。第12図
はこの変形例において巻枠に巻き付けられた積層体ブロ
ックの重ね合わせ接合部付近を拡大して示したもので、
前記実施例の第8図に相当する図である。
第12図が第8図と相違する点は、保護シートP、の重
なり部にある。第12図においては保護シートP が単
位積層体U1の内径側の面の長さより長い長手方向寸法
を有しているため、保護シー)P  の両端が単位積層
体U1を介してオーバラップしている。
この変形例では、積層体ブロック形成工程において、複
数の単位積層体の内、長さが最も短い単位積層体U1の
内径側に位置していた面に、接面の長手方向寸法に略等
しいかまたは該長手方向寸法よりも長い長さ寸法と非晶
質磁性合金薄帯の幅と略同じ幅寸法とを有する金属製ま
たは耐熱絶縁物製の保護シートPsを敷き込む。そして
該保護シートを敷き込んだ単位積層体U1の上に他の単
位積層体U2.・・・U4を長さが短いものから順にそ
れぞれの位置を長手方向にずらして積層することにより
第1番目の積層体ブロックB1を形成する。
単位積層体U1の内径側の面に保護シートP。
を敷き込む際には、保護シートP の一端に単位積層体
U1の一端(接着剤Aが塗布された面側)を合わせてお
く。保護シートP の長さが単位積履体U1の内径側の
面の長手方向寸法よりも長い場合には、重ね合わせ接合
を行う際に保護シートP、の他端部を単位積層体U1と
U2との間に差し込むようにして入れる。
更に他の複数の単位積層体U5.・・・を長さが短いも
のから順にそれぞれの位置を長手方向にずらして積層す
ることにより第2番目以降の積層体ブロックB2.・・
・を形成する。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、保護シートを鉄心の内周
面に敷き込んだので矩形整形金具を取外す際、重ね合わ
せ接合部を開く際及び重ね合わせ接合部を再び閉じる際
に、鉄心の内周部の薄帯を傷つけるおそれを少なくする
ことができる。
また鉄心の内周部が保護されていることにより、焼鈍後
鉄心を取り扱う際の気遣いが軽減されるため、作業能率
を向上させることができる。
本発明では、保護シートを敷き込む工程を必要とするが
、鉄心の製造から該鉄心に巻線を嵌装して静止誘導電気
機器本体を完成するまでの全体の工数から見れば、保護
シートを敷き込むための工程を追加したことによる工数
の増加よりも、焼鈍後の鉄心の取扱いが容易になること
による工数の減少の方がはるかに大である。従って本発
明によれば、静止誘導電気機器を製造する際の工数の低
減を図ることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第11図は本発明の実施例を示したもので
、第1図は巻鉄心の完成状態を示す正面図、第2図は薄
帯を巻回した状態を示す正面図、第3図はリング状積層
体を保持板により保持した状態を示す正面図、第4図は
第3図のリング状積層体の一箇所を切断して形成した展
開積層体を一部省略して示した正面図、第5図は第4図
の単位積層体から保持板を外した状態を一部省略して示
した正面図、第6図は単位積層体を積み上げて一つの積
層体ブロックを形成した状態を一部省略して示した正面
図、第7図は積層体ブロック巻きつけ用巻枠を示す平面
図、第8図は第7図の巻枠に巻きつけられた積層体ブロ
ックの重ね合わせ接合部付近の拡大図、第9図は第7図
の巻枠に全ての積層体ブロックを巻きつけて鉄心を形成
した状態を示した正面図、第10図は第9図の鉄心から
巻枠を外した状態を示す正面図、第11図は第10図の
鉄心を矩形状に整形する際の状態を示した正面図、第1
2図は本発明の他の実施例において巻枠に巻き付けられ
た積層体ブロックの重ね合わせ接合部付近の部分拡大図
である。 R・・・リング状積層体、C・・・鉄心、H1、H2・
・・保持板、S・・・展開積層体、A・・・接着剤の塗
膜、U1〜U12・・・単位積層体、81〜B3・・・
積層体ブロック、M・・・巻枠、M ・・・接合用整形
金具、P3・・・保護シート。 第1図 第2図 3 第 3 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非晶質磁性合金薄帯を所定枚数積層したものから
    なる単位積層体を複数個積層して構成した積層体ブロッ
    クを更に複数個積層して、各積層体ブロックの各単位積
    層体の両端を重ね合わせた状態で接合した構造を有する
    矩形状の巻鉄心において、 最内層の積層体ブロックの内側に非晶質磁性合金薄帯と
    同じ幅を有する金属製又は耐熱絶縁物製のシートを敷き
    込んだことを特徴とする巻鉄心。
  2. (2)非晶質磁性合金薄帯を所定枚数積層したものから
    なる単位積層体を複数個積層して構成した積層体ブロッ
    クを更に複数個積層して、各積層体ブロックの各単位積
    層体の両端を重ね合わせた状態で接合した構造を有する
    矩形状の巻鉄心において、 最内層の単位積層体の内側に非晶質磁性合金薄帯と同じ
    幅を有する金属製又は耐熱絶縁物製のシートを敷き込ん
    だことを特徴とする巻鉄心。
  3. (3)非晶質磁性合金薄帯を所定枚数積層したものから
    なる単位積層体を複数個積層して構成した積層体ブロッ
    クを更に複数個積層して、各積層体ブロックの各単位積
    層体の両端を重ね合わせた状態で接合した構造を有する
    矩形状巻鉄心を製造する方法において、 前記矩形状巻鉄心の内周長より長い外周長を有する円形
    巻枠に非晶質磁性合金薄帯を巻回してリング状積層体を
    形成した後、該リング状積層体を1箇所で積層方向に切
    断して展開することにより非晶質磁性合金薄帯の展開積
    層体を構成する展開積層体形成工程と、 前記展開積層体の一端側の切断面に接着剤を塗布する接
    着剤塗布工程と、 前記一端側の切断面に接着剤が塗布された展開積層体を
    分割することにより前記単位積層体を複数形成し、形成
    された複数の単位積層体をそれぞれの位置を長手方向に
    ずらして積層することにより前記各積層体ブロックを形
    成する積層体ブロック形成工程と、 非晶質磁性合金薄帯と同じ幅を有する金属製又は耐熱絶
    縁物製の保護シートを前記巻鉄心の内周長に等しい外周
    長を有する積層体ブロック巻きつけ用巻枠に巻きづける
    保護シート敷き込み工程と、前記積層体ブロック形成工
    程で形成された複数個の積層体ブロックを長さが短いも
    のから順にそれぞれの接着剤が塗布された切断面側の一
    端を巻きつけ始端部として前記保護シートが敷き込まれ
    た積層体ブロック巻きつけ用巻枠に巻きつけて各積層体
    ブロック内の各単位積層体の両端を重ね合わせ接合する
    重ね合わせ接合工程とを行うことを特徴とする巻鉄心の
    製造方法。
  4. (4)非晶質磁性合金薄帯を所定枚数積層したものから
    なる単位積層体を複数個積層して構成した積層体ブロッ
    クを更に複数個積層して、各積層体ブロックの各単位積
    層体の両端を重ね合わせた状態で接合した構造を有する
    矩形状巻鉄心を製造する方法において、 前記矩形状巻鉄心の内周長より長い外周長を有する円形
    巻枠に非晶質磁性合金薄帯を巻回してリング状積層体を
    形成した後、該リング状積層体を1箇所で積層方向に切
    断して展開することにより非晶質磁性合金薄帯の展開積
    層体を構成する展開積層体形成工程と、 前記展開積層体の一端側の切断面に接着剤を塗布する接
    着剤塗布工程と、 前記一端側の切断面に接着剤が塗布された展開積層体を
    分割することにより前記単位積層体を複数形成し、形成
    された複数の単位積層体の内の最も長さが短かい単位積
    層体の内径側に位置していた面に該面の長手方向寸法と
    略等しいかまたは該長手方向寸法より長い長さと非晶質
    磁性合金薄帯の幅寸法と略同じ幅とを有する金属製又は
    耐熱絶縁物製の保護シートを敷き込んだ後、該保護シー
    トが敷き込まれた単位積層体の上に更に他の単位積層体
    を長さが短いものから順にそれぞれの位置を長手方向に
    ずらして積層することにより第1番目の積層体ブロック
    を形成し、更に他の複数の単位積層体を長さが短いもの
    から順にそれぞれの位置を長さ方向にずらして積層する
    ことにより第2番目以降の積層体ブロックを形成する積
    層体ブロック形成工程と、 前記積層体ブロック形成工程で形成された複数の積層体
    ブロックを長さが短いものから順にそれぞれの接着剤が
    塗布された切断面側の一端を巻きっけ始端部として前記
    巻鉄心の内周長に等しい外周長を有する積層体ブロック
    巻きつけ用巻枠に巻きつけて各積層体ブロック内の各単
    位積層体の両端を重ね合わせ接合する重ね合わせ接合工
    程とを行うことを特徴とする巻鉄心の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529157A (ja) * 1991-05-13 1993-02-05 Mitsubishi Electric Corp 静止誘導機器鉄心及びその製造方法
JPH0594918A (ja) * 1991-10-02 1993-04-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd アモルフアス合金巻鉄芯
JP2013254827A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Mitsubishi Electric Corp 変圧器

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