JPH0332901Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0332901Y2
JPH0332901Y2 JP11508886U JP11508886U JPH0332901Y2 JP H0332901 Y2 JPH0332901 Y2 JP H0332901Y2 JP 11508886 U JP11508886 U JP 11508886U JP 11508886 U JP11508886 U JP 11508886U JP H0332901 Y2 JPH0332901 Y2 JP H0332901Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
air heat
motor
mounting base
motor mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11508886U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6322529U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11508886U priority Critical patent/JPH0332901Y2/ja
Publication of JPS6322529U publication Critical patent/JPS6322529U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0332901Y2 publication Critical patent/JPH0332901Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気調和機の室外側に設けられる室
外ユニツトに関し、さらに詳しくはかかる室外ユ
ニツトにおけるモータ取付台構造に関するもので
ある。
(従来の技術) 一般に、空気調和機における室外ユニツトは、
空気熱交換器と該空気熱交換器に対して空気を供
給するフアンとを備えている。そして、該フアン
を回転駆動させるためのフアンモータを固定する
モータ取付台をどのような構造とするかについて
は、従来から種々提案されている。例えば、実開
昭58−116973号公報記載の如く、ケーシング1′
内に立設された空気熱交換器2′の内側に垂直に
設けたモータ取付台15′に対してフアンモータ
4′を固定するようにしたものが提案されている
(第3図参照)。なお、前記モータ取付台15′は、
下端部をケーシング1′の底板7′上に固定される
一方、上端部をケーシング1′の天板8′と空気熱
交換器2′上端との間に挟持された取付板14′に
固定されて設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公知例の如く、モータ取付台15′を垂直
に設ける場合次のような問題点が存する。
即ち、馬力の異なる室外ユニツトにおいて、ケ
ーシング天板8′および底板7′等を共用するため
に、空気熱交換器2′の高さを変えることで対応
せんとする時、モータ取付台15′もこれに合わ
せて寸法調整しなければならず、モータ取付台1
5′を共用化することができないという問題があ
つた。
また、モータ取付台15′が縦長となつていて、
その上下両端がケーシング底板7′と取付板1
4′とに固定されているため、左右方向への位置
決めが難しいところから、フアンモータ取付状態
を強固にすることが難しいとともに、取り付けお
よび取り外し時においても不安定となるという問
題を内包していた。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
モータ取付台における取付状態の安定化と部品の
共用化とを図ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、上記問題点を解決するための手段
として、図面に示すように、ケーシング1内にク
ロスフインコイルタイプの空気熱交換器2を立設
してなる室外ユニツトにおいて、前記空気熱交換
器2の内側に、フアンモータ4を固定すべく構成
されたモータ取付台15を横向きに設け且つ該モ
ータ取付台15の一方側を前記空気熱交換器2の
一側の管板22に係止せしめる一方、モータ取付
台15の他方側を前記空気熱交換器2の他側に位
置する固定部材Aに係止せしめている。
(作用) 本考案では、上記手段によつて次のような作用
が得られる。
即ち、モータ取付台15を空気熱交換器2の内
側に横向きに設け且つ該モータ取付台15の一方
側を前記空気熱交換器2の一側の管板22に係止
せしめる一方、モータ取付台15の他方側を前記
空気熱交換器2の他側に位置する固定部材Aに係
止せしめたことにより、該モータ取付台15の左
右方向の位置決めが容易となり、取り付けおよび
取り外し時における安定性が確保できるととも
に、取付状態も強固となる。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本考案の好適な
実施例を説明する。
本実施例の室外ユニツトは、空気調和機の室外
側に設けられるものであり、空気吸い込み口5お
よび空気吹き出し口6を有するケーシング1内に
クロスフインコイルタイプの空気熱交換器2およ
び該空気熱交換器2へ空気を供給するための2個
のフアン3,3を配設して構成されている。
前記ケーシング1は、底板7、天板8、前記空
気吸い込み口5を構成する金網状の背面板9、空
気吹き出し口6を有する前板10と一方側の側板
11とを一体形成してなる前板ユニツト12およ
び前記側板11の反対側における角隅部を構成す
るコーナー部13,13とからなつている。
しかして、前記空気熱交換器2はケーシング1
における背面板9に対向する如く立設されてお
り、該空気熱交換器2の一側背後とケーシング1
におけるコーナー部13,13との間には、仕切
板14が設けられている。
前記空気熱交換器2の内側には、上下2段のモ
ータ取付台15,15が横向きに設けられてお
り、該各モータ取付台15に対して、前記フアン
3を回転駆動させるためのフアンモータ4が取り
付けられるようになつている。該モータ取付台1
5は、略L字状を呈しており、その上下および左
右外周縁には、補強用のフランジ部16,17,
18,19が一体に形成されている。また、モー
タ取付台15の正面側には、フアンモータ4が嵌
挿される取付穴20と該取付穴20両側の空気流
通口21,21とが形成されている。
第2図図示の如く、前記空気熱交換器2の一方
側の管板22には、前記モータ取付台15を仮止
めするためのL字状の係止片24,24が上下2
個切起される一方、前記モータ取付台15の一方
側のフランジ部18には、前記係止片24,24
と対応する四角形状の係合穴25,25が形成さ
れている。符号26,27は管板22およびフラ
ンジ部18に形成されたビス穴である。
また、前記モータ取付台15の他方側のフラン
ジ部19には、逆L字状の係止片28,28が上
下2個切起される一方、前記空気熱交換器2の他
方側の管板23に取り付けられている仕切板14
には、前記係止片28,28に対応する三角形状
の係合穴29,29が形成されている。さらに、
前記フランジ部19における係止片28,28の
中間部および仕切板14における係合穴29,2
9の中間部には、両者を固着するための固定片3
0,31がそれぞれ突設されている。符号32,
33は、固定片30,31に形成されたビス穴、
34,35はモータ取付台15を固着するための
ビスである。
次に本実施例におけるモータ取付台15の取り
付け工程を説明する。
まず、モータ取付台15に対してフアンモータ
4を固定する。この状態のモータ取付台15を空
気熱交換器2の一方側の管板22および仕切板1
4に取り付けるに当たつて、管板22の係止片2
4,24に対してフランジ部18の係合穴25,
25を、フランジ部19の係止片28,28を仕
切板14の係合穴29,29にそれぞれ係止せし
めることによつて、モータ取付台15(フアンモ
ータ4が取り付けられている)の自重により該モ
ータ取付台15を仮止め状態で位置決めする。そ
の後、ビス34,35を用いてモータ取付台15
を固定するのである。即ち、本実施例において
は、仕切板14が実用新案登録請求の範囲にいう
ところの固定部材Aとして作用しているのであ
る。
このようにすることによつて、モータ取付台1
5は、左右方向に位置決めされた状態で固定され
ることとなり、取付状態が強固になるとともに、
係止片24,24と係合穴25,25および係止
片28,28と係合穴29,29との係合によつ
て仮止め状態で位置決めされるため、取り付けお
よび取り外し時における安定性を確保することも
できるのである。
なお、本実施例の如く、2個のフアン3,3を
設ける場合、空気熱交換器2の内側に2台のモー
タ取付台15,15を上下位置に横向きに設けれ
ば、それぞれのフアン3,3が独立状態で取り付
けられることとなるため、フアン3,3同士が共
振を起こすおそれがなくなる。
本実施例においては、固定部材Aを仕切板14
となしてモータ取付台15における他方側を、仕
切板14に係止するようにしているが、空気熱交
換器2における他方側の管板23を固定部材Aと
なしてこれにモータ取付台15の他方側を係止す
るようにしてもよい。
本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、考案の要旨を逸脱しない範囲において適宜設
計変更可能なことは勿論である。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、ケーシング1内
にクロスフインコイルタイプの空気熱交換器2を
立設してなる室外ユニツトにおいて、前記空気熱
交換器2の内側に、フアンモータ4を固定すべく
構成されたモータ取付台15を横向きに設け且つ
該モータ取付台15の一方側を前記空気熱交換器
2の一側の管板22に係止せしめる一方、モータ
取付台15の他方側を前記空気熱交換器2の他側
に位置する固定部材Aに係止せしめるようにした
ので、前記該モータ取付台15の左右方向の位置
決めが容易となるところから、取り付けおよび取
り外し時における安定性が確保できるとともに、
取付状態も強固となるという実用的な効果があ
る。
また、モータ取付台15を横向きに取り付ける
ようにしたので、馬力の異なる室外ユニツトにお
いて、空気熱交換器2の高さを変えることで対応
ししかも部品の共用化を図る場合にも、モータ取
付台15の寸法調整をする必要がなく、共用化が
図れるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例にかかる室外ユニツ
トの構造を示す分解斜視図、第2図は、第1図の
要部拡大図、第3図は、従来公知の室外ユニツト
の構造を示す分解斜視図である。 1……ケーシング、2……空気熱交換器、4…
…フアンモータ、15……モータ取付台、22…
…管板、A……固定部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング1内にクロスフインコイルタイプの
    空気熱交換器2を立設してなる室外ユニツトにお
    いて、前記空気熱交換器2の内側に、フアンモー
    タ4を固定すべく構成されたモータ取付台15を
    横向きに設け且つ該モータ取付台15一側の管板
    22に係止せしめる一方、モータ取付台15の他
    方側を前記空気熱交換器2の他側に位置する固定
    部材Aに係止せしめたことを特徴とする室外ユニ
    ツト。
JP11508886U 1986-07-25 1986-07-25 Expired JPH0332901Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11508886U JPH0332901Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11508886U JPH0332901Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6322529U JPS6322529U (ja) 1988-02-15
JPH0332901Y2 true JPH0332901Y2 (ja) 1991-07-12

Family

ID=30998423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11508886U Expired JPH0332901Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0332901Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5115540B2 (ja) * 2009-11-18 2013-01-09 ダイキン工業株式会社 空気調和機の室外ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6322529U (ja) 1988-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0534569B2 (ja)
JPH0332901Y2 (ja)
JP2003074361A (ja) エンジン発電機
WO1999058828A1 (fr) Structure d'unite de refroidissement pour moteur
JPH07198165A (ja) 空気調和機の室外ユニット
JPH0620034Y2 (ja) 空調室外機の側板仮止め構造
JPH0116990Y2 (ja)
JPH0250033A (ja) 熱交換器の取付構造
CN215186157U (zh) 一种电机支架及风幕机
JPH0638256Y2 (ja) 室外機の防雪フード取付構造
JP4104430B2 (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP2005164073A (ja) 空気調和装置
JPH074434Y2 (ja) 空調機を内蔵した壁部空調装置
JP2827689B2 (ja) 空気調和機
CN215337029U (zh) 一种安装支架及风幕机
JPS5955314U (ja) 空気調和機
JPH0744902Y2 (ja) 空調機を内蔵した壁部空調装置
JPS6219860Y2 (ja)
JPH0636427Y2 (ja) 空冷式冷凍機の室外機
JPH0452596Y2 (ja)
JP2525806Y2 (ja) 空気調和機
JPS587255Y2 (ja) 熱交換器の固定装置
JPS6334177Y2 (ja)
JPH0712837Y2 (ja) 空調機を内蔵した壁部空調装置
JPH0442654Y2 (ja)