JPH0332798Y2 - - Google Patents

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JPH0332798Y2
JPH0332798Y2 JP1987009374U JP937487U JPH0332798Y2 JP H0332798 Y2 JPH0332798 Y2 JP H0332798Y2 JP 1987009374 U JP1987009374 U JP 1987009374U JP 937487 U JP937487 U JP 937487U JP H0332798 Y2 JPH0332798 Y2 JP H0332798Y2
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pipe holder
pipe
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nozzle body
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、例えば、自動車用の二槽式フユー
エルタンクに取付けて、燃料を移送するのに利用
される噴流ポンプに関する。
(従来の技術) 昨今の自動車において、フユーエルタンクは、
車室および荷室の容量の増大という観点からフロ
アパネルに取付けられるものが多く、フロアパネ
ルに取付ける場合においては、当該フロアパネル
に取り付けられている他の部品との相関関係から
二槽あるいは分割とし、エンジンへの燃料供給に
際して噴流ポンプを用いて燃料を移行するものが
知られている。
第4図は、上記した噴流ポンプを示すものであ
る。
すなわち、図において、噴流ポンプ100は、
フユーエルタンクカバー101に取付けた配管用
パイプ102,103と、噴流ポンプ本体104
と、前記噴流ポンプ本体104をフユーエルタク
カバー101に取付ける固定用ブラケツト105
と、前記配管用パイプ102および噴流ポンプ本
体104を連結する連結用ホース106と、前記
配管用パイプ103および噴流ポンプ本体104
を連結する連結用ホース107とを備えている。
前記噴流ポンプ本体104はノズル本体104
aとポンプ体104bとを一体に溶着してなり、
前記ノズル本体104aの前記配管用パイプ10
2との連結側には、駆動流体流入用孔104cを
備え、この駆動流体流入用孔104cと連通する
ノズル104dを備えている。
一方、前記ポンプ体104bには、前記配管用
パイプ103との連結側に、被駆動流体導入用孔
104eと、前記固体ブラケツト105を取付け
る固定部104fとを備え、前記被駆動流体導入
用孔104eを連通しかつ吐出用孔104gと連
通するデイフユーザ104hを備えている。
そして、前記配管用パイプ102と駆動流体流
入用孔104cとは、連結用ホース106の両端
部をそれぞれ上記配管用パイプ102および駆動
流体流入用孔104cに被着し、クランプ10
8,108で締め付けている。
また、前記配管用パイプ103と被駆動流体導
入用孔104eとは、連結用ホース107の両端
部をそれぞれ上記配管用パイプ103および被駆
動流体導入用孔104eに被着し、クランプ10
8で締め付けている。
つまり、このような噴流ポンプ100では、エ
ンジンの戻り燃料用パイプに接続した配管用パイ
プ102から連結用ホース106、噴流ポンプ本
体104の駆動流体流入用孔104cを介して駆
動流体である戻り燃料が流入し、噴流ポンプ本体
のノズル104dより噴出する。そして、二槽式
フユーエルタンクのサブタンク側に接続した配管
用パイプ103から連結用ホース107、噴流ポ
ンプ本体104の被駆動流体導入用孔104eを
介して前記サブタンク側の燃料が噴流ポンプ本体
104のデイフユーザ104hで前記ノズル10
4から噴出した燃料になる負圧により吸引され
て、吐出孔104gより吐出することにより、前
記サブタンク側の燃料をメインタンク側に移送す
るようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のような従来の噴流ポンプ
100では、構成する部品がノズル体104aお
よびポンプ104bを一体に溶着したポンプ本体
104と、固定用ブラケツト105と、配管用ホ
ース106と、配管用ホース107と、クランプ
108,108,108,108と、フユーエル
タンクカバー101に取付けた配管用パイプ10
2,103であることから、部品点数が多いとと
もに、フユーエルタンクへの取付けにあたつて
は、配管用ホース106,107の両端部にそれ
ぞれクランプ108を装着しなくてはならず、ク
ランプ108を装着することが容易ではないの
で、部品点数が多いこととあわせて工数が増大し
コストアツプとなるという問題点があり、これら
の問題点を解決することが課題となつていた。
(考案の目的) そこで、この考案は、上記の問題点を解決する
ために考えられたもので、構成する部品点数を減
少し且つ容易に組付けることができる噴流ポンプ
を提供することを目的としている。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 上記した課題を解決するためのこの考案による
噴流ポンプは、配管用パイプを取付けたパイプホ
ルダと、負圧を発生させるノズル体を係止可能に
取付けるとともにデイフユーザを形成したケーシ
ングを備えた噴流ポンプにおいて、前記ケーシン
グには、パイプホルダ側に向つて環状に突出し且
つ前記パイプホルダの端面に当接するリブを備え
るとともに当該パイプホルダを前記リブに圧着さ
せた状態で前記パイプホルダの外周縁に係止する
係止部を備えた構成としたことを特徴としてお
り、上記した噴流ポンプの構成により従来の課題
を解決するための手段としたものである。
(考案の作用) この考案による噴流ポンプでは、ケーシングに
備えたリブにパイプホルダの端面が圧着した状態
で、ケーシングに備えた係止部がパイプホルダの
外周縁に係止するので、リブのパイプホルダへの
圧着により水密性を保持するものとして作用する
とともに、パイプホルダのケーシングへの組付け
をワンタツチとすることからねじ等の締め付け手
段を不用とする。
(実施例) 以下、この考案による噴流ポンプの一実施例を
第1図ないし第3図に基づいて説明する。
すなわち、噴流ポンプ1は、配管用パイプ2,
3を取付けたパイプホルダ4と、デイフユーザ5
を形成し且つ負圧を発生させるためのノズル体6
を係止可能に取付けたケーシング7とを備えてい
る。
パイプホルダ4は、外周部が略ひようたん形の
平板であつて、図示しない二槽式フユーエルタン
クのメイン側タンクに接続する配管用パイプ2
と、前記二槽式フユーエルタンクのサブ側タンク
に接続する配管用パイプ3とをそれぞれ間隔をお
いて第1図中上下に貫通させて取付けている。
そして、前記一方側の配管用パイプ2の内部を
駆動流体流入用孔2aとするとともに、前記他方
側の配管用パイプ3の内部を被駆動流体導入用孔
3aとし、この実施例においては、上記各配管用
パイプ2,3のそれぞれの上端部側に図示しない
二槽式フユーエルタンクのタンクカバー8を取付
けている。
ケーシング7には、前記パイプホルダ4を装着
する環状形をなすパイプホルダ取付部9と、ノズ
ル体6を係止するノズル体取付け部10と、この
ノズル体取付け部10の第1図中下方に形成した
デイフユーザ5と、前記ノズル体取付け部10に
係止したノズル体6および前記デイフユーザ5で
ポンプを形成するポンプ部11とを備えている。
前記パイプホルダ取付部9には、前記パイプホ
ルダ4の外形よりも若干大きな内径を有する嵌入
壁7bと、ケーシング7の外周壁7cの6個所に
それぞれ間隔をおき且つ前記パイプホルダ4の外
形よりも若干小さな内径を有して前記パイプホル
ダ4を前記嵌入壁7bに嵌入させた状態で係止す
る係止部7aとを備えている。
また、ノズル体取付け部10には、前記ノズル
体6の基端寄りに備えた円盤形状をなす取付け部
6aに有する外径寸法よりも若干大きな内径寸法
を有する凹溝状の開口7dと、ケーシング7のほ
ぼ中央部分で前記ノズル体6の取付け部6aの一
部を支持する突起状の支持壁7eとを備えてい
る。
そして、デイフユーザ5は、前記ケーシング7
に備えたノズル体取付け部10の第1図中下方
で、前記ノズル体取付け部10にノズル体6を係
止した際に、ノズル体6c先端側の開口方向に一
致し且つケーシング7の吐出口7fに連通してい
る。
そしてまた、前記パイプホルダ取付部9には、
前記嵌入壁7bの第1図中の下側から図中の上方
側に向つて環状に突出したケーシング側のリブ7
gが備えてあり、このリブ7gが前記パイプホル
ダ4の下面に当接する。
一方、ノズル体6は、中空状の略円錐体であつ
て、第1図中上側に前記取付け部6aを備え、こ
の取付け部6aの上側に上方に向つて環状に突出
するノズル体側のリブ6bを備えているとともに
第1図中下側の端部にノズル6cを形成してい
る。
ここで、ケーシング7に備えたノズル体取付け
部10の開口7dにノズル体6の取付け部6aを
装着し、パイプホルダ4をケーシング7に備えた
嵌入壁7bに押し込むことによつて、前記ケーシ
ング側のリブ7gおよびノズル体側のリブ6bが
パイプホルダ4の下面に圧着した状態で係止部7
aによりパイプホルダ4の外周縁を係止するの
で、ケーシング7とノズル体6がワンタツチでパ
イプホルダ4に対して水密性を保持された状態で
係止して、ノズル体6とケーシング7に設けたデ
イフユーザ5とでポンプ部11を形成している。
そして、図示しないエンジン側からの戻り燃料
用パイプに接続した一方側の配管用パイプ2の駆
動流体流入用孔2aから流入した駆動流体である
戻り燃料は、ノズル体6を介して当該ノズル6c
から第1図中下方に向けて噴射する。
そこで、前記二槽式フユーエルタンクのサブタ
ンク側からの被駆動流体であるサブタンク側の燃
料が、配管用パイプ3の被駆動流体導入用孔3a
よりケーシング7のポンプ部11へ導かれ、前記
ノズル6cからの戻り燃料による負圧によつて、
デイフユーザ5を介し吐出口7fより噴出される
ようになつていて、前記サブタンク側の燃料をメ
インタンク側に移送するようになつている。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案による噴流
ポンプは上記した構成としたから、従来のものと
比べ構成する部品点数を飛躍的に減少することが
できるので、コストダウンを図れ、また、ワンタ
ツチでの取付けとすることから、パイプホルダを
ケーシングに組付けるだけで、Oリング等の水密
部材なしで水密性を保持することができるので、
極めて容易に且つ確実に取付けられるという優れ
た効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による噴流ポンプ
の取付け構造を示す縦断面図、第2図は第1図に
示した噴流ポンプの取付け構造における各部品の
組付け関係を示す縦断面図、第3図は第2図に示
した噴流ポンプの取付け構造における各部品の外
観斜視図、第4図は従来の噴流ポンプの取付け構
造を示す縦断面図である。 1……噴流ポンプ、2,3……配管用パイプ、
4……パイプホルダ、5……デイフユーザ、6…
…ノズル体、7……ケーシング、7a……係止
部、7g……リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 配管用パイプを取付けたパイプホルダと、負圧
    を発生させるノズル体を係止可能に取付けるとと
    もにデイフユーザを形成したケーシングを備えた
    噴流ポンプにおいて、 前記ケーシングには、パイプホルダ側に向つて
    環状に突出し且つ前記パイプホルダの端面に当接
    するリブを備えるとともに当該パイプホルダを前
    記リブに圧着させた状態で前記パイプホルダの外
    周縁に係止する係止部を備えたことを特徴とする
    噴流ポンプ。
JP1987009374U 1987-01-27 1987-01-27 Expired JPH0332798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987009374U JPH0332798Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

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JPS63118400U JPS63118400U (ja) 1988-07-30
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4424618Y1 (ja) * 1965-11-10 1969-10-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4424618Y1 (ja) * 1965-11-10 1969-10-17

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JPS63118400U (ja) 1988-07-30

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