JPH0332589Y2 - - Google Patents

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JPH0332589Y2
JPH0332589Y2 JP20360285U JP20360285U JPH0332589Y2 JP H0332589 Y2 JPH0332589 Y2 JP H0332589Y2 JP 20360285 U JP20360285 U JP 20360285U JP 20360285 U JP20360285 U JP 20360285U JP H0332589 Y2 JPH0332589 Y2 JP H0332589Y2
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JP
Japan
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reinforcement
unit
vertical
foundation concrete
transverse
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は複数本の鉄筋を縦横に連結してベー
ス筋ユニツトと立筋ユニツトとを構成するととも
に、ベース筋ユニツトに対して立筋ユニツトを起
伏自在に組付けてなる基礎コンクリート用鉄筋ユ
ニツトに関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の鉄筋ユニツトとしては、例えば
実公昭60−33158号公報に記載されたものが公知
となつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、この従来構成においては、立筋ユニ
ツトを起立させたときに立筋ユニツトの縦筋の下
端がベース筋ユニツトの横筋の上面に当接するよ
うになつているが、その当接によつて生じる力の
みでは立筋ユニツトを起立位置に正確に保持する
ことができないため、別途に用意したL型筋を縦
筋と横筋とに結束して補強する必要があり、配筋
作業に手間がかかるという問題があつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上記した問題点に着目してなされた
ものであり、この考案のベース筋ユニツトAは、
所定の間隔をおいて下横筋3と上横筋4とを備
え、立筋ユニツトBは、両横筋3,4間に移動可
能に連結されかつ立筋ユニツトBの起立状態にお
いて下横筋3に係合する連結長筋6と、その連結
長筋6に対してほぼ直交する縦筋10とを備え、
上横筋4は起立状態の縦筋10に係合する保持部
12を備えるものである。
(作用) そして、ベース筋ユニツトAに対して立筋ユニ
ツトBを起立させたときには、前記連結長筋6と
前記下横筋3との係合、並びに前記保持部12に
おける前記上横筋4と前記縦筋10との係合によ
り、立筋ユニツトBの起立状態が保持される。
(第1実施例) 以下、この考案を具体化した第1実施例を第1
〜3図に基づいて説明する。
基礎コンクリートのベース部に埋設されるベー
ス筋ユニツトAは、基礎コンクリートの長手方向
に延びる互いに平行な2本の側筋1と、両側筋1
の長手方向に等間隔をおいて複数本配列されかつ
両側筋1の下面間を直交状態で連結する下横筋3
と、隣接する2本の下横筋3のほぼ中央位置にお
いて両側筋1の上面間を連結する複数本の上横筋
4とから構成され、その上横筋4と下横筋3との
間には所定の間隔が設けられている。
基礎コンクリートの直立部に埋設される立筋ユ
ニツトBは、ベース筋ユニツトAの前記両横筋
3,4間に移動可能に挿通された連結長筋6と、
その連結長筋6に平行な中長筋7及び上長筋9
と、各長筋6,7,9を相互に連結するように等
間隔をおいて複数本配列された縦筋10とから構
成されている。各長筋6,7,9は側筋1と同一
長さであり、また各縦筋10間の間隔は前記両横
筋3,4間の間隔とほぼ同一である。そして、前
記連結長筋6を介してベース筋ユニツトAに対し
立筋ユニツトBがスライド可能及び起伏自在に組
付けられ、第2図に示す格納形態と第3図に示す
使用形態とを取り得るようになつている。立筋ユ
ニツトBが起立したときには、その自重によつて
前記連結長筋6が前記下横筋3に当接する。
ベース筋ユニツトAにおける適宜位置の前記上
横筋4の中央部には保持部12が略U字状に折曲
形成されている。そして、第1図の状態において
立筋ユニツトBを起立させ、それを各上横筋4と
各縦筋10とが当接する位置までスライドしたと
きには、第3図に示すように、前記保持部12に
対しこれと対向する縦筋10の下部が嵌合する。
従つて、この状態では保持部12における上横筋
4と縦筋10との嵌合、並びに前記した下横筋3
と連結長筋6との当接により、ベース筋ユニツト
Aに対する立筋ユニツトBの起立状態が上下の2
位置にて正確かつ確実に保持され、コンクリート
打設時の振動等によつて傾いたり倒れたりするお
それをなくすことができる。
(第2実施例) 次に、この考案の第2実施例を第4〜6図に従
つて説明する。
この第2実施例は上横筋4の保持部12並びに
下横筋3の形状において前記第1実施例と相違す
る。すなわち、立筋ユニツトBにおける適宜位置
の上横筋4の中央部には、前記縦筋10の下端部
に係合する保持部12が略L状に折曲形成されて
いる。この上横筋4は一方の前記側筋1に対し斜
交する案内部15を前記保持部12と連続する状
態で備えており、立筋ユニツトBを起立させたと
きに前記縦筋10を弾性接触を介して案内するよ
うになつている。また、前記保持部12の近傍に
位置する前記下横筋3の中央部には、起立された
立筋ユニツトBの前記連結長筋6が上方から嵌合
し得るように規制部16が凹状に折曲形成されて
いて、第6図に示すように、その規制部16と連
結長筋6との嵌合によつて起立時における立筋ユ
ニツトBの下端部の滑りが防止されるようになつ
ている。従つて、この第2実施例においては規制
部16と前記保持部12との上下2位置にて立筋
ユニツトBの起立状態が確実に保持される。
(別の実施例) 次に、第7〜10図に基づきこの考案の別の実
施例について説明する。
(イ) 第7,8図に示す実施例においては、ベース
筋ユニツトAにおける適宜位置の一対の上横筋
4がハの字構成するようにそれぞれ両側筋1に
対し斜交する状態で設けられていて、起立時の
縦筋10を案内しかつそれを中央部の保持部1
2にて弾性保持するようになつている。また、
適宜位置の下横筋3の中央部近傍には、起立状
態の連結長筋6に対し横方向から係合してその
滑りを防止するための規制片18が突設されて
いる。
(ロ) 第9,10図は、この考案とは異なる応用例
を示し、保持部12が縦筋10の下端部に設け
られていて、この保持部12を上横筋4に嵌合
するとともに、連結長筋6を下横筋3の規制部
16に嵌合することにより、立筋ユニツトBが
確実に起立保持されるようになつている。
考案の効果 以上詳述したように、この考案によれば、連結
長筋と下横筋との係合、並びに保持部における上
横筋と縦筋との係合の上下2点により、立筋ユニ
ツトの起立状態を正確な位置で確実に保持するこ
とができて、配筋作業が極めて容易になるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの考案を具体化した第1実施例
を示し、第1図は鉄筋ユニツトの格納形態を示す
平面図、第2図は第1図の2−2線断面図、第3
図は使用状態を示す断面図である。第4〜6図は
この考案を具体化した第2実施例を示し、第4図
は格納形態を示す平面図、第5図は第4図の5−
5線断面図、第6図は使用状態を示す断面図であ
る。第7〜10図はこの考案の別の実施例を示す
もので、第7図は一部省略平面図、第8図は第7
図の8−8線断面図、第9図は保持部を縦筋側に
設けた応用例を示す部分平面図、第10図は第9
図に10−10線断面図である。 1……側筋、3……下横筋、4……上横筋、6
……連結長筋、10……縦筋、12……保持部、
15……案内部、16……規制部、18……規制
片、A……ベース筋ユニツト、B……立筋ユニツ
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 複数本の鉄筋を縦横に連結してベース筋ユニ
    ツトAと立筋ユニツトBとを構成するととも
    に、ベース筋ユニツトAに対して立筋ユニツト
    Bを起伏自在に組付けてなる基礎コンクリート
    用鉄筋ユニツトにおいて、 前記ベース筋ユニツトAは、所定の間隔をお
    いて下横筋3と上横筋4とを備え、 前記立筋ユニツトBは、前記両横筋3,4間
    に移動可能に連結されかつ立筋ユニツトBの起
    立状態において前記下横筋3に係合する連結長
    筋6と、その連結長筋6に対してほぼ直交する
    縦筋10とを備え、 前記上横筋4は起立状態の前記縦筋10に係
    合する保持部12を備え、 前記ベース筋ユニツトAに対して立筋ユニツ
    トBを起立させたときには、前記連結長筋6と
    前記下横筋3との係合、並びに前記保持部12
    における前記上横筋4と前記縦筋10との係合
    により、立筋ユニツトBの起立状態が保持され
    るように構成したことを特徴とする基礎コンク
    リート用鉄筋ユニツト。 2 前記保持部12は前記上横筋4のほぼ中央部
    に折曲形成されることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の基礎コンクリート
    用鉄筋ユニツト。 3 前記上横筋4は前記保持部12に連続する斜
    状の案内部15を備えることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第2項に記載の基礎コンク
    リート用鉄筋ユニツト。 4 前記下横筋3は立筋ユニツトBの起立状態に
    おいて前記連結長筋6の横方向への移動を規制
    する規制部16を備えることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の基礎コンク
    リート用鉄筋ユニツト。 5 前記規制部16は連結長筋6が上方から嵌合
    するように下横筋3のほぼ中央部に凹状に折曲
    形成されることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第4項に記載の基礎コンクリート用鉄筋
    ユニツト。
JP20360285U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0332589Y2 (ja)

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JPS62110343U JPS62110343U (ja) 1987-07-14
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