JPH0332155B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0332155B2 JPH0332155B2 JP57103530A JP10353082A JPH0332155B2 JP H0332155 B2 JPH0332155 B2 JP H0332155B2 JP 57103530 A JP57103530 A JP 57103530A JP 10353082 A JP10353082 A JP 10353082A JP H0332155 B2 JPH0332155 B2 JP H0332155B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- gear
- cassette
- reel
- operating means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B25/00—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
- G11B25/06—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using web-form record carriers, e.g. tape
- G11B25/066—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using web-form record carriers, e.g. tape adapted for use with containers of different sizes or configurations; adaptor devices therefor
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は小型テープカセツト用アダプタに係
り、標準形テープカセツトより小型のテープカセ
ツトを標準形テープカセツトと略同一外形を有す
るアダプタに収納し、該カセツトからテープを所
定位置に引出し、又、これを引戻す際の操作性を
よくすると共に、アダプタを標準形テープカセツ
ト用記録再生装置に装着してテープ駆動を行なう
際にアダプタ内の不要な負荷を切離して操作性を
向上しうる小型テープカセツト用アダプタを提供
することを目的とする。
り、標準形テープカセツトより小型のテープカセ
ツトを標準形テープカセツトと略同一外形を有す
るアダプタに収納し、該カセツトからテープを所
定位置に引出し、又、これを引戻す際の操作性を
よくすると共に、アダプタを標準形テープカセツ
ト用記録再生装置に装着してテープ駆動を行なう
際にアダプタ内の不要な負荷を切離して操作性を
向上しうる小型テープカセツト用アダプタを提供
することを目的とする。
第１図及び第２図は夫々本発明になる小型テー
プカセツト用アダプタの一実施例の一部切截平面
図及び第１図中−線に沿う縦断面図である。
プカセツト用アダプタの一実施例の一部切截平面
図及び第１図中−線に沿う縦断面図である。
図中、小型テープカセツト用アダプタ１は、標
準形テープカセツトと実質状同じ外形寸法を有
し、内部に小型テープカセツト収納部２を有し、
更に夫々先端にポール３，４を設けたローデイン
グアーム５，６（夫々ピン５ａ（回動支点）、６ａ
を中心に回動する）、及びギヤ列（伝達機構）７
等が組込まれる。
準形テープカセツトと実質状同じ外形寸法を有
し、内部に小型テープカセツト収納部２を有し、
更に夫々先端にポール３，４を設けたローデイン
グアーム５，６（夫々ピン５ａ（回動支点）、６ａ
を中心に回動する）、及びギヤ列（伝達機構）７
等が組込まれる。
ローデイングアーム５は第３図の如く、そのピ
ン５ｂに３枚のリンク４１〜４３よりなる連結チ
エーン４４がピン４５，４６を介して連結される
と共に、リンク４３はその右端が後述するギヤ９
下面に固着したカムピン９ａに連結される。又ピ
ン４５，４６，９ａは後述する下方固定板１５の
Ｊ字形ガイド溝１５ａ（ガイド部）によりガイド
されつつ走行する。
ン５ｂに３枚のリンク４１〜４３よりなる連結チ
エーン４４がピン４５，４６を介して連結される
と共に、リンク４３はその右端が後述するギヤ９
下面に固着したカムピン９ａに連結される。又ピ
ン４５，４６，９ａは後述する下方固定板１５の
Ｊ字形ガイド溝１５ａ（ガイド部）によりガイド
されつつ走行する。
尚、上記連結チエーン４４はローデイングアー
ム５の回動中心であるピン５ａより比較的遠い先
端側（他端側）に位置するピン５ｂに連結されて
いる。
ム５の回動中心であるピン５ａより比較的遠い先
端側（他端側）に位置するピン５ｂに連結されて
いる。
ギヤ列７は、操作手段８と一体回動するギヤ
９、ギヤ軸１０（小径ギヤ１０ａ、大径ギヤ１０
ｂ間に一方向爪クラツチを有する）、中間歯車１
１（小径ギヤ１１ａ、大径ギヤ１１ｂを有する）、
中間ギヤ１２（デイスクギヤ１２ａ、内周嵌合部
１２ｂを有する）、ギヤ軸１３（小径ギヤ１３ａ、
大径ギヤ１３ｂを有する）よりなり、ギヤ９、ギ
ヤ軸１０、中間歯車１１は略一対の上下固定板１
４，１５間に配され、中間ギヤ１２は上方固定板
１４のみにボールベアリングを介して支承され、
ギヤ軸１３は、固定板１４及びアダプタ１の下板
１ａ間に支承される。尚上記ギヤ９、ギヤ軸１０
ｃ、大径ギヤ１０ｂは第１の歯車部G1として構
成される一方、中間ギヤ１２、ギヤ軸１３は第２
の歯車部G2を構成する。
９、ギヤ軸１０（小径ギヤ１０ａ、大径ギヤ１０
ｂ間に一方向爪クラツチを有する）、中間歯車１
１（小径ギヤ１１ａ、大径ギヤ１１ｂを有する）、
中間ギヤ１２（デイスクギヤ１２ａ、内周嵌合部
１２ｂを有する）、ギヤ軸１３（小径ギヤ１３ａ、
大径ギヤ１３ｂを有する）よりなり、ギヤ９、ギ
ヤ軸１０、中間歯車１１は略一対の上下固定板１
４，１５間に配され、中間ギヤ１２は上方固定板
１４のみにボールベアリングを介して支承され、
ギヤ軸１３は、固定板１４及びアダプタ１の下板
１ａ間に支承される。尚上記ギヤ９、ギヤ軸１０
ｃ、大径ギヤ１０ｂは第１の歯車部G1として構
成される一方、中間ギヤ１２、ギヤ軸１３は第２
の歯車部G2を構成する。
ここで中間歯車１１は第３図の如く回動レバー
４７の先端軸４７ａに支承され、又回動レバー４
７はギヤ軸１０を支承する軸４８に枢支され捩り
バネ４９により同図中時計方向へ附勢され大径ギ
ヤ１１ｂがデイスクギヤ１２ａに圧接噛合してい
る。このとき回動レバー４７に一体形成した傾斜
カム部４７ｂがガイド溝１５ａの端部にオーバラ
ツプしている。尚、捩りバネ４９は、巻回部分が
ピン４８の外径に嵌入され、一端を回動レバー４
７の側面に係止し、他端を該アダプタ内の固定部
材に係止した構成となつている。
４７の先端軸４７ａに支承され、又回動レバー４
７はギヤ軸１０を支承する軸４８に枢支され捩り
バネ４９により同図中時計方向へ附勢され大径ギ
ヤ１１ｂがデイスクギヤ１２ａに圧接噛合してい
る。このとき回動レバー４７に一体形成した傾斜
カム部４７ｂがガイド溝１５ａの端部にオーバラ
ツプしている。尚、捩りバネ４９は、巻回部分が
ピン４８の外径に嵌入され、一端を回動レバー４
７の側面に係止し、他端を該アダプタ内の固定部
材に係止した構成となつている。
２３は小型テープカセツトで、第２図、第５図
の如く、筺体２４内に一対のリール２５，２６、
その間に巻回される磁気テープ２７を有し、更に
前面にピン２８を支点に90°上方へ回動する蓋２
９を有する。尚リール２５は下方鍔部外周にリー
ルギヤ２５ａを有し、ピン３０により筺体２４に
ガタなく支承され、且つリール２６は嵌合部２６
ａを有し筺体２４の下孔２４ａに遊嵌される。
の如く、筺体２４内に一対のリール２５，２６、
その間に巻回される磁気テープ２７を有し、更に
前面にピン２８を支点に90°上方へ回動する蓋２
９を有する。尚リール２５は下方鍔部外周にリー
ルギヤ２５ａを有し、ピン３０により筺体２４に
ガタなく支承され、且つリール２６は嵌合部２６
ａを有し筺体２４の下孔２４ａに遊嵌される。
次に、小型テープカセツトのアダプタへの取付
け及び記録再生装置への取付けに付き説明する。
小型テープカセツト２３は第１図のアダプタ１
（同図中ローデイングアーム５，６は破線で示す
アンローデイング位置にある）の収納部２に対
し、蓋２９が開蓋した状態で収納され、リールギ
ヤ２５ａが大径ギヤ１３ｂに噛合される。しかる
後アダプタ１のトツプカバー３１が閉じられる。
け及び記録再生装置への取付けに付き説明する。
小型テープカセツト２３は第１図のアダプタ１
（同図中ローデイングアーム５，６は破線で示す
アンローデイング位置にある）の収納部２に対
し、蓋２９が開蓋した状態で収納され、リールギ
ヤ２５ａが大径ギヤ１３ｂに噛合される。しかる
後アダプタ１のトツプカバー３１が閉じられる。
続いて、操作手段８を第１図中時計方向、即ち
矢印方向へ手動により例えば合計210度の角度範
囲にわたつて回動させる。するとギヤ９が一体回
動し、第４図の如く、カムピン９ａ及び連結チエ
ーン４４のピン４５，４６がガイド溝１５ａによ
りガイドされて走行する。従つて、ローデイング
アーム５は連結チエーン４４を介して第３図より
第４図のローデイング位置まで時計方向へ回動す
る。このとき、第４図中カムピン９ａが上記210
度の回動のうち最後の15度分回動する際に回動レ
バー４７の傾斜カム部４７ｂに当接して逐次押圧
変位させるため、回動レバー４７は捩りバネ４９
に抗して反時計方向へ若干角度回動し大径ギヤ１
１ｂがデイスクギヤ１２ａから逃げ変位してその
噛合を解除する。尚回動レバー４７は第４図の状
態で捩りバネ４９により時計方向へ附勢されてい
るが、操作手段８がその係合溝にボール（共に図
示せず）を圧接係合されて係止されるため、同図
の位置に保持される。
矢印方向へ手動により例えば合計210度の角度範
囲にわたつて回動させる。するとギヤ９が一体回
動し、第４図の如く、カムピン９ａ及び連結チエ
ーン４４のピン４５，４６がガイド溝１５ａによ
りガイドされて走行する。従つて、ローデイング
アーム５は連結チエーン４４を介して第３図より
第４図のローデイング位置まで時計方向へ回動す
る。このとき、第４図中カムピン９ａが上記210
度の回動のうち最後の15度分回動する際に回動レ
バー４７の傾斜カム部４７ｂに当接して逐次押圧
変位させるため、回動レバー４７は捩りバネ４９
に抗して反時計方向へ若干角度回動し大径ギヤ１
１ｂがデイスクギヤ１２ａから逃げ変位してその
噛合を解除する。尚回動レバー４７は第４図の状
態で捩りバネ４９により時計方向へ附勢されてい
るが、操作手段８がその係合溝にボール（共に図
示せず）を圧接係合されて係止されるため、同図
の位置に保持される。
上記アーム５の時計方向回動と同時にアーム６
もリンク及び歯車列（共に図示せず）を介して反
時計方向へ回動して第１図中二点鎖線で示す位置
に至る。これにより第１図中テープ２７がポール
３，４により小型テープカセツト内位置から引出
され、最終的に標準形テープカセツトの前面側テ
ープパス３２を形成する。尚この間ギヤ９に噛合
する小径ギヤ１０ａも第１図、第３図中反時計方
向へ回転しているが大径ギヤ１０ｂは一方向爪ク
ラツチの作用により回転しないため、リール２５
には操作手段８からの回転力が伝達されず、上記
テープ２７の引出しに伴ないフリーに回転するの
みである。尚、上記一方向爪クラツチは小径ギヤ
１０ａと大径ギヤ１０ｂの間に設けられた回転伝
達手段であつて第１図中、小径ギヤ１０ａが反時
計方向に回転する場合（ローデイング動作時）に
は、該クラツチ内のギヤ１０ａではギヤ１０ｂの
一方に設けられた爪が逃げることによつて、小径
ギヤ１０ａと大径ギヤ１０ｂの係合が解除される
ことにより、小径ギヤ１０ａより大径ギヤ１０ｂ
への回転の伝達を禁止し、前記と逆方向動作にあ
つては、該一方のギヤに設けられた爪と他方のギ
ヤに設けられた凹部とが噛合することにより、小
径ギヤ１０ａの回転を大径ギヤ１０ｂに伝達する
ものである。
もリンク及び歯車列（共に図示せず）を介して反
時計方向へ回動して第１図中二点鎖線で示す位置
に至る。これにより第１図中テープ２７がポール
３，４により小型テープカセツト内位置から引出
され、最終的に標準形テープカセツトの前面側テ
ープパス３２を形成する。尚この間ギヤ９に噛合
する小径ギヤ１０ａも第１図、第３図中反時計方
向へ回転しているが大径ギヤ１０ｂは一方向爪ク
ラツチの作用により回転しないため、リール２５
には操作手段８からの回転力が伝達されず、上記
テープ２７の引出しに伴ないフリーに回転するの
みである。尚、上記一方向爪クラツチは小径ギヤ
１０ａと大径ギヤ１０ｂの間に設けられた回転伝
達手段であつて第１図中、小径ギヤ１０ａが反時
計方向に回転する場合（ローデイング動作時）に
は、該クラツチ内のギヤ１０ａではギヤ１０ｂの
一方に設けられた爪が逃げることによつて、小径
ギヤ１０ａと大径ギヤ１０ｂの係合が解除される
ことにより、小径ギヤ１０ａより大径ギヤ１０ｂ
への回転の伝達を禁止し、前記と逆方向動作にあ
つては、該一方のギヤに設けられた爪と他方のギ
ヤに設けられた凹部とが噛合することにより、小
径ギヤ１０ａの回転を大径ギヤ１０ｂに伝達する
ものである。
かかる構成の一方向爪クラツチを設けることに
より、ローデイング動作時における操作手段８か
らの回転力が断たれ、リール２５は静止状態を維
持することになる。従つて、ローデイングに伴つ
て繰出されるテープは、供給側リール２６から供
給されることになる。
より、ローデイング動作時における操作手段８か
らの回転力が断たれ、リール２５は静止状態を維
持することになる。従つて、ローデイングに伴つ
て繰出されるテープは、供給側リール２６から供
給されることになる。
又、アンローデイング動作時にあつては、操作
手段８からの回転力が該一方向爪クラツチを経由
して、リール２５に伝えられることになる。従つ
て、この場合、アンローデイングに伴うテープの
たるみ分を該リール２５が巻取ることになる。
手段８からの回転力が該一方向爪クラツチを経由
して、リール２５に伝えられることになる。従つ
て、この場合、アンローデイングに伴うテープの
たるみ分を該リール２５が巻取ることになる。
上記の如く、ローデイングアーム５を回動させ
る際は、ギヤ９と一体な操作手段８を回動操作し
て、連結チエーン４４を巻取りあるいは繰り出す
ことになるが、上記の如く、ピン５ａと５ｂとの
離間距離が比較的長いので、軽い操作力でローデ
イングアーム５を回動させることができる。
る際は、ギヤ９と一体な操作手段８を回動操作し
て、連結チエーン４４を巻取りあるいは繰り出す
ことになるが、上記の如く、ピン５ａと５ｂとの
離間距離が比較的長いので、軽い操作力でローデ
イングアーム５を回動させることができる。
上記の如く、ローデイングアーム５，６を回動
させる際には、ギヤ９と一体な操作手段８を回動
操作して、連結チエーン４４を巻取りあるいは繰
り出すことになるが、ピン５ａと５ｂとの離間距
離が比較的長く、結果として操作力の作用点が回
動支点から長く取れることとなり、弱い操作力で
すむと共に、連結部材を連結チエーンとしている
為に、このチエーンの移動方向がガイド溝に案内
されて操作力からの作用方向に移動され易く、操
作性の良好なものとなつている。
させる際には、ギヤ９と一体な操作手段８を回動
操作して、連結チエーン４４を巻取りあるいは繰
り出すことになるが、ピン５ａと５ｂとの離間距
離が比較的長く、結果として操作力の作用点が回
動支点から長く取れることとなり、弱い操作力で
すむと共に、連結部材を連結チエーンとしている
為に、このチエーンの移動方向がガイド溝に案内
されて操作力からの作用方向に移動され易く、操
作性の良好なものとなつている。
次に、上記アダプタ１を記録再生装置のカセツ
トハウジングに収納した後、カセツトハウジング
を押下げる。するとアダプタ１が下動して第２図
中、中間ギヤ１２の嵌合部１２ｂ、及びリール２
６の嵌合部２６ａが夫々記録再生装置の一対のリ
ール軸３３，３４に一体回転可能に嵌合される。
トハウジングに収納した後、カセツトハウジング
を押下げる。するとアダプタ１が下動して第２図
中、中間ギヤ１２の嵌合部１２ｂ、及びリール２
６の嵌合部２６ａが夫々記録再生装置の一対のリ
ール軸３３，３４に一体回転可能に嵌合される。
次に、記録再生装置により録画又は再生を行な
うときには、第２図中右方のリール軸３３（中間
ギヤ１２）が時計方向へ回転駆動される。する
と、デイスクギヤ１２ａ、ギヤ１３ａ，１３ｂ、
リールギヤ２５ａを順次介してリール２５が同じ
く時計方向へ回転駆動されテープ２７が第１図中
矢印Ａ方向へ走行され上記録画又は再生がなされ
る。尚このとき中間歯車１１は中間ギヤ１２から
逃げ変位されてギヤ１１ｂ，１２ａの噛合が解除
されており、中間歯車１１及びギヤ１０ｂを回転
させるための余計な負荷が切離される。又テープ
巻戻し時には第２図中左方のリール軸３４（リー
ル２６）が反時計方向へ回転駆動され、テープ２
７が第１図中矢印Ｂ方向へ高速走行される。尚こ
のときもギヤ１１ｂ，１２ａの噛合は解除されて
いる。
うときには、第２図中右方のリール軸３３（中間
ギヤ１２）が時計方向へ回転駆動される。する
と、デイスクギヤ１２ａ、ギヤ１３ａ，１３ｂ、
リールギヤ２５ａを順次介してリール２５が同じ
く時計方向へ回転駆動されテープ２７が第１図中
矢印Ａ方向へ走行され上記録画又は再生がなされ
る。尚このとき中間歯車１１は中間ギヤ１２から
逃げ変位されてギヤ１１ｂ，１２ａの噛合が解除
されており、中間歯車１１及びギヤ１０ｂを回転
させるための余計な負荷が切離される。又テープ
巻戻し時には第２図中左方のリール軸３４（リー
ル２６）が反時計方向へ回転駆動され、テープ２
７が第１図中矢印Ｂ方向へ高速走行される。尚こ
のときもギヤ１１ｂ，１２ａの噛合は解除されて
いる。
次にアダプタ１をカセツトハウジングから取出
した後の小型テープカセツト２３の取外しにつき
説明する。まず操作手段８を逆に反時計方向へ回
動操作して第１図の二点鎖線位置へ戻す。すると
連結チエーン４４を介してアーム５は同図中二点
鎖線位置から破線のアンローデイング位置へ戻
り、アーム６も同様に破線位置に戻る。
した後の小型テープカセツト２３の取外しにつき
説明する。まず操作手段８を逆に反時計方向へ回
動操作して第１図の二点鎖線位置へ戻す。すると
連結チエーン４４を介してアーム５は同図中二点
鎖線位置から破線のアンローデイング位置へ戻
り、アーム６も同様に破線位置に戻る。
上記アンローデイング操作時も前記ローデイン
グ操作時と同様、操作手段８を軽い操作力で操作
できる。
グ操作時と同様、操作手段８を軽い操作力で操作
できる。
この間操作手段８が反時計方向へ15度分回動復
帰した時点で、カムピン９ａが回動レバー４７の
傾斜カム部４７ｂから離間するため、回動レバー
４７は捩りバネ４９により時計方向へ回動復帰し
て大径ギヤ１１ｂがデイスク１２ａに圧接噛合復
帰する。
帰した時点で、カムピン９ａが回動レバー４７の
傾斜カム部４７ｂから離間するため、回動レバー
４７は捩りバネ４９により時計方向へ回動復帰し
て大径ギヤ１１ｂがデイスク１２ａに圧接噛合復
帰する。
従つて、操作手段８が上記15度を越えて更に回
動復帰すると、ギヤ列７（ギヤ９、ギヤ軸１０，
１１、中間ギヤ１２、ギヤ軸１３、リールギヤ２
５ａ）を介してリール２５が時計方向へ回転駆動
開始されテープ２７を巻取つて引戻しテープパス
を破線位置へ復帰させる。従つて、この状態で小
型テープカセツト２３をアダプタ１より取出せば
よい。
動復帰すると、ギヤ列７（ギヤ９、ギヤ軸１０，
１１、中間ギヤ１２、ギヤ軸１３、リールギヤ２
５ａ）を介してリール２５が時計方向へ回転駆動
開始されテープ２７を巻取つて引戻しテープパス
を破線位置へ復帰させる。従つて、この状態で小
型テープカセツト２３をアダプタ１より取出せば
よい。
上述の如く、本発明になる小型テープカセツト
用アダプタによれば、操作手段の操作力を小型テ
ープカセツトの巻取リールに伝達してテープをア
ダプタ内位置からカセツト内位置へ引戻させる伝
達ギヤ列のうち、記録再生装置の駆動リール軸に
結合される中間ギヤに噛合している他のギヤ（中
間歯車）が該結合時には該中間ギヤとの噛合を解
除するように構成しているため、駆動リール軸の
駆動によりテープを録画、再生速度等で走行させ
る際には上記伝達ギヤ列のうち中間ギヤ及び駆動
リール軸間の伝達ライン以外のギヤ（中間歯車及
び第２の歯車部）は何ら回転せず駆動リール軸の
駆動の負荷とならない。従つて駆動リール軸の駆
動はそれだけ軽負荷となり円滑に動作し操作性を
向上しうる。更に、連結チエーンが複数のリンク
から成り、その一端が一方のローデイングアーム
の回動支点から遠いポール寄りに軸支されて、操
作力の作用点の位置を長くしていると共に、他端
が操作手段に連結されて、該リンクの移動方向が
ガイド部により操作手段の操作力の作用方向に応
じた方向に移動せられる構成になつている為、ロ
ーデイングアームを比較的軽い操作力で回動させ
ることができる等の特長を有する。
用アダプタによれば、操作手段の操作力を小型テ
ープカセツトの巻取リールに伝達してテープをア
ダプタ内位置からカセツト内位置へ引戻させる伝
達ギヤ列のうち、記録再生装置の駆動リール軸に
結合される中間ギヤに噛合している他のギヤ（中
間歯車）が該結合時には該中間ギヤとの噛合を解
除するように構成しているため、駆動リール軸の
駆動によりテープを録画、再生速度等で走行させ
る際には上記伝達ギヤ列のうち中間ギヤ及び駆動
リール軸間の伝達ライン以外のギヤ（中間歯車及
び第２の歯車部）は何ら回転せず駆動リール軸の
駆動の負荷とならない。従つて駆動リール軸の駆
動はそれだけ軽負荷となり円滑に動作し操作性を
向上しうる。更に、連結チエーンが複数のリンク
から成り、その一端が一方のローデイングアーム
の回動支点から遠いポール寄りに軸支されて、操
作力の作用点の位置を長くしていると共に、他端
が操作手段に連結されて、該リンクの移動方向が
ガイド部により操作手段の操作力の作用方向に応
じた方向に移動せられる構成になつている為、ロ
ーデイングアームを比較的軽い操作力で回動させ
ることができる等の特長を有する。
第１図及び第２図は夫々本発明になる小型テー
プカセツト用アダプタの一実施例の一部切截平面
図及び第１図中−線に沿う縦断面図、第３図
及び第４図は夫々上記アダプタの要部及びその動
作状態の平面図、第５図は上記小型テープカセツ
トの斜視図である。 １……アダプタ、５，６……ローデイングアー
ム、７……ギヤ列、８……操作手段、９〜１３…
…ギヤ、９ａ……カムピン、１１……中間歯車、
２３……小型テープカセツト、２５，２６……リ
ール、３３，３４……リール軸、４４……連結チ
エーン、４７……回動レバー、４７ｂ……傾斜カ
ム部、G1……第１の歯車部、G2……第２の歯車
部。
プカセツト用アダプタの一実施例の一部切截平面
図及び第１図中−線に沿う縦断面図、第３図
及び第４図は夫々上記アダプタの要部及びその動
作状態の平面図、第５図は上記小型テープカセツ
トの斜視図である。 １……アダプタ、５，６……ローデイングアー
ム、７……ギヤ列、８……操作手段、９〜１３…
…ギヤ、９ａ……カムピン、１１……中間歯車、
２３……小型テープカセツト、２５，２６……リ
ール、３３，３４……リール軸、４４……連結チ
エーン、４７……回動レバー、４７ｂ……傾斜カ
ム部、G1……第１の歯車部、G2……第２の歯車
部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 標準形テープカセツトより小型のテープカセ
ツト２３を収納し、このカセツト内のテープ２７
を一端が軸支され他端部に該テープの引出し用の
ポール３，４が設けられる一対のテープローデイ
ングアーム５，６を具備し、操作手段８の操作力
によりこれらアーム５，６を動作して該標準形テ
ープカセツトと略同一テープパス３２を形成する
位置まで該テープを引出して該標準形テープカセ
ツトを使用する装置への装着を可能とする一方、
該引出されたテープを該操作手段８の操作力を該
カセツト２３内の巻取りリール２５に伝達して該
カセツト２３内に収納する小型テープカセツト用
アダプタであつて、 該引出されたテープを該テープカセツト内の該
巻取りリール２５に巻き戻す際に、該操作手段８
により駆動される第１の歯車部G1と該巻取りリ
ール２５を駆動する第２の歯車部G2と該第１の
歯車部G1の駆動力を該第２の歯車部G2側に伝
達・遮断するよう回動レバー４７に連結された変
位可能な中間歯車１１とからなるギヤ列７と、 連結軸支された複数のリンク４１，４２，４３
から成り、その一端が該一方のローデイングアー
ム５の回動支点５ａから遠い該ポール３寄りに軸
支され、他端が該操作手段８に連結されて、該リ
ンク４１，４２，４３の移動方向が該操作手段８
のガイド部１５に案内されて該操作力の作用方向
に応じた方向に移動される構成の連結チエーン４
４とからなり、テープ引出しの略終了段階で、該
連結チエーン４４の移動に応じて該中間歯車１１
が変位して、該第１、第２の歯車部G1，G2との
連結が断たれることを特徴とする小型テープカセ
ツト用アダプタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10353082A JPS58220282A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 小型テ−プカセツト用アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10353082A JPS58220282A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 小型テ−プカセツト用アダプタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58220282A JPS58220282A (ja) | 1983-12-21 |
| JPH0332155B2 true JPH0332155B2 (ja) | 1991-05-10 |
Family
ID=14356441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10353082A Granted JPS58220282A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 小型テ−プカセツト用アダプタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58220282A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58212669A (ja) * | 1982-06-04 | 1983-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カセツトアダプタ− |
-
1982
- 1982-06-16 JP JP10353082A patent/JPS58220282A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58212669A (ja) * | 1982-06-04 | 1983-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カセツトアダプタ− |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58220282A (ja) | 1983-12-21 |
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