JP3192373B2 - テープレコーダの歯車噛合機構 - Google Patents
テープレコーダの歯車噛合機構Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープレコーダの
機械的速度制御に係わり、特に具体的には出力の正逆回
転の切り替えを含む回転制御で、揺動アームを使用して
行う歯車同士の直接的な噛合または噛合解除機構に関す
る。
機械的速度制御に係わり、特に具体的には出力の正逆回
転の切り替えを含む回転制御で、揺動アームを使用して
行う歯車同士の直接的な噛合または噛合解除機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】テープレコーダの回転機構はモータの回
転をベルトを用いて先ずフライホイルキャプスタンに伝
達し、次に「PLAY(録音または再生)」系の回転経
路と「早送りまたは巻戻し」系の回転経路とに分かれ、
いくつかのベルトあるいは歯車の組み合わせを経由して
減速された後、リール台の回転歯車に伝達されてリール
ハブを回転させテープを巻き取っている。
転をベルトを用いて先ずフライホイルキャプスタンに伝
達し、次に「PLAY(録音または再生)」系の回転経
路と「早送りまたは巻戻し」系の回転経路とに分かれ、
いくつかのベルトあるいは歯車の組み合わせを経由して
減速された後、リール台の回転歯車に伝達されてリール
ハブを回転させテープを巻き取っている。
【0003】この回転制御機構の中に適用される揺動ア
ームの旋回による歯車の位置移動機構では、図3(a)
に模式的に示したように、位置固定された旋回軸Cに支
承されて回動自在な揺動アームAに設けた回転軸Dに枢
支される歯車Gが、旋回軸Cから所定距離d離間した固
定位置に回転軸Eを有する歯車Hと噛合している。
ームの旋回による歯車の位置移動機構では、図3(a)
に模式的に示したように、位置固定された旋回軸Cに支
承されて回動自在な揺動アームAに設けた回転軸Dに枢
支される歯車Gが、旋回軸Cから所定距離d離間した固
定位置に回転軸Eを有する歯車Hと噛合している。
【0004】ここで歯車Gが矢印r1方向に回転する
と、歯車Hにかかる例えばテープ張力等による抵抗負荷
T1に対応する接線力P1により、歯車Gの回転軸Dに
生じる反力R1の分力F1で、揺動アームAには矢印s
1方向の回転モーメントが作用する。このため歯車G,
H同士の噛合は密になる方向に付勢される。この場合
は、歯車G,H同士が正規の深さ以上の噛合とならない
ように揺動アームAの偏倚をストッパKで簡単に規制す
ることができる。
と、歯車Hにかかる例えばテープ張力等による抵抗負荷
T1に対応する接線力P1により、歯車Gの回転軸Dに
生じる反力R1の分力F1で、揺動アームAには矢印s
1方向の回転モーメントが作用する。このため歯車G,
H同士の噛合は密になる方向に付勢される。この場合
は、歯車G,H同士が正規の深さ以上の噛合とならない
ように揺動アームAの偏倚をストッパKで簡単に規制す
ることができる。
【0005】一方、図3(b)に図示したように、歯車
Gの回転が矢印r2方向である場合は、歯車Hの抵抗負
荷T2による接線力P2が回転軸Dに反力R2を発生
し、その分力F2が逃げ力として作用するので、揺動ア
ームAは矢印s2方向に回転させようとするモーメント
で歯車G,Hの回転軸D,E間のピッチmが大きくなる
方に偏倚される。
Gの回転が矢印r2方向である場合は、歯車Hの抵抗負
荷T2による接線力P2が回転軸Dに反力R2を発生
し、その分力F2が逃げ力として作用するので、揺動ア
ームAは矢印s2方向に回転させようとするモーメント
で歯車G,Hの回転軸D,E間のピッチmが大きくなる
方に偏倚される。
【0006】抵抗負荷T2の変動が噛合深さの変動を招
き、また抵抗負荷T2が増大するに従ってピッチmは大
きくなるので、歯車G,H同士の噛合は浅くなる。そし
て抵抗負荷T2がスプリングBによる付勢力Lを超える
と、正常な噛合は不能となり、正規の回転伝達ができな
くなる。
き、また抵抗負荷T2が増大するに従ってピッチmは大
きくなるので、歯車G,H同士の噛合は浅くなる。そし
て抵抗負荷T2がスプリングBによる付勢力Lを超える
と、正常な噛合は不能となり、正規の回転伝達ができな
くなる。
【0007】実際問題として、テープ巻取り時のテープ
張力は、テープの巻取り径の増加に応じて変化し、テー
プの巻き始め特に巻き終わり等では急激に変動する。あ
るいはまた例えば温・湿度等の環境の影響を受けること
もある。このテープ張力を含む負荷抵抗T2の変動によ
って逃げ力F2は変化する。この逃げ力F2による歯車
の噛合深さの変動が回転速度に影響して「音の歪み(W
OW)」の原因となったり、歯車の噛合が外れて「ギヤ
飛び」や歯先同士の摺接となって歯先を摩耗あるいは損
壊し、歯自体を折損する最悪の事態に至ることもある。
張力は、テープの巻取り径の増加に応じて変化し、テー
プの巻き始め特に巻き終わり等では急激に変動する。あ
るいはまた例えば温・湿度等の環境の影響を受けること
もある。このテープ張力を含む負荷抵抗T2の変動によ
って逃げ力F2は変化する。この逃げ力F2による歯車
の噛合深さの変動が回転速度に影響して「音の歪み(W
OW)」の原因となったり、歯車の噛合が外れて「ギヤ
飛び」や歯先同士の摺接となって歯先を摩耗あるいは損
壊し、歯自体を折損する最悪の事態に至ることもある。
【0008】しかしながらストッパK同様の単純な規制
機構では、揺動アームAの特徴である揺動機能も阻止す
ることになり、歯車G,Hの噛合解除機能を拘束するの
で導入することができない。係止機能と解除機能とを両
立させる機構は複雑となり、部品の増加は故障要因の可
能性を含むので不利である。またスプリングBの付勢力
Lを増大させて揺動アームAの移動を阻止することは、
歯車の噛合の解除操作のときの揺動アームを偏倚させる
動力も大きくしなければならないから、その他関連部材
の強化等で装置の駆動機構全体に大きく影響する。
機構では、揺動アームAの特徴である揺動機能も阻止す
ることになり、歯車G,Hの噛合解除機能を拘束するの
で導入することができない。係止機能と解除機能とを両
立させる機構は複雑となり、部品の増加は故障要因の可
能性を含むので不利である。またスプリングBの付勢力
Lを増大させて揺動アームAの移動を阻止することは、
歯車の噛合の解除操作のときの揺動アームを偏倚させる
動力も大きくしなければならないから、その他関連部材
の強化等で装置の駆動機構全体に大きく影響する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般にテープレコーダ
は小型計量化のために、構成部品の材質・板厚はその剛
性の安全限界近くで使用されることが多く、このような
部材により構成される回転伝達系において、逃げ力が働
く噛合係脱動作機構では、噛合揺動歯車から離れた作用
力の弱い揺動アーム先端をストッパとして別部材で噛合
状態を保持するようにしている。この場合は、部品寸法
のばらつきや、特にトルクを要するテープ終端では大き
な逃げ力が働くから、部材の撓み等の累積で噛合歯車の
軸間ピッチ寸法の確保が困難となる。
は小型計量化のために、構成部品の材質・板厚はその剛
性の安全限界近くで使用されることが多く、このような
部材により構成される回転伝達系において、逃げ力が働
く噛合係脱動作機構では、噛合揺動歯車から離れた作用
力の弱い揺動アーム先端をストッパとして別部材で噛合
状態を保持するようにしている。この場合は、部品寸法
のばらつきや、特にトルクを要するテープ終端では大き
な逃げ力が働くから、部材の撓み等の累積で噛合歯車の
軸間ピッチ寸法の確保が困難となる。
【0010】そこで本発明の目的は、このような部品寸
法のばらつきや逃げ力の作用で生じる部材の歪み等で噛
合歯車の軸間ピッチ寸法が変化する不具合を簡単な構成
で克服して、耐久性があり確実で信頼性の高い製品を提
供することにある。
法のばらつきや逃げ力の作用で生じる部材の歪み等で噛
合歯車の軸間ピッチ寸法が変化する不具合を簡単な構成
で克服して、耐久性があり確実で信頼性の高い製品を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係わるテープレコーダの歯車噛合機構
は、シャーシに対して垂直な第1の軸に回転自在に支持
されて回転する第1歯車と、この第1歯車から所定距離
離間した位置に固定された垂直軸を回転軸とする第2歯
車を含み、第1歯車と噛合して回転を伝達し、かつこの
第1歯車との噛合を維持した状態で第1の軸を旋回中心
として前記シャーシ面と平行な面内を旋回自在な揺動ア
ームと一体に旋回可能な複数の歯車からなる歯車列を含
む。
めに、本発明に係わるテープレコーダの歯車噛合機構
は、シャーシに対して垂直な第1の軸に回転自在に支持
されて回転する第1歯車と、この第1歯車から所定距離
離間した位置に固定された垂直軸を回転軸とする第2歯
車を含み、第1歯車と噛合して回転を伝達し、かつこの
第1歯車との噛合を維持した状態で第1の軸を旋回中心
として前記シャーシ面と平行な面内を旋回自在な揺動ア
ームと一体に旋回可能な複数の歯車からなる歯車列を含
む。
【0012】前記歯車列を構成する第3歯車と第2歯車
とは、前記揺動アームの旋回移動により噛合しまた噛合
を解除するように構成し、前記第3歯車近傍の揺動アー
ム部分に係合部材を設けるとともにシャーシ上に突起を
立設し、前記第2歯車と前記第3歯車との噛合が成立し
たときのみ前記係合部材が前記突起と係合を達成するよ
うにした。
とは、前記揺動アームの旋回移動により噛合しまた噛合
を解除するように構成し、前記第3歯車近傍の揺動アー
ム部分に係合部材を設けるとともにシャーシ上に突起を
立設し、前記第2歯車と前記第3歯車との噛合が成立し
たときのみ前記係合部材が前記突起と係合を達成するよ
うにした。
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は上記したような構成であ
って、第1歯車は駆動側の歯車、また第3歯車は中間歯
車でモータに連動して駆動されている第1歯車に常時噛
合している。第2歯車は出力歯車で一般にリールハブと
一体に回転する。「PLAY(録音または再生)」また
は「早送りまたは巻戻し」等の動作に対応して、カセッ
トに内装された二つのリールのいずれかが、これらと係
合するリールハブにより巻取り方向に回転駆動される。
って、第1歯車は駆動側の歯車、また第3歯車は中間歯
車でモータに連動して駆動されている第1歯車に常時噛
合している。第2歯車は出力歯車で一般にリールハブと
一体に回転する。「PLAY(録音または再生)」また
は「早送りまたは巻戻し」等の動作に対応して、カセッ
トに内装された二つのリールのいずれかが、これらと係
合するリールハブにより巻取り方向に回転駆動される。
【0015】二つのリールによるテープ巻取りの回転方
向は互いに逆方向であるから、対応するリールハブの駆
動回転方向も互いに逆方向となる。従って、リールハブ
と直結する側の第2歯車に第3歯車を噛合させると、リ
ールハブは第3歯車と逆方向に回転し、リールハブとの
直結歯車に噛合させた方の第2歯車に第3歯車を噛合さ
せると、リールハブは第3歯車と同方向に回転する。
向は互いに逆方向であるから、対応するリールハブの駆
動回転方向も互いに逆方向となる。従って、リールハブ
と直結する側の第2歯車に第3歯車を噛合させると、リ
ールハブは第3歯車と逆方向に回転し、リールハブとの
直結歯車に噛合させた方の第2歯車に第3歯車を噛合さ
せると、リールハブは第3歯車と同方向に回転する。
【0016】揺動アームを旋回させて、各リールハブに
それぞれ連動している第2歯車に第3歯車を噛合させて
回転を伝達する。この場合、第3歯車はその直径の両側
において、すなわち揺動アームの移動範囲の両端に位置
する第2歯車とそれぞれ噛合するので、第2歯車では接
線方向の駆動力は逆向きになる。このため、第3歯車の
一定の回転方向に対して、片方の第2歯車では駆動力が
食い込み傾向に作用し、他方の第2歯車では逃げ力とし
て作用する。
それぞれ連動している第2歯車に第3歯車を噛合させて
回転を伝達する。この場合、第3歯車はその直径の両側
において、すなわち揺動アームの移動範囲の両端に位置
する第2歯車とそれぞれ噛合するので、第2歯車では接
線方向の駆動力は逆向きになる。このため、第3歯車の
一定の回転方向に対して、片方の第2歯車では駆動力が
食い込み傾向に作用し、他方の第2歯車では逃げ力とし
て作用する。
【0017】食い込み傾向の作用力に関して、第2歯車
と第3歯車の軸間ピッチを維持することは容易である
が、上記したように逃げ力に対する軸間ピッチの維持は
容易ではない。本発明の目的はこの逃げ力に対する軸間
ピッチの維持である。
と第3歯車の軸間ピッチを維持することは容易である
が、上記したように逃げ力に対する軸間ピッチの維持は
容易ではない。本発明の目的はこの逃げ力に対する軸間
ピッチの維持である。
【0018】揺動アームの一部は、変速用の歯車を切り
替える変速シフト部材として構成され、圧縮スプリング
で付勢されたカムフォロアがカム機構に摺接して機能す
る。そして、揺動アーム自体もまた第3歯車と第2歯車
が噛合する方向に引張りスプリングで付勢してある。ま
た、カム機構はテープレコーダの外部からの操作によ
り、揺動アームを引張りスプリングの付勢力で自由に旋
回させ、あるいはスプリングの付勢力に抗して旋回さ
せ、第3歯車を所要の第2歯車に噛合させることができ
る。
替える変速シフト部材として構成され、圧縮スプリング
で付勢されたカムフォロアがカム機構に摺接して機能す
る。そして、揺動アーム自体もまた第3歯車と第2歯車
が噛合する方向に引張りスプリングで付勢してある。ま
た、カム機構はテープレコーダの外部からの操作によ
り、揺動アームを引張りスプリングの付勢力で自由に旋
回させ、あるいはスプリングの付勢力に抗して旋回さ
せ、第3歯車を所要の第2歯車に噛合させることができ
る。
【0019】カム機構と協働する引張りスプリングの付
勢力による揺動アームの旋回に伴い、揺動アームの変速
シフト部材に設けた係合部材は、カムフォロアと協働す
る圧縮スプリングの付勢力に抗し、シャーシ上に立設さ
せた突起の斜面に沿ってシャーシ面から垂直方向に摺動
する。係合部材は、突起を乗り越えた傾斜の終端におい
て突起の垂直面を降下し突起との係合を達成する。
勢力による揺動アームの旋回に伴い、揺動アームの変速
シフト部材に設けた係合部材は、カムフォロアと協働す
る圧縮スプリングの付勢力に抗し、シャーシ上に立設さ
せた突起の斜面に沿ってシャーシ面から垂直方向に摺動
する。係合部材は、突起を乗り越えた傾斜の終端におい
て突起の垂直面を降下し突起との係合を達成する。
【0020】そこで突起の垂直面は、第2歯車の抵抗負
荷によって揺動アームに生じる歯車の噛合を解除する外
向きの逃げ力に抗して、第3歯車が前記第2歯車から遠
ざかる方向への揺動アームの移動を阻止する。このよう
に、揺動アームの旋回動作により歯車の噛合と突起との
係合の二つの機能が自動的に行われる。
荷によって揺動アームに生じる歯車の噛合を解除する外
向きの逃げ力に抗して、第3歯車が前記第2歯車から遠
ざかる方向への揺動アームの移動を阻止する。このよう
に、揺動アームの旋回動作により歯車の噛合と突起との
係合の二つの機能が自動的に行われる。
【0021】係合部材の垂直方向の摺動は歯車軸と平行
に行われるから、上記のカム機構により歯車列を軸方向
に移動して歯車の組み合わせを入れ替える変速シフト部
材と係合部材とは一体に形成することができる。一方、
突起との係合を解除する手段は、揺動アームを旋回作動
させる上記のカム機構に、変速シフト部材の垂直移動を
強制する部分としてカム機構の制御パターンの中に付加
することができる。
に行われるから、上記のカム機構により歯車列を軸方向
に移動して歯車の組み合わせを入れ替える変速シフト部
材と係合部材とは一体に形成することができる。一方、
突起との係合を解除する手段は、揺動アームを旋回作動
させる上記のカム機構に、変速シフト部材の垂直移動を
強制する部分としてカム機構の制御パターンの中に付加
することができる。
【0022】また、突起はシャーシの成形時にプレス等
で簡単に加工できる。このように揺動アームを噛合位置
に保持し、また保持を解除するための手段は、何ら新し
い別部材や別機構を設けることなく簡単な構成で達成す
ることができる。
で簡単に加工できる。このように揺動アームを噛合位置
に保持し、また保持を解除するための手段は、何ら新し
い別部材や別機構を設けることなく簡単な構成で達成す
ることができる。
【0023】
【実施例】以下に本発明に係わるテープレコーダの歯車
噛合機構の実施例を図面に基づいて説明する。図1はオ
ートリバースタイプのテープレコーダにおけるテープ駆
動部の一実施例で、シャーシ10をカセット装着側の反
対側から平面図示したものである。また図2は図1のII
−II線に沿って展開した断面図である。モータ11の駆
動プーリ12、順方向側(FWD)キャプスタンフライ
ホイル13および逆方向側(RVS)キャプスタンフラ
イホイル14にはベルト15を巻回して、モータ12で
順方向側キャプスタンフライホイル13,14およびキ
ャプスタンフライホイル13の回転軸17に固設した駆
動歯車18を一体に回転している。
噛合機構の実施例を図面に基づいて説明する。図1はオ
ートリバースタイプのテープレコーダにおけるテープ駆
動部の一実施例で、シャーシ10をカセット装着側の反
対側から平面図示したものである。また図2は図1のII
−II線に沿って展開した断面図である。モータ11の駆
動プーリ12、順方向側(FWD)キャプスタンフライ
ホイル13および逆方向側(RVS)キャプスタンフラ
イホイル14にはベルト15を巻回して、モータ12で
順方向側キャプスタンフライホイル13,14およびキ
ャプスタンフライホイル13の回転軸17に固設した駆
動歯車18を一体に回転している。
【0024】駆動歯車18の回転軸17から所定ピッチ
離間する固定軸19には減速歯車対20a,20bが枢
支され、駆動歯車17に減速大歯車20aが噛合し、こ
れと同軸で一体に回転する減速小歯車20bは、固定軸
19から所定ピッチ離間する固定軸21に枢支されて第
1歯車となる変速歯車対22a,22bの変速大歯車2
2aと噛合する。また固定軸21には、揺動アーム23
が旋回自在に枢支され、さらに後述する変速シフト部材
24が揺動アーム23と一体に回動可能に枢支される。
離間する固定軸19には減速歯車対20a,20bが枢
支され、駆動歯車17に減速大歯車20aが噛合し、こ
れと同軸で一体に回転する減速小歯車20bは、固定軸
19から所定ピッチ離間する固定軸21に枢支されて第
1歯車となる変速歯車対22a,22bの変速大歯車2
2aと噛合する。また固定軸21には、揺動アーム23
が旋回自在に枢支され、さらに後述する変速シフト部材
24が揺動アーム23と一体に回動可能に枢支される。
【0025】25a,25b,25cは一体で回転する
変速シフト歯車列で、一端が変速シフト部材24に固定
された支軸26に回転自在に枢支されている。また支軸
26の他端は揺動アーム23に軸方向の摺動が可能なよ
うに支承されている。変速シフト部材24は、上記した
ように固定軸21に回動自在に枢支され、しかも軸方向
に圧縮スプリング27により付勢され、この付勢力によ
る離脱が生じないように拘束を受けている。
変速シフト歯車列で、一端が変速シフト部材24に固定
された支軸26に回転自在に枢支されている。また支軸
26の他端は揺動アーム23に軸方向の摺動が可能なよ
うに支承されている。変速シフト部材24は、上記した
ように固定軸21に回動自在に枢支され、しかも軸方向
に圧縮スプリング27により付勢され、この付勢力によ
る離脱が生じないように拘束を受けている。
【0026】このため、変速シフト部材24は圧縮スプ
リング27を圧縮する方向には摺動自在で、支軸26に
枢支した歯車列25a,25b,25cを伴って軸方向
にシフトさせることが可能で、変速シフト歯車列25
a,25b,25cの歯車25aを変速歯車対の小歯車
22bと噛合させるか、あるいは歯車25cを変速歯車
対の大歯車22aと噛合させるかを、操作機能の中で選
定することができる。
リング27を圧縮する方向には摺動自在で、支軸26に
枢支した歯車列25a,25b,25cを伴って軸方向
にシフトさせることが可能で、変速シフト歯車列25
a,25b,25cの歯車25aを変速歯車対の小歯車
22bと噛合させるか、あるいは歯車25cを変速歯車
対の大歯車22aと噛合させるかを、操作機能の中で選
定することができる。
【0027】変速シフト歯車列の中の歯車25bは中間
歯車で第3歯車28と噛合する。変速シフト部材24の
軸線方向の摺動は、歯車25bの歯幅内で行われるので
変速シフト部材24の摺動で歯車25bと第3歯車28
との噛合が解除されることはなく、歯車25bは変速さ
れた回転を伝達する。
歯車で第3歯車28と噛合する。変速シフト部材24の
軸線方向の摺動は、歯車25bの歯幅内で行われるので
変速シフト部材24の摺動で歯車25bと第3歯車28
との噛合が解除されることはなく、歯車25bは変速さ
れた回転を伝達する。
【0028】第3歯車28は揺動アーム23の回動によ
り、図中左側のリールハブ29aに直結する第2歯車3
0aと噛合してリールハブ29aを第3歯車28と逆方
向に回転させ、あるいは図中右側のリールハブ29bに
直結する歯車31を逆転させるために介在させた第2歯
車30bと噛合してリールハブ29bを第3歯車28と
同方向に回転させる。
り、図中左側のリールハブ29aに直結する第2歯車3
0aと噛合してリールハブ29aを第3歯車28と逆方
向に回転させ、あるいは図中右側のリールハブ29bに
直結する歯車31を逆転させるために介在させた第2歯
車30bと噛合してリールハブ29bを第3歯車28と
同方向に回転させる。
【0029】揺動アーム23の回動中心と同軸に変速歯
車対22a,22bを枢支する固定軸21、変速シフト
歯車列25a,25b,25cの支軸26および第3歯
車28を回転自在に枢支する支軸32の各軸間ピッチは
一定で、揺動アーム23は各歯車間の噛合を保持したま
ま回動する。図の矢印は各歯車それぞれの回転方向を示
し、第3歯車28の駆動力が逃げ力として作用する側の
第2歯車30aとの噛合態様が図示され、食い込み傾向
となる第2歯車30bとの噛合態様の第3歯車28の位
置は仮想線で示される。
車対22a,22bを枢支する固定軸21、変速シフト
歯車列25a,25b,25cの支軸26および第3歯
車28を回転自在に枢支する支軸32の各軸間ピッチは
一定で、揺動アーム23は各歯車間の噛合を保持したま
ま回動する。図の矢印は各歯車それぞれの回転方向を示
し、第3歯車28の駆動力が逃げ力として作用する側の
第2歯車30aとの噛合態様が図示され、食い込み傾向
となる第2歯車30bとの噛合態様の第3歯車28の位
置は仮想線で示される。
【0030】変速シフト歯車列25a,25b,25c
を回転自在に枢支する支軸26および第3歯車28の支
軸32の一端は、変速シフト部材24のフレーム33に
固設され、他端は揺動アーム23に歯車軸間ピッチで特
定される位置に穿設した軸受孔34,35に摺動自在に
支承される。
を回転自在に枢支する支軸26および第3歯車28の支
軸32の一端は、変速シフト部材24のフレーム33に
固設され、他端は揺動アーム23に歯車軸間ピッチで特
定される位置に穿設した軸受孔34,35に摺動自在に
支承される。
【0031】また変速シフト部材24は、固定軸21に
内挿され揺動アーム23と同軸で旋回自在に枢支される
とともに、軸線に沿って摺動自在であり、かつ固定軸2
1に内装した圧縮スプリング27による外向きの付勢力
を拘束した状態の移動軸36に支承され旋回摺動自在で
ある。さらにフレーム33部分には、支軸32の固設位
置近傍に係合部材37が突設され、固定軸21の近傍に
後述するカム機構38と係合するカムフォロア39が突
出させてある。
内挿され揺動アーム23と同軸で旋回自在に枢支される
とともに、軸線に沿って摺動自在であり、かつ固定軸2
1に内装した圧縮スプリング27による外向きの付勢力
を拘束した状態の移動軸36に支承され旋回摺動自在で
ある。さらにフレーム33部分には、支軸32の固設位
置近傍に係合部材37が突設され、固定軸21の近傍に
後述するカム機構38と係合するカムフォロア39が突
出させてある。
【0032】40はシャーシ10にプレス打出しで立設
させた突起で、係合部材37の移動経路に沿ってシャー
シ10より頂点に向かう傾斜面41および第2歯車30
aと相対する側に垂直面42を備える。この垂直面42
と係合部材37とが当接して逃げ力に対する抑止作用が
機能する。
させた突起で、係合部材37の移動経路に沿ってシャー
シ10より頂点に向かう傾斜面41および第2歯車30
aと相対する側に垂直面42を備える。この垂直面42
と係合部材37とが当接して逃げ力に対する抑止作用が
機能する。
【0033】揺動アーム23は、旋回中心となる固定軸
21を挾んで二つの部分から構成され、一方の側は前記
したように歯車列を枢支する伝動アーム43で、他方の
側はカム機構38と係合する操作アーム44である。こ
のような揺動アーム23は伝動アーム43側が引張りス
プリング45によって第2歯車30aの方向に付勢さ
れ、また操作アーム44には、カム機構38の円盤カム
46に向かって突出するフォロア突起47,48が円盤
カム45の面49に突出させたカムパターン50の側面
に摺接して連動し、摺動アーム23の旋回動作を制御し
ている。
21を挾んで二つの部分から構成され、一方の側は前記
したように歯車列を枢支する伝動アーム43で、他方の
側はカム機構38と係合する操作アーム44である。こ
のような揺動アーム23は伝動アーム43側が引張りス
プリング45によって第2歯車30aの方向に付勢さ
れ、また操作アーム44には、カム機構38の円盤カム
46に向かって突出するフォロア突起47,48が円盤
カム45の面49に突出させたカムパターン50の側面
に摺接して連動し、摺動アーム23の旋回動作を制御し
ている。
【0034】変速シフト部材24のカムフォロア39の
先端52は円盤カム46の周縁に設けた弧状の突出斜面
53に摺接して、変速シフト部材24に軸方向の移動を
強制し、突起40に対する係合部材37の係合を解除す
る。図示しない制御部材で円盤カム46は外周に刻設し
た歯車部分54および欠歯部分55による間欠的操作が
行われ、円盤カム46は、形成されたカムパターン50
に基づく所定のプログラムを実行する。
先端52は円盤カム46の周縁に設けた弧状の突出斜面
53に摺接して、変速シフト部材24に軸方向の移動を
強制し、突起40に対する係合部材37の係合を解除す
る。図示しない制御部材で円盤カム46は外周に刻設し
た歯車部分54および欠歯部分55による間欠的操作が
行われ、円盤カム46は、形成されたカムパターン50
に基づく所定のプログラムを実行する。
【0035】次に、本発明に係わるテープレコーダの歯
車噛合機構における第3歯車28と第2歯車30aとの
噛合および噛合解除動作を説明する。円盤カム46が回
転してフォロア突起47,48に対するカムパターン5
0の支持がなくなると、伝動アーム43側が引張りスプ
リング45に引張られて揺動アーム23は第3歯車28
が第2歯車30aに噛合する位置に旋回する。このと
き、変速シフト部材24も揺動アーム23に連動して旋
回する。
車噛合機構における第3歯車28と第2歯車30aとの
噛合および噛合解除動作を説明する。円盤カム46が回
転してフォロア突起47,48に対するカムパターン5
0の支持がなくなると、伝動アーム43側が引張りスプ
リング45に引張られて揺動アーム23は第3歯車28
が第2歯車30aに噛合する位置に旋回する。このと
き、変速シフト部材24も揺動アーム23に連動して旋
回する。
【0036】圧縮スプリング27に付勢されている変速
シフト部材24の係合部材37は、付勢力によって突起
40の斜面に沿って摺接しながら旋回し、頂点を乗り越
えて垂直面42側に落ち突起40との係合を果たす。垂
直面42はテープ張力の変動によって生じる逃げ力に抗
して、第3歯車28と第2歯車30aとの正常な噛合を
維持する。
シフト部材24の係合部材37は、付勢力によって突起
40の斜面に沿って摺接しながら旋回し、頂点を乗り越
えて垂直面42側に落ち突起40との係合を果たす。垂
直面42はテープ張力の変動によって生じる逃げ力に抗
して、第3歯車28と第2歯車30aとの正常な噛合を
維持する。
【0037】第3歯車28と第2歯車30aとの噛合を
解除する場合は、制御信号によって円盤カム46を回動
させると、同様に圧縮スプリング27によって円盤カム
面49の周縁に摺接しているフォロア先端52が円盤カ
ム46の回動にともなって突出斜面53に従って押し上
げられるので、変速シフト部材24が偏倚され、係合部
材37と突起40との係合が解除される。
解除する場合は、制御信号によって円盤カム46を回動
させると、同様に圧縮スプリング27によって円盤カム
面49の周縁に摺接しているフォロア先端52が円盤カ
ム46の回動にともなって突出斜面53に従って押し上
げられるので、変速シフト部材24が偏倚され、係合部
材37と突起40との係合が解除される。
【0038】このタイミングに合わせてカムパターン5
6の側面57がフォロア突起48に当接して操作アーム
44を回動し、引張りスプリング45の付勢力に抗して
揺動アーム23を旋回させるので、第3歯車28は第2
歯車30aから離脱し噛合は解除される。
6の側面57がフォロア突起48に当接して操作アーム
44を回動し、引張りスプリング45の付勢力に抗して
揺動アーム23を旋回させるので、第3歯車28は第2
歯車30aから離脱し噛合は解除される。
【0039】本発明に係わるテープレコーダの歯車噛合
機構として円盤カム機構による実施例を示したが、この
実施例は、本発明を限定するものではなく、例えば手動
の押し釦操作式のものでは、押し釦に連動させて解除機
構を作動させることが可能である。このように当業者で
あればその他の機構も容易に適用可能であり、本発明の
基本思想および特許請求の範囲から逸脱することなく細
部に種々の変更を加え得ることはいうまでもない。
機構として円盤カム機構による実施例を示したが、この
実施例は、本発明を限定するものではなく、例えば手動
の押し釦操作式のものでは、押し釦に連動させて解除機
構を作動させることが可能である。このように当業者で
あればその他の機構も容易に適用可能であり、本発明の
基本思想および特許請求の範囲から逸脱することなく細
部に種々の変更を加え得ることはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係わるテー
プレコーダの歯車噛合機構は、リール駆動歯車に対する
噛合を係脱する移動歯車軸の近傍に歯車軸間ピッチを保
持するストッパとしてシャーシ部分に斜面を備えた突起
を設け、噛合に入るときは斜面に沿わせて自然に偏倚さ
せ、また噛合いを外すときは持ち上げて外す係合機構と
したので、特に部品の追加を要せず、簡単な構成でテー
プ張力の変動には関係なく噛合した2歯車の軸間ピッチ
が確保でき、耐久性、信頼性が向上できる。
プレコーダの歯車噛合機構は、リール駆動歯車に対する
噛合を係脱する移動歯車軸の近傍に歯車軸間ピッチを保
持するストッパとしてシャーシ部分に斜面を備えた突起
を設け、噛合に入るときは斜面に沿わせて自然に偏倚さ
せ、また噛合いを外すときは持ち上げて外す係合機構と
したので、特に部品の追加を要せず、簡単な構成でテー
プ張力の変動には関係なく噛合した2歯車の軸間ピッチ
が確保でき、耐久性、信頼性が向上できる。
【図1】本発明に係わるテープレコーダの歯車噛合機構
をカセット装着面の裏面側から見た平面図である。
をカセット装着面の裏面側から見た平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿って示した展開断面図であ
る。
る。
【図3】歯車の噛合機構における伝達力の態様を模式的
に示す説明図である。
に示す説明図である。
10 シャーシ 11 モータ 12 駆動プーリ 13,14 キャプスタンフライホイル 15 ベルト 17 回転軸 18 駆動歯車 19 固定軸 20a,20b 減速歯車対 21 (揺動アーム)固定軸 22a,22b 変速歯車対 23 揺動アーム 24 変速シフト部材 25a,25b,25c 変速シフト歯車列 26 支軸 27 圧縮スプリング 28 第3歯車 29a,29b リールハブ 30a,30b 第2歯車 32 (第3歯車)支軸 33 フレーム 36 移動軸 37 係合部材 38 カム機構 39 カムフォロア 40 突起 41 傾斜面 45 引張りスプリング 47,48 フォロア突起 50,56 カムパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/26 G11B 15/44
Claims (3)
- 【請求項1】 シャーシと、このシャーシに対して垂直
な第1の軸に回転自在に支持されて回転する第1歯車
と、前記第1の軸を旋回中心として前記シャーシ面と平
行な面内を旋回するように設けられた揺動アームと、こ
の揺動アームに回転自在に支持されて前記第1歯車と噛
合して回転を伝達し、かつ前記第1歯車との噛合を維持
した状態で前記揺動アームと一体に旋回する複数の歯車
を含む歯車列と、前記シャーシ上の前記第1歯車から所
定距離離間した位置に固定された前記シャーシに対して
垂直な第2の軸を回転軸とする第2歯車とからなり、前
記歯車列を構成する第3歯車と前記第2歯車とが、前記
揺動アームの旋回移動により噛合し、また噛合を解除す
る機構において、前記噛合に係わる第3歯車近傍の揺動
アーム部分に係合部材を設けるとともに前記シャーシ上
に突起を立設し、前記第2歯車と前記第3歯車との噛合
が成立したときにのみ前記係合部材が前記突起と係合を
達成するようにしたことを特徴とするテープレコーダの
歯車噛合機構。 - 【請求項2】 前記係合部材を設けた揺動アーム部分が
前記第2の軸方向に沿って摺動可能である請求項1記載
のテープレコーダの歯車噛合機構。 - 【請求項3】 前記突起は、揺動アームの旋回作動が終
結して前記第2歯車と前記第3歯車との噛合が成立した
際に第2歯車に相対するとともにシャーシに対してほぼ
垂直な面と、第3歯車が前記第2歯車から遠ざかる際の
揺動アームの移動方向にその旋回軌道に沿ってシャーシ
面に向かって傾斜する面とを有する請求項2記載のテー
プレコーダの歯車噛合機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17755796A JP3192373B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | テープレコーダの歯車噛合機構 |
CNB971127735A CN1151504C (zh) | 1996-06-18 | 1997-06-17 | 录音机的齿轮啮合机构 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17755796A JP3192373B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | テープレコーダの歯車噛合機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH103711A JPH103711A (ja) | 1998-01-06 |
JP3192373B2 true JP3192373B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=16033050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17755796A Expired - Fee Related JP3192373B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | テープレコーダの歯車噛合機構 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3192373B2 (ja) |
CN (1) | CN1151504C (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110116433B (zh) * | 2019-05-29 | 2024-06-04 | 唐山先锋印刷机械有限公司 | 一种模切机间歇运动部件控制机构 |
-
1996
- 1996-06-18 JP JP17755796A patent/JP3192373B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-06-17 CN CNB971127735A patent/CN1151504C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1170198A (zh) | 1998-01-14 |
CN1151504C (zh) | 2004-05-26 |
JPH103711A (ja) | 1998-01-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |