JPH0332040B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0332040B2
JPH0332040B2 JP29665489A JP29665489A JPH0332040B2 JP H0332040 B2 JPH0332040 B2 JP H0332040B2 JP 29665489 A JP29665489 A JP 29665489A JP 29665489 A JP29665489 A JP 29665489A JP H0332040 B2 JPH0332040 B2 JP H0332040B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shielding
concrete
window frame
stepped
concrete wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP29665489A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02161399A (ja
Inventor
Etsuzo Tsuzuki
Akyuki Haruyama
Takehisa Yamazaki
Takashi Tokinori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Takenaka Komuten Co Ltd
Mitsui Zosen KK
Original Assignee
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Takenaka Komuten Co Ltd
Mitsui Zosen KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan, Takenaka Komuten Co Ltd, Mitsui Zosen KK filed Critical Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Priority to JP29665489A priority Critical patent/JPH02161399A/ja
Publication of JPH02161399A publication Critical patent/JPH02161399A/ja
Publication of JPH0332040B2 publication Critical patent/JPH0332040B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は放射線を遮へいするコンクリート壁
の遮へい窓枠埋込方法に関する。
放射線を遮へいするコンクリート壁に於ける遮
へい窓は、従来、下枠部が水平状である矩形の窓
枠を上記コンクリート壁の捨型枠として埋設し、
当該窓枠に窓本体を組付けることによつて設置さ
れている。
この際、叙上の水平状の下枠部には封じ込め空
気の逃げ路がないことによりコンクリートの充填
不良による空洞(ジヤンカ)が生じるので、空気
抜き孔に設けられている。
叙上空洞は単に構造強度上の問題ではなく、当
該部が放射線遮へい能が大巾に低下する点で重大
である。
上述の従来の埋込方法を第1図で説明する。
すなわち、窓枠1の水平状の下枠部1aには空
気抜き孔2が設けられ、該窓枠1の捨型枠として
遮へいコンクリート壁3の一側面を受持ちさせて
埋設するもので、該下枠部1aの下部のコンクリ
ートの充填は該空気抜き孔2の存在により空洞発
生を防ぐとしている。
しかるに、現実には窓枠の常として補強リブが
条設されると共に、特に遮へいコンクリート用と
して故意に補助遮へい体5設置用の段部が設けら
れるため、空気の逃げ路はすみやかに形成され得
ず、途中で遮断されてしまい、空洞の完全な解消
は困難である。
尚、上記補助遮へい体5は図示の如く上記の段
部の位高部に配されて、コンクリート壁3と窓枠
1との接合部の水平空隙より透過の放射線を阻止
するものである。
図中4はコンクリート充填孔を示す。
本発明は、窓枠1の下枠部1aの下部における
空洞発生を完全に無くした埋込方法を提供するこ
とを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明方法において
は、窓枠の下枠部については、予じめ逆立ち状態
のもとで、巾方向両端縁で形成される溝部に補助
遮へい体を埋没させて遮へいコンクリートを充填
し、その天端を段状又は曲面に形成しておき、一
方上記窓枠の下枠部が組付くコンクリート壁部の
天端は、前記段状又は曲面に合致させて成型し、
叙上両段状又は曲面を互いにかみ合わせて窓枠を
組付けするとしたものである。
上記のように構成された本発明方法では、窓枠
と下枠部の溝部については逆立ち状態でコンクリ
ート充填がなされるため、補強リブ、段部の存在
にもかかわらず、コンクリートと下枠部との接合
部に空洞は一切発生することがない。
又、コンクリート壁との組付きは水平透過を生
じさせることのない段状又は曲面の互いのかみ合
いのため安全である。
以下、実施例について図面を参照して説明す
る。
第2図a,bは窓を於ける壁に直交する垂直断
面図、壁と平行面での断面図であるが、図示の如
く、遮へいコンクリート壁6の打設に先立つて定
規7を所定の位置に据付け、そのレベルまでコン
クリートが打設される。
その天端面は図示例では段状であるが曲面でも
よい。他方、窓枠8については、下枠部8aの巾
方向両端縁で形成される溝部15にあらかじめ遮
へい密なコンクリート9充填並びに補助遮へい体
としての鉄板10を一体構造に取付けたものと
し、かつその溝部15の下面据付面は該遮へいコ
ンクリート壁6の天端面に対応した段状(又は曲
面)に形成する。
叙上加工は、窓枠8は逆立ち状態として下枠部
8aを底型枠として付設の定規11の天端にまで
コンクリート9の充填を行なうことで達成され
る。
上記構成の窓枠8を該遮へいコンクリート壁6
上部に両者の段状又は曲面を互いにかみ合わせる
ことで組付け、次いで、窓枠8の側面部12及び
上部の遮へいコンクリート壁13へのコンクリー
ト打設がなされて設置が完了する。
尚、上記構成にあつては各々の定規7,11
は、据付面のすき間の放射線透過を防ぐ遮へい体
をも兼ねている。
しかして、遮へいコンクリート壁6の天端面、
つまり、窓枠8下枠部8aとは段部等を噛み合わ
せて密嵌着しているので、すき間があつても放射
線透過が生じることはない。図中14は遮へい窓
本体である。
本発明は、以上説明したように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
窓枠下枠部のコンクリート充填不良の生じ易す
い個所には、あらかじめ遮へい材が密に充填され
ていて、他方、これが据付けられる遮へいコンク
リート壁の天端はコンクリートの充填不良はあり
得ず、結局、コンクリート充填不良、すなわち、
放射線遮へい欠陥は全く生じることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の窓枠設置要領を示す壁に直交す
る垂直断面図、第2図a,bは本発明に於ける壁
に直交する垂直断面図、壁と平行面での断面図で
ある。 1……窓枠、1a……下枠部、2……空気抜き
孔、3……遮へいコンクリート壁、4……コンク
リート充填孔、5……補助遮へい体、6……遮へ
いコンクリート壁、7……定規、8……窓枠、8
a……下枠部、9……コンクリート、10……鉄
板、11……定規、12……側面部、13……遮
へいコンクリート壁、14……遮へい窓本体、1
5……溝部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 窓枠の下枠部については、予じめ逆立ち状態
    のもとで、巾方向両端縁で形成される溝部に補助
    遮へい体を埋没させて遮へいコンクリートを充填
    し、その天端を段状又は曲面に形成しておき、一
    方上記窓枠の下枠部が組付くコンクリート壁部の
    天端は、前記段状又は曲面に合致させて成型し、
    叙上両段状又は曲面を互いにかみ合わせて窓枠を
    組付けするとしたことを特徴とする放射線を遮へ
    いするコンクリート壁の遮へい窓枠埋込方法。
JP29665489A 1989-11-15 1989-11-15 放射線を遮へいするコンクリート壁の遮へい窓枠埋込方法 Granted JPH02161399A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29665489A JPH02161399A (ja) 1989-11-15 1989-11-15 放射線を遮へいするコンクリート壁の遮へい窓枠埋込方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP29665489A JPH02161399A (ja) 1989-11-15 1989-11-15 放射線を遮へいするコンクリート壁の遮へい窓枠埋込方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02161399A JPH02161399A (ja) 1990-06-21
JPH0332040B2 true JPH0332040B2 (ja) 1991-05-09

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ID=17836345

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JP29665489A Granted JPH02161399A (ja) 1989-11-15 1989-11-15 放射線を遮へいするコンクリート壁の遮へい窓枠埋込方法

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2759485B1 (fr) * 1997-02-13 1999-03-12 Saint Gobain Vitrage Hublot de protection contre les rayonnements

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JPH02161399A (ja) 1990-06-21

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