JPH0331776Y2 - - Google Patents

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JPH0331776Y2
JPH0331776Y2 JP11393185U JP11393185U JPH0331776Y2 JP H0331776 Y2 JPH0331776 Y2 JP H0331776Y2 JP 11393185 U JP11393185 U JP 11393185U JP 11393185 U JP11393185 U JP 11393185U JP H0331776 Y2 JPH0331776 Y2 JP H0331776Y2
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JP
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piece
hanging
eaves gutter
tip
hanging device
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JP11393185U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、軒樋を家屋の軒先などに取り付ける
ために用いられる軒樋吊り金具に関するものであ
る。
[背景技術] 軒樋2を家屋の外壁や鼻板等に取り付けるにあ
たつて、第3図に示すような軒樋吊り金具Aを用
いて軒樋2の取り付けがおこなわれる。すなわち
このものは家屋の外壁や鼻板等に固定される受け
具10の先端に吊り具11の中央部を取り付け、
吊り具11の屋内側端部と屋外側端部とに耳係合
部12,12を屈曲して設けることによつて軒樋
吊り金具Aを形成するようにしたものであり、軒
樋2の両側端部の耳部3,3をそれぞれ耳係合部
12,12に係合させることによつて、軒樋2の
取り付けをおこなうようにしたものである。そし
てこのものにあつて問題となるのは、軒樋2内へ
の屋根からの雨水の流入は第3図の想像線の矢印
のように斜め方向でなされることになるところ、
軒樋2の屋外側端部部分にこの雨水の流入によつ
て大きな荷重が加わることにより、第3図の実線
矢印のように吊り具11の屋外側端部が下方へ屈
曲される変形を受けることがあるということであ
る。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、吊り具に変形が生じることを防止することが
でき、加えて家屋からの軒樋の出調整をおこなう
ことができる軒樋吊り金具を提供することを目的
とするものである。
[考案の開示] しかして本考案に係る軒樋吊り金具は、吊り具
1の屋内側端部と屋外側端部とにそれぞれ軒樋2
の両側の耳部3,3が係合される耳係合部4,5
を設け、基端部が家屋に固定される受け具6の基
部の下面に吊り具1の屋内側端部上面を屋内外方
向にスライド自在に取り付け、吊り具1に設けた
通孔7に受け具6の先部の挿入片8を吊り具1の
上側から下側へと屋内外方向でスライド自在に挿
入し、挿入片8の先端の受け片9を吊り具1の屋
外側端部の下面に摺動自在に当接させて成ること
を特徴とするものであり、吊り具1がその屋外側
端部においても受け具6によつて支持されるよう
にし、さらに吊り具1が受け具6にスライド自在
に取り付けられるようにして上記目的を達成する
ようにしたものであつて、以下本考案を実施例に
より詳述する。
吊り具1は金属板などによつて形成されるもの
で、第2図に示すように中央片13の両端に立上
り片14,15を延設すると共に各立上り片1
4,15の上端から端部片16,17を水平に延
設し、端部片16,17にそれぞれ係止板18と
係合板19とを取り付けて形成されるものであ
る。係止板18はその基部をリベツト20のかし
めで端部片16の上面に斜めに立ち上がる状態で
固定されているもので、係止板18の先端には逆
L形の係合突片21が延出してあつて、この係合
突片21と端部片16の先端に上方へ突出させて
設けた逆L形の係合突片22との間に耳係合部4
が形成されるようにしてある。また係合板19は
水平の接合片23に逆L形の係合片24を延設す
ると共に係合片24に垂下片25を延設して形成
されるもので、接合片23を端部片17の上面に
重ねて熔接などによつて固着してあり、端部片1
7と係合片24との間に耳係合部4が形成される
ようにしてある。中央片13の端部下面には耳係
合部4内に先部が突出するばね板27がリベツト
20のかしめで取り付けてある。また立上り片1
4には横に長い角孔の通孔7が穿設してあり、さ
らに端部片17と接合片23とに貫通して取付孔
26が穿設してある。
また、受け具6は金属板などによつて形成され
るもので、本体片28の基端に取付板29を設け
た基片30が延設してあり、本体片28の先部に
挿入片8が延出してあつて、挿入片8の先端に二
股状の受け片9が上方へ屈曲延設してある。本体
片28には屋内外方向に長細いスライド孔31が
穿設してある。
しかして、受け具6の挿入片8を吊り具1の上
側から通孔7に通して吊り具1の下面側に挿入
し、さらに受け具6の本体片28を吊り具1の係
合板19の接合片23の上面に重ね、取付孔26
とスライド孔31にボルト32を通してナツト3
3を螺合させることによつて、受け具6に吊り具
1を固定するものである。このとき、通孔7から
吊り具1の下面側に挿入された受け具6の受け片
9の先端は、吊り具1の端部片16の下面に当接
している。
このように吊り具1と受け具6とで形成される
軒樋吊り金具Bは、受け具6の取付板29を家屋
の外壁や鼻板などの固着することによつて取り付
けられるもので、第1図に示すように軒樋2の屋
内側端部の耳部3を吊り具1の屋内側端部の耳係
合部5に係合させると共に軒樋2の屋外側端部の
耳部3を吊り具1の屋外側端部の耳係合部4に係
合させることによつて、軒樋吊り金具Bに軒樋2
を取り付けるようにするものである。このとき、
軒樋2の屋外側端部の耳部3には上嵌入溝34と
下嵌入溝35とが全長に亘つて形成してあり、下
嵌入溝35に端部片16の先端の係合突片22を
嵌入させると共に上嵌入溝34に係止板18の係
合突片21を嵌入させ、耳係合部4からの耳部2
の外れを防止するようにしてある。また吊り具1
の耳係合部5への軒樋2の屋内側端部の耳部3の
挿入は、ばね板27を上方へたわみ変形させなが
らおこなわれるものであり、耳係合部5内への耳
部3の係合がなされたあとばね板27は元に復帰
して、このばね板27の先端が耳部3の内面側に
近接対向することにより、ばね板27によつて耳
係合部5からの耳部3の外れを防止できるように
してある。
このものにあつて、軒樋2内への斜め方向の雨
水の流入で軒樋2の屋外側端部に荷重が加わつて
も、吊り具1はその屋内側端部が受け具6によつ
て固定されていると共に、受け具6の先端の受け
片9が吊り具1の屋外側端部の下面に当接してこ
の部分が受け具6で支持されているため、軒樋2
の屋外側端部での荷重で吊り具1の屋外側端部が
下方たわむように変形されることを防止すること
ができるものである。また家屋の外壁は鼻板等か
らの軒樋2の出調整をおこなうにあたつては、ボ
ルト32とナツト33との螺合を緩めて受け具6
のスライド孔31に沿つてボルト32をスライド
移動させることによつて、吊り具1を屋内外方向
にスライド移動さえておこなうことができる。こ
のときスライド移動の際に吊り具1の通孔7は受
け具6の挿入片8に沿つてスライドされ、また挿
入片8の先端の受け片9は吊り具1の端部片16
の下面を摺動される。
[考案の効果] 上述のように本考案にあつては、吊り具の屋内
側端部と屋外側端部とにそれぞれ軒樋の両側の耳
部が係合される耳係合部を設け、基端部が家屋に
固定される受け具の基部の下面に吊り具の屋内側
端部上面を取り付け、吊り具に設けた通孔に受け
具の先部の挿入片を吊り具の上側から下側へと挿
入し、挿入片の先端の受け片を吊り具の屋外側端
部の下面に当接させてあるので、軒樋の屋外側端
部に荷重が加わつても、吊り具はその屋内側端部
が受け具によつて固定されていると共に、受け具
の先端の受け片が吊り具の屋外側端部の下面に当
接してこの部分が受け具で支持されることにな
り、軒樋の屋外側端部での荷重で吊り具の屋外側
端部が下方たわむように変形されることを防止す
ることができるものであり、また、受け具に吊り
具を屋内外方向にスライド自在に取り付け、吊り
具に設けた通孔に受け具の挿入片をスライド自在
に挿入すると共に挿入片の先端の受け片を吊り具
の下面に摺動自在に当接させるようにしてあるの
で、吊り具は受け具に対して屋内外方向で位置調
整することができ、吊り具に取り付けられる軒樋
の家屋からの出調整を任意におこなうことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面断面図、第2
図は同上の分解斜視図、第3図は従来例の断面図
である。 1は吊り具、2は軒樋、3は耳部、4,5は耳
係合部、6は受け具、7は通孔、8は挿入片、9
は受け片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吊り具の屋内側端部と屋外側端部とにそれぞれ
    軒樋の両側の耳部が係合される耳係合部を設け、
    基端部が家屋に固定される受け具の基部の下面に
    吊り具の屋内側端部上面を屋内外方向にスライド
    自在に取り付け、吊り具に設けた通孔に受け具の
    先部の挿入片を吊り具の上側から下側へと屋内外
    方向でスライド自在に挿入し、挿入片の先端の受
    け片を吊り具の屋外側端部の下面に摺動自在に当
    接させて成る軒樋吊り金具。
JP11393185U 1985-07-25 1985-07-25 Expired JPH0331776Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11393185U JPH0331776Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11393185U JPH0331776Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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Publication Number Publication Date
JPS6222236U JPS6222236U (ja) 1987-02-10
JPH0331776Y2 true JPH0331776Y2 (ja) 1991-07-05

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JP11393185U Expired JPH0331776Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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