JPH0352342Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0352342Y2 JPH0352342Y2 JP1985181026U JP18102685U JPH0352342Y2 JP H0352342 Y2 JPH0352342 Y2 JP H0352342Y2 JP 1985181026 U JP1985181026 U JP 1985181026U JP 18102685 U JP18102685 U JP 18102685U JP H0352342 Y2 JPH0352342 Y2 JP H0352342Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- indoor
- eaves gutter
- hanging
- ear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[技術分野]
本考案は、軒樋を家屋の軒先などに取り付ける
ために用いられる軒樋吊り金具に関するものであ
る。
ために用いられる軒樋吊り金具に関するものであ
る。
[背景技術]
第3図は軒樋2を吊り下げ支持するための軒樋
吊り金具の一部を示すもので、吊り具1の屋内側
端部に下方へ固定板7を屈曲延出させ、固定板7
にリベツトかしめで固着した止め板29に係合板
8をスポツト熔接して固着するようにして軒樋吊
り金具を形成するようにしてある。このものにあ
つては、止め板29を家屋の鼻板などに釘打ち等
で固着することによつて固定板7を家屋に取り付
け、そして係合板8によつて形成される耳係合部
5内に軒樋2の屋内側の耳部3を係合させて軒樋
2を吊り具1に取り付けるようにするものであ
る。
吊り金具の一部を示すもので、吊り具1の屋内側
端部に下方へ固定板7を屈曲延出させ、固定板7
にリベツトかしめで固着した止め板29に係合板
8をスポツト熔接して固着するようにして軒樋吊
り金具を形成するようにしてある。このものにあ
つては、止め板29を家屋の鼻板などに釘打ち等
で固着することによつて固定板7を家屋に取り付
け、そして係合板8によつて形成される耳係合部
5内に軒樋2の屋内側の耳部3を係合させて軒樋
2を吊り具1に取り付けるようにするものであ
る。
しかしながらこのものにあつて、鼻板など固定
板7を取り付ける部材が傾斜しているものである
場合、固定板7もこの傾斜に従う角度に屈曲傾斜
させて形成する必要があるが、第4図に示すよう
に固定板7を屈曲して傾斜させるとこれに伴つて
固定板7に固着されている係合板8も変形される
ことになり、係合板8によつて軒樋2の耳部3を
係合保持させるためには係合板8の横片8aの長
さを長く形成することが必要になる。従つて係合
板8としては固定板7を傾斜させる角度毎に異な
る寸法のものを使用しなければならないことにな
り、部品の種類を多く準備しなければならなくな
つて部品の製作工数が増加するという問題は生じ
ることになり、また施工現場において固定板7の
角度を調整するようなことはできないものであつ
た。
板7を取り付ける部材が傾斜しているものである
場合、固定板7もこの傾斜に従う角度に屈曲傾斜
させて形成する必要があるが、第4図に示すよう
に固定板7を屈曲して傾斜させるとこれに伴つて
固定板7に固着されている係合板8も変形される
ことになり、係合板8によつて軒樋2の耳部3を
係合保持させるためには係合板8の横片8aの長
さを長く形成することが必要になる。従つて係合
板8としては固定板7を傾斜させる角度毎に異な
る寸法のものを使用しなければならないことにな
り、部品の種類を多く準備しなければならなくな
つて部品の製作工数が増加するという問題は生じ
ることになり、また施工現場において固定板7の
角度を調整するようなことはできないものであつ
た。
[考案の目的]
本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、係合板の種類を変える必要なく固定板の傾斜
角度を任意に変更することができる軒樋吊り金具
を提供することを目的とするものである。
り、係合板の種類を変える必要なく固定板の傾斜
角度を任意に変更することができる軒樋吊り金具
を提供することを目的とするものである。
[考案の開示]
しかして本考案に係る軒樋吊り金具は、吊り具
1の屋外側端部に軒樋2の屋外側の耳部3が係合
される耳係合部4を形成すると共に吊り具1の屋
内側端部に係合板8を下方へ突出するように取り
付けて係合板8に軒樋2の屋内側の耳部3が係合
される耳係合部5を形成し、受け具6を吊り具1
の屋内側端部の上面に屋内外方向にスライド可能
に結合すると共に受け具6における吊り具1の屋
内側端部よりも屋内側に突出する端部に家屋に固
定される固定板7を下方へ屈曲延出し、受け具6
の屋外側の先部を吊り具1の通孔19に屋内外方
向にスライド自在に挿通させると共に受け具6の
先端に上方へ突出させて設けた受け片37を吊り
具6の屋外側端部の下面に屋内外方向にスライド
自在に当接させて成るものであり、固定板7と係
合板8とが相互に独立されるようにして上記目的
を達成するようにしたものであつて、以下本考案
を実施例により詳述する。
1の屋外側端部に軒樋2の屋外側の耳部3が係合
される耳係合部4を形成すると共に吊り具1の屋
内側端部に係合板8を下方へ突出するように取り
付けて係合板8に軒樋2の屋内側の耳部3が係合
される耳係合部5を形成し、受け具6を吊り具1
の屋内側端部の上面に屋内外方向にスライド可能
に結合すると共に受け具6における吊り具1の屋
内側端部よりも屋内側に突出する端部に家屋に固
定される固定板7を下方へ屈曲延出し、受け具6
の屋外側の先部を吊り具1の通孔19に屋内外方
向にスライド自在に挿通させると共に受け具6の
先端に上方へ突出させて設けた受け片37を吊り
具6の屋外側端部の下面に屋内外方向にスライド
自在に当接させて成るものであり、固定板7と係
合板8とが相互に独立されるようにして上記目的
を達成するようにしたものであつて、以下本考案
を実施例により詳述する。
吊り具1は金属板などによつて形成されるもの
で、第2図に示すように中央片13の両端に立上
り片14,15を延設すると共に各立上り片1
4,15の上端から端部片16,17を水平に延
設し、端部片16,17にそれぞれ係止板18と
係合板8とを取り付けて形成されるものである。
係止板18はその基部をリベツト20のかしめで
端部片16の上面に斜めに立ち上がる状態で固定
されているもので、係止板18の先端には逆L形
の係合突片21が延出してあつて、この係合突片
21と端部片16の先端に上方へ突出させて設け
た逆L形の係合突片22との間に耳係合部4が形
成されるようにしてある。また係合板8は水平の
接合片23に逆L形の係合片24を延設すると共
に係合片24に垂下片25を延設して形成される
もので、接合片23を端部片17の上面に重ねて
熔接によつて固着してあり、端部片17と係合片
24との間に耳係合部5が形成されるようにして
ある。さらに中央片13の端部下面には耳係合部
5内に先部が突出するばね板27がリベツト20
のかしめで取り付けてある。また立上り片14に
は横に長い角孔の通孔19が穿設してあり、さら
に端部片17と接合片23とに貫通して取付孔2
6が穿設してある。
で、第2図に示すように中央片13の両端に立上
り片14,15を延設すると共に各立上り片1
4,15の上端から端部片16,17を水平に延
設し、端部片16,17にそれぞれ係止板18と
係合板8とを取り付けて形成されるものである。
係止板18はその基部をリベツト20のかしめで
端部片16の上面に斜めに立ち上がる状態で固定
されているもので、係止板18の先端には逆L形
の係合突片21が延出してあつて、この係合突片
21と端部片16の先端に上方へ突出させて設け
た逆L形の係合突片22との間に耳係合部4が形
成されるようにしてある。また係合板8は水平の
接合片23に逆L形の係合片24を延設すると共
に係合片24に垂下片25を延設して形成される
もので、接合片23を端部片17の上面に重ねて
熔接によつて固着してあり、端部片17と係合片
24との間に耳係合部5が形成されるようにして
ある。さらに中央片13の端部下面には耳係合部
5内に先部が突出するばね板27がリベツト20
のかしめで取り付けてある。また立上り片14に
は横に長い角孔の通孔19が穿設してあり、さら
に端部片17と接合片23とに貫通して取付孔2
6が穿設してある。
また、受け具6は金属板などによつて形成され
るもので、本体片28の基端に止め板29をリベ
ツト20で固着した固定板7が下方へ屈曲して延
設してあり、本体片28の先部に挿入片30が延
出してあつて、挿入片30の先端に二股状の受け
片37が上方へ屈曲延設してある。本体片28に
は屋内外方向に長細いスライド孔31が穿設して
ある。
るもので、本体片28の基端に止め板29をリベ
ツト20で固着した固定板7が下方へ屈曲して延
設してあり、本体片28の先部に挿入片30が延
出してあつて、挿入片30の先端に二股状の受け
片37が上方へ屈曲延設してある。本体片28に
は屋内外方向に長細いスライド孔31が穿設して
ある。
しかして、受け具6の挿入片30を吊り具1の
上側から通孔19に通して吊り具1の下面側に挿
入し、さらに受け具6の本体片28を吊り具1の
係合板8の接合片23の上面に重ねて、吊り具1
の屋内側端部を受け具6の屋内側端部から突出さ
せて固定板7を係合板8の外方にて下方へ突出さ
せ、取付孔26とスライド孔31にボルト32を
通してナツト33を螺合させることによつて、受
け具6に吊り具1を固定するものである。このと
き、通孔19から吊り具1の下面側に挿入された
受け具6の受け片37の先端は、吊り具1の端部
片16の下面に当接している。
上側から通孔19に通して吊り具1の下面側に挿
入し、さらに受け具6の本体片28を吊り具1の
係合板8の接合片23の上面に重ねて、吊り具1
の屋内側端部を受け具6の屋内側端部から突出さ
せて固定板7を係合板8の外方にて下方へ突出さ
せ、取付孔26とスライド孔31にボルト32を
通してナツト33を螺合させることによつて、受
け具6に吊り具1を固定するものである。このと
き、通孔19から吊り具1の下面側に挿入された
受け具6の受け片37の先端は、吊り具1の端部
片16の下面に当接している。
このように吊り具1と受け具6とで形成される
軒樋吊り金具は、受け具6の止め板29を家屋の
鼻板などに固着することによつて取り付けられる
もので、第1図に示すように軒樋2の屋内側端部
の耳部3を吊り具1の屋内側端部の耳係合部5に
係合させると共に軒樋2の屋外側端部の耳部3を
吊り具1の屋外側端部の耳係合部4に係合させる
ことによつて、軒樋吊り金具に軒樋2を取り付け
るようにするものである。このとき、軒樋2の屋
外側端部の耳部3には上嵌入溝34と下嵌入溝3
5とが全長に亘つて形成してあり、下嵌入溝35
に端部片16の先端の係合突片22を嵌入させる
と共に上嵌入溝34に係止板18の係合突片21
を嵌入させ、耳係合部4からの耳部3に外れを防
止するようにしてある。また吊り具1の耳係合部
5への軒樋2の屋内側端部の耳部3の挿入は、ば
ね板27を上方へたわみ変形させながらおこなわ
れるものであり、耳係合部5内への耳部3の係合
がなされたあとばね板27は元に復帰して、ばね
板27の先端が耳部3の内面側に近接対向するこ
とになり、ばね板27によつて耳係合部5からの
耳部3の外れを防止できるようにしてある。
軒樋吊り金具は、受け具6の止め板29を家屋の
鼻板などに固着することによつて取り付けられる
もので、第1図に示すように軒樋2の屋内側端部
の耳部3を吊り具1の屋内側端部の耳係合部5に
係合させると共に軒樋2の屋外側端部の耳部3を
吊り具1の屋外側端部の耳係合部4に係合させる
ことによつて、軒樋吊り金具に軒樋2を取り付け
るようにするものである。このとき、軒樋2の屋
外側端部の耳部3には上嵌入溝34と下嵌入溝3
5とが全長に亘つて形成してあり、下嵌入溝35
に端部片16の先端の係合突片22を嵌入させる
と共に上嵌入溝34に係止板18の係合突片21
を嵌入させ、耳係合部4からの耳部3に外れを防
止するようにしてある。また吊り具1の耳係合部
5への軒樋2の屋内側端部の耳部3の挿入は、ば
ね板27を上方へたわみ変形させながらおこなわ
れるものであり、耳係合部5内への耳部3の係合
がなされたあとばね板27は元に復帰して、ばね
板27の先端が耳部3の内面側に近接対向するこ
とになり、ばね板27によつて耳係合部5からの
耳部3の外れを防止できるようにしてある。
この第1図及び第2図に示した実施例のものに
あつて、軒樋2内への斜め方向の雨水の流入で軒
樋2の屋外側端部に荷重が加わつても、吊り具1
はその屋内側端部が受け具6によつて固定されて
いると共に、受け具6の先端の受け片37が吊り
具1の屋外側端部の下面に当接してこの部分が受
け具6で支持されているために、軒樋2の屋外側
端部での荷重で吊り具1の屋外側端部が下方たわ
むように変形されることを防止することができる
ものである。また家屋の鼻板等からの軒樋2の出
調整をおこなうにあたつては、ボルト32とナツ
ト33との螺合を緩めて受け具6のスライド孔3
1に沿つてボルト32をスライド移動させること
によつて、吊り具1を屋内外方向にスライド移動
させておこなうことができる。このときスライド
移動の際に吊り具1の通孔19は受け具6の挿入
片30に沿つてスライドされ、また挿入片30の
先端の受け片37は吊り具1の端部片16の下面
を摺動される。
あつて、軒樋2内への斜め方向の雨水の流入で軒
樋2の屋外側端部に荷重が加わつても、吊り具1
はその屋内側端部が受け具6によつて固定されて
いると共に、受け具6の先端の受け片37が吊り
具1の屋外側端部の下面に当接してこの部分が受
け具6で支持されているために、軒樋2の屋外側
端部での荷重で吊り具1の屋外側端部が下方たわ
むように変形されることを防止することができる
ものである。また家屋の鼻板等からの軒樋2の出
調整をおこなうにあたつては、ボルト32とナツ
ト33との螺合を緩めて受け具6のスライド孔3
1に沿つてボルト32をスライド移動させること
によつて、吊り具1を屋内外方向にスライド移動
させておこなうことができる。このときスライド
移動の際に吊り具1の通孔19は受け具6の挿入
片30に沿つてスライドされ、また挿入片30の
先端の受け片37は吊り具1の端部片16の下面
を摺動される。
しかして、家屋の鼻板など固定板7を固定する
ための部材が傾斜している場合において、この傾
斜に応じて固定板7を傾斜させた軒樋吊り具を作
成する必要があるが、係合板8は吊り具1に熔接
固着されていて受け具6から屈曲延出した固定板
7と固着された関係にないために、係合板8を変
形させる必要なく固定板7を受け具6に対して屈
曲させるだけで固定板7の傾斜角度を任意に調整
することができることになり、係合板8として共
通のものを用いて固定板7が種々の角度で傾斜し
た軒樋吊り具を作成することができることにな
る。また施工現場においても固定板7の屈曲角度
を調整することが可能であつて、施工現場におけ
る鼻板などの傾斜角度に正確に固定板7の傾斜角
度を合わせて軒樋吊り具の正確な取り付けをおこ
なうことができるものである。
ための部材が傾斜している場合において、この傾
斜に応じて固定板7を傾斜させた軒樋吊り具を作
成する必要があるが、係合板8は吊り具1に熔接
固着されていて受け具6から屈曲延出した固定板
7と固着された関係にないために、係合板8を変
形させる必要なく固定板7を受け具6に対して屈
曲させるだけで固定板7の傾斜角度を任意に調整
することができることになり、係合板8として共
通のものを用いて固定板7が種々の角度で傾斜し
た軒樋吊り具を作成することができることにな
る。また施工現場においても固定板7の屈曲角度
を調整することが可能であつて、施工現場におけ
る鼻板などの傾斜角度に正確に固定板7の傾斜角
度を合わせて軒樋吊り具の正確な取り付けをおこ
なうことができるものである。
[考案の効果]
上述のように本考案にあつては、吊り具の屋外
側端部に係合板を下方へ突出するように取り付け
て係合板に軒樋の屋内側の耳部が係合される耳係
合部を形成し、吊り具の上面に結合した受け具に
おける吊り具の屋内側端部よりも屋内側に突出す
る端部に家屋に固定される固定板を下方へ屈曲延
出してあるので、係合板は吊り具に取り付けられ
ていて受け具から屈曲延出した固定板とは固定関
係になく、係合板を変形させるような必要なく固
定板を受け具に対して屈曲させるだけで固定板の
傾斜角度を任意に調整することができることにな
り、係合板として共通のものを用いて固定板が
種々の角度で傾斜した軒樋吊り具を作成すること
ができるものであり、しかも施工現場においても
固定板は屈曲角度を調整することが可能となつ
て、施工現場における鼻板などの傾斜角度に正確
に固定板の傾斜角度を合わせて軒樋吊り具の正確
な取り付けをおこなうことができるものである。
また、受け具の基部を吊り具の屋内側端部の上面
に屋内外方向にスライド可能に結合し、受け具の
屋外側の先部を吊り具の通孔に屋内外方向にスラ
イド自在に挿通させると共に受け具の先端に上方
へ突出させて設けた受け片を吊り具の屋外側端部
の下面に屋内外方向にスライド自在に当接させる
ようにしたので、受け具と吊り具の結合部分を緩
めることによつて、吊り具を受け具に対して屋内
外方向にスライド移動させることができ、軒樋の
屋外への出調整をすることができるものであり、
しかもこのように吊り具を受け具に対してスライ
ド自在にしたにもかかわらず、受け具はその屋内
側の端部が受け具に支持されると共に屋外側の端
部は受け片で支持されており、吊り具の両端部を
受け具に支持させて安定して軒樋の保持をおこな
うことができるものである。
側端部に係合板を下方へ突出するように取り付け
て係合板に軒樋の屋内側の耳部が係合される耳係
合部を形成し、吊り具の上面に結合した受け具に
おける吊り具の屋内側端部よりも屋内側に突出す
る端部に家屋に固定される固定板を下方へ屈曲延
出してあるので、係合板は吊り具に取り付けられ
ていて受け具から屈曲延出した固定板とは固定関
係になく、係合板を変形させるような必要なく固
定板を受け具に対して屈曲させるだけで固定板の
傾斜角度を任意に調整することができることにな
り、係合板として共通のものを用いて固定板が
種々の角度で傾斜した軒樋吊り具を作成すること
ができるものであり、しかも施工現場においても
固定板は屈曲角度を調整することが可能となつ
て、施工現場における鼻板などの傾斜角度に正確
に固定板の傾斜角度を合わせて軒樋吊り具の正確
な取り付けをおこなうことができるものである。
また、受け具の基部を吊り具の屋内側端部の上面
に屋内外方向にスライド可能に結合し、受け具の
屋外側の先部を吊り具の通孔に屋内外方向にスラ
イド自在に挿通させると共に受け具の先端に上方
へ突出させて設けた受け片を吊り具の屋外側端部
の下面に屋内外方向にスライド自在に当接させる
ようにしたので、受け具と吊り具の結合部分を緩
めることによつて、吊り具を受け具に対して屋内
外方向にスライド移動させることができ、軒樋の
屋外への出調整をすることができるものであり、
しかもこのように吊り具を受け具に対してスライ
ド自在にしたにもかかわらず、受け具はその屋内
側の端部が受け具に支持されると共に屋外側の端
部は受け片で支持されており、吊り具の両端部を
受け具に支持させて安定して軒樋の保持をおこな
うことができるものである。
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
同上の分解斜視図、第3図及び第4図は従来例の
一部の側面図である。 1は吊り具、2は軒樋、3は耳部、4,5は耳
係合部、6は受け具、7は固定板、8は係合板、
19は通孔、37は受け片である。
同上の分解斜視図、第3図及び第4図は従来例の
一部の側面図である。 1は吊り具、2は軒樋、3は耳部、4,5は耳
係合部、6は受け具、7は固定板、8は係合板、
19は通孔、37は受け片である。
Claims (1)
- 吊り具の屋外側端部に軒樋の屋外側の耳部が係
合される耳係合部を形成すると共に吊り具の屋内
側端部に係合板を下方へ突出するように取り付け
て係合板に軒樋の屋内側の耳部が係合される耳係
合部を形成し、受け具の基部を吊り具の屋内側端
部の上面に屋内外方向にスライド可能に結合する
と共に受け具における吊り具の屋内側端部よりも
屋内側に突出する端部に家屋に固定される固定板
を下方へ屈曲延出し、受け具の屋外側の先部を吊
り具の通孔に屋内外方向にスライド自在に挿通さ
せると共に受け具の先端に上方へ突出させて設け
た受け片を吊り具の屋外側端部の下面に屋内外方
向にスライド自在に当接させて成る軒樋吊り金
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985181026U JPH0352342Y2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985181026U JPH0352342Y2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6288018U JPS6288018U (ja) | 1987-06-05 |
JPH0352342Y2 true JPH0352342Y2 (ja) | 1991-11-13 |
Family
ID=31125518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985181026U Expired JPH0352342Y2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0352342Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5951926B2 (ja) * | 1977-11-22 | 1984-12-17 | 日誠マリン工業株式会社 | 制がん剤 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57167128U (ja) * | 1981-04-15 | 1982-10-21 | ||
JPS5951926U (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-05 | 松下電工株式会社 | 軒樋の吊り具 |
-
1985
- 1985-11-25 JP JP1985181026U patent/JPH0352342Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5951926B2 (ja) * | 1977-11-22 | 1984-12-17 | 日誠マリン工業株式会社 | 制がん剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6288018U (ja) | 1987-06-05 |
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