JPH0331683Y2 - - Google Patents

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JPH0331683Y2
JPH0331683Y2 JP12879386U JP12879386U JPH0331683Y2 JP H0331683 Y2 JPH0331683 Y2 JP H0331683Y2 JP 12879386 U JP12879386 U JP 12879386U JP 12879386 U JP12879386 U JP 12879386U JP H0331683 Y2 JPH0331683 Y2 JP H0331683Y2
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lid
grip flap
mandrel
packaging container
flap
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、熱可塑性プラスチツクを被覆した厚
紙で予め作製され一方の端部に底部形成用の折目
線を有する筒状の包装容器素材の他の端縁部に蓋
部を射出成型した後、液体食品を充填して底部を
密封するようにした液体食品包装機において、容
器蓋部上面の注ぎ口開口用の握りフラツプを運
搬、流通のため予め蓋面に折重ねて蓋上面を平ら
にするために、容器蓋部を製造する装置に使用さ
れる握りフラツプの倒伏装置に関する。
〔従来の技術〕
射出成型された蓋部を有する包装容器は、特開
昭58−73538号及び特開昭58−203839号の各公報
に示されるように被覆された厚紙よりなる管状の
側壁と、管の端部に厚紙を折畳み密封して形成さ
れた底部及び管の他の端壁部に射出成型されたプ
ラスチツク材よりなる蓋部とから形成されてい
る。上記公報に開示された蓋部は截頭円錐状のも
ので容器運搬時には容器の外側輪郭内方へ折り込
むことができるようになつている。また、特開昭
60−251046号公報には蓋部を容器の外側輪郭内へ
折り込む必要のない蓋端面が平坦な面を有する容
器が開示されている。この蓋部には、蓋面に射出
成型時に垂直に立設された握りフラツプ部があ
り、プラスチツク材料が未だ部分的に可塑化状態
にあるときに、蓋部を射出成型した筒状の包装容
器素材を放射状の心金部に嵌挿した心金車から離
隔した所定位置に設けられた圧力シリンダーによ
り、圧力ピストンを所定方向から蓋面に作動せし
めて、握りフラツプ部を蓋部表面の外側輪郭内に
倒すようにして蓋部表面を突出部をなくして平ら
な面とし運搬や流通に対応できるようにしてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような握りフラツプ蓋部表面の外側輪郭内
に倒すための装置では、圧力シリンダーを使用し
て先端が特殊形状の押圧部材を心金の間歇回転と
同期して往復動せしめて握りフラツプを倒伏せし
めるため、その装置が複雑で動力を要し、面倒な
取付や調整を必要とした。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであつ
て、複雑な装置を必要とせず動力も不要で調整も
容易な構造の極めて簡単な握りフラツプの倒伏装
置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案においては、熱可塑性材料を被覆し少な
くとも容器底部の折目線を備えた筒状の包装容器
素材cの蓋部側の側壁端縁部に熱可塑性材料を射
出成型して液体用包装容器の蓋部3を製造する装
置に対し、該装置の半径方向に伸びる複数個の心
金1を有し間歇的に回転する心金車2の心金先端
部の回転軌跡の外側に臨んで、心金1に送り込ま
れた筒状の包装容器素材cの外側端縁にプラスチ
ツク材のみからなる蓋部3を射出成型するように
した射出成型ステーシヨンと、蓋部3が端縁に
付設形成された包装容器素材cを充填工程に送り
出すの送り出しステーシヨンとの間で射出成型
された蓋3の握りフラツプ4部の硬化前の可塑化
状態にあるときの適当な位置に、板を捩つた形状
のもので、該板側面が蓋3面に直角方向に起立状
態にある握りフラツプ4の片側面の円周上の回転
軌跡に端縁が小間〓をおいて位置する先端部5a
と該先端部5aに続いて該握りフラツプ側面を漸
次押すようにした捩り面5bと平坦面5cとを備
えた握りフラツプ倒伏用ガイド板5を設置し、蓋
部3面に起立し可塑化状態にある握りフラツプ4
を心金1の回転に伴い蓋部3面に倒伏せしめるよ
うにしている。
〔作 用〕
本考案の倒伏装置では、包装容器素材cへの蓋
部3の射出成型ステーシヨンにおいて筒状の包
装容器素材cの蓋部側の側壁端縁部に射出成型さ
れた熱可塑性材料からなる蓋部3が、型枠から開
放されて心金車2が間歇回転するとき、心金1に
嵌挿された包装容器素材cの先端の蓋部3の握り
フラツプ4の部分は冷却固化するまで可塑化状態
で円周上を回転する。このとき、心金先端部の回
転軌跡の外側のフラツプ倒伏に適当な位置に設置
された倒伏がガイド板5の先端部5aにより可塑
化状態にある握りフラツプ4の部分は誘導され
て、心金1の回転に伴い該先端部5aに連続する
捩り面5bに漸次握りフラツプ4の側面は押され
て次第に倒されて行き倒伏ガイド板5の後端側の
平坦面5c部では蓋部3面に垂直方向に起立して
いた握りフラツプ4は約90°蓋部3の表面に倒伏
せしめられ、倒伏ガイド板5から離脱した握りフ
ラツプ4は心金1の回転の間に硬化し、握りフラ
ツプ4を倒伏せしめられた蓋部3の表面は略平坦
な状態に形成される。
〔実施例〕
本考案の実施例を添付の図面に基いて説明す
る。
第1図は、本考案の握りフラツプ倒伏装置を側
部に設置した包装容器蓋部の製造装置の概略側面
図である。
筒状の包装容器素材cを嵌挿保持するととも
に、該包装容器素材cの外側端部に蓋部3が射出
成型されるときの射出成型加工の下方部材である
心金1は、間歇的に回転する心金車2の外周面を
4分割した位置すなわち90°毎に回転軸に対し半
径方向に突出して設けられており、心金1が心金
車2と共に90°づつ間歇回転するとき所定位置に
停止するようになつている。
この心金1が回転移動してその軸線が心金車2
の左方で水平位置となる送り込みステーシヨン
において、筒状の包装容器素材cは図示しない手
段で、所定位置すなわち包装容器素材cの外側端
縁と射出成型加工下方部材である心金1の外側端
部とが所定のほぼ同一平面になる位置まで押込ま
れる。包装容器素材cは表面に熱可塑性材料であ
るプラスチツクを被覆し、底部側の端部に折目線
Cfを備えた筒状のもので、心金1の先端と包装容
器素材cの外側端縁とが上記所定の関係位置を保
つたまま心金車2が時計方向に90°回転すると、
プラスチツク蓋3をモールドするべき包装容器素
材cの自由端は上部の射出成型ステーシヨンに
至り成型位置に整合する。心金1の先端部は射出
成型室の底部を構成し射出成型のための型穴は心
金の回転方向の両側(図面では前後)にある図示
しない一対の型枠部及び頂部のヘツド板によつて
形成される。すなわち、心金1が上部の成型位置
に停止したとき心金回転方向の両側にある図示せ
ざる型枠部を取付けた一対の支持部材7がそれぞ
れの支軸8の回りを旋回して合体し、また、上方
から図示しないモールドヘツド板を固着したモー
ルドヘツド支持枠6が下降しこれらの型材の空間
にプラスチツクが射出されて筒状の包装容器素材
cの上部に握りフラツプ4とともに蓋部3が形成
される(第2図参照)。次いでモールドヘツド板
支持枠6が上昇し一対の型枠支持部材7が開いて
型枠が離れると蓋3をモールドされた包装容器素
材cは心金1に保持されたまま成型場所から離れ
て該場所に空間が形成され、次の心金1に嵌装さ
れた包装容器素材cが空間状態の蓋部の成型場所
に回転移動してくる。心金1が射出成型ステーシ
ヨンから90°回転移動して停止する位置の外
側には、握りフラツプ4倒伏用の倒伏ガイド板5
を取付けるためのフレーム部材9が液体食品包装
機の一部に設けられており、蓋部3をモールドさ
れた心金1上の包装容器素材cが次の停止位置に
回転移動する間に成型物が冷却固化する前に該フ
レーム部材9に取付けた倒伏ガイド板5により、
成型された蓋部3の可塑化状態にある握りフラツ
プ4の部分を蓋3表面に倒伏せしめるようになつ
ている。第2図は、握りフラツプ4が倒伏前の包
装容器素材cの側壁端縁部に蓋部3がモールドさ
れた状態を示し、第3図は、該握りフラツプ4が
蓋部3に倒伏せしめられた状態を示す。なお、握
りフラツプ4はその下縁部が注出口開放フラツプ
部11と一体的に成型れれており、握りフラツプ
4の握り孔4′を用いて握りフラツプを斜め上方
向に引上げることにより開放フラツプ部11の下
方に図示しない注出口が開口できるようになつて
いる。上記倒伏ガイド板5は、握りフラツプ4を
折曲げるのに充分な適当な巾の板を捩つた形状の
金属板を用い、その板側面が蓋部3面に垂直に起
立状態にある握りフラツプ4の片側面の円周上の
回転軌跡に端縁が小間〓をおいて位置する先端部
5aと該先端部5aに続いて該握りフラツプ側面
を漸次押すようにした捩り面5bとそれに続く平
坦面5cとを備えたもので、握りフラツプ4との
接觸面の背部に溶接した取付板15により液体食
品包装機のフレーム部材9に取付けられる。
第4図a〜dは、筒状の包装容器素材cの側壁
端縁部に射出成型によりモールドされた蓋部3の
握りフラツプ4が、倒伏ガイド板5により折曲げ
られて蓋部3面に倒伏せしめられて離脱するとき
のプロセスを順次示したもので、第5図は、握り
フラツプ4の進行方向と倒伏ガイド板5の先端部
5aとの関係及び倒伏ガイド板5により倒伏せし
められた握りフラツプ4と倒伏ガイド板5の平坦
面5cとの関係を示すもので、第4図cのA−A
方向より見た図である。すなわち、第4図aに示
す状態から、心金に嵌挿された包装容器素材cの
時計回りの回転により、握りフラツプ4の後端部
(図では斜下方の端部)が第5図からも理解され
るように倒伏ガイド板5の先端部5aの前面で誘
導されて、蓋部3面に垂直に起立した握りフラツ
プ4は第4図bに示すように包装容器素材cの回
転移動で捩り面5bにより漸次倒伏せしめられ、
第4図cに示す包装容器素材cの位置で、捩り面
5bに続く平坦面5cでほぼ90°倒伏せしめられ
る(第5図参照)。次いで握りフラツプ4は蓋部
3面に倒伏された状態を保持したまま倒伏ガイド
板5位置より離脱し(第4図d参照)、可塑化状
態にあつたフラツプ部は冷却固化する。
このようにして、握りフラツプ4が冷却固化し
た状態で第1図に示すように送り出しステーシヨ
ンの位置で図示しない送り出し部材の作動によ
りコンベヤライン10上に送り出され、次の液体
食品の充填工程を経て容器底部は折込み線Cfに従
い折込まれ溶着密封される。なお、倒伏ガイド板
5の形状を実施例と対称的(逆)に先端部5a、
捩り面5bを形成して使用すれば、握りフラツプ
4の倒伏方向を逆にすることができるのは勿論で
ある。
〔考案の効果〕
上記の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、従来の握りフラツプ倒伏装置が圧力シリンダ
を用い先端が特殊形状の押圧部材を心金の間歇回
転と同期して作動せしめるため構造が複雑で取付
調整が面倒であるなどの欠点があつたのを改良す
ることができるもので、極めて簡単な構造で而も
可動部分もなく調整も容易で動力も不要など多く
の利点を有する此の種の握りフラツプの倒伏装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図
は、本考案の握りフラツプ倒伏装置を側部に設置
した包装容器蓋部の製造装置の概略側面図、第2
図は、筒状の包装容器素材の側壁端縁部に蓋部が
モールドされたときの要部を示す斜視図、第3図
は、第2図における蓋の握りフラツプ部分が倒伏
された状態を示す斜視図、第4図a〜dは、握り
フラツプが倒伏せガイド板により倒伏加工される
ときの状態を順次示した説明図、第5図は、握り
フラツプの進行方向と倒伏ガイト板先端部との関
係及び倒伏ガイド板により倒伏せしめられた握り
フラツプと倒伏せガイド板との関係を示すもの
で、第4図cのA−A方向より見た図、である。 1……心金、2……心金車、3……蓋部、4…
…握りフラツプ、5……倒伏ガイド板、5a……
先端部、5b……捩り面、5c……平坦面、…
…射出成型ステーシヨン、……送り出しステー
シヨン、c……包装容器素材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性材料を被覆し少くとも容器底部の折目
    線を備えた筒状の包装容器素材cの蓋部側の側壁
    端縁部に熱可塑性材料を射出成型して液体用包装
    容器の蓋部3を製造する装置に使用される容器蓋
    部3の注ぎ口開口用の握りフラツプ4の倒伏装置
    であつて、半径方向に伸びる複数個の心金1を有
    し間歇的に回転する心金車2の心金先端部の回転
    軌跡の外側に臨んで、心金1に送り込まれた筒状
    の包装容器素材cへの蓋部3の射出成型ステーシ
    ヨンと、蓋部3が付設形成された包装容器素材
    cの送り出しステーシヨンとの間の射出成型さ
    れた蓋3の握りフラツプ4の硬化前の可塑化状態
    にある適当な位置に、板を捩つた形状のもので該
    板側面が蓋面に垂直に起立状態にある握りフラツ
    プ4の片側面の円周上の回転軌跡に端縁が小間〓
    をおいて位置する先端部5aと該先端部5aに続
    いて該握りフラツプ側面を漸次押すようにした捩
    り面5bと平坦面5cとを備えた倒伏ガイド板5
    を設置し、蓋部3面に起立し可塑化状態にある握
    りフラツプ4を心金1の回転移動に伴い蓋部3面
    に倒伏せしめるようにしたことを特徴とする包装
    容器の射出成型された蓋部の握りフラツプ倒伏装
    置。
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JPS6337517U JPS6337517U (ja) 1988-03-10
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