JPH0331558Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0331558Y2 JPH0331558Y2 JP5666984U JP5666984U JPH0331558Y2 JP H0331558 Y2 JPH0331558 Y2 JP H0331558Y2 JP 5666984 U JP5666984 U JP 5666984U JP 5666984 U JP5666984 U JP 5666984U JP H0331558 Y2 JPH0331558 Y2 JP H0331558Y2
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- JP
- Japan
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- adhesive
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 24
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 24
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 4
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は接着構造に関する。
第1図側面図に示すように、2枚の平板を接着
剤で接着した公知の接着構造においては、L/T
=12〜30で接着強度がほゞ一定となり、接着長を
Lを大きくしても接着強度は一定値以上には大き
くならない。こゝで、Tは各平板の厚さのうち大
きい方の厚さである。
剤で接着した公知の接着構造においては、L/T
=12〜30で接着強度がほゞ一定となり、接着長を
Lを大きくしても接着強度は一定値以上には大き
くならない。こゝで、Tは各平板の厚さのうち大
きい方の厚さである。
これは、接着構造に荷重を加えると、同図に示
すように、接着部の両端に応力集中が生じ、ここ
から接着部の破壊が始まることによる。
すように、接着部の両端に応力集中が生じ、ここ
から接着部の破壊が始まることによる。
したがつて、従来は、大きな荷重を受ける部位
には接着構造を採用することはできなかつた。
には接着構造を採用することはできなかつた。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、大きな荷重に耐える接着構造を提供するこ
とを目的とする。
ので、大きな荷重に耐える接着構造を提供するこ
とを目的とする。
そのために本考案は、対向面が接着剤4を介し
て互いに接着される2つの部材1,2よりなる接
着構造において、対向面をそれぞれ有効幅理論長
L=(10〜30)T(ただしTは部材1,2の各板厚
のうち大きいもの)に等しい複数の接着長さに仕
切る複数の仕切り部材3を設けたことを特徴とす
る。
て互いに接着される2つの部材1,2よりなる接
着構造において、対向面をそれぞれ有効幅理論長
L=(10〜30)T(ただしTは部材1,2の各板厚
のうち大きいもの)に等しい複数の接着長さに仕
切る複数の仕切り部材3を設けたことを特徴とす
る。
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第2図は本考案をパイプに適用した一実施例を示
す部分縦断面図、第3図は第2図の接着構造を公
知のパイプの接着構造と比較した強度比較図、第
4図は本考案を平板に適用した実施例を示す縦断
面図及び部分斜視図、第5図は第3図の変形例を
示す同じく縦断面図である。
第2図は本考案をパイプに適用した一実施例を示
す部分縦断面図、第3図は第2図の接着構造を公
知のパイプの接着構造と比較した強度比較図、第
4図は本考案を平板に適用した実施例を示す縦断
面図及び部分斜視図、第5図は第3図の変形例を
示す同じく縦断面図である。
まず、第2図において、1は内径D及び肉厚T
を有するパイプ、2はパイプ1に内挿された継
手、3は継手2の外周に高さt及び間隔Lで突設
された複数の環状突起、4はパイプ1の内周と継
手2の環状突起3,3との間の環状空間に充填さ
れた接着剤である。
を有するパイプ、2はパイプ1に内挿された継
手、3は継手2の外周に高さt及び間隔Lで突設
された複数の環状突起、4はパイプ1の内周と継
手2の環状突起3,3との間の環状空間に充填さ
れた接着剤である。
こゝで、L=(10〜30)Tとする。
このような構造によれば、下記の効果が奏せら
れる。
れる。
(1) 接着長を有効幅理論長Lx3に分割することに
より、第3図に示すように、接着面積に比例し
た強度が得られる。
より、第3図に示すように、接着面積に比例し
た強度が得られる。
(2) 環状突起により接着面積が複数に分割されて
いるので、破壊の伝播が防げる。
いるので、破壊の伝播が防げる。
(3) 環状突起により接着剤の厚さtを均一にする
ことができる。
ことができる。
(4) 以上の相乗効果により接着強度が飛躍的に増
加する。
加する。
次に平板を接着する場合は、第4図に示すよう
に、一方の平板5に縦横のあぜ6で仕切られた一
定の深さの凹所7を複数形成し、この凹所7に接
着剤11を充填して他方の平板に接着する。
に、一方の平板5に縦横のあぜ6で仕切られた一
定の深さの凹所7を複数形成し、この凹所7に接
着剤11を充填して他方の平板に接着する。
なお、第5図に示すように、2板の平板8,9
の間に複数のスペーサ10を適宜間隔で挿入し、
スペーサ10,10の間の空所に接着剤11を充
填して両平板を接着するようにしてもよい。
の間に複数のスペーサ10を適宜間隔で挿入し、
スペーサ10,10の間の空所に接着剤11を充
填して両平板を接着するようにしてもよい。
このような構造においても、第2図の実施例と
実質的に同一の作用効果を奏することができる。
実質的に同一の作用効果を奏することができる。
本考案はプロペラシヤフト、ドライブシヤフ
ト、パネル等にくこれを適用することができる。
ト、パネル等にくこれを適用することができる。
要するに本考案によれば、対向面が接着剤4を
介して互いに接着される2つの部材1,2よりな
る接着構造において、対向面をそれぞれ有効幅理
論長L=(10〜30)T(ただしTは部材1,2の各
板厚のうち大きいもの)に等しい複数の接着長さ
に仕切る複数の仕切り部材3を設けたことによ
り、強力な接着構造を得るから、本考案は産業上
極めて有益なものである。
介して互いに接着される2つの部材1,2よりな
る接着構造において、対向面をそれぞれ有効幅理
論長L=(10〜30)T(ただしTは部材1,2の各
板厚のうち大きいもの)に等しい複数の接着長さ
に仕切る複数の仕切り部材3を設けたことによ
り、強力な接着構造を得るから、本考案は産業上
極めて有益なものである。
第1図は公知の要領で接着された平板及びその
応力分布を示す縦断面図、第2図は本考案をパイ
プに適用した一実施例を示す部分縦断面図、第3
図は第2図の接着構造を公知のパイプの接着構造
と比較した強度比較図、第4図は本考案を平板に
適用した実施例を示す縦断面図及び部分斜視図、
第5図は第3図の変形例を示す同じく縦断面図で
ある。 1……パイプ、2……継手、3……環状突起、
4……接着剤、5…平板、6……あぜ、7……凹
所、8,9……平板、10……スペーサ、11…
…接着剤。
応力分布を示す縦断面図、第2図は本考案をパイ
プに適用した一実施例を示す部分縦断面図、第3
図は第2図の接着構造を公知のパイプの接着構造
と比較した強度比較図、第4図は本考案を平板に
適用した実施例を示す縦断面図及び部分斜視図、
第5図は第3図の変形例を示す同じく縦断面図で
ある。 1……パイプ、2……継手、3……環状突起、
4……接着剤、5…平板、6……あぜ、7……凹
所、8,9……平板、10……スペーサ、11…
…接着剤。
Claims (1)
- 対向面が接着剤4を介して互いに接着される2
つの部材1,2よりなる接着構造において、対向
面をそれぞれ有効幅理論長L=(10〜30)T(ただ
しTは部材1,2の各板厚のうち大きいもの)に
等しい複数の接着長さに仕切る複数の仕切り部材
3を設けたことを特徴とする接着構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5666984U JPS60168926U (ja) | 1984-04-19 | 1984-04-19 | 接着構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5666984U JPS60168926U (ja) | 1984-04-19 | 1984-04-19 | 接着構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60168926U JPS60168926U (ja) | 1985-11-09 |
JPH0331558Y2 true JPH0331558Y2 (ja) | 1991-07-04 |
Family
ID=30580486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5666984U Granted JPS60168926U (ja) | 1984-04-19 | 1984-04-19 | 接着構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60168926U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017221687A1 (ja) * | 2016-06-21 | 2017-12-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 断熱材とその製造方法 |
-
1984
- 1984-04-19 JP JP5666984U patent/JPS60168926U/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017221687A1 (ja) * | 2016-06-21 | 2017-12-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 断熱材とその製造方法 |
JPWO2017221687A1 (ja) * | 2016-06-21 | 2019-01-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 断熱材とその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60168926U (ja) | 1985-11-09 |
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