JPH0331535Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0331535Y2 JPH0331535Y2 JP1985103817U JP10381785U JPH0331535Y2 JP H0331535 Y2 JPH0331535 Y2 JP H0331535Y2 JP 1985103817 U JP1985103817 U JP 1985103817U JP 10381785 U JP10381785 U JP 10381785U JP H0331535 Y2 JPH0331535 Y2 JP H0331535Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- dowel
- plate
- bearing plate
- formwork
- dowels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 23
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 22
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 22
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、コンクリート型枠内に緊張鋼棒の支
圧板を保持させる装置。詳しくは2本の緊張鋼棒
を支持する支圧板を2個のダボによつて型枠内の
定位置へ保持させる装置に関する。
圧板を保持させる装置。詳しくは2本の緊張鋼棒
を支持する支圧板を2個のダボによつて型枠内の
定位置へ保持させる装置に関する。
(従来の技術)
従来、コンクリート型枠にダボ孔をあけ、この
ダボ孔にダボを挿して、該ダボに緊張鋼棒の支圧
板を保持させる装置は、実公昭57−20326号公報、
実開昭60−83708号公報、特公昭40−6353号公報
により公知である。
ダボ孔にダボを挿して、該ダボに緊張鋼棒の支圧
板を保持させる装置は、実公昭57−20326号公報、
実開昭60−83708号公報、特公昭40−6353号公報
により公知である。
(考案が解決しようとする問題点)
前記した従来の装置はいずれも、型枠に1個の
ダボ孔をあけ、これに1個のダボを挿して、その
内端に緊張鋼棒を支持する支圧板を保持させるも
のであるから、2本の緊張鋼棒を支持する支圧板
の保持はできない問題点があつた。
ダボ孔をあけ、これに1個のダボを挿して、その
内端に緊張鋼棒を支持する支圧板を保持させるも
のであるから、2本の緊張鋼棒を支持する支圧板
の保持はできない問題点があつた。
本考案は、前記した従来の問題点を解決するた
めになされたもので、型枠に2個のダボ孔をあ
け、その各々にダボを挿してその内端に2本の緊
張鋼棒を支持する支圧板を当て、外端に両ダボを
跨る押さえ板を当てて、両者をボルト結合するこ
とにより、2本の緊張鋼棒を支持する支圧板の保
持が可能な支圧板保持装置を提供することを目的
としている。
めになされたもので、型枠に2個のダボ孔をあ
け、その各々にダボを挿してその内端に2本の緊
張鋼棒を支持する支圧板を当て、外端に両ダボを
跨る押さえ板を当てて、両者をボルト結合するこ
とにより、2本の緊張鋼棒を支持する支圧板の保
持が可能な支圧板保持装置を提供することを目的
としている。
(問題点を解決するための手段)
前記した目的を達成するための本考案の手段
は、型枠にダボ孔を2個並設して、これらのダボ
孔にそれぞれダボを挿入し、各ダボの内端に2本
の緊張鋼棒を支持する支圧板を当て、外端に両ダ
ボに跨る押さえ板を当てて、この押さえ板の中間
に前記支圧板へ螺合するボルトを支持させ、この
ボルトを締結して前記支圧板をダボへ固定したコ
ンクリート型枠用の支圧板保持装置の構成にあ
る。
は、型枠にダボ孔を2個並設して、これらのダボ
孔にそれぞれダボを挿入し、各ダボの内端に2本
の緊張鋼棒を支持する支圧板を当て、外端に両ダ
ボに跨る押さえ板を当てて、この押さえ板の中間
に前記支圧板へ螺合するボルトを支持させ、この
ボルトを締結して前記支圧板をダボへ固定したコ
ンクリート型枠用の支圧板保持装置の構成にあ
る。
(作用)
前記した構成の本考案の装置は、型枠1にあけ
た2個のダボ孔2,2にそれぞれダボ3,3を挿
し、その内端に2本の緊張鋼棒9,9を支持する
支圧板8を当て、外端に両ダボ3,3に跨る押さ
え板13を当てて、この押さえ板13の中間にあ
けた孔15にボルト16を通し、該ボルト16を
支圧板8に螺合させてその締め付けを行うと、支
圧板8はダボ3,3の内端に固定されて型枠1内
の定位置に保持されるから、この状態において型
枠1内にコンクリートの打ち込みを行なうと、緊
張鋼棒9によつて緊張力が与えられた製品が完成
する。そこで、製品が硬化すれば、結合ボルト1
6を外して押さえ板13を取り去り、各ダボ3の
工具掛け部6に工具5を掛けて回すか、ダボ3を
叩いて衝撃を与えるかして、ダボ3に密着してい
たコンクリートを遊離させてダボ3の抜き取りを
行えば、欠け易いダボ3の基部を欠落させず容易
にダボ3を抜き取れるから、その後に型枠1をば
らして製品Aの脱型を行なえば、2本の緊張鋼棒
9,9により緊張力を与えたコンクリート製品が
得られるものである。
た2個のダボ孔2,2にそれぞれダボ3,3を挿
し、その内端に2本の緊張鋼棒9,9を支持する
支圧板8を当て、外端に両ダボ3,3に跨る押さ
え板13を当てて、この押さえ板13の中間にあ
けた孔15にボルト16を通し、該ボルト16を
支圧板8に螺合させてその締め付けを行うと、支
圧板8はダボ3,3の内端に固定されて型枠1内
の定位置に保持されるから、この状態において型
枠1内にコンクリートの打ち込みを行なうと、緊
張鋼棒9によつて緊張力が与えられた製品が完成
する。そこで、製品が硬化すれば、結合ボルト1
6を外して押さえ板13を取り去り、各ダボ3の
工具掛け部6に工具5を掛けて回すか、ダボ3を
叩いて衝撃を与えるかして、ダボ3に密着してい
たコンクリートを遊離させてダボ3の抜き取りを
行えば、欠け易いダボ3の基部を欠落させず容易
にダボ3を抜き取れるから、その後に型枠1をば
らして製品Aの脱型を行なえば、2本の緊張鋼棒
9,9により緊張力を与えたコンクリート製品が
得られるものである。
(実施例)
以下に本考案に関するコンクリート型枠用の支
圧板保持装置の実施の一例を図面に基づいて説明
する。
圧板保持装置の実施の一例を図面に基づいて説明
する。
図面第1図〜第4図において、1はコンクリー
ト型枠で、鋼板等を用いて製品の形に適合する様
に形成し、その側壁にダボ孔2,2を対応的に2
個ずつ穿設してある。
ト型枠で、鋼板等を用いて製品の形に適合する様
に形成し、その側壁にダボ孔2,2を対応的に2
個ずつ穿設してある。
3は前記した2個のダボ孔2,2へそれぞれ挿
入する2個のダボで、型枠1内へ突出する部分に
製品から抜け易くするためにテーパーを付け、内
側には後記する緊張鋼棒の頭を受け入れる孔4を
あけ、型枠1の外へ出る部分には、スパナ等の工
具5を掛けるための工具掛け部6が設けられてい
て、その内側には後記する押さえ板の突起を係合
させる孔7があけられている。
入する2個のダボで、型枠1内へ突出する部分に
製品から抜け易くするためにテーパーを付け、内
側には後記する緊張鋼棒の頭を受け入れる孔4を
あけ、型枠1の外へ出る部分には、スパナ等の工
具5を掛けるための工具掛け部6が設けられてい
て、その内側には後記する押さえ板の突起を係合
させる孔7があけられている。
8は2本の緊張鋼棒9,9を支持する支圧板
で、前記したダボ孔3の孔4に合わせて2個の孔
10,10をあけ、これらの孔10,10にそれ
ぞれ緊張鋼棒9,9を通して、その頭11,11
が支圧板8の外面へ当る様にしてあり、中央には
後記する結合ボルトを螺合させるめねじ12を設
けてある。
で、前記したダボ孔3の孔4に合わせて2個の孔
10,10をあけ、これらの孔10,10にそれ
ぞれ緊張鋼棒9,9を通して、その頭11,11
が支圧板8の外面へ当る様にしてあり、中央には
後記する結合ボルトを螺合させるめねじ12を設
けてある。
13は前記した2個のダボ3,3の押さえ板
で、両端に前記工具掛け部6の孔7に係合する2
個の突起14,14を設け、中央にはボルト孔1
5が設けられている。
で、両端に前記工具掛け部6の孔7に係合する2
個の突起14,14を設け、中央にはボルト孔1
5が設けられている。
16は前記した支圧板8と、押さえ板13とを
結合するボルトで、押さえ板13のボルト孔15
へ外側から挿入し、先端のねじ17を支圧板8の
めねじ12に螺合させて締め付けると、支圧板8
がダボ3,3の内端に固定される様にしたもので
ある。
結合するボルトで、押さえ板13のボルト孔15
へ外側から挿入し、先端のねじ17を支圧板8の
めねじ12に螺合させて締め付けると、支圧板8
がダボ3,3の内端に固定される様にしたもので
ある。
前記の様に構成される本考案の装置は、図面第
1図に示すように、型枠1のダボ孔2,2にダボ
3,3を挿入し、その内端に緊張鋼棒9,9を挿
し通した支圧板8を当て、前記ダボ3,3の工具
掛け部6,6の外端に孔7,7に突起14,14
を嵌めて押さえ板13を当て、押さえ板13のボ
ルト孔15からボルト16を挿入して、先端のね
じ17を支圧板8のめねじ12に螺合させて締め
付けを行うと、支圧板8はダボ3,3に固定され
て型枠1内の定位置に保持される。そこで、型枠
1内にコンクリートを打ち込めば、前記した支圧
板8に支持される2本の緊張鋼棒9,9によつて
緊張力が与えられたコンクリート製品が完成す
る。
1図に示すように、型枠1のダボ孔2,2にダボ
3,3を挿入し、その内端に緊張鋼棒9,9を挿
し通した支圧板8を当て、前記ダボ3,3の工具
掛け部6,6の外端に孔7,7に突起14,14
を嵌めて押さえ板13を当て、押さえ板13のボ
ルト孔15からボルト16を挿入して、先端のね
じ17を支圧板8のめねじ12に螺合させて締め
付けを行うと、支圧板8はダボ3,3に固定され
て型枠1内の定位置に保持される。そこで、型枠
1内にコンクリートを打ち込めば、前記した支圧
板8に支持される2本の緊張鋼棒9,9によつて
緊張力が与えられたコンクリート製品が完成す
る。
こうして製品が完成すれば、押さえ板13と支
圧板8とを結合しているボルト16を抜き取り、
押さえ板12を取り外すと、ダボ3,3の工具掛
け部6,6が露出するから、この工具掛け部6に
スパナ等の工具5を掛けて回すか、木又は樹脂樹
脂製のハンマー等により叩いて衝撃を与えるかす
れば、ダボ3,3が製品Aから遊離するので、こ
の状態においてダボ3を抜き取つて型枠1をばら
し、製品Aの脱型を行えば、ダボ3の基部回りの
コーナaに欠落を生じない優良なコンクリート製
品が得られるものである。
圧板8とを結合しているボルト16を抜き取り、
押さえ板12を取り外すと、ダボ3,3の工具掛
け部6,6が露出するから、この工具掛け部6に
スパナ等の工具5を掛けて回すか、木又は樹脂樹
脂製のハンマー等により叩いて衝撃を与えるかす
れば、ダボ3,3が製品Aから遊離するので、こ
の状態においてダボ3を抜き取つて型枠1をばら
し、製品Aの脱型を行えば、ダボ3の基部回りの
コーナaに欠落を生じない優良なコンクリート製
品が得られるものである。
(考案の効果)
前記した構成の本考案の装置は、2本の緊張鋼
棒を支持する支圧板を、2個のダボによつて型枠
内の定位地へ保持する操作を容易、迅速に行え
る。
棒を支持する支圧板を、2個のダボによつて型枠
内の定位地へ保持する操作を容易、迅速に行え
る。
2個のダボの中間で支圧板と押さえ板をボルト
結合するから、2本の緊張鋼棒をバランスよく緊
張できる。
結合するから、2本の緊張鋼棒をバランスよく緊
張できる。
2個のダボは、製品の成形後に外端を掴んで回
すか、叩いて衝撃を与えるかすると、製品から遊
離して製品を欠落させない抜き取りがいきる。
すか、叩いて衝撃を与えるかすると、製品から遊
離して製品を欠落させない抜き取りがいきる。
等の格別な効果を奏するものである。
第1図は本考案に関する装置の実施例を示す要
部の縦断正面図。第2図は同上の側面図。第3図
は同上の押さえ板を外してダボを回す状態の側面
図。第4図は同上の縦断側面図。第5図は本考案
の装置により製造した製品の一部分の縦断正面図
である。 1……型枠、2,2……ダボ孔、3,3……ダ
ボ、8……支圧板、9,9……緊張鋼棒、13…
…押さえ板、16……結合ボルト。
部の縦断正面図。第2図は同上の側面図。第3図
は同上の押さえ板を外してダボを回す状態の側面
図。第4図は同上の縦断側面図。第5図は本考案
の装置により製造した製品の一部分の縦断正面図
である。 1……型枠、2,2……ダボ孔、3,3……ダ
ボ、8……支圧板、9,9……緊張鋼棒、13…
…押さえ板、16……結合ボルト。
Claims (1)
- 型枠にダボ孔を2個並設して、これらのダボ孔
にそれぞれタボを挿入し、各ダボの内端に2本の
緊張鋼棒を支持する支圧板を当て、外端に両ダボ
に跨る押さえ板を当てて、この押さえ板の中間に
前記支圧板へ螺合するボルトを支持させ、このボ
ルトを締結して前記支圧板をダボへ固定したこと
を特徴とするコンクリート型枠用支圧板保持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985103817U JPH0331535Y2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985103817U JPH0331535Y2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6211611U JPS6211611U (ja) | 1987-01-24 |
JPH0331535Y2 true JPH0331535Y2 (ja) | 1991-07-04 |
Family
ID=30976732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985103817U Expired JPH0331535Y2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0331535Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720326U (ja) * | 1981-06-01 | 1982-02-02 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6083708U (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-10 | 上田 勝 | Pc鋼材定着用凹入部の成形用型枠 |
-
1985
- 1985-07-08 JP JP1985103817U patent/JPH0331535Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720326U (ja) * | 1981-06-01 | 1982-02-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6211611U (ja) | 1987-01-24 |
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