JPH0331486A - 表面デザイン金属板及びその製造方法 - Google Patents

表面デザイン金属板及びその製造方法

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JPH0331486A
JPH0331486A JP16555689A JP16555689A JPH0331486A JP H0331486 A JPH0331486 A JP H0331486A JP 16555689 A JP16555689 A JP 16555689A JP 16555689 A JP16555689 A JP 16555689A JP H0331486 A JPH0331486 A JP H0331486A
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JP
Japan
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mirror
metallic plate
small
metal plate
face
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JP16555689A
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English (en)
Inventor
Akira Kubota
昭 久保田
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Mishima Kosan Co Ltd
Original Assignee
Mishima Kosan Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F1/00Etching metallic material by chemical means

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) 本発明は例えばステンレス鋼板等の如く、建築物内、外
装材として用いられる金属板に対し、今迄得られなかっ
tコ様な独特の質感を与えてその機能性を高めたデザイ
ン金属板及びその製造方法に関するものである。
(従来の技術〉 ステンレス鋼板をはじめ各種金−属(合金を含む)板が
建築物の内、外装材として用いられる様になって久しい
が、これらの金属板をある程度の広さを何するパネル、
ビル外壁として用いる場合には、それが無地であれば金
属自体が持つ冷たさあるいは無存在感が前面に出される
為に味気ないものとなる。近年これらの金属板をそれが
用いられる場所とマツチする様にデザイン化しようとい
う動きがあり、化学エツチング法やシルク印刷法により
金属板表面に所望する絵画その他の図柄を付す方法が試
みられている。
化学エツチング法は、例えば金属板がステンレスff4
製である場合は、FeCj、3液を用い梨地面を得る方
法であるが、この方法では対象ステンレス鋼板それ自体
の特性や履歴によって決まる梨地面しか得られず、又均
−な梨地面を得るには20μm以上の彫込みを必要とし
長時間を要する。彫込みが浅いと結晶粒界が現れて亀の
子状の反射強度の異なる濃淡梨地が現れるのである。従
ってこの化学エツチング法−は処理が煩雑な割には、一
意的で強いトーンの単調なデザインしか表現出来ないの
である。
又シルク印刷法は、金属板とは別体のインクを用いる為
に、インクの経年変化等の問題もある。
〈発明が解消しようとする課題〉 本発明は鏡面仕上げされた金属表面が有する鏡面として
の特性は活かし、かつ各種バラエティに富む表面模様を
持つデザイン金属板及びその製造方法を提供する乙とを
目的とするものである。
く課題を解決する為の手段〉 上記本発明の目的は、次の如き手段を採用することによ
り達成出来る。即ち、鏡面を呈する表面の所要部所に、
化学エツチング処理による腐食部と、多数の扁平状凹面
から成る小鏡群とを形成せしめたこことを特徴とする表
面デザイン金属板であり、その製造方法としては鏡面を
呈する金属板の表面所要部所に対し、プレス加工あるい
はガラスビーズ等の小球を媒体とするショツトブラスト
法により多数の扁平状凹面から成る小鏡群を形成する第
1゛工程と、同第1工程を経た金属板の表面所要部所を
化学エツチングする第2工程との組み合わせからなるこ
とを特徴とする表面デザイン金属板の製造方法である。
金属板の鏡面仕上げは、その金属の種類によって多少の
違いはあるが、ある一定値以下の面粗さにその表面が仕
上げられている事が必要であり、ステンレス鋼板の場合
では光の波長の約174以下、即ち大体0.15μm以
下の面粗さを必要とすると言われている。これ以上の粗
さとなれば反射光は乱反射分が多くなり所謂梨地状とな
るのである。本発明ではこの様に面粗さをある一定値以
下に平滑に仕上げられ鏡面状態を保有する金属面に、通
常の化学エツチングによる腐食部と共に、それ単独とし
ては扁平な凹状を構成する様な小鏡を多数形成させ、該
凹面鏡の光学的特性である拡大特性あるいは狭視野特性
という各種特性を活用し、金属板それ自体に通常の化学
エツチング部の外観と、後で詳述する小鏡群の独特な外
観の双方を具備させることで、各種バラエティに富んだ
表面状態を持たせようとするものである。なお本発明の
小鏡は、それが必ずし−も光学でいう厳密な意味での凹
面鏡に限らず、放物面鏡でも、更にはその他の形状であ
っても要は凹状に窪んだ形状であればよい。
本発明の金属板は、金属板表面全域に上記腐食部あるい
は小鏡群を形成する事もあり、又その一部にある模様を
現す様な状態に形成する事もあり、その形成方法は化学
エツチング処理については、浸漬法、塗布法、噴射法等
あらゆる方法が、又小lI群の形成については単独小鏡
の大きさに応じプレス加工やショツトブラスト法を採用
するものである。ここでプレス加工とは何らかの抑圧部
材を用いて押圧するものであるが、例えば超音波振動等
を利用し徐々に押圧する様な方法もある。
〈作用) 以下本発明のデザイン金属板及びそ製造方法について詳
述する。
各種の鏡面仕上げされた金属表面を化学エツチング処理
すれば、そのエツチングの度合いによっても異なるが、
一般に凹凸状の所謂梨地面と称される腐食部が得られる
。゛この梨地状の腐食部は、ある程度(20μm以上)
の深さを有し、しかもその凹凸面形状はランダムで゛あ
るので該腐食部へ当射した光は乱反射し、どの方向から
見ても大体−様に観える。
一方ある凹面鏡の前方焦点より十分に遠方から光を当射
する場合、光の当射角度やその凹面鏡を観る人間の位置
によっては、第1図(A)、 CB)。
(C)に示す様に、明る(観える部分(白地)と、暗い
部分(斜線地)とが各種態様を取る。この様な凹面鏡が
平面鏡上面に点在する場合は、凹面鏡の明るく観える部
分は、平面鏡部分より以上にその反射光は集光されてい
るが為に、より以上に輝いて観え、結果的には、中間程
度の明るさの平面鏡部に明るく輝く凹面鏡部(白地)や
暗い凹面鏡部(斜線地)が点在する事となり、例え′ば
第2図に示す様な模様が観測され、この凹面鏡の直径が
1〜3+uiの場合には水玉を散りばめた様な模様がw
AiltlIされたりする。
次に比較的大きな直径(301位)の凹面鏡が形成され
た金属板の場合の例を用い、第3図の場合の様に、その
金属板が屋内にあり、屋外の物体を該金属板に写して観
る場合は、平面鏡部では光は正反射をし第3図中矢印で
示す様に反射して人間の眼に入るので、物体が正しく観
えるが、凹面鏡部では反射光は拡散されるので、ぼやけ
てしか観えず、その事自体でもある幾何学的模様を構成
すると共に、屋外の物体あるいは建屋それ自体が僅かに
揺動すれば、その様態が凹面鏡の縁部で増幅拡大され、
既習に対しては実に優雅な感じを与えるものである。
即ち、本発明の小鏡はそれが凹状の鏡である為に、ある
方向からの入射光は拡散されはするもの一定まった方向
へ反射するという規則性を有しており、上述の梨地状腐
食部がランダムな粗面でどの方向から観ても同じ様に観
えるのとは異なり、観る方向、距離によってが様々な変
化をなすのである。
本発明の小鏡単独の形状については、特に限定される事
はないが、本発明者の種々の実験の結果、主としてデザ
イン面からの型性ではあるが、その深さ:直径の比が、
1:20〜100位の超扁平状凹面鏡が好ましく、その
大きさについては、直径が数lOμm〜数10mm位が
実用上からも製造技術上からも好ましい事が判明した。
以上、通常の化学エツチングによる腐食部と、小鏡群の
外観の差違につき述べたが、本発明のデザイン金属板は
、その双方を具備しているので、対象金属板の用途ある
いはそこへ付す図柄の内容に応じその両者を適宜形成す
れば、付されtこ図柄の中である部分はどの方向からで
も観え、他の部分は観る方向によりその強度が変化した
りあるいは全く観えなかったりするのである。
次に本発明方法についてt!が、上記した如く、化学エ
ッチジグ処理も小鏡群形成処理も特にぞの具体的手法に
限定される事はないが、その順序については小鏡群形成
を第1工程とし、次いで、隼・2工程たる化学エツチン
グ処理を行う事が重要、マある。即ち、小鏡群はそれを
構成する個々の鏡が扁平状で深さも小(十数μm以下)
であるので、この小鏡群を形成した後でも化学エツチン
グ処理に先立って必要なレジストインク(あるいはレジ
ストフィルム)を装着してもそれらの保護性能を損なう
事はないが、逆即ち先に化学エツチング処理をし、その
後に小鏡群を形成しようとすれば小鏡群形成に先立ちレ
ジストインク(あるいはレジストフィルム)を装着して
も、化学エツチングで彫られる深さが大で、かつそのコ
ーナ一部が鋭敏な為にインクあるいはフィルムの付着が
不完全で保護性能が損なわれるからである。
〈実施例〉 以下本発明をその実施例を示し乍ら詳述する。
ステンレス鋼板の表面を鏡面仕上げをし、その上面に、
耐ビーズプラスト用のレジストインクによりス・クリー
ン印刷で、楽器ホルンの図柄部のみを残し耐プラストレ
ジスト 照射により該皮膜を硬化させた。この様に耐プラストレ
ジスト皮膜処理を施したステンレス鋼板の全面に、1個
の凹面鏡直径が30〜40μm,深さが約1μmとなる
様なガラスビーズを、シνットブラストし、数%アルカ
リ水溶液(40〜50℃)に浸漬し耐プラストレジスト
皮膜を除去した。次いで上記ホルンの図柄の背景となる
べき部分に数本のけい線状図柄部のみを残す様に耐化学
エツチングインクをスクリーン印刷し、紫外線を照射し
該インクを硬化させ耐化学エツチング皮膜とし、それに
対し、40%塩化第二鉄溶液(40〜60℃)に浸漬し
、約25分間静置し、水洗後、数%アルカリ水溶液(4
0〜50℃)に浸漬し耐化学エツチング皮膜を除去した
。その後水洗し乾燥させて製品とした。
得られた製品に対し、ライトを前方左右両側から照射た
ところホルンの図柄もけい線の図柄も明確に観えた。但
しその美観は、ホルンの方がギラギラとした.強いトー
ンの梨地状であり、観る方角により敏感にその様子が変
化したのに対し、けい線の方はどの方向から観ても−様
なや−弱いトーンであった。次いでライトの一方を消し
たところけい林は殆どその様子が変わらなかったが、ホ
ルンの方は極度に輝度が低下し薄暗くしか観えず、これ
また観る方角により敏感にその様子が変わった。
〈発明の効果〉 以上述べて来た様に、本発明によれば、化学エツチング
処理によって形成される梨地面の光学的な純感性と、多
数の小鏡群部分の光学的な敏感性との両面を具有してい
る為に従来にない各種のいわば動的デザインを創成する
ことが出来る。そして小鏡群部分は、対象金属板の特性
やその履歴とは無関係に様々な調子の表面状態を形成出
来る即ち形成する小鏡の大きさ、深さあるいはその密度
を部所により変化せしめる事で強弱さらにはそれを連続
的に変化させるグラデージ欝ン効果等を任意に発現出来
るものである。更にはある角度から観た場合には、小鏡
の存在を確認出来ない、即ち観えないという現象がある
為に移動しながら本発明の金属板を観た場合は、小鏡に
より現わした図柄が消えたり、あるいは急に現われたり
するという特異な効果がある。そして本発明のデザイン
金属板は、印刷法等の様に金属表面に他の物質が置かれ
るのではなく、金属表面それ自体が変形しているのであ
るから全体的に鏡としての機能は失う事なく、シかも経
年変化もな(長期的に安定しているという特徴もある。
【図面の簡単な説明】 第1図(A)、 (H)、 (C)はそれぞれ本発明の
凹面鏡を異なる方向から観た場合の各種態様説明図、第
2図は同ある凹面鏡群の一態様説明図、第3図は同屋内
から屋外の物体を写して観な状態の説明図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.鏡面を呈する表面の所要部所に、化学エッチング処
    理による腐食部と、多数の扁平状凹面から成る小鏡群と
    を形成せしめたこことを特徴とする表面デザイン金属板
  2. 2.鏡面を呈する金属板の表面所要部所に対し、プレス
    加工あるいはガラスビーズ等の小球を媒体とするショッ
    ト・ブラスト法によって多数の扁平状凹面から成る小鏡
    群を形成する第1工程と、同第1工程を経た金属板の表
    面所要部所を化学エッチングする第2工程との組み合わ
    せからなることを特徴とする表面デザイン金属板の製造
    方法。
JP16555689A 1989-06-27 1989-06-27 表面デザイン金属板及びその製造方法 Pending JPH0331486A (ja)

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JP (1) JPH0331486A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5383514A (en) * 1992-06-12 1995-01-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vacuum casting apparatus
US5979834A (en) * 1997-05-02 1999-11-09 Falbel; Gerald Spacecraft solar power system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5383514A (en) * 1992-06-12 1995-01-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vacuum casting apparatus
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