JPS63283863A - 金属化粧板の製造方法 - Google Patents

金属化粧板の製造方法

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JPS63283863A
JPS63283863A JP11610487A JP11610487A JPS63283863A JP S63283863 A JPS63283863 A JP S63283863A JP 11610487 A JP11610487 A JP 11610487A JP 11610487 A JP11610487 A JP 11610487A JP S63283863 A JPS63283863 A JP S63283863A
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JP
Japan
Prior art keywords
metal
opening pattern
resin film
metal substrate
shot
Prior art date
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Pending
Application number
JP11610487A
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English (en)
Inventor
Katsumi Makino
克己 牧野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、金属化粧板の製造方法、特に金属のエツチ
ングによる化粧板の製造方法に関するものである。
C従来の技術〕 第18図〜第24図は従来の金属化粧板の製造方法を示
すもので、図中、(1)は金属基板、(1a)は模様部
、(lb)はエツチング凹部、(2) は上記金属基板
(1)の表面に形成されるレジスト膜、(2a)はその
s光s、 (2b)は非感光部、(3)はフィルム、(
3a)はフィルム(3)に所望の形状、パターンで形成
された透光模様、(4) は紫外線灯、(5)はレジス
ト膜(2)を除去するための薬剤で、通常は重クロム酸
塩等の強酸が用いられる。
次に、従来の金属化粧板の製造方法について説明する。
まず、第18図に示すように金属基板(1)を用意し、
その表面に、第19図に示すようにレジスト膜(2)を
形成する。そしてその後、第20図に示すようにレジス
ト膜(2)の表面に、所望の形状、パターンの透光模様
(3a)を有するフィルム(3) を形成する。
次いで、第21図に示すようにフィルム(3)の表面か
ら紫外線灯(4)を用いて紫外線を照射する。
すると、透光模様(3a)の部分のみが紫外線を通すの
で、レジスト膜(2)の透光模様(3)に対応する部分
のみが感光し、この部分が感光部(2a)となるととも
に、他の部分が非感光部(2b)となる。
次いで第22図に示すようにフィルム(3)を除去した
後、第23図に示すようにレジスト膜(2)除去用の薬
剤(5)を噴霧する。すると、第24図に示すように感
光部(2a)はエツチングされずに模様部(la)とし
て残り、非感光部(2b)はエツチングされてエツチン
グ凹部(lb)となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記のような従来の金属化粧板の製造方法では、エツチ
ングに重クロム酸塩等の強酸を使用するため、その廃液
処理に特別な装置を必要とし、コスト高となるという問
題があった。またエツチング凹部(lb)は、その表面
の凹凸が肉眼で見て艶消し状となり、汚れ易く清掃し難
いという問題があった。また化粧板の質感は、エツチン
グなしの部分と、エツチングした全艶消し部分との2つ
しかなく、単調であるという問題もあった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、廃液処理設備を要せず大幅なコストダウンが可能
となるとともに、金属光沢を残したエツチング面が得ら
れ、その金属光沢の割合も容易に変えることができ、ま
た汚れ難く清掃し易いエツチング面が得られる金属化粧
板の製造方法を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明に係る金属化粧板の製造方法は、金属基板の表
面に、所望の開口模様を有する樹脂被膜を形成するとと
もに、この樹脂被膜の開口模様部分に、丸みのある粒子
をサンドショットして金属基板表面をサンドショット加
工し、その後樹脂被膜を除去し、次いで上記樹脂被膜の
形成、サンドショット加工、および樹脂被膜の除去を、
開口模様の形状および位置を変えて所望回繰返すように
したものである。
〔作用〕
この発明においては、金属エツチング面の形成が、サン
ドショット加工により行なわれ−る。このため、廃液処
理等の公害対策を要せず、大幅なコストダウンが可能と
なる。またサンドショット加工には、丸みのある粒子が
用いられているので、金属光沢を残したパール調のエツ
チング面が得られ、粒子の粒度な変えることにより、金
属光沢の割合を変化させることができる。またサンドシ
ョットによるエツチング面は、表面がなめらかであるた
め、汚れ難く清掃し易い。
〔実施例〕
第1図〜第8図はこの発明の第1実施例を示すもので、
図中(11)は表面に金属鏡面部(lla)を有する金
属基板、(12)はこの金属基板(11)の表面に形成
されるマスキング用の樹脂被膜、(12a)はこの樹脂
被膜(12)に所定のパターンで形成された円形の開口
模様、(13)はサンドショットノズル、(14)はこ
のサンドショットノズル(13)から上記開口模様(1
2a)部分にショットされる細かい丸みのある粒子で、
通常は粒径が100μの粒あるいは粒径が50μの粒と
 100μの粒とを混ぜたものが用いられる。(15)
はこの粒子(14)のショットにより金属基板(11)
表面に形成されるエツチング部で、金属光沢を20%程
度を残したパール調のエツチング面となっている。(1
6)は上記エツチング加工の後に金属基板(11)の表
面に形成されるマスキング用の樹脂被膜、(16a)は
この樹脂被膜(16)の上記開口模様(12a) と異
なる位置に所定のパターンで形成された方形の開口模様
、(17)は上記サンドショットノズル(13)から上
記開口模様(16a)部分にショットされる大きい丸み
のある粒子で、通常は、゛粒径が250μの粒あるいは
粒径が200μの粒と 500μの粒とを混ぜたものが
用いられる。
(18)はこの粒子(17)のショットにより金属基板
(II)の表面に形成されるエツチング部で、金属光沢
を60%程度残したパール調のエツチング面になフてい
る。 次に、この実施例による金属化粧板の製造方法に
ついて説明する。まず、第1図に示すように表面に金属
鏡面部(lla)を有する金属基板(11)を用意し、
その表面に樹脂被膜(12)を形成する。
次いで、第2図に示すようにサンドショットノズル(1
3)からの細かい丸みのある粒子(14)を、樹脂被膜
(12)の開口模様(12a)部分にショットして第1
回目のサンドショット加工を行なう。そしてその後、樹
脂被膜(12)を除去する。すると、第3図に示すよう
に金属基板(11)表面の上記開口模様(12a)に対
応する部位に、金属光沢を20%程度有するエツチング
部(15)が得られる。
次いで、第4図に示すように金属基板(11)の表面に
樹脂被膜(16)を形成する。その後、第5図に示すよ
うにサンドショットノズル(13)からの大きい丸みの
ある粒子(17)を、樹脂被膜(16)の開口模様(1
6a)部分にショットして第2回目のサンドショット加
工を行なう。そしてその後、樹脂被膜(16)を除去す
る。すると、第6図に示すように金属基板(11)表面
の上記開口模様(16a)に対応する部位に、金属光沢
を60%程度有するエツチング部(18)が得られる。
しかして、金属基板(11)の表面には、異なる柄で異
なる金属光沢の割合を有するエツチング(15) 、 
(18)と、エツチングされないで金属鏡面部(lla
)がそのまま残された部分とが形成されることになり、
従来のものに比較してより繊細な金属化粧板が得られる
また上記各エツチング部(15) 、 (4a)は、丸
みがある粒子(14) 、 (17)を用いたサンドシ
ョット加工により形成されるので、第7図および第8図
に示すように各エツチング部(15) 、 (18)が
、金属光沢を残したパール調のエツチング面となり、高
級感が得られるとともに、廃液処理等の公害対策を要し
ないため、大幅なコストダウンが可能となる。
またエツチング部(15) 、 (18)は、表面が滑
らかなため、汚れ難く清掃し易いエツチング面となる。
第9図〜第16図はこの発明の第2実施例を示すもので
、図中、第1図〜第8図と同一符号は同−又は相当部分
を示す。(19)は金属基板(11)の表面に予め形成
される着色鏡面仕上面である。
次に、この実施例による金属化粧板の製造方法について
説明する。まず、第9図に示すように金属基板(11)
の表面に、着色鏡面仕上面(19)を形成し、その後、
細かい丸みのある粒子(14)と樹脂被膜(12)とを
用い、第10図に示すように上記第1実施例と同一の方
法により第1回目のサンドショット加工を行なう。そし
てその後、大きい丸みのある粒子(17)と樹脂被膜(
16)とを用い、第11図に示すように上記第1実施例
と同一の方法により第2回目のサンドショット加工を行
なう。これにより、金属基板(11)の表面には、第1
2図に示すように着色鏡面仕上面(19)がそのまま残
された部分と、細かい丸みのある粒子(14)を用いた
エツチング部(15)と、大きい丸みのある粒子(17
)を用いたエツチング部(18)とがそれぞれ形成され
、従来方法による化粧板に比較してより繊細な金属化粧
板が得られる。
ところで、上記エツチング部(15)は、細かい丸みの
ある粒子(14)を用いて形成されるため、第13図に
示すようにそのショット面はやや滑らかで光沢が20%
程度残った面となり、また上記エツチング部(17)は
、大きい丸みのある粒子(17)を用いて形成されるた
め、第14図に示すようにそのショット面は滑らかで光
沢が60%程度残った面となる。
そして、いずれのエツチング部(15) 、 (17)
も、従来方法によるエツチング凹部(lb)に比較して
表面が滑らかとなり、汚れ難く清掃し易い面となる。
これを例えば、角ばった粒子を用いた場合には、第15
図に示すように角ばった粒子(20)によりショット面
(21)は打砕かれて着色鏡面仕上面(19)が削り取
られ、金属基板(11)の素地面がそのまま現われるこ
とになる。そしてその表面状態も、従来方法によるエツ
チング凹部(1b)の表面と同程度の荒い艶消し仕上面
となる。このため、ゴミ等がショット面(21)に付い
て汚れ易くなり、またゴミ等がショット面(21)の凹
部内に入り込むため、汚れを除去し難くなり好ましくな
い。
しかして、サンドショット加工には、丸みのある粒子(
14) 、 (17)を用いることが好ましい。
第16図および第17図は、各樹脂被膜(12) 、 
(16)の開口模様(12a) 、 (16a)の形状
および位置を変化させて形成される化粧板の仕上例をそ
れぞれ示す。
なお、上記各実施例では、サンドショット加工を2回行
なう場合を示したが、3回以上行なうようにしてもよい
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、サンドショット加工に
よりエツチング面を得る乾式方法を採用しているので、
湿式方法を採る従来方法と異なり、廃液処理等の公害対
策が不要となり、大幅なコストダウンが可能となる。ま
たサンドショット加工に丸みのある粒子を用いているの
で、金属光沢を残したバール調のエツチング面が得られ
、粒子の粒度を変えることにより金属光沢の割合を容易
に変化させることができる。このため、より繊細で高級
感のある金属化粧板ガ得られる。また丸みのある粒子を
用いることにより、エツチング部の表面が滑らかとなる
ので、汚れ難く清掃し易い金属化粧板が得られる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図はこの発明の第1実施例による金属化粧
板の製造方法を手順に従って順次示す説明図、第7図は
上記製造方法において細かい丸みのある粒子を用いて形
成されるエツチング部の状態を示す金属基板の部分拡大
断面図、第8図は同様の大きい丸みのある粒子を用いて
形成されるエツチング部の状態を示す金属基板の部分拡
大断面図、第9図〜第12図はこの発明の第2実施例に
よる金属化粧板の製造方法を手順に従って順次示す説明
図、第13図はこの製造方法において細かい丸みのある
粒子を用いて形成されるエツチング部の状態を示す第7
図相当図、第14図は同様の大きい丸みのある粒子を用
いて形成されるエツチング部の状態を示す第8図相当図
、第15図は角ばった粒子を用いた場合のショット面の
状態を示す第13図および第14図相当図、第16図お
よび第17図は樹脂被膜の開口模様を変化させてサンド
ショット加工を行なった場合の金属化粧板の仕上例をそ
れぞれ示す説明図、第18図〜第24図は従来の金属化
粧板の製造方法を手順に従って順次示す説明図である。 (11)・・・金属基板、  (12)、(le) −
・・樹脂被膜、(12a) 、 (16a)・・・開口
模様、(13)・・・サンドショットノズル、(14)
 、 (17)・・・粒子、 (15) 、 (18)・・・エツチング部、(19)
・・・着色鏡面仕上面。 なお各図中、同一符号は同−又は相当部分を示すものと
する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属基板の表面に所望の開口模様を有する樹脂被
    膜を形成する第1工程と、上記樹脂被膜の開口模様部分
    に丸みのある粒子をサンドショットして金属基板表面を
    サンドショット加工する第2工程と、上記樹脂被膜を除
    去する第3工程と、上記第1乃至第3工程を開口模様の
    形状および位置を変えて所望回繰返す繰返し工程とから
    なることを特徴とする金属化粧板の製造方法。
  2. (2)サンドショット加工は、粒度の異なる複数種類の
    粒子を同時に用いて行なわれることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の金属化粧板の製造方法。
  3. (3)サンドショット加工は、ショット毎に粒度の異な
    る粒子を用いて行なわれることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の金属化粧板の製造方法。
  4. (4)金属基板の表面には、予め着色鏡面仕上面が形成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第
    2項又は第3項記載の金属化粧板の製造方法。
JP11610487A 1987-05-13 1987-05-13 金属化粧板の製造方法 Pending JPS63283863A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5881455A (en) * 1993-05-19 1999-03-16 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method of fabricating through-holed wiring board
JP2014133908A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Kurimoto Ltd 鋳鉄管のブラスト処理装置

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