JPH0331134A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JPH0331134A
JPH0331134A JP1162718A JP16271889A JPH0331134A JP H0331134 A JPH0331134 A JP H0331134A JP 1162718 A JP1162718 A JP 1162718A JP 16271889 A JP16271889 A JP 16271889A JP H0331134 A JPH0331134 A JP H0331134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
roller
elastic roller
voltage
polarity
Prior art date
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Pending
Application number
JP1162718A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Saitou
斎藤 裕伸
Nobuyuki Kume
信幸 久米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP1162718A priority Critical patent/JPH0331134A/ja
Publication of JPH0331134A publication Critical patent/JPH0331134A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、帯電像を利用した複写機等に用いられるシ
ート搬送装置に関する。
(従来の技術) 従来、複写機等の画像形成装置においては、シート(転
写紙〕を転写工程で、帯電させ、感光体上に形成した現
像画像をシート上に転写するとともに、定着工程の定着
ローラ、加圧ローラで加熱、加圧して現像画像をシート
に定着させる構成となっている。上記作動中、シートは
定着ローラから分離される際に静電気を帯びるとともに
、その後冷却されるため、定着後の搬送路のガイド部材
の形状、及び現像剤の伸びによってカールしてしまう。
従って、定着後のシートをそのまま搬送したのでは、帯
びている電荷(+3KV〜+10KV程度)及びカール
によって搬送路の途中で周辺部材に静電吸着してしまっ
たり、引っ掛る等の搬送不良が発生するばかりでなく、
画像形成装置外へ排出した際の積載性がよくないため、
通常はシートの搬送路に次のような手段を設けてシート
の除電及びカールの矯正を行なっている。
・カールの矯正 ■シートを一対の屈曲ガイド内を強制的に通過させたり
、■弾性ローラと剛性ローラによってシートをあるニッ
プ量を持って挾み込むとともに、シートにカール方向と
は逆の方向に変形を与えて矯正する。
・除電 ■低電気抵抗のSUS繊維や炭素繊維をブラシ状に束ね
た物をシートに接触させ、シートと繊維間で自己放電を
発生させることにより、シートの電荷を逃がす。■また
、鋭利な鋸状の歯先を形成したプレート状、もしくは、
針状突起を持つ除電針、あるいはタングステン線を設け
、これに交流電圧又はシートの帯電極性とは逆極性の直
流電圧を印加することによりコロナ放電を発生させ、発
生したイオン電荷によりシート上の電荷を電気的に中和
させる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のものは除電手段とカール矯正手段
とを別々に設けているためシート搬送路の構造が複雑化
し、 (a)製造コストが上昇する。
(b)シートの搬送不良が発生し易い。
(C)メンテナンスが面倒である。
という問題があった。
この発明は上記課題を解決するだめのもので、シートの
除電とカール矯正とを構造の簡単な単一の手段で行える
ようにし、製造コストの低減は勿論、シートの搬送不良
が発生しにくく、しかもメンテナンスを容易に行い得る
シート搬送装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためこの発明は、面方向にカールし
、かつ電荷を帯びたシートが通過する搬送路を挾む位置
に、導電性の弾性ローラと、この弾性ローラに圧接する
絶縁性の剛性ローラとを回転自在に配置するとともに、
上記二つのローラがシートを挾んだ際に、弾性ローラに
交流電圧及び/又はシートの電荷極性とは逆極性の直流
電圧を印加するように構成したものである。
(作 用) 上記構成に基づくこの発明の作用は、弾性ローラと剛性
ローラとに挾まれた搬送路中のシートには、カールとは
逆方向の変形が加えられる。また、導電性の弾性ローラ
に交流電圧及び/又はシートの電荷極性とは逆極性の直
流電圧が印加されると、シートと弾性ローラとの微少間
隙でコロナ放電が行なわれ、形成された電気イオンがシ
ートに付着してその電荷を中和する。
(実施例) 次に、この発明を添付図面に示す実施例に基づいて説明
する。
第2図は、本発明を適用した画像形成装置Aの全体構成
を示し、この画像形成装置A上には原稿搬送系及び光学
系とからなる読取手段Bが設けられている。また、1は
像担持体、2は像担持体1上の潜像を現像する現像器、
3は像担持体1上の画像をシートとしての転写紙P上へ
転写するとともに、シー)Pを像担持体1から分離する
転写・分離帯電器である。4はシート搬送手段、5は転
写紙P上の現像剤を転写紙Pへ定着させる定着器で、定
着ローラ9及び加圧ローラ10が配置されている。更に
、画像形成装置Aの側面には、シートとしての転写紙P
を収納したカセッ)D、F及びトレイG、ユニットHが
設けられている。
上記定着ローラ9.加圧ローラ10の搬送方向下流側に
は、搬送される転写紙Pを、排出部50に連通ずる排出
搬送路50aか、又は両面搬送部7に連通ずる搬送路6
のいずれか一方に導くフラッパ13が設けられている。
なお、8は再給紙部である。
第1図は、定着器5の定着ローラ9.加圧ローラ10及
び搬送路6近傍の拡大正面図である。
定着ローラ9.加圧ローラ10と、排出搬送路50aと
の間にはフラッパ13を隔てて搬送ローラ対12が設け
られているとともに、転写紙Pを定着ローラ9かも分離
する分離爪11が設けられている。両面搬送路7に連通
ずる搬送路6は絶縁性のガイド部材14によって形成さ
れている。
また、搬送路6を挾む位置には、低電気抵抗の導電性を
有する弾性ローラ16と、この弾性ローラ16に対して
図示しない付勢手段により圧接した(第5図の矢印Y方
向)絶縁性の剛性ローラ15とが、軸15a、16aに
よって回転自在に保持されている。この弾性ローラ16
は、例えばゴムに銅、アルミニウムのような低抵抗の導
電性の微粒子を分散して満足することができる。更に、
特に図示していないが、弾性ローラ16には交流電源及
び直流電源が接続されており、搬送される転写紙Pに対
して、交流電圧及び/又は転写紙Pの電荷極性とは逆極
性の直流電圧を印加することができる。
なお、第3図において、18は軸15五に取付けたコロ
で、このコロ18はイ・Jflj手段による剛性ローラ
15の圧接量を規制し、弾性ローラ16とのニップ量を
一定範囲に保つためのものである。
次に、φ22 m mの弾性ローラ16及びφ12mm
の剛性ローラ15を用い、転写紙Pの搬送速度を約30
0 m m / s e cに設定した実施例の作用を
説明する。
まず、図示しないスタートボタンをONすると、読取手
段Bによって図示しない原稿の読み取りが行なわれ、そ
の投影光が均一に帯電されている像担持体lに露光され
て静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器2内に
収納した現像剤(後述)によって可視化され、定着部に
至る。この動作に同期してトレイG、カセッ)D、F又
はユニッ)H内のうちのいずれかの転写紙Pが転写部に
導かれる。
ここで、前記現像剤は転写分離帯電器3によって電荷を
付与した転写紙P上へ転写されるとともに、転写紙Pは
シート搬送手段4によって定着器5へ向けて搬送される
。転写紙P上の現像剤は定着ローラ9と加圧ローラ10
によって転写紙Pに定着され、分離爪11に1よって転
写紙Pは定着ローラ9から分離される。この時転写紙P
が定着ローラ9との強い密着からはがされるため、静電
気を帯びる。さらに、搬送ローラ12.フラッパ13を
通り転写紙Pは搬送路6へ搬送される(第1図)が、こ
の時転写紙Pは冷却され、ガイド部材14の形状の影響
、及び現像剤2oが伸びることによって、転写紙Pは第
4図に示したような湾曲したカール形状を呈するように
なる。更に、転写紙Pは弾性ローラ16と剛性ローラ1
5との間に送られる。剛性ローラ15は第5図に示した
ようにY方向に伺勢されているため、転写紙Pのカール
とは逆方向の変形を与えることとなり、そのカールが矯
正される。これと同時に、弾性ローラ16に第6図のよ
うな正弦波交流電圧、又は転写紙Pの帯電極性(正極性
)とは逆極性(負極性)の直流電圧(図示しない)を、
給電ブラシ(図示されていない)等により印加する。す
ると、転写紙Pと弾性ローラ16との極小間隙間にコロ
ナ放電が発生し、それにより形成された負極性イオンが
転写紙Pへ付着し、転写紙P上の正極性電荷を電気的に
中和させ除電が行なわれるとともに、両面搬送路7へと
搬送されることとなる。
上記実施例において、弾性ローラ16に印加する電圧は
、正弦波形交流の場合Vpp=8KV〜10KV、マタ
直流の場合−4KV 〜−3KV程度が効果的で、除電
後の転写紙Pの電位は±300V以内に抑えることがで
きる。また、コロナ放電を効率よく行なうため、弾性ロ
ーラ16の電気抵抗は102〜108Ω・cm程度が適
当で、また、カール矯正を効率よく行なうため、硬度は
アスカ−硬度20’〜40°程度が適当である。従って
、」−記印加電圧は電気抵抗に対応して最適な値を選択
する必要がある。
第7図は正弦波の交流電圧と、転写紙P上の電荷とは逆
極性の直流電圧(負極性)とを同時に弾性ローラ16に
印加した実施例を示している。上記実施例においては、
定着ローラ9から分離する際に発生する転写紙Pの帯電
極性は正極性に偏っていたため、発生するイオンの極性
をどちらかに偏らせると一層の効果が得られる。そこで
第7図に示すように交流(正弦波)に負極性の直流電圧
を印加したところ、交流(正弦波)のみの場合と同様の
除電効果が得られた。その時の電圧は(AC(7)Vp
p=6KV)+ (DC=−2KV) であり、交流電
圧を下げることができる。
第8図は矩形波のduty比(正極性の波形の時間幅a
を1周期すで割ったもの)を変化させた実施例を示して
いる。矩形波を使用すると、前記正弦波と同様な効果を
得るのにVPPを小さくすることが出来る。また、この
ように、duty比を小さくしてゆくと、前記のように
交流電圧に直流電圧を重量した時と同じ効果が得られる
。おおむねその時のduty比は30%〜10%であり
、交流電圧VPPは6KV程度である。
以上のように、交流に負極性の直流電圧を印加したり、
交流の波形を矩形波にしてduty比を小さくすること
で負極性電流を増やすことにより負極性イオンの発生を
促進できるため、交流電圧の電位を上げることなく転写
紙Pの除電効果が得られる。そのためリークの発生も抑
制でき、電源の負1 荷も小さくすることができる。
なお、上記実施例においては、弾性ローラ16及び剛性
ローラ15を、両面搬送路7に連通ずる搬送路6に配置
しているが、排出部50に連通ずる排出搬送路50aに
配置してもよい。
(発明の効果) この発明は以上のように構成したものであるから、導電
性の弾性ローラと絶縁性の剛性ローラとの間に搬送され
たシートは、剛性ローラの圧接によるカールの矯正と、
弾性ローラに印加される交流電圧及び/又はシートの電
荷極性とは逆極性の直流電圧の印加による除電とを、簡
単な構造の単一手段によって同時に行える。
従って、■製造コストを低減できる、■シートの搬送不
良が起きにくい、■メンテナンスが容易である、という
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は定着ローラ、加圧ローラ及び搬送路の近傍を示
す正面断面図、第2図はこの発明を適用した画像形成装
置の全体構成を示す正面断面図、 2 第3図は弾性ローラと剛性ローラの斜視図、第4図はシ
ートのカール状態を示す拡大断面図、第5図は弾性ロー
ラと剛性ローラとの間にシートが挾まれた状態の正面断
面図、第6図は交流電圧の波形図、第7図は交流及び直
流電圧を同時に印加する際の波形図、第8図は矩形波の
交流電圧のduty比を変化させた場合の波形図である
。 符号の説明 6・・・搬送路     15・・・剛性ローラ16・
・・弾性ローラ  P・・・転写紙(シート)偽 第4 i>’+。 第 図 74度■ 特開平3−31134(6)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)面方向にカールし、かつ電荷を帯びたシートが通
    過する搬送路を挾む位置に、導電性の弾性ローラと、こ
    の弾性ローラに圧接する絶縁性の剛性ローラとを回転自
    在に配置するとともに、上記二つのローラがシートを挾
    んだ際に、弾性ローラに交流電圧及び/又はシートの電
    荷極性とは逆極性の直流電圧を印加することを特徴とす
    るシート搬送装置。
  2. (2)弾性ローラの電気抵抗が、10^2〜10^8Ω
    ・cmである請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. (3)弾性ローラの硬度が、アスカー硬度 20゜〜40゜である請求項1に記載のシート搬送装置
  4. (4)交流電圧は、シートの電荷極性とは逆極性側の通
    電時間の方が長いものである請求項1に記載のシート搬
    送装置。
JP1162718A 1989-06-27 1989-06-27 シート搬送装置 Pending JPH0331134A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1162718A JPH0331134A (ja) 1989-06-27 1989-06-27 シート搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1162718A JPH0331134A (ja) 1989-06-27 1989-06-27 シート搬送装置

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JPH0331134A true JPH0331134A (ja) 1991-02-08

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ID=15759969

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JP1162718A Pending JPH0331134A (ja) 1989-06-27 1989-06-27 シート搬送装置

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JP (1) JPH0331134A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7385352B2 (en) 2003-10-01 2008-06-10 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel having initial discharge inducing string
US20120099911A1 (en) * 2010-10-21 2012-04-26 Mark Cameron Zaretsky Concurrently removing sheet charge and curl
CN105270890A (zh) * 2014-07-17 2016-01-27 柯尼卡美能达株式会社 纸张输送装置、图像形成装置以及图像形成系统
JP2020169071A (ja) * 2019-04-01 2020-10-15 コニカミノルタ株式会社 用紙搬送装置および画像形成装置

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US20120099911A1 (en) * 2010-10-21 2012-04-26 Mark Cameron Zaretsky Concurrently removing sheet charge and curl
CN105270890A (zh) * 2014-07-17 2016-01-27 柯尼卡美能达株式会社 纸张输送装置、图像形成装置以及图像形成系统
JP2020169071A (ja) * 2019-04-01 2020-10-15 コニカミノルタ株式会社 用紙搬送装置および画像形成装置

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